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2013/01/31

これもくらげ。

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 発光するのが結構いましたねー。上の緑色のは、発光クラゲではなくて発光非常口ですが。

 通り過ぎていった高校生くらいの男の子たちが、「たらみだろ、たらみ!」って話してて、長崎だなあ( ̄▽ ̄)と。

 たらみじゃないけど、売店にこんなのありましたよ。

 「飲むゼリー ジュレくらげ」

 買わなかったですけどね。重そうだったし。いかにも「増粘多糖類」っぽいなあ。というか、こんなとこにも秋山仁……。
 

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2013/01/30

くらげ

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 クラゲです。見りゃわかりますな。何クラゲかは聞かないでー。
 佐世保の水族館「海きらら」にて。思ったより派手ではなくて、しかし工夫されたなかなかいい水族館でありましたよー。水族館も変わりつつあるな。

 


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2013/01/29

ちょこっと山海。

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 これだけ見てもどこだかさっぱりわかりませんが、小倉です。
 北九州芸術劇場では、山海塾新作の「うむすな」の日本初演2日めと、アフタートークを見まして。トークの終了がよくわからなかったので遅めのフライトを取ったんですが、それでも夕飯を取る時間はなかったなあ。まあけちらずに、特急に乗ればいいんですどね(笑)。

 以前十市さんが「ベジャールの型」について「ベジャールの1番」とか「2番」とか、クラシックの「型」になぞらえて作ってみていましたが(ずいぶん前のトークショーの時)、山海塾にも「天児メソッド」的なものがあって、やっぱり「天児の1番」みたいな型があるのかなあと、そんなことも思ってみたり。古典の型、ベジャールの型とこの1週間ばかり舞台を見ながら考えていたこともあるのですが、蝉丸さんを見てるうちにそんな考えもふわふわと。

 いやー、アンサンブルが、すたたたたっっ! と走り込んできたその先頭に蝉丸さんが立つとテンションあがるなー( ̄▽ ̄)。ちょうどアレですね、「ギリシャ」の「若者」が後方中央から走り出してきて、その中央にK村さんがいるときと同じ感じで。アドレナリンの分泌量はともかくとして。

 それと多分長谷川さんだと思うんですがー(←久しぶりなので、個体識別はできてるのに名前を忘れ直しているという……)。カテコの時にいちばん上手側にいた。天児さんから蝉丸さん、市川さんときてその隣の。前回の公演の時も彼が「スゴイ!」と思ったんですが、今回も「スゴイ!」と。頭の形まで含めて完璧なフォルムというか(←剃髪してるので、頭の形も重要)。見飽きないわー。

 ……「坊主Days」で、お母さんが「この子はいずれ剃髪するから」って、赤ちゃんのときにずっと「頭の形がよくなりますようにー」ってごろごろ頭を転がしてた話なんかもちょっと思い出したりして( ̄▽ ̄)。

 そして今回も市原さんのカテコぐーぱーが可愛かったりしたのでありました。東京では2階からも見るぞー(決意)。


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2013/01/28

ちょこちょこと

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 ギリシャならぬ佐世保の海。佐世保港の方ではなく、九十九島のパールシーリゾートの方です。天気悪かったんで、海がきれいじゃないですが。悪かったも何も、雪降ってたし。むかーしダンナと来たときには遊覧船に乗りましたが、なんぼなんでも寒すぎるので今回は見送り。あれ、いつだったかなあ。福岡から、今はなき特急シーボルトに乗ったのは覚えてるんだが。


 アクロスさんに、福岡公演の写真が載りましたー(こちら)。下の方です。クリックしても大きくならないよ……orz。フェイスブックに載せて…… (ノ_-。)。渡辺さんも美しかったけど、おじさんも美しかったからね。うんうん(←いわずもがなだけど一応言っておく)。そういえば、渡辺さんの衣装は美佳さんのと同じ東バ仕様の薄い水色のだったけど、水香ちゃんのはボンまで白で水色のあしらいだったな(【追記】写真の方は削除されたみたいです。アンケートからの方は残ってます)。

 「テーマ」は05年に水香ちゃんと高岸さん、07年の時に美佳さんと高岸さんで見てるんだけど、全然覚えてませんでした( ̄▽ ̄)。ほら、07年は「カルメン」の例の玉突き人事で、木村さんの回が全部高岸さんに変更になったりとかいうショックもあったりしたし。そのときの「くうううーーーーー」という気分もあって、福岡まで行っちゃったんですけどね。一生に一度しか見られなかったらツライじゃないか。
 だから本当に、見られてよかったです。一回じゃ足りなかった。二回でも足りないけど、それはどうしようもないからねぃ。ラストの肩乗せ、上げ足りなかったかな? と思ったのですが、翌日の高岸さんもあの角度で、あとで二種類ほど同じ場面の写真を見たけど大体あれくらいの角度だから、あれでそれほど間違ってなかったってことのような気も(←ファンのくせに信じてないな−)。

 高岸さんも(身体的な)貯金の多い人だなーと思うわけですが。今回、「テーマ」に限って言えば……というわけでもないように思うんですが、最後のパートの男性群舞の先頭で踊る時に、「リーダー感」といいますか、「率いてる」ニュアンスが薄かったなー、というのがちょっと意外でして。後藤さんには元々希薄だし、木村さんはどちらかといえば豊富(日本語が変)で、高岸さんは古典になると薄めになるのがデフォのようには思いますが、エチュードなんかだともう少しあるような。ふむ。テクニックとか主役オーラとかとはまた別個のニュアンスなんですけどもね。
 「リーディング・ソリスト」というものを、文字通り「リードする(牽引する/率いる)」とするならば、宮本さんにそういう力が出てきたなーと思ったりもいたしましたです。
 

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2013/01/27

かえりました。

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 なんとか帰りました−。どどーん。どこじゃこれは。


 ちょっとハードに予定を組みすぎました。そういうつもりはなかったんだけど、根がせっかちなうえに、軽い遅刻恐怖があるので(あんまり軽くもないのかなー)、突っ走っちゃ半端な空き時間を持てあますという繰り返しで、しかも手軽に入れるサテンのたぐいがほとんどない場所だとほんと疲れる。もう若くないなー。当たり前だけど。

 今回の行程表です。
 羽田→福岡空港→太宰府→アクロス→福岡泊→パールリゾート→アルカス→福岡泊→小倉城→北九州芸術劇場→福岡空港→羽田。ふー。小倉城は中に入る暇はなかったですけども。

 キャストは、福岡のテーマが美佳さん→渡辺さん(渡辺さん→奈良さん)に、佐世保のハサピコが美佳さん→川島さん、パ・ド・セットが吉川さん→沖さんに変更。美佳さんも長引いてますが、吉川さんはケガなのか、日程調整なのか。ハサピコは、美佳さんがドンジョを降りた時点で、キャストにあがってる奈良さんが来るかと思ったのですが、まさか川島さんが来るとは! すっごくよかったですよー。木村さんとの相性もよくて、これは意外。渡辺さんも期待以上でした。二人のデビューを担当した木村さんもお疲れ様でした。弾くんのギリシャデビューも上々。すごいな。若者は小笠原+岡崎で、これもよかった! 東京で見られなかったのは残念だけど、小笠原娘で木村役人の最後を飾れたのは嬉しかったしな……。
 スプリング・アンド・フォールは、男性ソリストのうち平野さんが踊っていたパートを宮本さん。すごい気合いというか、もう真ん中でいいじゃん? と思いましたですよ。

 ハサピコの弾+奈良組と、はだしの宮本+河合組がまだ出てませんが、弾くんのスケジュールからすると、ハサピコの方は仙台のみになりそう。はだしの方はどこで出てもおかしくない感じ。

 まだ半分も終わってない今回のシリーズですが、梅さんののび方がすごいです。どうしたんだ、何があったんだ(←失礼な)。梅さんと宮本さんの気合い。なんか面白くなってきたよ−ヽ(´▽`)/。田中さんのテーマデビューを見られないのが心残りだなあ。

 

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2013/01/26

下部温泉

 まあ鳥ばっかりでもなんですんで、正月の下部温泉なども。

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 わかりにくいですが、岩からではなく、ツルからつららがたれてます。


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 1日はお天気もよく。遠くの山って本当に青く見えるんだよなあ。

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2013/01/25

すーずーめー

 不忍にいるのはカモとカモメばっかしじゃござんせん。

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 スズメ。こいつも大量に。なんとなく頭上の辺りが、やーかーまーしーいーーー、と思ったら大概こいつらです。これも弁天堂の脇。

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 位置関係がわかりますかね? 

