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2013/01/15

松山のくるみ、最後に。

 どんどんさかのぼります。今度は昨年の12月24日の松山の「くるみ」の話。

 改訂については1月早々に2回ほど書いたので、キャストの方を若干。なんせさー、垰田さんの主演を見るのは初めてだからさー。なんかほら、ちょっと書いとかないと( ̄▽ ̄)。
 そろそろ来るかな? とは思ってたんですけどもね。昨年は清水さんが何度か降板したし、コッペリアのフランツは、踊らなかったみたいだけどキャストには入っていたし、石井さんは当分出てないみたいだし(副総監督に名前は入ったままなので指導専門になったんでしょうか。……っていうか役職がやたら多いとこだなあ)。まあ地方やスクールの公演では踊ってたんじゃないかという気はしますが、その辺は詳しくないのでおいといて。

 予想以上によくて嬉しかったですー♪ 相変わらず、上原きみこの群れの中に大島弓子がひとりという感じですが(←でも作風は当たり前ながら松山)。手足がすらっと長くてラインがきれいなので、刑部さんと二人並ぶと「松山にも新世代の波はくるものだなー」と思ったり。清水さんの王子さまが、少年でありつつ、生まれながらの「選ばれたリーダー」であるのに比べると、ごく普通に「王子さま」ではありますし、壮大な革命話がわりと普通に「ボーイ・ミーツ・ガール」になっていたようにも思いますが、まあそれはそれで。

 くるみ割りから王子の変身は引き抜きを使うんですが(←毎回楽しみ)、ごつい中からぽんとはじかれるように出たときの、「急に明るいところに出たとまどい」みたいなのは今回のコンセプトにかなりあっていたような。舞台マナーがよいので(←松山です)王子さま度が高い。そして雪だの水だのの場面で、クララがお友達と再会して「きゃーヽ(´▽`)/」ってハグして喜び合ってるのに、ちょっとおいてきぼりくらってアワアワしてるあたりがかなり垰田さんでした(笑)。「くららー、ぼくのくららー、まってー」って聞こえてきそうなよ。

 まあ佐藤さんの胸を借りた的な部分もそれなりにあったのかもしれませんが、GPDDのアダージョでは、こんなに丁寧で、相手を気遣うサポートは久しぶりに見るなーと(で、後藤さんと同じところで「おいこらちょっと待て!」ってなったっていう)。力入れすぎて、コーダで若干ルダコ化してましたけども、そのあたりも含めてよかったなー、と。松山の男性全般にいえますが、上半身の動きのきれいさに比べて、後ろ脚の始末が今ひとつではあるんだよな。ジャンプして半回転でアチチュードで降りるときとか。「別れのPDD」はよかったですねえー。

 クララを佐藤明美さんで見るのは初めて。気の強さでいうと森下さん最強なんですが(笑)、佐藤さんもなかなか。スワニルダでもそうでしたが、パがとてもクリア。金平糖のヴァリは特にそうですが、トゥからアテールに降りる1拍なんかがすごく気持ちがいい。うなじのラインがきれいだなー。

 鄭さんのドロッセルマイヤーや、大胡さんのおばあさまも楽しみのひとつ。鄭さんのマントさばきはいつみてもすごいなー。フリッツの境さんもよかったですね。少し反らした背中が品良くりりしい。1幕の最初のPDDから雪の場面に入る時の「荘厳さ」。舞台一面に広がる雪の女王のマントも引き抜きだけど、こういうときの山川さんの場の支配力はすごいな。かっちょええー。雪の群舞は、ここにしてはちょっとばたばた。そういえば花ワルの女性の「あっちむいてこっちむいてもいちどあっちむいて」の連続はヌレエフ系なんだろうか、と今頃気づいたり。ここのトレパックはヒゲダンスだったのを見てから思い出したり。中国はここの衣装が一番好きなんですが、今回は男性の仮面劇風の仮面がなしになってました。

 葦笛で上手い男性がいるなーと思ったら鈴木さんで(笑)、そりゃ上手いわと思いましたが、垰田さんが抜けた分えらい働きぶりでした。兵隊にまで入ってたもんなー。それはアレか、木村さんがフンドシーズに入っちゃうようなもんか。

 最後は例によってクリスマスメドレーつき。中程のキャロルを垰田さんが踊るのもなにやら感慨深い。そんで、ヤックル(トナカイですってば)のロン・ド・ジャンブがカワエエエーヽ(´▽`)/。最後のカテコでの垰田さんの感謝感激っぷりにほこほこでしたー。

 
 

 

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