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2013/02/28

プルトニウムの未来

 高木仁三郎著「プルトニウムの未来 2041年からのメッセージ」

 核化学者である草野は、1994年に事故で昏睡となったまま人工睡眠状態にされたが、47年後の2041年に覚醒させられる。プルトニウム利用一体型施設「IPP」の実用性を示さなければならない2045年という国際的な合意期日を前に、そのPRに協力させるために。
 通常の都道府県から切り離された特別行政区に建設された「IPP」は、外界から遮断し、プルトニウムと人とを徹底監視することで汚染を漏らさぬように作られた「プルトピア」だった。高速増殖炉と再処理工場、MOX工場を一体化した「しゃか」、プルトニウム監視システム「プルート」、廃棄物を地球外処分するための「ゼウス計画」とそのための人工知能「ポルックス」と「カストル」。しかし、案内役の伊原は、草野に思わぬ事態を告げる……。

 1994年当時の最新知見を元に描かれた「未来予想図」。草野を聞き役に、主に伊原との対話によって、この40年に起きた核開発/国際情勢の流れやプルトニウム施設の構造/システムを解説していくスタイルなので、SF小説として面白いかというとそういうわけではないけれど、構想しうる「プルトニウム社会」をわかりやすく、かつ意外と楽しく読めるという。さらに、序章としてプルトニウムに関する最新状況(94年時点での)の解説を入れ、本文の下に詳しい脚注をおくなどして、「予想図」の根拠を示しているのが、この「フィクション」にリアリティを持たせている。

 実際、高木さんらしく非常に目配りされていて、プルトニウムや人工知能の技術だけではなく、外国人労働者の問題、土地収用、監視システム、核物質の漏洩(盗難など)と軍事利用、世代責任と「子どもの権利」、さらに人工知能の「個性」の問題など、社会は「複合的」に成り立っているのだということに改めて気づかされる。特に土地収用と「地元労働者」の問題は、三里塚に関わってきた高木さんならではの視点を感じるし、福島の事故の後に言われた「原子力徴兵制」も、「世代的責任」のひとつとして、この本の世界では実施されている。このまま「順当に」原子力政策を進めればこうなるであろう、という社会は、おおかたここに描かれているし、それは現在と地続きのものだ。例えば、監視カメラ慣れした伊原の態度は、もはや現実のものではないか。いや、現実にそのひな形すらないものはここにはない、といえるのかもしれない。

 眼目はふたつあるだろう。ひとつはパッシブ/アクティブ・テクノロジーの選択の問題。もうひとつは「世代的責任」としての廃棄物の問題。最終的にこの「プルトピア」は、廃棄物問題を太陽への打ち込みによって解決しようとし、それによって破綻するが、その引き金が人工知能の「厭世的個性」による静かな暴走というところがちょっと興味深い。山田ミネコの「最終戦争」がそうだったなあ。あれは培養装置からつないだ人の脳がコントロールするコンピュータによって都市管理を集中的に行う社会だったけど、長い暇にあかせて「最終戦争」のシミュレーションを繰り返していたコンピュータたちが、一人の絶望をきっかけに一斉に「ゲーム」を開始する話だった。と思ったら、61年のアイダホフォールズの原子炉暴走事故って、運転員の失恋が原因だったって話があったなあ……。

 それはさておき。この本のおもしろさのひとつは、間違いなく伊原にあると思うな。草野をオルグするガイド役ではあるけれど、本当はプルトピアにも疑念を持ち続け、草野世代の行ってきた原子力政策の尻ぬぐいをさせられてる、とも感じている(←ある意味、ガイド役としては不適切な気も)。時にはいらだったり、激高したりもするが、それはむしろ彼の正直さであって、草野には最後まで誠実な対応を続ける。草野自身はむしろ説明のための客体だから、伊原がつまんない原子力礼賛主義者(←ガイド役としては適切な気も)だったら、つまんない話だったろうなあ。

 しかしつくづく、「テクノロジー」とは「哲学」なのだと思うよ。……なんで岩波はこの機に重版しないんですかねえ?

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2013/02/27

飛梅

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 1月25日に太宰府で。鳥居を入ってすぐにある「飛梅の歌碑」のところにあった梅はまだつぼみも固かったのですが。

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 本殿のすぐそばにある飛梅本体の方は、ちょっとだけ咲いてました。あれから1ヶ月だから、もうだいぶ咲いたか散ったか。いずれにしても春。

 自分の実家の前は、農家の梅林が広がってまして、満開になるとむせかえるほどの匂い、初夏になるとむせかえるほどのシロヒトリとまあ、いろいろと( ̄▽ ̄)。農家の梅なのですべて白梅ですから、夜の光景はみごとなもんでした(夜桜ならぬ夜梅ですな)。自分が桜より梅が好きなのはそのせいも大きいだろうなあ。農地の宅地並み課税にともなって、あっという間になくなりましたけども。


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2013/02/26

わからん

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 昨年はマンスリー募金含めて小口ながらも「団体寄付」が結構あったので、税金還付の手続きをしてみようかと思ったのですが、これがさっぱりわかりませんのよ。確定申告とかしたことないし、税務署にすら行ったことないからなあ(←25年間サラリーマン)。あと2週間でなんとかなるものなのか? というか、税務署に行く暇があるのか。今日も今日とて11時間労働やし。

 しかし、パンチョの並盛がこう胃にこたえるようでは、もうぢぶんも終わってるような気がするよ(糖質オンしまくり)。

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2013/02/25

うめ

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 土曜日に、御茶ノ水橋の上から。紅白ともにずいぶん咲きました。


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 これはご近所。梅の好みもいろいろだけど、このところは、色の濃い紅梅が好き。
 実家の近くの天神様で毎月25日に縁日をやっていたのは、菅公の誕生日かつ命日だからなんだなあ。ということを、先日の太宰府で知りましたよ。雑誌(小学何年生とか、なかよし/りぼんとか)の付録だけを50〜100円くらいでバラ売りする露店というのが毎月出ていて、楽しみでしたねえ。りぼんなんかの付録の別冊漫画もよく買ってたけど、中学生くらいになると明星や平凡のヒットソングブックを買って、載ってるコードを見ながらギターの練習をしたり。

 そういえば、防府天満宮の夏のお祭りは何度か行ったけど、梅の時期に行ったことはないなあ。夏に防府に帰ってたのは、小学3年生くらいまでのほんの数年なのに、覚えてるのはその頃のことばっかりだな。