 レポ待ちの方(3人くらいはいるだろう)、申し訳ありません。いろいろばたばたなんで、もうちょっと待ってくださいましーー。


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2013/01/24

ちょこっとギリシャ

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 ギリシャの踊りについては、毎回同じ事を書いてる気もするけど、やっぱり「娘」のパートを踊る乾さんが大好きなのーヽ(´▽`)/……と。

 「はだしPDD」初役の梅さんと、「若者PDD」初役の岡崎さんと、まだちょっといっぱいいっぱいなところもあるけど、フレッシュだ。梅さんと美佳姫でもまた違った感じになるだろうなあ。岡崎さんと氷室ックとか。「はだし」も佐伯さん、高村さんが抜けて、新しい人が欲しいところだけど、しばらくは上演がないかな。

 「若者」の群舞は、リーダーの高岸さんのフォルムがどうしてもぢぶんの思うところと「ちがう(`Д´)」んだよなあ。むしろ梅さんの方がちゃんと型になってるような……(←多分ラインが似てるから)。で、久しぶりに群舞を堪能してみる。梅さんにもう少し強さがあれば真ん中になあと思うけど、あれが持ち味のような気もするし。

 そんなわけで、ハサピコも久しぶりにバックの方を堪能したりして( ̄▽ ̄)。というか、杉山くんがきれいでさー。ベジャールというよりクラシックになっちゃってるような気もしなくもないんだけど、20日はすっごいきれいでしたよー(←それなりに波はある)。永田くんもだな。キャラクテール多いし、芝居もすごく面白いんだけど、踊る方も見たいよなあ。木村さんが出てる時はついついそっちに気を取られるけど、ハサピコの6人のバックの踊りは結構面白いんだよね。若手から中堅にあがるステップ的な位置のような気もするし。……いや、十分中堅なんですけどね、安田さんとか杉山くんとか永田くんとか。

 「テーマとヴァリエーション」の最後、女子がわらわらわらわらと出てくるところに、二階堂さんがいないとちょっと寂しいのだった。自分、いつの間にそんなことに。

 もう福岡からツアーが始まりますが、美佳姫の具合はどうなのかなあ。とりあえず変更のお知らせはないみたいだけど。九州は大変でも横須賀に間に合ったりするかしらん。無理はしないで欲しいですし、木村さんとのテーマも見たいし(←前回見損なってる)。いやしかし、福岡完売だそうですよ。やたーっヽ(´▽`)/。
 

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2013/01/23

てっぺんカモメ

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 これも19日の不忍。三羽カモメ。しかしまあ、カモメといえば。

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 もうホントに、おまいらどんだけそゆとこ好きなんだよ、と。

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 てっぺんにあぶれて地面にいるのも。生息地に「てっぺん」とか入れていいんじゃないかと思う勢い。

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2013/01/22

カモカモカテコ。

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 19日の不忍。弁天さまの脇のあたり。もうカモカモカモ……。大概は、オナガとカルガモとキンクロですが、オオバンやハシビロ、マガモも来てます。ユリカモメはボート池側に多くて、なんとなく分離。というより、休日のボート池はカモが泳ぐには危ないからか。餌も蓮池の方がありそうだし。写真はクリックすると大きくなります。

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 「女の子座り」っぽいオオバン。最初に上野で見た時はびっくりしたけど、上野での越冬もすっかり定着したみたい。カワセミも定着するかな。

 どうでもいいけど「女の子座り」ってヤツね。あれ、そういう名前なんだなあ。ぢぶんは右足首の向きがちがってついていて正座ができないので(あの方向に曲がらない)、若い頃はよくあんな座り方をして男の子たちに不気味がられてました( ̄▽ ̄)。今は大概あぐらです。

 残業がオセオセで頭カラッポなので、ちょっとだけ。

 20日の役人のカテコ。木村さんが前に出るときに、ばさばさになった髪を両手で「くっ」とオールバックにまとめ直しながら出てくるんだけど、あの顔をあげた瞬間に、「役人」から木村さんに戻ってくるのが好きなんですよね。前回もそうだったけど、あれももう見られないんだなあ……。
 一通り挨拶が終わったところで飯田監督から木村さんに花束贈呈。前日の小林さんもびっくりしてたけど、木村さんが本気で「オレに?!!」みたいにびっくらこいていて、ええまあぢぶんもびっくらしましたけど、いや本当に嬉しそうに抱きかかえて、客席に投げキスを。小林さんのと同じ(多分)赤いバラで、赤のリボンに佐々木さんのお名前が入ってました。木村さんにあれが来たの、初めて見たような気がするよ……。

 ……でまあ、さすがにもらった花束を「娘」の小笠原くんに捧げて手にキスをしたりはしなかったです(^▽^)。というか、されても困るよなあ(←つい余分なことを思いつく)。


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2013/01/21

全国ツアーのチラシなど

 週明け早々がっつり残業で疲れた……。
 
 つことで、金曜から始まるツアー(タフだな−)のところをぐるっと回っていろいろ見つけてみました。

 福岡のアクロスのニュースは、先月号でガラの特集。水香ちゃんのミニインタビューが出てました(こちら)。

 佐世保の劇場のニュース(こちら)。いいなあ、これ。主役の写真が違うけど。これはまた別のペーパー。これの下の方にも。バックナンバーは見られないのかな? そして佐世保だけあって、たかたとSSKなんだなあ……。

 帯広のはこんな。これはチラシの裏表がちゃんと読める。バナー的なものが、チラシを切りつづめたために、木村さんと美佳さんの脚になっちゃってるけどな。ちなみに一行は70名。
 で、拡大したチラシの下の方にありますが、ここはバイオマス発電を使ってるんですね(こちらに帯広市の施策が)。バイオマス発電だと大体木質か畜フンだと思うんですが、いわゆる「地産地消型電力」として小規模バイオマスはもっと進められるべき、というのが自分の持論だったりしますが。震災直後は、「ガレキ」を木質バイオマスとして使うための推奨施策を林野庁(だったかな)が打ち出したりしてたんですけど、まあそれも原発事故でぱあになったのか、その後を聞かない。
 まあ「開拓130年」てのがアレだけどもなあ。帯広、友人がいるんだよなあ。寒中見舞いに「最近イイ男いる?」って書いてきてたから、「イイ男、行くよー」とか返信しておけばよかったかな? 彼女によれば、今は連日零下20度近いそうですよ。寒いというより痛そうだな……。

 波切はその手のものは見つからなかったんですが、クラスレッスンの見学会がついてるようです(こちら)。いいなあ。

 みやぎ生協さんについては、指をくわえて見てるしかないんですが(笑)、こちらです。ガラのプログラムによると高岸さんがボレロのキャストに入ってますが、よその会場は水香ちゃんと後藤さんで回しているようなので、ここに入るんでしょうか。

 横須賀も、センター辺りの席はざくっとなくなってますが、サイド席を取るときは、どこのプレイガイドで取るにしても、劇場のサイトの空席状況(こちら)で見え具合を確認した方がよいです。「バーチャル劇場案内」や「座席表」ではなく、「空席状況」からだと、「どれくらい見えないか」「手すりがじゃまか」がちゃんと書いてあります。

 ……ついでというか。良太くんの次の(?)舞台が5月にあるようなので、気になる方は検索を〜。

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2013/01/20

とりあえずドンジョから

 さて、盛りだくさんのガラ公演、東京公演2回が終了。何から書けばよいのやら。やっぱ幕開けの「ドン・ジョバンニ」から?

 前回見たのがいつで、誰が何を踊ってたのか、もうどんどん忘れてるんだけど、2010年のが直近かな。ニコラのボレロの時。
 その時からすると、1ヴァリのトリオが総取っ替えで、3ヴァリの高木さんと伝田さんは初役? 高木さんはその前にやってたんだろうか(←初役だと思うと3回くらい前にやってたりするんですよね)。5ヴァリに予定されてた田中さんは3ヴァリで、逆に高木さんは5ヴァリだったんだなあ。2ヴァリの矢島さんが多分初役? 

 という具合に入り乱れつつ。

 初日は、初日の1演目めということもあって、暖まるのにちょっと時間がかかったかも。阪井さんの2ヴァリも、2ヴァリはちょっと固いかな? もう少しはつらつでもいいかな? と思いつつ、後半の総踊りの中でのヴァリはのびのびしててよかった! 2ヴァリは元々佐伯さんのイメージが強くて、小柄な人が踊るような気がしてたんだけど、矢島さんが踊るとまた印象が違う。カワイイよりも華やかな感じ? 
 3ヴァリの小さい方(←ヒドイ言い方だな)。岸本さんはあんまり演技で印象に残るタイプではないけど、健闘、というところ。踊りはカワイイんだけどな。コミカルさでは河合さんに一日の長というか、むしろ河合さんはこういう役の方が印象に残る。むっつり女王の方との身長差がもう少しある方がおもしろいような気はするなあ。伝田さんが面白くなってきたよ。

 1ヴァリはなんとなく森さんが印象に残ってたんだけど、今回はなくて残念。初日センターが川島さんで、冒頭っからこんなに踊るんだったかな? と改めて思っちゃった。川島さん・河谷さん・沖さんのイメージがばらばらなのに1組? って思ったけど、これが案外面白かった。考えてみれば白鳥の3羽やシルフのトリオじゃなくて、3人がそれぞれに気を引こうとするわけだから、その方が面白いのかも。

 初日、それまでちょっと温度が上がりきらないなーと思っていたところで、奈良さんの5ヴァリで一気にぱああっと舞台が明るくなったみたい。田中さんの5ヴァリも見たかったなあ。

