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2012/10/31

半月ぶりですが、2幕です。

 1幕が終わってから半月開いちゃったよ! 前回はこちら

 つことで、オネーギン、ようやく2幕です。タチアーナの名の日のお祝い。最初は下手での乳母と高橋爺のやりとりから。
 つか、前日のラリーナ邸からの帰り道、高橋さんと氷室ックは玉手箱でも拾ったんですな。そんで、二人で開けちゃったんだよ……( ̄▽ ̄)。氷室ック、なんでそんなに爺が似合うんだ。
 実は、ぢぶんは演技面でいちばん奥深いものを持っているのは、氷室さんではないかと思っていたりするんですよ。時々底知れないブラックさを感じたりして。若い人が年寄りの演技をすると、大体前のめりになりがちなんですが、氷室ックの後ろへの重心のかけかたが、ぎっくり腰経験者なら「あれだ!」と思うアレだったりして、いろいろと面白かったですよ。メガネをふきふきして、オネーギンをためつすがめつしながら「やっぱ、わしゃアレは好かん」なんてやってるのを見てたら、いろいろ見損ねかけちゃったよ。

 青年団がさまざまに女の子たちの尻に敷かれるエピソードなどがありまして、オネーギン登場。舞台上手のタチアーナに挨拶をし、軽くワルツ。いや、そういうところがよくないんですが、彼にとっては「社交辞令」のうちなんだな。しかし、老人たちの不躾な目にさらされてるのに気づいて、そっけなくタチアーナを押しやる。

 初演の時に比べると、この辺りは「いらだち」というよりは「そっけなさ」というか、冷たさの方が前に出てたかな? と思ったりもしますが、老人たちの「初めての闖入者」に対するむき出しの好奇心がよりパワーアップしたのか(笑)、オネーギン自身の「居所のなさ」はくっきりとしてきたような。初演でも、カード台は彼の「安全地帯」であったわけですが。

 さて、周囲に人がいなくなったところで、手紙の返却です。イメージとは逆に(?)、美佳さんの方が天然というか、無邪気に「いいえ、それはあなたのよ」という感じでしたが、友佳理さんは、さっきつれなくされたことで、そもそもしょんぼりです。夢の中のオネーギンのように、あまやかでもなければやさしくもない。勢いで出したラブレターを突っ返されて、いたたまれなくなって泣き出してしまう。で、オネーギン、切れる、と( ̄▽ ̄)。

 なんといいますか。初演のオネーギンって「若かったんだなー」とちょっと思いましたよ。木村さんが、というよりオネーギンが(←もちろんそこは不可分なんだけど)。タチアーナも無神経な無遠慮さ丸出しで、オネーギンがぶち切れるのがよくわかったんですが、オネーギンもそこはいろいろとむき出しになってて、その分「わー、ひでぇヤツだなー(≧∇≦)」という気がしましたが、今回はむしろ表面が冷たいくせにイラチだからコワイ。タチアーナの受け取り拒否まではそこそこ礼儀正しかったような気がするのに、泣き出しちゃった時の切れ方と、その後のお手紙破りのむしろ事務的な感じに、「わー、心底ひでぇヤツだなー(≧∇≦)」と……ってやっぱり「(≧∇≦)」なのか。おい。

 一度切れたらあとには退けませんのよ。どこかで憂さ晴らししないと。つづく。

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