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2012/10/18

1幕2場。

 さてと。1幕2場はいよいよ「鏡」ですが。

 その前の友佳理さんのタチアーナの一人の場面。「初恋のドキドキ」感は横浜の方が割り増しだったかなー。東京の方がちょっと引っ込み思案だったかも。美佳さんの方が「夢見心地」だったような気がしますが、友佳理さんの方は最後(幕前)の不安感をやや残したようにも思えたり。乳母とのやりとりも好きなんだけど、その後の、枕ぽんぽんしてあっち向きこっち向きしながら「眠れるわけないじゃないのよー」というのも結構好きなんだなー。

 で、お手紙書きの続き。書いてるうちにどんどんノっていっちゃって、どんどんその気になっていくのがおかしかったのは、初演の田中さんがいちばんだったなーなどと思い出したり。今思うと、いろんな場面で「果敢」というか、「攻め」のタチアーナだったような気が(また見たいなー)。

 かながわ県民ホールは文化会館よりも間口が狭いのか、壁(大道具の)が斜めになって、鏡も客席に対して水平ではなかったような。その鏡に向かって手を這わせるタチアーナとその鏡像。その後ろから

  キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!!!

 タチアーナが鏡に描いた「くるくる」は魔方陣だったのか、あんたいったいどこの悪魔召喚したんだっ(≧∇≦)!

 ……って、アドレナリンあがりますわなー。衣装のレンタル元が違うので、初演の時とはまた違った印象……というよりは、ご本人の悪魔度があがったんだろうな、やっぱし。
 横浜の方があまやかでしたねー♪ どっちが悪魔的かはともかく。いや悪魔じゃないんだけど、原作でいうとマモノ集会的な場面にあたるんだろうから、まあいいや。もう1場の段階で黒矢印の尻尾は見え隠れしてたんだし(←初演の時は2幕まで隠してあったような)。

 踊りは前回よりスムーズなところ、軽くやらかしてるようなところ、様々でしたが、友佳理さんの脚が以前よりもシャープになっていて、それまでの不安を吹っ飛ばし、ちょっと内気だった少女が大胆になり、恋に有頂天になっていくその高まりを存分に(あるいは必然的に)感じるPDDでした。オネーギンの手を自分から取ることもできなかった子が、両腕を広げられ、あるいは上下に構えられれば、勇猛に飛び込んでいきますよ。木村さんは元々プレパレーションを長めに取る方だとは思いますが(どうなのかな)、上下に構えた頭上の指がふるぅっと開くだけでもう(≧∇≦)ってなっちゃいますからねぃ。

 疾走感は東京の方が。全体に、横浜はちょっと東京での疲れが抜けきらなかったかな? と思うところもありましたが……っていうか、リハ見学会の段階で「今からそんなに身体絞(れちゃ)って(・_・)!」というくらいだったし、公演が始まるとどんどん薄型化していくのはいつものことなんだよなあ……。

 しかし、後半のアントルラッセはどれも高さもあって美しくて、特に後脚の美しさときたら……(ノ_-。) いや、泣かなくてもいいですけど。

 そうして悪魔が身を翻して鏡の中に去って行き、1幕がようやく終わったのでありますよ。

 

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