 6ヴァリは、水香ちゃんのレパートリーの中では好きな役。クラスのお姫さま的な雰囲気で(←女王様というほど上に立ってないというか)、ちょっとしなっとするところもこの役だとイヤミがなくてかわいいし、憧れの君が帰ってしまって、「がーーん!!」っていう大仰さも結構楽しいんだよな。
 美佳さんが降板して、代役は渡辺さん。水香ちゃんが「お姫さま」なら、こちらは学級委員風かな。あるいは「お嬢さま」。冒頭なんかはちょっと周りに埋もれ気味だったりするんだけど、去られてしまう役所なんだから、案外それでもいいのか? ヴァリエーションはやっぱり美しい−。というか、クラシカルすぎるかも? どこか、清潔感があるんですよね。ほかの子たちが男の気を引こうと一所懸命なので、そこにむしろ「特別感」があるのかも。

 吉川さんのシルフはチャーミング。そういえば吉川さん以外でシルフを見た記憶がないような。5ヴァリの後の、「あら、この椅子空っぽだわ!」って、あそこも本当にチャーミングなんだよねえ。ほかでもあれくらい生き生きのびのび演じられると、一皮むけるんだけどなあ。

 全体にはもう少しはじけていいかな? と思うんですよね。東バの女性陣でやれば、かなりがつんときても、いやらしくはならないと思うんですよ。生身の生々しさが出ちゃうと本当にいたたまれない作品になると思うので、楽しく見るためにはその「清潔さ」が欠かせないと、少なくとも自分にとってはそうだな。ハルサイなんかでもそうなんですけどね。

 ドンジョのCDについてはこちら。自分が持っているのはナクソス盤です。

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2013/01/19

ガラ、始まる。

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 公演前の不忍に、びじんさんがいたので激写(^▽^)。

 えーと。期待されている話題はわかってるんですが(多分)、ちょっと切ない気持ちになっちゃってるんで、またあとでね。ほんのちょっとだけ、ツイートしましたけども。いろいろと、木村さんらしかったな。絶好調が続いた後に、気合い入れてやらかしちゃうあたりも含めて木村さんらしかったなー。
 ベジャールの望んだ「クラシックのポジションを几帳面に守ったうえで上品に」という火の鳥(参照するならこちら)でありましたよ。

 一応、今月の「月」は、赤い辺りが火の鳥で、五芒星が役人なんですけどね。ええ、そうは見えないと思いますけども。


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 やたらすばしこく泳ぎ回ってたコイツは何者じゃー、と思ったらハシビロだったらしい。ハシビロって頭が緑って覚えてたのに、キンクロみたいに真っ黒な頭だったんだよ。
 不忍はもうカモとカモメでいっぱいですが、カワセミまでいたよ! ボート池から出て、蓮池の方に飛んでいきました。町中にも増えたとはいうけど、上野にいるとはなあ。びっくし。
 


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2013/01/18

戻りましては。最後に。

 というわけで、もう一つ寝るとガラなんです。ふえーん。カンフェティの稽古場レポ(こちら)は予想通り十市さんの回のキャストですが、プロモしてくれるのはありがたい。弾くんのジークフリートが妙に色っぽくて、「娘もイケる?」みたいな気が一瞬したりして。でも本番はあの衣装(あの頭)なんだよなあ( ̄▽ ̄)。小笠原くんの「娘」も後藤さんのシェフも当たり役だしねえ。そうそう木村さんのは「語る肉体」なのだ。時々饒舌。

 ベジャール版くるみの印象的だったことなどいくつか。

 ディベルティスマンについてはもういくつか書いたんだけども。
 くるみ割りの初演はソ連崩壊以降のことだから、本来的にはあれは「ソ連」じゃなくて「ロシア」なんだろうけど、やっぱり「ソ連」なんだな(笑)。カマトンカチの旗を渡されたビムは思わず振っちゃうんだけど、持って来た人たちは持って帰ってくれないし、みんな順番に持てあまして最後は放り投げられちゃうっていうのが象徴的。ソ連にしても、旗にしても。そして残ったロシアはかつての「大ロシア」ではないわけで。それ自体は悪いことではないけど、感慨はあるんだろうな。
 佐伯さんがようやく「上手くてカワイイ」以上になってきたんだよな。外連味はどちらかというと悪い言葉なのかもしれないけど、見る側へのアピールの仕方というか。踊りに「強さ」みたいなものがくっきり出始めてきたところだったんだよなあ……。欲が出てきたのかな? とか思ったんだけどなあ……。

 葦笛も好きな場面だけど、いやもう松野くんがサイコーでありましたよ。以前猫パンチ受けてたのはナガセくんだったかいねぇ? 花ワルにM…が出てくるのは忘れてました。どんだけ見てなかったんだ、今まで。タキシードのめちゃくちゃ似合う奈良さんに迫力で迫られて、目を回して(←卒倒、というよりは「目を回して」だなあ)倒れたママンを起こすのは、パパの役目……というより、「M」は「ムッシュウ」の「M」なのか。帰り際に「どうもお手数かけまして」「いやいや」とビムと挨拶するのがオカシイんだよな( ̄▽ ̄)。佐藤くんのタキシードが似合うなあ。

 猫といえば、小笠原くんの猫っぷりだなあ。はじけっぷりもよかったし、ちょっとビムに斜すな感じもいい。最後に「M…」と「よかったね」と言い合ったのもつかの間、目の前を過ぎるキューピーのマントにじゃれてしまうんだけど、そのじゃれずにはいられない、じゃれに行く前の「うずうず」感がなかなかでしたよ。

 そして、これも「M…」だったんだなあとしみじみしたのは、雪の場面のアコーデオン。BBL初演であの場面のアコーデオンを弾いたオルネさんは高齢のために日本には来れず、代わりに飯田さんのキューピーが新たに振り付けられたそうだけど、そのオルネさんの場所に「M…」がそっとアコーデオンを置く。それだけなんだけど、ほろりとしてしまいまして。

 ベジャールがちょっとたどたどしい日本語でナレーションを入れるのも、東バの版ならでは。その「思い出すなあ」という声が、そしてビムや「マリウス」に話しかける声が、聞く者みんなをベジャールの「子どもたち」にしてしまう。だから東バの「くるみ(べ)」はあったかいのかもしれないなあ。そこにいつもベジャールがいる。
 舞台のすべてを操る「M…」には、本当は「モーリス」その人も隠れてたのかもね。

 本当の「パパ」はガストン・ベルジュだもんなあ……。

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2013/01/17

戻りましてはのつづき。

 つづきです。

 聖母像に登り詰めるビム。初日の氷室さんはそのくちびるにキスしていたように思います。岡崎くんはそこまでいかないですりすりしてたような。で、走り出てきたM…がたたき落とす。
 ……たたき落としてたように見えましたよ(T▽T)。妖精さんたちの向こうっかわにすかして見るような位置でしたけども。聖母像をたたいて上にいるビムを落とすと、いきなり険しい形相でビムを突き放す。さっきまでの優しいパパはどこー。

 で。あ、あそこは……というのは初日の聖母像のくちびるですが、あそこは「タブー」なんだな、と。あれは父の、というかオットの専有物で、息子が触れてはいけない場所、のように思いました。息子の方は父の逆鱗がどこかもわかんないままにいたぶられてますが。M…のセンターで踊るアレは、「ツマを亡くした男の悶え」なんかなあ……(いやなかなかに狂おしかったです)。たしかファウストの場面だったと思いますが、ビムへのプレゼントの小さな聖母像の包みの前で立ち止まってじっと見つめるのが何度か(2回か3回)あったなあ、と。

 これはまあ「いつもながらに」ではありますが、木村さんが上手いなあと思うのは、こういう場面での群舞との関わりなんですね。なんかよくわからないツリーの群れなんですが、M…が統率してるというか、M…の意思で動いているようにきちんと見える。頭のあたりに固定させてぐるんぐるん振り回すような場面でも、M…の感情の嵐のように見せてしまうんだなー。木村さんの側の「ちょっとしたテクニック」なんだろうとは思うんですけどね。

 ええまあ、自分のアンテナが偏ってるのは棚に上げて。

 父と息子っていうのは、母/ツマをめぐる永遠のライバルでもあるんだな。二人の間がどうにもならないところまできたところで、それを救うために母が聖母像から現れたように思いました。いわずもがなっぽいけど、あれはぱっくりと開いた女陰を持つ子宮なので、逆に息子の領分なんだな。

 しかし、ツリーに囲まれたM…の捌け具合が、タイミング的にはドロッセルマイヤーだよなー(絵的には黄侍と判官ともいう)。

 事前のインタビューで「自分が動かずに周りを動かしたい」とかおっしゃってた割にはずいぶん楽しそうに動き回っていたM…でしたが(そりゃ振付ってものがあるからね)、確かに周りも相当に動かしていたような(笑)。ファウストの場面はかなり顕著だったと思いますが、差し出された猫の手をぺしっ!とはたいて「お前はあっち→」っていうのもちょっとツボ。
 ママンがM…に渡す、ビムへのプレゼントの聖母像から始まる物語は、M…と猫が見守る中でプレゼントをほどくビムで終わりますが、その一夜はM…とママンと猫が共謀してビムに贈ったプレゼントであったように思います。この3者の一体感があったのも、今回が初めてかも。

 そして、1場の最後に「お楽しみはこれからだ」とばかりに踊るM…の黒幕振り落としから、くるみ割りになってみせるラストまで、まるっと「M…」Presentsでありましたよ。
 
 

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2013/01/16

戻りましては、M…。

 早いもので「最後の火の鳥」と「最後の役人」まであと2日。火の鳥だから、何度復活してくれてもかまいませんのよー。って言いつつも、とにかくそれまでに書けるところまで書きます。……見る方が今から燃え尽きてどーするよ。

