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2012/10/16

つけたりからさらに。

 続きです。

 今回、少女時代のタチアーナについては、友佳理さんは前回に比べるとずいぶんおとなしめというか、内気な感じであったと思うのだけど、そこらはどうなんだろうなあ。美佳さんは「夢子さん」であったけど。初演のときは、いかにも「田舎娘」っぽい(という言い方もなんだかなあ)無遠慮さというか、空気の読めなさというか、それでいていきなりお姉ちゃん風吹かしちゃったりとか、ああこういう振る舞いがオネーギンをいらだたせるんだよなあという、ある意味非常に説得力のあるタチアーナだったりしましたが、今回はそういった面が薄れてた気がする。オリガの高村さんのはつらつとした、外交的な妹っぷりとは対照的で、オネーギンとレンスキーだけでなく、この姉妹の互いのコンプレックスなんかも実はあの騒動に一役買ってたんじゃないかなー、などと思いましたよ。実際、オネーギン/オリガ/レンスキーの疑似三角関係の裏にあるのはタチアーナ/オネーギン/オリガの三角関係でもあるわけだから。

 まあタチアーナとて、オリガがいなくなった鏡の前で、いそいそしてみる程度には「期待」してみてたりするわけで。そこへやってくるのが間の悪いことにオネーギンだったりしますが、彼も彼とて、「こんな田舎でも滞在中の気を紛らわせる程度の女の子はいるだろう」くらいのことは思ってたんでしょうなあ、いきなり鏡をのぞいてみるくらいなんだから(←この時はまだ多少愛想がいいし)。その前にレンスキーにオリガを紹介されて「なんだよ、このこのお( ̄▽ ̄)」なんてして、そのうえオリガは高村さんだし(←そこか)。それがまるでマモノでも見たみたいに逃げられちゃうんだから、そりゃ面白くねぇわなあ。

 てなことで、すっかりタチアーナには悪印象を持ったオネーギンですが、逆にタチアーナにはどきどきが残ってしまうという、そのまんまで二人で庭歩き。
 なのにオネーギンの方はといえば、時々タチアーナがいるのを忘れちゃって、そのくせ「お前がちゃんとついて来ないのが悪い」って顔してますからねえ。ひどいわー( ̄▽ ̄)。東京ではずっとそれの繰り返しでしたが、なぜか横浜では1回だけ忘れてたことを思い出したらしくて、「あ!」てな顔で取りに戻ってましたが。 

 ま、たちの悪いことに、大概マモノってのは魅力的に見えたりするんですよ。だって周りの男の子たちに比べたらもう格段にオトナですから(見た目は)。しかし相手は「オレ以外は全部バカ」「悪いのはオレ以外のヤツ」なんだけど、これがまたパッと見、厭世的でニヒルに見えちゃったり、見えちゃったり、見えちゃ……ったりするんですよ。若気の至りってヤツは。

 続く。


 【ぐち】やれやれ。おとついのエントリを見ながら「そんな」にかかる上の文がないじゃん、書いた記憶はあるのにー、と思ったら、ココログの入力画面仕様変更でバグったhtmlコマンドを置換してる間にワンパラグラフ落としてたのに今日気づいたーという 。・゚・(ノд`)・゚・。。なんとか今日のところに入れ込んだけど、粗末な記憶装置しかないぢぶんの頭から復元するのは大変だったよぅ。くそおココログめ……(ちなみにバグの件は解決できてると……思う。たぶん)。


 

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