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2012/10/09

オリガ三様(そのいち)

Ca3k0291

 6日、神奈川県民ホールのテラスから。

 しかし暑い。まだ半袖Tシャツで歩いてますよ。さすがに窓は夜中に閉めるようになったけど、昨日までタオルケットで寝てたしな(←今日洗った)。ほんとに10月なのか。

 さてと。どこからいけばいいのか。

 小出さんのオリガはいちばん、オネーギンとの共犯関係が強かったような。ある意味、オリガにしては聡明そうに見えてしまうんだな(かといってタチアーナという気もしないんだけど)。オネーギンといっしょになって、ちょっとレンスキーをからかってるだけなのよ、という(←3階から見てたのであまり自信はない)。

 好きなオリガは高村さんで、まあそこは多少にヒイキもあるんだろうけど( ̄▽ ̄)。三人のうちではいちばん軽はずみな感じといいますか。お姉ちゃんの読んでる本を取り上げて横取りしちゃうような振る舞いがいちばん似合う。まあ自分はひねくれて育った「次女」なので(笑)、あの場面は「うるわしい家族愛」というよりも、オリガの「あたしは自分のドレスは自分で縫ってるのに、おねーちゃんはいつも本読んでばっかり」みたいな気持ちが透けてみえる方が好きだったりするんですな。「名の日」の場面のオリガって、そういう鬱屈もあるんだと思うんですよ。パーティもきれいなドレスもかっこいい男の子も大好きで、ちょっとばかり虚栄心もあって、お母さんの「こういう立派な紳士に申し込まれてダンスをするのよ〜♪」みたいな話に楽しくノっちゃう。いや、この二人は本当にそっくり親子ですな。

 佐伯さんのオリガは、1幕はオリガにしてはちょっとおしとやかすぎるかなー、と思ったのですが。レンスキーとのラブ度はいちばんだったかな? このままかわいい「お嫁さん」になって、地主兼詩人の「おかみさん」になって、たいした不満もなく(でもちょっとダンナを尻に敷いたりしつつ)人生を送りそうな。おねーちゃんにちょっと意地悪してみるような振る舞いが今ひとつ似合わない、仲良し家族という感じで。それがオネーギンの毒牙にかかってあんなんなっちゃうとわっ( ̄▽ ̄)(←ある意味いちばん面白いオリガではあった)。

 ということで次号へ。

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