 というわけで、ベジャール版のくるみです。もう1ヶ月経っちゃったけどな。でも1ヶ月しかかもじゃん( ̄▽ ̄)ギマン。チャコットのDANCE CUBEにも評が出ました。写真は公式FBのとかぶるかな。

 映像でしか見ていないジルはおいておくとして、首藤さん、中島さんと、今回木村さんが3人目の「M…」だったわけですが、いろいろと「目からウロコ」でありました。やっぱりこれは、ある程度キャリアを積んでから(というか年を取ってから)踊るべき役なのかもなあ。

 意外なようで、実は「そりゃそうかも」と思ったのは、首藤さんのときのようなサディスティックな、あるいはエキセントリックな部分がほとんどなくて、どの場面でも基本的には愛情にあふれていたこと。それは冒頭のいすに座ってビムを見守る場面からずっとそうで、クラスレッスンを行うプティパの場面も、どこか飄々として、弟子達にへのまなざしがやさしい。

 「物語」自体は初日の方がわかりやすかったような気もする。それは4人の「家族」のうち、初役なのがM…だけだったというのもあるのかもしれないし、単に初日だったからかもしれないんだけども。
 初日に、ママンがマリンルックで復活し、子ども達と猫がポーズをとって、M…がママンの手にキスをしたときに、ああママンはパパにとっては「妻」なんだなあ、と、当たり前だけど忘れてた(というより今までは思いつかなかった)ことを思いまして。手にそっとキスをして、その手をとってぐるっと舞台を半周もしないくらいなんだけど、たったそれだけでそれはものすごく感じたんですよねえ。子ども達のパパとママではなくて、オットとツマとその子ども達と猫。ある意味で西洋的な枠組みだな。その前のメフィストごっこも、子ども達よりもパパの方が楽しんでたような気がしないんでもないんだけど(あの「わじわじわじわじーーーー」がたまらん( ̄▽ ̄))、あれはやっぱりアレですか、ママンを召喚するための。

 ……召喚される悪魔じゃなくて、召喚する悪魔になっちゃいやんの。

 それはともかくとして。それをちょっと引きづりながら見てて、ようやくクリスマスツリーの場面がわかったような気がしまして。今回、生で見るのは5回目だったんですが、あそこは全然わかんなかったんですよね。まあビムの見る悪夢ってことでいいかー、という。大きくなるのはツリーじゃなくて聖母像だけど、ツリーもいるよね、くらいの。

 半端ですが、残りは明日。
 
 

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2013/01/15

松山のくるみ、最後に。

 どんどんさかのぼります。今度は昨年の12月24日の松山の「くるみ」の話。

 改訂については1月早々に2回ほど書いたので、キャストの方を若干。なんせさー、垰田さんの主演を見るのは初めてだからさー。なんかほら、ちょっと書いとかないと( ̄▽ ̄)。
 そろそろ来るかな? とは思ってたんですけどもね。昨年は清水さんが何度か降板したし、コッペリアのフランツは、踊らなかったみたいだけどキャストには入っていたし、石井さんは当分出てないみたいだし(副総監督に名前は入ったままなので指導専門になったんでしょうか。……っていうか役職がやたら多いとこだなあ)。まあ地方やスクールの公演では踊ってたんじゃないかという気はしますが、その辺は詳しくないのでおいといて。

 予想以上によくて嬉しかったですー♪ 相変わらず、上原きみこの群れの中に大島弓子がひとりという感じですが(←でも作風は当たり前ながら松山)。手足がすらっと長くてラインがきれいなので、刑部さんと二人並ぶと「松山にも新世代の波はくるものだなー」と思ったり。清水さんの王子さまが、少年でありつつ、生まれながらの「選ばれたリーダー」であるのに比べると、ごく普通に「王子さま」ではありますし、壮大な革命話がわりと普通に「ボーイ・ミーツ・ガール」になっていたようにも思いますが、まあそれはそれで。

 くるみ割りから王子の変身は引き抜きを使うんですが(←毎回楽しみ)、ごつい中からぽんとはじかれるように出たときの、「急に明るいところに出たとまどい」みたいなのは今回のコンセプトにかなりあっていたような。舞台マナーがよいので(←松山です)王子さま度が高い。そして雪だの水だのの場面で、クララがお友達と再会して「きゃーヽ(´▽`)/」ってハグして喜び合ってるのに、ちょっとおいてきぼりくらってアワアワしてるあたりがかなり垰田さんでした(笑)。「くららー、ぼくのくららー、まってー」って聞こえてきそうなよ。

 まあ佐藤さんの胸を借りた的な部分もそれなりにあったのかもしれませんが、GPDDのアダージョでは、こんなに丁寧で、相手を気遣うサポートは久しぶりに見るなーと(で、後藤さんと同じところで「おいこらちょっと待て!」ってなったっていう)。力入れすぎて、コーダで若干ルダコ化してましたけども、そのあたりも含めてよかったなー、と。松山の男性全般にいえますが、上半身の動きのきれいさに比べて、後ろ脚の始末が今ひとつではあるんだよな。ジャンプして半回転でアチチュードで降りるときとか。「別れのPDD」はよかったですねえー。

 クララを佐藤明美さんで見るのは初めて。気の強さでいうと森下さん最強なんですが(笑)、佐藤さんもなかなか。スワニルダでもそうでしたが、パがとてもクリア。金平糖のヴァリは特にそうですが、トゥからアテールに降りる1拍なんかがすごく気持ちがいい。うなじのラインがきれいだなー。

 鄭さんのドロッセルマイヤーや、大胡さんのおばあさまも楽しみのひとつ。鄭さんのマントさばきはいつみてもすごいなー。フリッツの境さんもよかったですね。少し反らした背中が品良くりりしい。1幕の最初のPDDから雪の場面に入る時の「荘厳さ」。舞台一面に広がる雪の女王のマントも引き抜きだけど、こういうときの山川さんの場の支配力はすごいな。かっちょええー。雪の群舞は、ここにしてはちょっとばたばた。そういえば花ワルの女性の「あっちむいてこっちむいてもいちどあっちむいて」の連続はヌレエフ系なんだろうか、と今頃気づいたり。ここのトレパックはヒゲダンスだったのを見てから思い出したり。中国はここの衣装が一番好きなんですが、今回は男性の仮面劇風の仮面がなしになってました。

 葦笛で上手い男性がいるなーと思ったら鈴木さんで(笑)、そりゃ上手いわと思いましたが、垰田さんが抜けた分えらい働きぶりでした。兵隊にまで入ってたもんなー。それはアレか、木村さんがフンドシーズに入っちゃうようなもんか。

 最後は例によってクリスマスメドレーつき。中程のキャロルを垰田さんが踊るのもなにやら感慨深い。そんで、ヤックル(トナカイですってば)のロン・ド・ジャンブがカワエエエーヽ(´▽`)/。最後のカテコでの垰田さんの感謝感激っぷりにほこほこでしたー。

 
 

 

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2013/01/14

写真展・飯舘村

 さて、去った13日のことですが、新宿の全労済ホール内のギャラリーで開催されていた、長谷川健一写真展「飯舘村」へ行ってきました。全労済ホール、何年ぶりだ……。

 長谷川さんはご存じの方もいらっさるでしょうが、飯舘村の酪農家で、原発事故から全村避難、そして現在までの記録を撮り続けている方です。今回はその1万枚を超す(!)写真の中から約50点を展示。3月16日に孫たちを避難させてから、家畜の「処分」、酪農家仲間の自死、全村避難、仮設住宅での暮らし、そして除染、ヨーロッパでのデモ、国際会議への出席、12年8月の復興牧場での酪農再開までの日々。

 「かなわないなあ」と思うことはあるわけですよ。当事者にはかなわないな、と。写真そのものは名のあるフォトジャーナリストとかの方が「上手い」んだろうなと思いつつも。
 というよりも、「ああやっぱりナントカさんは上手いな」と考えないことで伝わってくるもの、というべきなのかもしれません。

 今回の場合は「悔しさ」、だと思いました。いわば「写真の行間」とでも呼ぶべきところからのどうしようもない悔しさ。それは長谷川さんという撮り手自身のもので、レンズを構えた「こちら側」にあるような気がしました。もちろん、カメラマンだって自身の怒りや悔しさやいろんな感情を持ちつつ被写体に向かうわけですが、なんというんだろう。長谷川さんの写真を見ていると、ジャーナリストというのはやはり「媒介」なんだな、と思うわけです。(レンズの向こう側の)被写体の持つ感情を写し取るのがフォトジャーナリストだとすれば、(レンズのこちら側である)自分の感情を写し出すのが当事者なのかなあ、と。例えば、孫娘の写真でも、「可愛い子だな」と思うよりも、「ああお孫さん、とっても可愛く思ってるんだろうな」とでもいうような。

 それは昨年見たドキュメンタリー「立入禁止区域・双葉」にも言えるような気がしまして。双葉出身の監督さんが撮った、事故直後の双葉から全村避難へという映画でしたが、その前半の粗っぽさはなんとかならんのかと思いながらも見られてしまうのは、「素材」の力もさることながら、監督の当事者としての怒りがストレート(すぎるくらい)に表出されている、その迫力なんだよなあ。それは「311」の森達也監督らのどこか他人事めいた「とほほ」っぷりとはやはり対極で。