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2013/02/24

報告会のつづき。

 続きです。

 後半のディスカッションは、古居氏の映画「ぼくたちは見た」と、そこに登場する子どもたちのうち4人への3年後(今年1月)のインタビューの映像を、いわばケーススタディ的に、「悲惨なできごと」を体験した子どもたちへのケアについて話されました。箕口氏は(正直、あまり話の上手なタイプではなかったですが)、レバノンの難民キャンプでの調査に加え、東日本大震災の避難所での経験でも踏まえて解説されました。

 まず、一見奇異に見える、カナーンが血のついた石や薬莢を集めたり、ゼイナブが顔をイスラエル兵のように黒く縫ったりしたことについて。子どもがひどく恐ろしい体験をしたときに、それを「遊び」として繰り返すことが多く見られ、被災地の子どもたちが避難所で「津波ごっこ」や「葬式ごっこ」をして大人たちを驚かせるが、それと同じ性質のものではないかと(これに対して、古居氏から、パレスチナでも子どもの「葬式ごっこ」を見るとの指摘)。
 これは、「遊び」という「自発的に始める」行動の中で、そして「自分がコントロールできる安全な場」で、自分の体験を繰り返すことで、心の中で体験をコントロールし、受容していくプロセスのひとつ(「ポスト・トラウマティック・プレイ」)。強迫的に繰り返したり、あまりにもこだわりすぎたりする場合には、違う形の遊びに誘導していくこともある。大人は「忘れよう」としたり、まるで恐ろしいことがなかったかのようにふるまったりする/させようとするが、そうした抑圧が後にPTSDを起こすこともある。
 紛争地の子どもたちに絵を描かせると、まず戦争の絵を描くが、それもこの「遊び」と同じと考えていい。
 子どもたちには、まずは自分が安全で、安心できる場所にいるのだと納得させることが必要で、また、自己肯定感を持たせることも大事。たとえば、避難所でお手伝いをした子どもをほめて自信をつけさせることなど。ただ、近くにいる大人自身も悲惨な体験の当事者であって、子どもの行為を受け入れるだけの余裕をなくしていることが多い。

 ゼイナブは、かなり早い段階から自分の怒りを表現できていたのではないか。半年後のインタビューで、もう顔を塗るのはやめてヘジャブをつけ、「教育と信仰でイスラエルに抵抗する」と語り、今回のインタビューでは「前よりよくなってる」と言えるのは、そのためではないだろうか。古居氏に対しても、取材が嫌な時には「嫌だ」とはっきり言えるのは、ゼイナブが強い子だという現れで、実はそれほど心配しなくてもよいのでは、と。
 逆に、10歳という年齢もあって、最初の取材の時によくしゃべっていたモナは、「いい子」というプレッシャーがかかりすぎたのではないか。アルマーザもまだ優等生的なふるまいが多く、それが中にモヤモヤを抱えることになっているのではないだろうか。

 細かいところは不正確ですが、概ねこのようなお話でした。
 映画で見ると、モナは年齢よりも大人びた受け答えをしているし、モナもアルマーザも「しっかりした子」との印象で、逆にゼイナブは何をするかわからないようなところがあるけれど、確かにそうかもしれないなー、と。箕口氏が、「ゼイナブはとても表現力がある。すごい子だよ、うん」と何度も感心してらしたのが印象的でありました。

 最後に古居氏から、そうはいうものの、ガザに住む限りは「安全で安心できる場所」というものはなく、イスラエルによる占領という根本を変えなければどうにもならないとの指摘がありました。

 ドキュメンタリーの多くは、続編が作られることもなく、その後彼らがどうなったかを知りたくても知るすべはほとんどありません。例えば「プロミス」(こちら)に登場する子どもたちのうち、ユダヤ人の男の子たちは徴兵されただろうし、アラブ人の子どもたちが無事かどうかもわかりません。アレクセイの村がどうなったのかも、グローズヌイの舞踊団の子どもたちが何をしているのかも。もちろん、彼らの中には「映画ができたらそれっきりか」という人もいれば、「もうこれ以上は取材されたくない」という人もいるでしょうが、古居氏がいわば「定点観測」的にサムニの子どもたちを取材し続けるとすれば(して欲しいんですが)、それは意義のあることだと思います。

 映画を見た(あるいは本で読んだ)我々は、彼らを親しい人のように思ったりもするけれど、彼らにとっては見ている人のことはさっぱりわからないというのは、まあよくあることではありますが。けれど、空爆の間、映画を見た日本の人(たち)があなたたちのことを心配していたんだよ、ということが伝われば、すこしは彼らの「たし」になるような気もするわけですよ。

 あと、ぢぶんは「心のケア」という言葉が嫌いなんですが、「グリーフケア」とか「トラウマケア」という言い方だと、割にすんなりくるなあ、と。「心」という一般的なものではなくて、「ケアの対象」が明確なせいかな、と思ってみたり。

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2013/02/23

ガザの子どもたちについての報告会

 さてと、23日はいくつも集会が重なってどうしたものかと思いましたが、明治のリバティタワーで行われた「ガザ攻撃と子どもたち」という、古居みずえ氏の現地報告を軸にした催しに行って参りました。以前彼女の「ぼくたちは見た」という書籍/映画を紹介しましたが(こちら。公式サイトはこちら)、昨年11月のガザ攻撃の後に現地に入って、映画に登場した子どもたちに再取材したときの様子が聞けるとのことで、こちらを優先。

 集会は、アムネスティの川上氏の簡単な解説(主に2008年の攻撃から現在までの経緯と戦争犯罪について)、古居氏の現地の(一般的な)報告、映画「ぼくたちは見た」を20分足らずのダイジェストにまとめたものと、そこに登場した4人の子どもたちを今回インタビューした映像、休憩をはさんで、立教大の箕口氏と古居氏のディスカッション。箕口氏はレバノンの難民キャンプの現地調査などの経験もあるという心理学者(コミュニティ心理学)で、司会は川上氏。

 父親を目の前でイスラエル兵に撃たれたカナーン(09年当時12歳)は、事件直後、父親の血のついた石や、現場に残された薬莢を、「父がどう殺されたかを忘れないために」拾い集め、「父の顔、父を殺したイスラエル兵の顔を描くために画家になりたい」と言っていた。3年経った現在、彼は「医者になりたい。08年の攻撃の時に何度も救急車を呼んだが、封鎖でこれなくて、弟は死んでしまった」と言う。だが家族の話では、集中力がなく、勉強も、兄の農業の手伝いもできていない。これは前の映画で子どもの一人も(モナだったかな?)、授業中もいろんなことがフラッシュバックして全然集中できないと言っていたけど、具体的にフラッシュバックしなくとも、そういう「後遺症」としてあるのかもしれない(←これはぢぶんの感想)。
 今回の空爆では、やはり前の攻撃のことが思い出されて、ずっと泣いていたという。

