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2012/12/29

キエフちょこっと

 いろいろ書きかけですが、今年最後の舞台はキエフの「ジゼル」でした。フィリピエワとマトヴィエンコ。オーチャードの3階上手バルコニーは、ジゼルを見るにはうってつけかもー。

 前半は、頭の悪いハンスと、今ひとつはっきりしないアルブレヒトと、忠義心のかけらもないウィルフリードという男どもの間で、ジゼルがひときわ薄幸そうであったような。ハンスとアルブレヒトの両方に人望がなさすぎて笑っちゃったよ。ハンスがアルブレヒトの剣をジゼル→ジゼルのおっかさん→村のみんなに見せて回るのに、誰も感心もびっくりもしてくれないし。ウィルフリードはまるでアルブレヒトのこと、かまってくれないし! 狂乱の場であんなにアルブレヒトガン無視のウィルフリードは初めてだなあ。若さまなんだから、もう少し面倒みてやれよ!

 フィリピエワはね、もうかわいかったですよ。そんな男どもの間で、頼れるのはおっかさんだけなんだなあ(ノ_-。)。狂乱の場での、真っ暗な中で自分の行き場を失って混乱するさまが切ない。
 2幕の、最初の復活のソロもよかったけれど、ミルタたちの前での最初のPDDで、ウィリからだんだんにジゼルに戻っていき、ようやくアルブレヒトと心がつながるような(そしてその瞬間にウィリたちが、見たくないというように顔を背ける)場面がいちばん感動的であったかな。

 2幕の薄い青緑がかった装置と照明がきれいでした。背景に沼(というより湖だな)が描かれていたので、「これにヒラリオン(←ハンスです)が突き落とされるのだなっ ( ̄▽ ̄)」とワクワク。したら、かなり早い音でヒラリオンが捌けて行ってしまったので「あれ? 今、突き飛ばされてないし、逃げてった?」と思ったら、しばらくしてちゃんと紗幕の向こうに出て来て、くるくる回って沼方向に倒れてゆきました。ヤッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 ……ですが、紗幕の向こうで、しかもかなり端っこの方だったせいか、1階で見ていた友人が二人とも気付かなかったらしいので、ヒラリオンマニア(いるのか)の方は、心してチェックしてくださいまし。捌けていったからって、安心しちゃだめだお。

 てなわけで。

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