 写真1万枚、動画DVD150枚という、その記録の量をみたときに、自分は阿波根昌鴻さんを思い出しましたよ。阿波根さんは、当事者の写真による運動の記録(証拠としての写真)の先駆けのように自分は思いますが(阿波根さんは写真以外にもなんでもかんでも集めて資料館建てちゃいましたけど)、その系譜に位置づけられるのかもなあ。

 まあそれはともかく、写真について。
 避難の時のお孫さんが最初の写真ですが、来ているジャケットが牛柄なのが可愛いけど切ない。だってもう、酪農はあきらめて、牛も処分しなくちゃならないのが、見ている側にはわかるわけだから。
 収穫されなかった柿の果樹園(?)の雪景色。何か違和感が、と思ったら、柿が鈴なりになったまま残され、葉が落ちて実だけになった光景って、ほとんど見たことがないんですね。柿がなってる時はまだ葉が残っていて、雪景色になる前に収穫するなり、烏が食うなり、落ちるなりして、ひとつふたつ残っているならともかく、鈴なりってことはそんなにないような。
 少しずつ、野生の猿やイノシシに侵入されていく集落を見て、自分が「廃墟写真」が好きじゃないわけがなんとなくわかりましたよ。廃墟そのものよりも、それが「廃墟」になり始める時のことの方を思ってしまうからなんだな。そこでの生活を手放さなければならない理不尽さのようなもの。
 そして、最後にお子さんたちが復興牧場で再び酪農を始めたのには、ちょっとホッとしました。それはまだまだ不確定な要素が多いんだろうとも思うけども、牛を引く長男さんが気になったからさー、また牛の仕事ができてよかったなーと。牛舎の卒塔婆がね。そんなものは「気は心だ」と言ってしまえばそれだけかもしれないけど、処分された牛も、処分に出さなきゃならない酪農家も、実際に処分する人たちも、やっぱり切ないよね。「気は心」でも、そういうものがないとやり切れないかもなあ、と。

 七つ森書館から、今回の展示と同内容の写真集が出たんですが、まだAmazonにも版元サイトにも出てないので。
 「原発に「ふるさと」を奪われて」長谷川さんの著著。


 

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2013/01/13

眠り、最終回。

 とかなんとかいっている間に、公式のお誕生日企画に氷室さんがでたり、虎さんがでたり、宮本さんがでたりとまあ結構忙しく。引地さん、いい写真撮るなあ。宮本さん、こうしてみると端正な顔立ちなんだよな。肺、大丈夫なの? 氷室ックの後ろに聖母像だの赤頭巾の木だの映り込んでて楽しい♪

 あと1週間でガラなので、とにかくそれまでにもろもろ終わらせちゃいましょう。できることなら。

 つことで正月の眠りも最終回です。

 6日マチネは沖オーロラと松野デジレ。2人も前回に続き2度目、前日マチネも踊ったこともあってでしょうか、すっかり役になじんだ感があります。テクニック的には吉川さんの方がと思うところもありますが(そりゃ先輩だからね)、存在感はあるような。ただ、時々水香ちゃんみたいな「しな」が見える気がして、ちょっと気になるかも。目の使い方なのかなあ。印象的な目だけに、使い方次第というか。

 松野くんもこの1年足らずでずいぶんと伸びたなあ。それでもまだ初々しくてですね、野心がなくてナルじゃないナガセくんのような(なんだそれは)。ジュテのラインなんかきれいだよねえ。今「おとぎばなしの王子さま」なら彼だろうな。どうしても「男役」に見えるのも含めて。
 それにしても、中島→ナガセ→松野と、どんどん漂白されていっているような気が。存在感が薄い、というのとも違うんだよな。「ギラギラ」感がないというか、サラサラしてるというか。まあそこも含めて「おとぎばなしの王子さま」なんだと思うけど。あ、ウィルフリード見たいかも( ̄▽ ̄)!

 結局、自分が気になるダンサーって、「うまい」「きれい」も大事なんだけど、それ以上に「この役やらせてみたい!」っていう妄想が浮かぶかどうか、なのかもしれないなあ。

 座席は5日ソワレが1階前方なかほど、6日が下手前方はじっこだったんですが、さすがにマチネの方がお子さん率が高かったような(「子どものための」だからね)。6日はマチネだということもあるのか、自分の周りは「保護者なしの小学校高学年〜中学生」くらいの女の子が結構いたようです(保護者と席がばらけちゃったのかも)。そんで、それくらいの子がいちばん始末に悪いな−、というのは、自分がそうだったからよく知ってるよ、と( ̄▽ ̄)。恥ずかしい知ったかぶりは、大人になってもやっちゃってますけどねー。

 自分はサイドブロックとはいえ中寄り通路に近い方でしたが、それでも舞台の額縁を作ってるカーテンで結構見えなくて(下手奥からヴァリエーションが始まると、最初の3歩くらいが見えない)、まあそりゃA席だからそんなもんなんですが。外側の席の方がうるさいなーと思っていたら、どうやらいちばん端に小柄な子がいってしまって、見えないもんだから「今何が出てきたか」を聞きたがり、それを友達が教え、みたいだったような。小柄だからって子どもクッション(あったのか?)は絶対拒否するようなお年頃だし、こういう座席設定は難しいなあ、と。お子さんに「S席じゃないから見えないのよ」は通用しないよなあ。とりあえず、子どもクッションは目立つところに用意して、アナウンスもするといいですね。あれの有用性を知らない親御さんもいるかもわからんし。「子どものための」といえば、さすがに松山は手慣れてる、という印象が。

 まあ、自分は光藍社の「親子祭り」の常連だったんで、お子さんの無茶ぶりとか慣れてはいるけどなー。ちなみに、美輪さまの舞台ですと、事前アナウンスに「咳をするときはハンカチかタオルで口をおさえるように」というのまであったりするのだ( ̄▽ ̄)。

 というわけで。

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2013/01/12

音楽噴水

Ca3k0371

 埼玉県立近代美術館は、北浦和公園の中にありますが、その美術館のすぐ前に、でっかいサックスがどどーんと。

 

Ca3k0372

 近くで見るとなんかアレですけどもね。「音楽噴水」という、音楽に合わせて噴水が上がったり、ライトがついたりするアレです。後楽園ゆうえんちの中庭にもあるけど、あれよりも凝ってそうな気が。
 ウィキペディアによりますと、「毎日10~20時(10~2月は18時まで)の2時間おきに約10分間(18・20時は約20分間)」行われるそうで、18時までねばってたら見られたんだなー。美術館が17時半までだから、40分くらいには公園を出ちゃったよ。もう暗かったし。

 これは6日の写真だけど、噴水の氷がまだ溶けきらずに残ってました。浦和、寒い。

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2013/01/11

北浦和のベン・シャーン展

 いろいろ途中なんですが、先週行った埼玉県立近代美術館のベン・シャーン展も今度の月曜で終わりなので、紹介がてら。公式サイトはこちら

 ベン・シャーンは1898年リトアニア生まれ、アメリカ育ち(8歳で移住)の画家/版画家/グラフィックデザイナー。日本では第五福竜丸事件を描いた「ラッキー・ドラゴン」シリーズで有名……なはず……の人で、本も何冊か出てます。2011年に丸木美術館の「第五福竜丸展」に併せて小特集的な展示があって、そこで出ていたリトグラフがよかったんだな〜(^▽^)。元々、リトグラフやペン画は好きなんですけどね。

 今回はその初期作品から晩年まで、ドローイングを中心に292点。その業績が一望できるかと……いや、小品が多いとはいえ300もあったら、「一望」どころじゃないですけども。1時間半でぎりぎり回りきれる、というくらいのボリュームでしたよ。はあ疲れた。

 水彩画などもありますが、選挙人登録推進のためのポスターや、本や雑誌の挿絵(とその原画)など、絵の中に書き込まれてる文章(英語)も多いので、それを読んだりしてるとえらく時間がかかる(←ぢぶんは英語ダメなんで、ざっとしか見ないけど、それでもコレだ)。逆に、フランス語やロシア語だったりすると、もう読んでも無駄なんでスルーできるんですけどね( ̄▽ ̄)。

 しかし、そうやって絵の中に書き込まれた字によって、彼がすぐれたタイポグラフィックデザイナー(あるいはカリグラファー?)であることもわかるという。シャーン体みたいな書き文字あるよなあ。ユダヤ人である彼は、晩年ヘブライ文字のデザインもしてるんですが、このあたりになるともうわからんという。

 習作の時代、政治的作品の時代、直裁的作品から風刺/寓意的作品へ、詩や宗教へと、年とともに作品は移っていきますが、それはたとえば政治的な時代が若気だとか、直裁的なものが未熟だとか、詩的なものが高級だとか、そういうことではなくて、自分はヒンドゥーでいうところの「四住期」近いものを感じました。人生の、これこれの時期に(半ば必然的に)するある種のダルマのようなもの。「四住期」は決められた制度だからまた違うんだけど、なんというか、人が生きていくときの自然な流れというか。イメージとして。