 「なぜ、自分の家族が殺されなくてはならなかったか、本当のことが知りたい」と言っていたアルマーザ(同12歳)も、「まだ夢を見ているような気がする。夢を見ながら、目が覚めているのを待っている感じ」と言う。彼女はジャーナリストになってガザで起きたことを伝えたい、と。4年前も今回も、正義感の強い子だな、という印象。

 前回の映画で自分が描いたたくさんの絵を見せてくれたモナ(同10歳)が今回何を話したのか、実のところ覚えてない。無難な受け答えだったのかな。

 モナとはある意味で対照的に、顔をイスラエル兵のように黒く塗ったり、「私は笑うことはない」と言い切ったり、エキセントリックにも見える言動を繰り返していたゼイナブ(同13歳)は、今回も取材に応じたり応じなかったり、いきなり不機嫌になったりと、不安定な様子ではあった。でも、「私は、少しは笑うようになった。前のようにではないけど」「成績も上がり始めた」「前よりは少しはよくなっている」と言い、将来は「人々にとって重要な人になりたい」「人々が自分を尊敬し、自分も人々を尊敬するような人になりたい」と言う。
 今回の攻撃について、ゼイナブの妹は「前ほど人が死ななかったからよかった」と言ったが、ゼイナブは、妹たちがずっと泣き叫んでいるのを初めは「いつものことでしょ」と笑っていたが、だんだんに怖くなって、自分も死んでしまうかと思うほど泣いてしまった、という。前の攻撃のときは両親がそばにいたけれど、今回は小さな妹たちがいるだけで、自分は妹たちを守らないといけないが、自分を守ってくれる人は誰もいなかったから。

 古居氏の現地報告の中で、今回の攻撃の方が怖かった、という人が多かったとの話があった。音や振動が前回よりも激しかったそうだ。新型爆弾だと思ったという話もあった。攻撃は、自治政府施設、プレスセンター、サッカー場、国連の学校、民家などいろんな場所にかけられたが、空き地も何度も狙われており、それは脅しのためではないかと。

 後半のディスカッションは、この4人の映像を元に、紛争地での子どもたちのケアについて語られたが、それは次回に。

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2013/02/22

福岡&佐世保の看板

 東バ公式が更新されて、杉山くんと小川さんのツアーレポ。2回に分けてくれてもよかったのに♪ 杉山くん、福井の人なんだなあ。仙台→函館→帯広は電車移動だったのか。そりゃ大変な……。この時期、飛行機も気がもめるけども。でも、それは「暴風雨」ではなく「暴風雪」だよ、杉山くん。

 (゚ー゚)  …(←乗り鉄なのでちょっとうらやましいらしい)


 ま、そんなわけでかどうかはともかく、九州看板ギャラリーなど。

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 アクロス福岡の、ホール入り口の看板。シックです。


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 以前も乗せた、佐世保アーケードの大看板。ちなみに裏側は山下洋輔× 大倉正之助でしたよん。

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 佐世保アルカスの入り口上方の看板。どうやっても上の照明が当たって光っちゃって。

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 ちょっとブレちゃったけど、ホール入り口の看板。こういうの、なんかいいなー。

 光藍社さん関係の全国公演だと、ホールによっては帰りに余ったポスターを配ってくれたりするんだけど、そういうサービスもあると嬉しいなあ。配らなくてもいいから、会場で売ってくれるといいのに(余らないのかもしれないけど)。荷物になるけど、つい買っちゃうよ。というか、東バの東京公演でも売ってくださいよぅ……。招聘公演だとたまに売ってるときもあるんだけどな……。


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2013/02/21

九州北部美味しかったからいいけど日記4

 さて、九州北部、2泊3日で3公演見るぞツアーの最終日は1/27。例によって、ホテルについてる貧しい朝ご飯をいただきまして。でもこの日は、前日の「おべんと用っぽいちっこい半月型のプレーンオムレツ的なもの1個」ではなくて、ゆで卵1個がついておりました。その方がよほど潔いよな。以前、広島のビジネスに泊まった時は「バイキングという名の事実上のセルフサービス」だったんですが、ゆるゆるのスクランブルエッグ(半固形くらい)がビュッフェ用の下から固形燃料であっためる金属製の器で出されておりまして。いやしかし、ゆるゆるだなー、と思っていたら、ホテルの人が「業務用スクランブルエッグ」のパックを直接ぶち込んでましたな。それは見えないところでやろうよ。

 てなわけで、チェックアウトして博多駅のロッカーに荷物をぶちこみ、一路快速電車にて北九州まで。いやもう、小倉駅ついたら吹雪いてるし! あんまり寒いんで、商店街で1足390円の裏起毛レギンスなんか買っちゃいましたよ。

 北九州芸術劇場の入っている「リバーウォーク北九州」というのは、でかいショッピングモールのようなもので、いやもうせわしないとこでした。ガイドブックにはここにいろいろレストランがあるというので、とりあえず入ってみましたが、いやもう混んでる、混んでる。レストランもいわゆる「店舗」の方はあまり入れるところがなくて、よくあるセルフサービス式の合同食堂みたいなところでようやく一席確保。

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 黒兵衛の鳥カツ丼。前日もカツだったろ! とかいうツッコミはなしで。選択肢がないのだよー。550円だったかな。つゆがほとんどないのが不満だよー。とじものはやっぱつゆだろ! 味噌汁別売りに気づかなかったのもちょっと悲しい。

 ポストトークの時間が読めなかったので、帰りの飛行機は遅め設定にしてあったのですが、お土産買ってたりしてたらやはりぎりぎりになりました。駅ビルのカレーうどんが食べたかったなあ。
 羽田に着いてから食べようかとも思ったのですが、15分くらいあったので、搭乗口近くのスタンドでうどん。

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 そんなときでも写真を撮ってる律儀なぢぶん。商品名は忘れましたが、牛肉(すじ?)、薩摩あげ、とろろ昆布の3点が入って500円。いかにもスタンドのうどんですが、出汁は美味しかったです。

 あともうちょっとで食べ終わるという時に、自分の乗る飛行機の呼び出しアナウンスがありまして。しかも自分の席番号が呼ばれてるよ! それはもしや「早く来ないから出発できないぞオラア」というアナウンスか? ってんで、残りを大急ぎでかっこんで、食い逃げかという勢いですっ飛んで搭乗口まで走っていきまして(前料金なので大丈夫( ̄▽ ̄))。
 搭乗口でぜえぜえしながらスチュワッデスさんに申告しましたら、先ほどのアナウンスは「キャンセル待ちの人の番号」だったそうで、しかも「ご案内が遅れております」とか。ひー。もすこし落ち着いて食べられたやん! 

