« 松山のくるみ、最後に。 | トップページ | 戻りましてはのつづき。 »

2013/01/16

戻りましては、M…。

 早いもので「最後の火の鳥」と「最後の役人」まであと2日。火の鳥だから、何度復活してくれてもかまいませんのよー。って言いつつも、とにかくそれまでに書けるところまで書きます。……見る方が今から燃え尽きてどーするよ。

 というわけで、ベジャール版のくるみです。もう1ヶ月経っちゃったけどな。でも1ヶ月しかかもじゃん( ̄▽ ̄)ギマン。チャコットのDANCE CUBEにも評が出ました。写真は公式FBのとかぶるかな。

 映像でしか見ていないジルはおいておくとして、首藤さん、中島さんと、今回木村さんが3人目の「M…」だったわけですが、いろいろと「目からウロコ」でありました。やっぱりこれは、ある程度キャリアを積んでから(というか年を取ってから)踊るべき役なのかもなあ。

 意外なようで、実は「そりゃそうかも」と思ったのは、首藤さんのときのようなサディスティックな、あるいはエキセントリックな部分がほとんどなくて、どの場面でも基本的には愛情にあふれていたこと。それは冒頭のいすに座ってビムを見守る場面からずっとそうで、クラスレッスンを行うプティパの場面も、どこか飄々として、弟子達にへのまなざしがやさしい。

 「物語」自体は初日の方がわかりやすかったような気もする。それは4人の「家族」のうち、初役なのがM…だけだったというのもあるのかもしれないし、単に初日だったからかもしれないんだけども。
 初日に、ママンがマリンルックで復活し、子ども達と猫がポーズをとって、M…がママンの手にキスをしたときに、ああママンはパパにとっては「妻」なんだなあ、と、当たり前だけど忘れてた(というより今までは思いつかなかった)ことを思いまして。手にそっとキスをして、その手をとってぐるっと舞台を半周もしないくらいなんだけど、たったそれだけでそれはものすごく感じたんですよねえ。子ども達のパパとママではなくて、オットとツマとその子ども達と猫。ある意味で西洋的な枠組みだな。その前のメフィストごっこも、子ども達よりもパパの方が楽しんでたような気がしないんでもないんだけど(あの「わじわじわじわじーーーー」がたまらん( ̄▽ ̄))、あれはやっぱりアレですか、ママンを召喚するための。

 ……召喚される悪魔じゃなくて、召喚する悪魔になっちゃいやんの。

 それはともかくとして。それをちょっと引きづりながら見てて、ようやくクリスマスツリーの場面がわかったような気がしまして。今回、生で見るのは5回目だったんですが、あそこは全然わかんなかったんですよね。まあビムの見る悪夢ってことでいいかー、という。大きくなるのはツリーじゃなくて聖母像だけど、ツリーもいるよね、くらいの。

 半端ですが、残りは明日。
 
 

|

« 松山のくるみ、最後に。 | トップページ | 戻りましてはのつづき。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 松山のくるみ、最後に。 | トップページ | 戻りましてはのつづき。 »