 それはそれとして、そんな具合で40年代から60年代前半にかけてのアメリカ現代史を垣間見ることもできます。労働運動から公民権運動への共感、ケネディ暗殺の衝撃、その時々の政治家の顔。タイムの下絵を含む著名人の肖像(というより似顔絵?)は面白くて、特にガンジーは敬愛してたんだなあ、とか。もちろんカザルスもあるよ、と( ̄▽ ̄)。

 個人的には、「梨の木に止まるヤマウズラ」というクリスマスキャロルの絵本の下絵がかなり来てたこと、晩年の「ハレルヤシリーズ」が全点出てたことが嬉しかったですねえ。最晩年のリルケ「マルテの手記」のリトグラフがかなりあったのも嬉しい(ポスターはその1枚)。彼の青/青紫が好きなんだよなあ。

 解説板もわかりやすくて、描かれている事件などについてもきちんと説明されていて親切。「マルテ」もようやく話が通ったよ。

 というわけで、疲れたけど満足。日曜の4時過ぎだったせいか、見るのにちょうどいいくらいの人の入り。北浦和駅の西口(公園側)からすぐ、駅前からまっすぐの大通りの突き当たりに見える公園を目指して行ったら、その中です。公園もちょっと気持ちよさそうだったけど暗くなっちゃったからな。
 

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2013/01/10

さらに。

 東バ公式のプロフ欄が年明けに更新されたらしく、写真などなどが新しいものに変わってました。氷室ックの写真がミラーなのが意外だ。水香ちゃんはフォトジェニックだなあ。木村さんの写真は、いやそこは確かに名場面なんだけど鏡とかってわけにはいかんかったのか……とかとか。
 
 さてつづき。

 結婚式のディベルティスマンは宝石がカットになって、カタラビュットとお小姓さんたちの踊り。かわいいなあ。ソワレのお小姓さんに阪井さんがいた? と思ったけど確認できず。宝石もどれか1曲使って、全体で1曲増量を希望。夏にはぜひぜひ。

 そんなわけで、ディベルティスマンは猫から。猫って結構長いんだよなあ。音楽が今ひとつ単調なのもあるのかも。吉田くんの猫が相変わらず、「気になる女の子にちょっかいかける小学生」みたいでオカシイ。あくまで「子どものための」だから、あまり色っぽくしても……なので、路線としてはイイかも。白猫が脚をすうっと出したときの「へ?」って顔がいいよね。

 青い鳥/フォーチュン王子は前回に引き続き、梅さんと杉山くんのダブル。杉山くんのフォーチュンはおっとりさんで、もう少しスピード感があってもいいかも? なところもあったけど、フォーチュンだからそれもいいかなーと思ったり。いつもしっかりとシンデレラを見ていて、やさしくて誠実なところがよく出てる。青い鳥の方がちょっといっぱいいっぱいかな? もう一息でぽーんと化けそうな気がするんだけどな。梅さんのフォーチュンはうっかりさん( ̄▽ ̄)。梅さんの勘平だと久しぶりにうっかり型になるかもー、とか余計な妄想を。腕が長いのは強みだなー。総じていうと、杉山フォーチュンで梅鳥がいい感じかな? 2人とも、ずいぶん着地音がしなくなったし、てんぱらなくなってきたし、この1年足らずで伸びてきてるなー、と。
 しかし、フロリナの河谷さんの可愛いことといったら(^▽^)。姫系似合うなあ。これはもうフルバージョンで見せていただかないと……。
 
 とりあえず。

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2013/01/09

眠りつづきのつづき。

 やや雑駁に。

 4人の王子は安田/永田がダブルで、森川、梅、杉山が固定。なんとなく4人全部固定のような気がしていて、ああ今日は安田さんが妙に濃いなーと思ったら永田さんだったという( ̄▽ ̄)。安田さんが珍しく、ちょっとオトメ入った王子でオカシイ。永田さんが、王様も4人の王子もいい芝居をしていて(←元々芝居はいい味なんだよねー)、しかし4人の王子では短いながらも踊りもしっかりしていて、芝居担当役が多いのはもったいないなー、でも芝居面白いんだよなー、とウロウロしてみる。

 ガーラントワルツは女性4人しかキャスト記載がないんだけど、カラボスの手下から岡崎さんを除いたメンバーだったような気がする(手下じゃない日はワルツを踊るみたいな)。5日ソワレは中村さん(多分)が生き生きして楽しそうで、6日は竹下さんがのびのびときれいに踊っていたような。ようやくこのあたりの顔と名前が一致してきたというか、竹下さんの名字ががなぜか覚えられなくてですね、「名前が虎なのに虎っぽくない人」という認識で。
 まあそれはともかく、人数が少ないせいもあってか、全体にまとまりがよく、のびのびしてたように思います。4人の王子含めて、ポール・ド・ブラがきれいになった人が多い気がするし、止まって片手をアンオーぽくあげてポーズ、の時の手首から先の整え方に木村式が入った人も何人かいたような。この調子でがんばれ若手〜。

 カラボスの伝田さんは、前回よりも一回り大きくなったなあと思いつつ、リラが出てくると急に小者になるところがおかしかったりして( ̄▽ ̄)。
 川島さんがまたよかった! 元々艶系の美人さんですが、この役ははまったなあ。呪いをかける場面で、こんなに嬉しそうなカラボスは滅多に見ないよ。「やったー、招待状来なかった! これで呪いかけられるわ、キャッハーヽ(´▽`)/」みたいな。踊りがないのはもったいないけど、十分堪能ー♪ 白雪姫の魔女とかも似合いそうだなあ。オディールもまた見たいし、案外シルフなんかもいいのかもしれない。妄想が膨らむ〜♪ 
 いやこうなると、やっぱり矢島さんも見たかったよ! 夏の全国公演で見られるといいなあ。あまり遠くないところで。

 対するリラ。初役の二瓶さんは、踊りもマイムも大きくてはっきり。キラキラ感もあるし、カラボスを圧倒するような存在感も出せる。カタラビュットとは別の意味での進行役だけど、舞台の流れがすごくわかりやすくて、いい配役だなーと思いました。お姉さん系リラだな。
 渡辺さんは、若手の中に入るとすっかり貫禄というか(笑)。2幕の、対カラボス川島戦がなかなか楽しくて(←うっかりデジレじゃなくてそっち見てたりして)、また川島さんの方が強かったりしてー( ̄▽ ̄)。そういえば、オーロラの成長とカラボスのちょっかい、という1幕の幕前芝居では、2回ともちゃんと風船が割れてました。「リラ大暴投!」がなかったのは残念かも。舞台の縁に落下防止用のヘリがついてたのは、あのボールと風船用なのかな。

 とりあえず。

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2013/01/08

北浦和公園のタコ

Ca3k0374

 暗くなってから撮ったので怖さ倍増。ほかにも魚が何匹か、陸揚げされておりましたー。
 


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2013/01/07

つづき。

 眠りの続きです。

 そういえば2幕のシンデレラ、前はシンデレラがボロ服からドレスに替わるときに、ほかの人たちが前に立ちはだかって転換が見えないようにしてたけど、今回は前中央をあけて引き抜きが見えるようになってました。これは前の方がよかったなあ。2階席からだと見えちゃうから同じといえば同じなんだけど(笑)、人がのいたときに白いドレスが「ぱあああヽ(´▽`)/」って明るく映えるのがいいんだよねえ。
 ……しかも2日め、引き抜き損なってたしな。「それでも行くわ!」という高浦さんが頼もしかったよ。

 つことで。

 宮本さんのデジレは正義感あふれるタイプかな。強くて有能そうな。デジレンジャーでいうと、弾くんがレッドで宮本さんがブルーとかくらいの(←イメージです、あくまで)。髪は普通に横分けさん。去年のアレはなんだったんだ……。
 ハルサイの生け贄なんかもいいけど、本質的にはノーブルダンサーだよねえ。白鳥のトロワなんかでも、「こっちが本領なんだろうなー」と思うし。ちょっと小柄だけど、その割には腕が長くてその使い方もきれいで、立ち居振る舞いもジェントルだ。3連発フィッシュのまとめ方がミョーにK村さんに……(うーむ)。考えてみればあれは、回ってるものを左手で抱え込むのか。右利きだと結構たいへんそうだなあ。ヴァリエーションはきれいにまとめてた。すっかり頼もしくなったなあ。

 吉川さんのオーロラは、見た目も踊りも申し分ない。ローズアダージョは、4人の王子の衣装に口開けて見てたもんだからあんまり覚えてないんですが(こらこら)、最後のプロムナードは、持ち替える方の手が半分上、くらいだったような。4人目(森川くん)の手を離した後のキープが長めだった印象。2幕のヴァリエーションはよかったなあ。GPDD全体に、そこはかとない新妻っぽさもあったりして。
 なんだけど、なにかこう、もうひと味欲しいというか。うーん、なんだろう。移籍してきたころの水香ちゃんの「からっぽさ」とも違うし、ひところの佐伯さんの「おにんぎょさん」っぽいのとも違うんだよな。キラキラはあるんだけど、後味がないというか。ベクトルがちょっとずれてても味がある方が面白いんだけど(いやそれもどーかとは思うんだけど)。けれん味みたいなもの?