 ぢぶんがせわしなくなる原因のひとつは軽い遅刻恐怖のせいだってのはわかってるけど、これはどうしようもないからなあ。大体がせっかちだしね。ま、そんなわけで、家に帰ってから「桜ひよこ」など食ってみたのでありましたよ。


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2013/02/20

ふう。

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 なんかだいぶ前の写真のような気がするけど、まあいいや。どうせうちの近所だし。

 相変わらず、いろんなことで気がせいてばかりなんだけど、あらゆる面でキャパオーバーな感じ。うちも実際「生活残業」的なところは否めないから稼げるのはいいんだけど、体力がなあ。今月は舞台は1本しかなかったんだけど、来月はシヴァやサニーが来るし、結構忙しい。委託が300超えたくらいでこの調子じゃ、思いやられるなあ……。

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2013/02/19

ラコットの映画のあとのトーク

 ということで、映画の後の長野氏のトークはあまりメモを取らないで聞いちゃったんですが、個人的に面白かったのでメモったところだけ、少し。そんな感じなので、不正確かもしれないし、自分がそのとき考えたことと混ざっちゃったりしてるかもしれませんが、その辺はご容赦を。

 面白かったのはバレエの「スタイル」の話です。身体のスタイルではなくて、いうところの「アシュトン・スタイル」とか、そういう意味での(「バランシン・スタイル」というとバランシン好みの身体みたいな気がするけどな( ̄▽ ̄))。

 ラ・シルに代表されるような、女性が斜めに身体を倒すラインがロマンチック・バレエの主流であったこと。これで前方に手を伸ばしてふわふわさせ、またポワントでふわふわ踊ることで、妖精やウィリといった「人じゃないもの」のふわふわ漂う感じを出す、というのがまさにロマン主義(の表現)だった、というわけですね。それが、テクニックの中でも回転が重視されるようになって、軸を垂直に通すようになっていき、その分短くなったラインを、垂直を軸にしつつ全身をたわめることで長く見せる、という。

 山岸凉子の「黒鳥」の中に、垂直の軸を崩して踊れないトールチーフに対し、バランシンのいうままに垂直からはずれることのできるタナキルの新しさ、という場面がありますが、その前段階にあたるんですね。
 まあ確かに、すごい勢いでぎゅるぎゅる回る妖精っていうのもどうかと思うよね、イメージ的には……。

 で、ロマンチック・バレエに戻ると、その斜めになったラインから、やわらかくプリエさせて重心を下げ、正面に向いてぴたっと止まってポーズをとる、というのがそのスタイルである、と。

 以前、友佳理さんのシルフを見た時に、どれだけ踊っても最後は必ず形状記憶合金かなにかのように、すたっ、とシルフのポーズに戻るのがすごいなーと感心したものですが、まさにそれなんですね。それともうひとつ思い出したのは、これはロマンチック・バレエではないけれど、松山の女性の踊り方(というか清水さんの演出の仕方?)がそうですねー。森下さんの金平糖のヴァリが典型だけど、踊りのひとつの区切りのときに、正面を向いてポワントからアテールに1音使って降りてポーズをとる。それがなんだかすごく可愛いんだよなー。

 えーと、ほかに「アシュトンは19世紀ロシアに近いかも」とかメモってある。たしかこれは、アシュトンというのは1音1音を細かく刻んでステップを入れていくので、音を少しずつずらせて全体で帳尻を合わせる現代ロシア流の踊り方では踊りにくいのでは、という話だったと思ったけれど、あまり正確に覚えてないな。かつてはそれぞれの国/地域にそれぞれの流派/スタイルがあったけれど、ワガノワ・メソッド一色になりつつあるのを懸念している、というようなお話のひとつであったような。
 あと、ブルノンヴィルのラ・シルについては、タリオーニのを見て感動したブルノンヴィルが自分のカンパニーでもやろうと思ったときに、音楽の権利だか許諾だかがとれなかったのでああなった、というようなお話でした。だから音楽が違うんだなあ。

 会場からの質疑応答の中で、ジゼルの2幕のPDDの最初のアラベスクが、初めは「90度もあげたら美しくない」であり、その後誰だかの時には(忘れました)「90度にあげるのが美しい」になり、現在は90度以上、135度くらいあげないと美しいと思われないというように、同じポーズでも観客が「美しい」と思う基準が変わってきているという話がありまして(質問も応答もそこがキモではなかったんだけど、応答の肝心なところがうろ覚えなんでそこははしょりまして)、うんまあそれはそうなんだよなあ、とも思いつつ。

 だって、スケートで言ったって、つい何シーズンか前までは、4回転なんて挑戦するだけでスゴイ、みたいな感じだったのに、今や成功してナンボ、ですもんねえ。個人的には、たとえばワシリーエフ+オシポワの超人技っていうのは見てて疲れるだけで、ガラがつまんなくなっちゃたのは、結局そういう技の競い合いになりがちだから、というのもひとつあるんだよな……。もちろんそういうのが好きな人はいっぱいいるのもわかってるけど。

 なんやかんやいって、ラコットの「無駄に長い」といわれるような、牧歌的でのんびりと、α波出まくり、てのが好きなんだよなあ。ブルノンヴィル版はさくさく話が進んでそれこそ無駄がないけど、その「無駄」の部分が好きなんだよね。露天風呂にだらだらつかるみたいな感じの。
 

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2013/02/18

江古田映画祭など

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 一気にトークの話まで書いて終わるつもりが腰痛がヒドイ……。ヤバイと思ってこの土日はおとなしくしてたのになあ。写真は北九州芸術劇場近くのハボタン。

 西武池袋線の江古田駅近くにあるギャラリー古藤さんで、「第1回 江古田映画祭―3・11 福島を忘れない―」という催しがあります。3/3〜14日の毎日、原発関連の映画2本(ないし3本)とトークイベントを行うという、とても意欲的な催し。
 会場のギャラリーは以前、安世鴻氏の写真展+トークで伺いましたが、狭いのは確かなので、土日に行く人は予約した方がいいかと。「足尾銅山」見たいけど、行ける枠がないなあ……。3月はきついー。

 大人予約1000円、当日1200円(映画1枠+トーク)。学割あり。

 ギャラリーのサイトはこちら。オーナーさんのブログはこちら

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2013/02/17

ラコットの映画のつづき

 ラコットの映画の続き。

 引用されている作品は、ごく最近のものや映像収録用に撮られているもの(TV放映用とか)は別にして、70年代当たりでもすごく状態が悪いのは、多分感度の悪いフィルムを使ってるんだろうなあ。
 
 ラコットがリファールに振付をやらせてもらえずに退団して自分のバレエ団を立ち上げて、テスマーがコンセルヴァトワールを出て就職したバレエ団が入って1年で解散しちゃって、というときに二人を紹介してくれる人がいて。まっこと、人の世は縁でできてるわけだけど、振付家にとって「ミューズ」というのはやはり必要なものなんだろうなあ、とぼんやり思ったり。ま、バランシンはミューズ多過ぎ、という気もしないでもないけど、それが「運命的な出会い」であろーがなかろーが、私生活においての関係はどーであろーが、自分のイメージを具現化する、あるいは具体的にイメージするための、具体的な肉体を持った相手。その「ミューズ」が女性だったり男性だったりもまたいろいろだけど、それが一人に固定化されることで生まれてくる振付家の作風、ていうのもあるような気がするわけで。女性振付家の場合はどうなんだろう。例えばニジンスカとか。

 いやしかし、ラコットの「エッフェル塔バレエ団」てのもスゴイ名前だよな。「東京タワーバレエ団」とか「通天閣バレエ団」とかいうようなもので。テスマーのための「12人のバレエ団」というのは、年代からみるとその後の「ジュネス・ミュジカル・ド・フランス」の方なのかな。こういう時間軸が割とごちゃごちゃで不明確だったりする。字幕しかわからないからかもしれないけど。

 長野氏のお話は、前半は映画の解説的なこと、後はラ・シルの復元話を中心に、バレエの「スタイル」についての話など。映画では、ラコットが師匠のエゴロワに「あんたはもう古典に専念しなさい!」的なことを言われて、現代創作をやめて古典復元の道に入ったというような話が出てきますが、トークの中では、ラコットがケガで踊れなかったときに、ラジオでコッペリアを聞いて古典に回帰したというようなエピソードも(←自分のメモの復元なので違ってたらすみません)。ラ・シル復元のために人をたどっていく過程などは面白かったですねー。やっぱり「人の世は縁」なのだな。ラ・シルだかドナウだかの復元で、どうしても群舞の配置がわからないときに、タリオーニ(父)の弟の振付作品の批評に「兄の作品の模倣」って書いてあるのを発見し(←ヒドイ)、「んじゃ資料残ってる弟の群舞でいいんじゃん!」って話になったり。弟、真似してくれててありがとう! という( ̄▽ ̄)。

 まだちょっと残ってますが、今日はこんなところで。

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2013/02/16

ラコット&テスマーの映画

 すでに1週間がとこ経っちゃいましたが、先週遅ればせながら映画「バレエに生きる」を見たのでちらっと。公開の時に見逃しちゃったんですよねー。でも今回は長野氏のトークつき1000円だったのでかえってお得でありましたよ。長野さんって、以前友佳理さんが「オネーギン」がらみでのレクチャーをやったときに「聞き手」として出てらして、好感度高かったんですよね。きちんとあちこち目配りしながらその場で話を組み立てられる人というか。ほら、書くものはよくても話す方はダメとか、それ以前にふるまいがダメとか、いろいろあるわけで。

 映画(公式サイト)は、オペラ座の(元)エトワールのテスマーと、ラ・シルやファラオの娘(←どーしても「ファラオの墓」と言ってしまいそうになるんだなー)などの復元で有名なラコットの二人を描いたドキュメンタリー。ぢぶんはオペラ座にはあまり縁がないので、知らないことがたくさんあったなー。まずもって、ラコットがリファール時代のオペラ座のプルミエだったなんて知らなかったし。テスマーがオペラ座付属学校の出じゃなくて、いきなりエトワール採用だったのも知らなかったよ。

 いやー、ダンサー現役時代のラコットが若いなあ。若いけどおっさん。でももっと年を取ってからのラコットしか知らないから、おっさんでも若いんだよなあ(笑)。なんというか、当時の「ハンサム」というか。
 本人が踊る場面は、オペラ座を退団してからの自分の振付による「現代バレエ」がほとんどなんだけど、自分がこれだけ踊れて、その後振付てる相手がドナールでは、そりゃ男性パートのハードルが高くなるわなあ( ̄▽ ̄)。そして、リファールが振付をやらせなかったのもちょっとわかるような気も(笑)。いや、50年代当時で見たら新しかったろうと思うんですけどね。「声」の新聞紙使った踊りとか、もうジーン・ケリーかって感じだし、最初の「エギヤージュ」なんて、真知子巻きの人のすれ違いドラマだし。

 テスマーの踊りはほとんど見たことがなかったのだけど、いちばん「すげえ!」と思ったのは、コッペリアの2幕のジグ(だと思う)。あの脚捌きはすごい。
 ラコットも、「ラ・シル」の成功でテスマーがオペラ座に迎え入れられるのと一緒に一度は退団したオペラ座に復帰したのだと思うけど、その引退公演のパートナーが新進エトワール(当時)のカルフーニというのだから、振付家としてだけではなく、ダンサーとしても復帰してたっていうことなんでしょうかねぃ。なんかその辺が見ていていまひとつよくわからないというか。

 見てみたい作品もいくつかありました。ピアフが、自らの出演を望みながら出られずに、声と歌だけを録音して他界してしまった「声」は、まあそんなわけでジーン・ケリーっぽい場面しか見なかったわけだけど、ちょっと見てみたい。あとテスマーの希望で作った「椿姫」は、マルグリットとアルマンとアルマンパパのトロワ(多分)と、最後の寝室でマルグリットが息を引き取る場面だけが挿入されたけど、トロワだけガラででもやってくれたらいいのになあ。76年の作品ということは、オペラ座でやったんだと思うけど。モンテカルロに振り付けた「ある女の24時間」も見たいけど(←これは長野さんのトークで俄然興味が)、モンテカルロはもうラコットはやらないだろうなあ。ある意味では「振付芸監」の悪い面というか……。今のモンテカルロのダンサーに(現代物とはいえ)ラコットが踊れるか、というのもビミョーだし。
 ハムレットでは、オフィーリアの死の場面が、例のミレイの有名な絵のまんまで、川の部分に敷かれたシートをひっぱって、オフィーリアが流れていくというのがなんとも(笑)。なんかドナウでも女王が台車に乗って流れてたなー、とか。