 てなことで、今日はこの辺で。

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2013/01/06

東バ「眠り」軽く。

 さて、東バの「子どものための眠り」。

 演出の変更点でいちばん大きかったのは、2幕(結婚式)の宝石の踊りがなくなって、カタラビュットとお小姓さんたちが、広間を整えながら(ベッドをかたしたり、いすを配置したり)踊るようになったことかな。カタラビュットの氷室さんも岡崎くんもまったく踊らないのはもったいないし、お小姓さんもカワイイし、これはこれで楽しい。でも、宝石は何曲かあるから、宝石の踊りもそれとして入れて、1曲増量になればいいのになー。

 あとはラストのカタラビュット、前回はベッドではなくて幕前での語りで終わりだったような記憶。最後の「これでゆっくり眠れます」っていう台詞、岡崎くんだと普通に眠るようだけど、氷室ックだと「眠り」の意味が違う気が……。

 4人の王子の衣装が新調されて、「バレエの王子さま」から「各国の王子さま」に変更。結果、杉山くんが「カレーの王子さま」にっΣ( ̄ロ ̄lll)! うっかり「インド人もびっくり」とか言いそうになるほどのびっくり度でありましたよ。安田さんが意外に真っ赤なベレー帽が似合ってたりして。

 細かいところでは、カラボスの呪いの場面で、「くらくらくら〜っ」とカラボスが左右に倒れてみせる(のを手下が支える)のがなくなったなあ。あれ、すごく好きだったんですよ。色っぽすぎたんだろうか。

 初演の目黒パーシモンでは、ホワイエでキャストがお見送りをしてくれたのですが、今回はカテコの代わりに、前方の両脇の扉から出てきて一度並び、2つか3つに分かれて通路を奥まで行って、真ん中の通路でぐるっと回って前方に戻って両脇から退場、でした。
 両日とも1階前方だったんですが、5日のソワレの時は、カタラビュット(岡崎くん)の声がどこからしてるのか全然わからなかったけど、6日のマチネは氷室さんが「2階にきてます〜」と言ってくれたので、振り返ったら2階席から手を振ってる氷室さんと、ちらっとお小姓さんが見えましたヽ(´▽`)/。こういうところは日々改良なのかな。客席インタビュー(?)とかしてたし。
 カラボスの蜘蛛の糸も、ソワレの伝田さんは白い通常のを投げてたけど、6日の川島さんは色つきのヤツで、最後には氷室さんも2階から投げてた(ソワレでもやってたのを見逃した?)。伝田さんが、前を歩いてるデジレ宮本の背中に糸をぶつけてて、宮本さんが「なんだよー(`Д´)」みたいに振り向いてたのに笑っちゃった。
 5日のマチネはどんな具合だったのかな。

 ソワレのフォーチュンを踊った杉山くんが、通路に出るときにさりげなくシンデレラを前に出してあげてて、最後に捌けるときもシンデレラとリラ(だったかな)を先に出して最後に出て行ったので、こういうところのマナーがいいなあ、とちょっと感心。今日は覚えてないや(おいおい)。

 カテコだけで終わってしまった。松山の方も、ベジャールの方も、おいおいになんとかします。入り乱れても勘弁、ってことで。あとベン・シャーン(こちら)もだな。北浦和からすぐの埼玉県立美術館で14日まで。見応えありありでした。

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2013/01/05

東バ舞台初め

Img_3504

 松の内のうちにお正月っぽい画像。1日に久遠寺で。

 えーと、本当の「舞台初め」のマチネは見なかったんですけども、まあそれはそれとして( ̄▽ ̄)。

 宮本くんと吉川さんのデジレ&オーロラデビューを無事に見届けましたヽ(´▽`)/。宮本くんのヴァリエーションを見ながら、ペトでバラライカもってニコニコしてた頃を思い出して、ちょっと目頭が熱くなったりしましたよ。近所のおいちゃんか、ぢぶん。

 演出や衣装がちょこちょこと変わってましたが、もう1日あるので終わってからということで。

 伝田さんのカラボスがパワーアップ! まっすぐ前に歩いてくるところなど、なかなかの貫禄。マチネの矢島さんも見たかったなあ。
 仁瓶さんのリラは、踊りも大きいし、マイムもはっきりとわかりやすくて、成る程ーという配役。
 岡崎くんのカタラビュットは、中が松下さんで外側が高橋さんとでも(なんだそれは)。台詞ははっきり聞き取りやすかったけど、マイク感度が逆によすぎたかも。朝の「寝坊した!」はなし。ちょこっとだけど踊る場面が増量。赤頭巾と白雪姫では結構ウけてた。

 あとは明日以降に−。


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2013/01/04

松山のくるみ改訂版2

 つづきです。ダンサーさんそれぞれについてもあるんだけど、とにかく改訂についてだけいっちゃいます。

 クララがソファーの上で、くるみ割りを抱いたまま寝ちゃったので、パーティがお開きになるのは以前の通り。そしてそのまま夜中になって、時計だのいすだのがポルターガイストになって、ネズミが出て……なんですが。
 今回はねずみが「ねずみに姿を変えた魔性の鬼」という大仰なものになってまして。だから、前の場でフランツではなくねずみがくるみ割りを狙うのも、「魔性の鬼」が人形に閉じ込められたアマデウスを奪うとか、抹殺するとか、まあ話としての整合性はあるわけですね。

 ……でも、衣装は前と同じネズミなんだよ……orz。

 あ、そうそう。木の精のアンサンブルの衣装が黒のややスタイリッシュなものに変わってました。前のはモリゾーみたいだったもんなあ(←木の精なので正しい、とはいえるんだが)。
 ここいらの演出も、プロダクションノート的にはいろいろ付け加えられているようですが、舞台上の演出(と振付)が前のまんまだからもう、変わったんだか変わってないんだか……。
 まあそこは、演じ手の側の心持ちの問題で、見る側は普通に「くるみ割り」のお話を楽しめばいいんだよ、というのもひとつの(演出側の)ありようではあるとは思うんですけども。

 つか、「くるみ割り」は普通のお話(ホフマンではなくバレエ用の)があまりにポピュラーなために、どうしてもそっちに引っ張られるよなあ。

 そこからは、最後の別れのアダージョまで、「見た目の」演出変更はほとんどありません。「神」が「菩薩」になったところで、衣装も振付も変わらないわけだから、そりゃもう見てる方にはどっちでも、と。雪の精、水の精(←2幕の冒頭にある)、最後の「神の国」(←いわゆる「お菓子の国」)の場面のそれぞれが、クララの親しい人たちの生まれ変わりという設定になって、出会う人、出会う人とクララがハグしながら「きゃーヽ(´▽`)/」って喜び合うのはちょっと感動的ではあります。だけど、アマデウスにとっては知らない人たちだからさー、垰田さんのオロオロするのが大笑いでさー( ̄▽ ̄)。

 自分にとって、いちばん変わったように思えたのはラストシーンです。

 クララが目を覚まして玄関に飛び出すと、ちょうどドロッセルマイヤーが出立するところ。クララはドロッセルマイヤーに、雪の女王からもらったのと同じケープをかけてもらって、ああ、あれは夢じゃなかったんだ、と喜びにひたっている間にドロッセルマイヤーはそりで帰ってしまうのが、従来の演出。

 今回は、ケープをかけてもらったあとに、ドロッセルマイヤーに「行っちゃやだ!」とかなり追いすがってたように思います(←結構びっくりした)。それをドロッセルマイヤーがどう振り切ったのか覚えてないんだけどなー。う、頭が粗末だ。夢が夢でなかった喜びよりもはるかに、夢からさめた悲しみがまさった演出。大好きな人たちがみな行ってしまい、ひとり現実に置き去られたクララが泣きじゃくる中で幕が降ります。

 清水さんにしては、ずいぶん大胆な変更だと思ったんですよね。なんにせよ、彼の中にあるのは「希望」だと思うので。

 今回の「生まれ変わりの会」。日本的な感覚でいえば、「生まれ変わり」というのはまずもって現世へ、だと思うんですよ。「ナントカちゃんはおじいちゃんの生まれ変わり」とか、「悪いことをすると畜生に生まれ変わる」とか、「食べてすぐ寝ると牛になる」とか(←おい)。「地獄へ行く」「天国へ行く」というのは、「行く」のであって、「生まれ変わる」というのとはちょっとずれてるような気がする(もちろん仏教的にはそれも「天人に生まれ変わる」なんだけど)。キリスト教的にいえば、現世への生まれ変わりというのはなく、その人がそのままに天国や地獄に行ったり、墓の中で最後の審判を待ったりする。ものすごく乱暴にいえば、ですが。

 プロダクションノートによれば、クララは本当に亡くなった人たちが現世に生まれ変わって欲しいと願っていたようですが、雪の精や水の精や天使に生まれ変わっていた(←人格の一貫性はあるようなので「生まれ変わり」と呼ぶかどうかはともかく)友人たちと出会ったことで、逆に彼らと会うことは二度とないのだと思い知ってしまったのではないでしょうか。だから始まりは「偲ぶ会」ではなくて「生まれ変わりの会」なのかな、と。「偲ぶ」ってのは、二度と会えないのが前提なわけで。そうするとラストは「みんな天国で元気だったー、よかったー」になるように思えるんですね。