 とりあえず。
 

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2013/02/15

小倉のカバ

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 北九州芸術劇場の入っている「リバーウォーク北九州」にあるカバの親子。


 カバのケツ。

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 ちなみに脇腹に貼ってあるのは膏薬ではなく、「登るな」の旨の注意書き。


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2013/02/14

九州北部美味しかったからいいけど日記3

 そんなわけで、佐世保の九十九島から駅の方へと戻ります。ちなみに駅前のバス停からパールシーリゾートまではバスで30分足らずですが、そんなに本数は多くありません。帰りは途中で降りて、「鯛焼きの入ったぜんざい」という凶悪なものを食うのだーー。

 ……お店、休み……orz。

 「不定休」って書いてありましたけどね、ガイドブックにも。駅から10分ほど、中佐世保の辺りが佐世保の中心街になります。巨大アーケードを歩いていたら、前回(十年がとこ前)に来たときに、ここで帆布の小さいリュックを買ったのを思い出したよ。で、こんな看板を見つけたり。

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 後藤さんの勇姿じゃ( ̄▽ ̄)。

 駅からアーケードに抜ける辺りはむしろ岩国に似てるけど、岩国は町が死んでる感じがしたなあ。こちらはアーケードの通り向かいの、小さな路地の商店街もしっかり生きてました。パールシーリゾート行きのバスからSSK辺りの海沿いを見ると、やはり長崎の繁華街の向い側、三菱城下町近辺と似ているように思います。三菱ほどの「城下町」ではないけども。呉は同じ軍港の街でも、ちょっと匂いが違う。

 てなことで駅前まで来てしまうと、やや殺風景に。夕飯のお店の当たりだけつけて、チェーンのカフェで時間つぶし。
 ……したのはいいんですけどね。6時半開演、ホールは駅から歩いて5分ほど。というわけで、5時すぎに駅前のカツ屋に行ってみたら、これが激混み(笑)。帰りの電車で駅弁にしようかな? といったん引いて、駅の中をうろうろしてみましたが、駅弁が3種類くらいで、どうも気を引くものがない。アーケードまで行けば食べるところもいろいろあるけど、駅から10分、往復20分はリスキーかなあ、と。そんなわけで、カツ屋にとって返して、ハラハラしながら待ちました。しかも、ホールに行く(とおぼしき)人が、みんな続々とカツ屋で待ってるわけですよ(笑)。20分まで待ってダメなら駅でパン買ってホールで食べよう、と思ったけれど、なんとか間に合いました。

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 「4種類の野菜カツ」980円くらい。レンコンのはさみ揚げ×2、エリンギの肉巻き×2、人参の素揚げ、サツマイモのカツ。付け合わせの野菜は選べるみたいだったけど、面倒なのでキャベツの千切り。それにお新香と赤出し。ご飯も選べたので麦飯で。久しぶりの赤出しが美味いー。カツも美味しかったし。
 2人掛け×2で4人掛けにしてあるテーブルに通されたので、お店の人に「隣、入ってもらっていいですよ」と言ったのですが、「いいえ大丈夫です」とすげなく断られたりして。いや、ぢぶんが気になるんだよ! 人が立って待ってるの見ながら「快適なお食事」はできませんのよ! ケツカッチンだし! まあ、6時までには待ってる人もいなくなりましたけども。

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2013/02/13

これもまたクラゲ

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 そんなわけで、これも佐世保のクラゲ。いちばん外側の膜みたいな(膜だろ)ところがひらひらと動いて泳いでます。で、そこのところが発光するの。ここまでくるとすでに「クラゲの定義」がわかんなくなるよなー。
 
 

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2013/02/12

九州北部美味しかったからいいけど日記2

 さて、一夜明けて、ホテルは貧しいながらも朝食付き。……ええまあ、パン食べ放題(トースターはセルフ)以外に食べるもののないような朝食でしたが、一応朝食付き。

 博多から佐世保へは、特急「みどり」が便利です。昔はその名も「シーボルト」という特急がありましたが、いつの間にやらなくなってたよー。在来特急大好き♪(←軽い乗り鉄)
 「みどり」だと佐世保まで2時間弱。片道2070円+自由席特急券1200円ですが、「往復割になるかな?」と思ってみどりの窓口へ行きましたら、JR九州には「2枚きっぷ」という割引サービスがありまして、往復だろうが片道2枚だろうが、指定席利用で4500円になるのでした。おおっ! しかし「2枚つづり回数券」って発想がすごいというか、それ「回数券」の枠じゃないだろ……。「お買い物券つき」とか「入場券つき」とかいろんな割引があるので、お出かけ前にさくっと調べていくのがオススメです。
 ちなみに博多の市営地下鉄はsuicaが使えるって書いてありましたよ。JR九州では使えないのになあ。

 さて、そんなわけで佐世保までですが、途中で吹雪いてくるし! 

 昼ご飯はもちろん九十九島のパールリゾートで。水族館の中には食べるところがありませんが、一時退館/再入場が可能です。出口のところで係の人に「再入場したい」というと、手の甲にハンコを押してくれます。これは「見えないハンコ」で、再入場の際に係の人が懐中電灯のようなもので光を当てると、クラゲかなんかの形に光るという。「手を洗う時に気をつけてください」とは言われましたが。イルカのショーが1時半からだったので、一度出てご飯を食べて再入場しました。

 お昼ご飯はこれ。

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 「あごラーメン」の「アメリカンラーメン」750円。正体は塩バターコーンラーメンですが、なぜか「アメリカン」。バターコーンがアメリカンなのかしらん。ほかにもトマト味の「イタリアンラーメン」など各種あり。千切りのキクラゲが九州っぽいですな。特に変わった感じはないけど普通に美味しい。
 ほかに焼ガキのテイクアウトなどもありましたが、一人で食べるにはちょっと量が多い感じで(いや、食べ始めれば食べますけどね)、横目で眺めておしまい。いやもういかんせん寒くて(笑)。


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2013/02/11

九州北部美味しかったからいいけど日記1

 さて博多、佐世保、小倉と駆け足で回った2泊3日。今回はANAじゃらんの往復飛行機+博多2泊パックを使いました。本当は北九州空港から帰れれば楽なんだけど、そういうパックは高いのしかみつからなかったんよ。それにしても新幹線も速くなったからねえ。羽田までの時間や行った先の空港から鉄道ターミナルまでの時間、空港での手間を考えると、案外新幹線もテなんだよなあ。飛行機と違って駅弁食べられるし(←そこか)。問題は値段だな。

 というわけで、金曜日は9時羽田発のANAですかっと11時前に福岡着。お城は前回行ったので、今回は太宰府へ。
 お昼は太宰府駅前の萩野屋さんで、ごぼう天うどん。

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 ……いや、見た感じ、たぬき以外の何者でも……。西の方で「ごぼう天」なので、てっきりおでんに入ってる練り物の方かと思ったのですが、このたぬきの中に何本か、ごぼうの天ぷらが潜んでおりました。だって「丸天」はさつまあげじゃんよー。600円だったかな。美味しゅうございましたです。ごぼう率がもう少し高いと嬉しい。太宰府古来の「宰府うどん」というのだそうですよ。

 先だってのデイリーポータルで、べつやくれいがちょうど福岡のうどんを取り上げておりました(こちら)。なるほどー。

 太宰府では、25日の菅公の日とて、月に一度梅ヶ枝餅に加えてよもぎ餅が売られる日。焼きたて熱々、あんこの入ったよもぎ餅(草餅ではなく本当にお餅)は美味しかったですー。梅ヶ枝餅は食べなかったけどな。あれは君がひとつ食べたらぼくは半分しか食えないような気がするし(また古い……)。

 博多に戻りまして、チェックインしたり翌日の佐世保行きの切符を買ったり、あれこれいたしまして早めの夕飯。駅ビル(なのか?)の中にあります、「めん街道」をうろうろしまして、「豚とろ」へ。


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 鹿児島ラーメンじゃんかいっ! Σ( ̄ロ ̄lll) 博多ラーメンじゃないのかいっ! いやまあ美味しかったからいいですけどね。


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2013/02/10

谷内六郎展&ラコットの映画の上映会

 土曜日に行ってよかったもの。

 「おかしくて、さびしくて。 ——1950年代の谷内六郎」(こちら

 表参道交差点脇山陽堂書店2〜3Fのギャラリーにて(無料)。ぢぶんの好きな、1950年代の谷内六郎の作品展。原画ではなくて、印刷物からパネルに起こしたものですが、滅多に見られない作品40点が展示されてます。「週刊新潮」とはひと味ちがうのだ。日・祝日が休みなので、もう平日の日程しか残ってないけど、近くを通りかかったら是非。本を買ったついでにレジで長話しちゃったー。よその営業さんきてたのにごめんなさい。楽しかったです。


 日曜に行っておもしろかったもの。

 映画「バレエに生きる」上映会 さいたま芸術劇場(こちら

 公開時に見そびれたラコットとテスマーのドキュメント。今日は長野由紀氏のトークつき。面白かったので、後で書きたいな。さいたま芸術劇場の主催じゃなくて、地域上映会運動みたいな枠だった。
 11日にも3回上映されます。1000円。
 さいたま芸術劇場って遠いイメージだけど、よく考えたらうちからゆうぽうとに行くのとたいして変わらないのだったよ。しかも1000円なら、交通費込みでも渋谷で1500円+交通費の映画見るより安いという(笑)。映像ホールは初めて入ったけど、椅子が半円形に配置されていて見やすかったし、トークやシンポジウムの会場としてもよい感じだった。入り口がわかりづらいけどなあ。

 とりいそぎ。

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2013/02/09

すぷりんぐ&ふぉーる

 昨日の検索キーワードに「東京バレエ団 ザ・カブキ ふんどし」と「東京バレエ団 ザ・カブキ 褌」と「ザ・カブキ 東京バレエ団 赤ふんどし」と3つ並んでて、なにもそんなにご丁寧に……( ̄▽ ̄)。何がしりたかったのかがちょっと気になる。

 さてと。

 「スプリング・アンド・フォール」は、PDDだけ一昨年の秋のツアーで美佳さんと高岸さんが踊ったけれど、全曲通すのは久しぶり……って、確か前回は長谷川さんの最後の舞台なんじゃないだろうか 。・゚・(ノд`)・゚・。。メンバーもほとんど入れ替わってるわけだよ、そりゃ……。
 モデラートの、以前平野さんが踊っていたパート(男性準主役的な)を宮本くん。もう一人を梅さん(前は確か松下さん)。

 前回、木村さんと長谷川さんとで見た時には、身体の内側から目覚めていく春から若者達の夏へ、といったような季節のめぐりがそのまま「人生の季節」に重なるような印象で、二人らしいドラマチックな仕上がりになっていて、ダブルキャストだった後藤+小出組もややそんな感じであったのですが(アンサンブルはシングルキャストだったしね)、今回は「ドラマ」部分を宮本くんがかっさらっていったような(笑)。

 面白いもので、「ギリシャの踊り」と交互上演してみると、これが同じテーマの裏表のように見えてくるんだな。いつだったかの「ギリシャ」の時に、これは「毛遊び」(もーあしびー)なんだなーと書いた記憶があるんですが、「ギリシャ」が共同体の祭り的な空間での男女の出会いならば、「スプリング」の方はもっと暴力的な痛みを伴うような出会い。ある意味では近代的な。とするならば、むしろ佐田達枝的な、という方が近いようにも思ったり。まあ、テーマとしては普遍なものなんだろうけども。

 これは前回もではありますが、2楽章、3楽章と見るとやっぱり、「若い」というのは、それだけで無自覚に暴力的で、残酷なんだよなー、としみじみ振り返るわけですよ(←年寄りくさい)。若い頃なんて互いに傷つけ合う以上のことなんてしなかったじゃないか……ぶつぶつ。

 まあ後藤さんと小出さんにその種のドラマ性はあまり期待してないので、というかそもそも期待する作品なのかもわかんないし、というところで宮本くんががっつりと。言っちゃあなんですが、彼がこんなに「ガツンと」くるとは思ってなくて、特に「スプリング」初日の福岡の気合いというかなんといか、いやー、すごかったです。連投続きの横須賀はさすがに当人比で若干疲れが出たようにも見えましたが、それでも「自分の踊るべき役所」がわかったうえで、その上をいっていたように思います。小出さんをめぐるドラマはむしろ宮本くんの方にあったという。「新・期待に応える男」だな、こりゃ。もう次は真ん中宮本くんでいいよ。次がいつかわかんないけど。