 ファンタジーというのは、「往きて復りし物語(小さなおみやげつき)」というのが基本スタイルで、その「おみやげ」によって主人公は「夢だけど夢じゃない」ことを確信し、現実世界においても成長するという、これまた雑ではありますが、そういう枠組みがあるわけです。最近はない方が多い気もするけど。
 その伝でいくと、大好きな人たちと二度と会えないという現実をかみしめながら(でも彼らは別の世界にいると確信しつつ)生きていかなくてはいけないことを知ったクララは、今は寂しさに打ちのめされたとしても、大きく成長したといえるように思います。清水さん的にいえば、そこからしか「希望の一歩」は踏み出せないんだろうなー、と。前の版も、「王子との別れ」がクララを成長させる、というのが眼目であったしな。

 まあ、なんにせよわかりづらい部分はあるんですが、ラストは単純にクララにもらい泣きしちゃったりするんで、それはそれでいいか、とも。

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2013/01/03

松山のくるみ改訂版1

 さて、年末の舞台の残りがいろいろと。とりあえず、松山のくるみから行きますか。

 今回は「東日本大震災に際して再改訂」となった清水版「くるみ割り人形」。まあ振付的にはそれほど大きな改訂はなく、改訂のコンセプトとしては春にやった「コッペリア」に近い、という感じです。プログラムを買わなかったのでそちらがどんな具合なのかはわかりませんが(←毎年同じなので最初の1冊を持って歩いてる)、入り口で新版のプロダクションノートとあらすじが載った(日英両文併記の)44pもある冊子が配られました。こういうところは太っ腹なのに、なんでキャスト表を配ってくれないかなー。言えばもらえるんだけどさー。

 で、「コッペリア」の時と同様に、改訂の趣旨を読んでないとそこんとこはよくわかりませんよ、という。ぢぶんは演出家としての清水さんはすごく興味のある人ですが(感心することも多いし)、このところちょっと文章に頼りすぎかなあ。再演していくうちに練れてくるところもあるとは思いますが。

 松山のくるみはいわゆる「道行き」がなく、紗幕の向こうでクララたちがパーティの用意をしているところから始まります。透けた紗幕が元に戻るとそこはクララの家の玄関先(前庭?)で、クララやフランツたちが、上手にしつらえられた門から入ってくるお客さんを出迎えます。クララが指さした星が流れ落ちて、一同がびっくりしていると、トナカイの引くそりに乗ったドロッセルマイヤー(サンタの格好はしてない)が現れる、という趣向。

 それが今回、いきなり短いスキー板をはいたドロッセルマイヤーがクララ宅をうかがうところから始まったんでびっくりしたよ。ヤックル(←じゃなくてトナカイ)出ないの?Σ( ̄ロ ̄lll) あれが楽しみなのに! ヤックルウゥゥ! 
 ……いやそれにしても、なんかドロッセルマイヤーの挙動不審っぷりが犯罪者ぽいというか。小冊子によると、くるみ割り人形に閉じ込められたアマデウス(←どこから……)を救える少女を探していたドロッセルマイヤーが、ようやくクララを捜し当てたものの、神様にちゃんと「ほうれんそう」をしてなかったもんだから叱られちゃって、ちゃんとヤックルのそりで流れ星になるとこからやり直し、と、すごく雑にいうとそんな感じで。ヤックル、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! よかった(^▽^)。

 で、クララの方ですが、これもものすごく雑にいうと、戦争で亡くなった身近な人たちの人形を作って持ち寄って、その人たちの生まれ変わりを祈る会をやりましょう、という話で。清水版は元々、戦争中(第1次大戦?)に少ない物資を持ち寄ってクリスマスをやりましょう、という話なのでそれほどの飛躍は一見なくて、プロダクションノートを見ないとわかりづらいところ。お客さん達は手に手に棒のついた人形を持ってくるんだけど、そもそも遠目だと人形かどうかもわかりづらいし、振付として変わったのはそこくらい。「亡くなった人の人型としての人形」というのは、コッペリアで使われたモチーフですが、コッペリアもくるみも「人形の物語」なんだなあ、とあらためて思ったりして。

 広間の場面では、人形を持って踊るのと、巨大オルゴール(これは前のと同じ)の周囲に人形の棒を刺してみんなでお祈りする振りが入ったくらい。ドロッセルマイヤーの3体の人形が、ハレルキンやコロンビーヌではなく、クラウスだのブリギッテだのになって、これも亡くなった友達の人形だというのは子どもたちの演技でなんとなくわかる。振付も衣装も同じですけども。あっ、カピタン(通常の「ムーア人」)はドロッセルマイヤーとユニゾンなんだけど、それに途中からヨーゼフ人形(ハレルキン)が入って3人ユニゾンになってた! 

 いちばん大きな変更は、ドロッセルマイヤーとクララがくるみ割り人形を欲しいのあげるのというPDDで、邪魔をしようとするのがフランツではなくねずみ(2匹)になったところかと。フランツがオルゴールの魔法でビリビリするの、好きだったんだけどなあ。

 つづく。

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2013/01/02

下部普通に食った日記

 ま、恒例食ったもの日記から。今回はダンナと一緒なので、食いっぱぐれることはありません。ありませんとも。

Ca3k0351 今回は、前日にぢぶんが最大級の不調だったために、初日は「行くだけ」のゆっくりコースに。11時半発のかいじで甲府まで。お昼は駅ビルの青葉でラーメンをいただきました(写真なし)。そういえば東バの山梨公演に行った時も、駅ビルの青葉でラーメン食った記憶が……。むーん。

 甲府から身延線の各駅停車でだらだらと下部温泉まで。そこから歩いて10分足らずの「かがみゆ」さんという旅館です。
 まずはお茶請けに、自家製のころ柿。甘すぎなくて案外とさっぱり味。山梨といえば干し柿だよなー。


 お夕飯。焼きエビがダンナとの国境です。

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 エビの塩焼き、煮染め(レンコン、里芋、キノコ、人参)、刺身(撮影前にマグロ食いました)、べったら漬けらしき大根+ゆず、おしんこ、

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 吸い物代わりの年越しそば、茶碗蒸し、サーモンの麹漬けらしきもの、陶板は豚と野菜の味噌焼き、

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 後追いで来た天ぷらは、楊枝に刺してあるのがおそらく百合根であとはわからん。これにホタテ焼き(後追いで来た)、白飯と、デザートはメロン。

 煮染めが甘くて美味しいー♪ エビがシンプルに塩焼きなのも、サーモンがマリネじゃなくて麹漬けなのもポイント高し。おかげで、旅館の料理といえば2つ3つ食べられないものがあって普通のぢぶんにも無駄なく残さず美味しくいただけました。……ええ、食べる前と後とで体重計の針が……。これだけ食ったら紅白見る以外になんもでけんわ。

 朝ご飯はちょこっとおせち。

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 雑煮は餅が二種類(白と粟?)。伊達巻き、かまぼこ、昆布巻、数の子、きんぴらごぼう、塩鮭、野沢菜。餅が二つなのでご飯はいらないくらいなんですが、生卵がついてたので条件反射でよそっちゃってさー( ̄▽ ̄)。朝から満腹すぎ。
 ちなみにこちらのお宿は通年1万円ぽっきり。正月料金や休日前料金などは設けてないそうです。看板に「小さな宿でも大きな風呂」と書いてあったけど、女湯でもぬる湯/熱い湯の二つの浴槽が広々としていて気持ちよかったですー♪ 結構な温度差がありましたが、ぬる湯→熱い湯の順で入れとのご主人の指示。元々がぬるい温泉なのでわかしてあるそうです。ぬるい方はいつまでも入れてしまうので、逆にのぼせた。冬期は露天風呂は閉鎖(ぬる湯だからか?)。

 ま、そんな具合で宿を出まして、紆余曲折を経て昼ご飯は久遠寺の参道で。

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 山梨といえばやっぱり、ほうとう食べないと! 800円。ほうとう定食ほか各種定食1500円くらいが参道の相場みたいです。

 帰りは正月だけあって、新宿でもあまりお店があいてなくて、地元まで帰ってきたらマックとサイゼリアの二者択一になっておりましたのよ(←らんぷ亭まで閉まってた)。なのでサイゼリアでハンバーグ定食食って帰りましたとさ。


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2013/01/01

新年のご挨拶

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 寒桜の類。今年初めての桜です。正月だから当たり前か。もう結構散ってるみたい。身延山は久遠寺の山門前で。
 今年は山梨の下部(しもべ)温泉というところに1泊して、帰りはバスで本栖湖方面に出る予定が元旦休業だったので( ̄▽ ̄)、身延山から南アルプスを眺めて帰ってきました。下部温泉はダンナがどこからともなく見つけて来て、二人とも名前すら知らなかったんですが、こじんまりとして静かないい温泉でした。宿もお風呂も大きくて、お料理も無駄なく美味しかったし。

 昨年のバレエと舞台と映画についてはこちらに一覧が(携帯からは見えないかも)。バレエにおけるK村さん率は3割弱ですが(意外と少ないような?)、K村さんの舞台の出席率となると無駄なので出しません( ̄▽ ̄)。でも100%にはなりませんのでご安心を……って何の安心。
 映画が久しぶりに2桁に。311関連のドキュメンタリーが多く封切られたのが一因で、映画館に足が戻った感じです。時事的なこと/情報は引き続き、ツイッターがメインになるんじゃないかな。

 そんなわけで、今年も代わり映えしないと思いますが、よろしくお願いします。

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