 全体にまだこなれてない感じはあって、特に2楽章はところどころになにかしらあったようななかったような。横須賀は床の滑りが悪かったらしく、うまく引きずれてなかったり。
 そんな中で、すごくいい感じ、と思ったのが河合さん。自分としてはあまり興味を引かないタイプだったので結構意外だったんですが、もしかしたら長谷川さんのニュアンスと似てるのかもしれない。カワイイ系の役で見ることが多かったけど、シャープな(あるいはドライな)役で見ると、また違って見えるかもしれないなあ。

 男性では岡崎くんが、各自へばってくる中で最後まで(へばりつつも)きれいな動きをキープし続けていて目をひきました。3楽章の最後のツインテール(こんなの)まできれいだったなあ。梅さんの、そこはかとない暴力性が垣間見られたりしたのも面白かったし。なんというか、このツアーで「肝が据わった」感がありますね。彼だけでなく、男性陣に「力のいれどころ」というか、舞台の上での「身体の強度」(耐久性とかではなく、いわゆる「存在感」的なもの)がついてきたのかなあ、と。みんないつまでも「若手」じゃなくて、もう「中堅」として、カンパニーを引っ張って支えていく側なんだよね。

 考えたらこれと「テーマ」は4月の「ルグリ」でやるんだよな……。いやもうガンバレ。
 

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2013/02/08

水族館にて

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 これも佐世保の水族館で。見た時はそうでもなかったけど、今見ると美味そうな……( ̄▽ ̄)。

 
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 いわゆる青魚は、背が青黒く腹が白くなっていますが(サバとかサンマとかね)、それは空から鳥が見た時には海の色(青黒い)と保護色になり、下からほかの魚が見た時には空の色(逆光で白い)と保護色になって、捕食されにくくなるようにできているのだそうです。へー。なんとなく生き物の腹って白っぽものだと思っていたので、あまり不思議に思ってなかったなあ(犬とかも白いし)。

 ニュースでイカの飛行の話をしていたのは、寝ながら聞いていたので見られなかったんだけど、こちらにありましたよ。100匹の編隊飛行はすごいなあ(この場合は「100パイ」じゃないよな)。

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2013/02/07

それはさておき

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 福岡行きの飛行機から。

 お天気がよくて……と言いそうになるけど、これだけ雲があるんだから、お天気は「悪い」んだよな。地上的には。

 今回の東バのツアーは、ガラに加えて「子どもの眠り」(函館と札幌)もあったんだなあ。すっかり忘れてた。というわけで、
 2日(土)岸和田→3(日)横須賀→5(火)仙台→6(水)仙台マチソワ→7(木)仙台→9(土)函館→10(日)帯広→11(月)札幌
 という過酷なロード中。函館はマチネだから8日は移動日だな。ふへー。

 公式の方は、噂の和田くん( ̄▽ ̄)。「大きい役は……」とかいってしまったけど、「現代の勘平」をやってたんだねえ。177cmだと木村さんよりちょい低いのか(より大きい気がしてた……)。「子どもの眠り」のおかげで男子はだいぶ覚えたなー。
 そういえば、あの眠りのセットは中が空で、移動の時は小道具とか詰めて運べるんだろうか、と、ついくだらないことを考えてしまったじゃないか。発想が通販の「中に布団がしまえるベッド」とかそんな系統になってきたよ>ぢぶん。

 レポ類は週末にでも……。映画いろいろ始まってるんだよなあ。「ひまわり」とか「アルマジロ」とか。


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2013/02/06

キャストいろいろ

 オーダーメイドの仕事が終わったーヽ(´▽`)/、残業減るぞー、とようやくへろへろ状態解消に向かいつつあります。でもすぐに年度末シフトになるんだよな……。あとはパートさんのつわりがおさまるかどうかだ(←3週間出勤してない)。

 そんなことをしている間に、春〜夏のキャスト発表がありましたー。ラ・シルの方は特設ページもできてますが、公式のスケジュール欄から、3月と4月のハルサイのメインキャストも見られます。

 リーダーは両日弾+森川で、これは予想通り。1日くらい木村+後藤のリーダー復活があるかな? と思わなくもなかったですが、さすがになかったなー( ̄▽ ̄)。若者は、3月がオガ+氷室でこれも予想通りですが、4月は岡崎+氷室ですよーヽ(´▽`)/。岡崎くん、初役だよね? 梅ザッキー祭りはまだつづいていたのかー。もちょっといい席取ればよかったなあ。小笠原くん側の役だと、いぢめっこの方か。オガ+岡崎だと「ケンカ上等」みたいになりそうだな……(←リーダーの方が割って入りそうな)。
 「若い娘」(4人)の方はまだ未発表ですが、こちらも新しい人が入りそうですね。楽しみ。

 しかし、「オネーギン」の後、ずっと降板が続いている美佳姫が気になるところです。あと1ヶ月あるから間に合うかな。女性の生け贄は美佳姫がいちばんというか、本当にもう美佳姫ーーっっ!! 
 ……でもまあ、最終調整先はマラーホフとのジゼルだと思うので、無理はしてほしくないとも思うし、なかなかもどかしい。


 さて、ラ・シルの方も主役は発表済みでしたが、メインキャストも一通り出ましたよ。

 ちょっと驚いたのは、ガーンに両日入った和田くん。踊りは少ないけど、大きい役は初めてじゃないかな。先日の「役人」の前列でいい感じに踊っていたのは(大きさ的に)和田くんでは? と噂してはいたので、ちょっと楽しみだ。
 エフィが吉川さんと河谷さん。これもちょっと意外というか。吉川さんはシルフのイメージが強いもんなあ(ドンジョのだけど)。これを機にお芝居の方がぐっとよくなると一皮むけると思うのでがんばれー。
 PDDはもはや誰が踊ったのかもよく覚えてないんだけど、梅さんと原田さんは初役かな?
 原田さんは珍しいシーズン中途の移籍なんだと思うけど、年明けから「ギリシャ」のイントロダクションの4組の1人、「スプリング・アンド・フォール」、「ボレロ」の前面センター3人の1人(←以前高橋さんがいたとこの隣)と、ガンガン投入されてます。即戦力だなー。

 とまあそんな具合ですが、なにせ久しぶりに木村さんのマッジキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。あのまま「セクハラ伝説」と化してしまうかと思いましたよ(←するんじゃない)。あれ、飯田さんとダブルキャストだったんだよなあ。何年ぶりなんだ……。

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2013/02/05

博多みやげ

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 最終日にばたばたしながら、博多で集中的に土産を買いましてん。しかし、博多駅中、くまもんに占拠されてたような気がするんだが、いいのかそれで。

 会社みやげは「めんたいせんべい」。前回に比べると人も減った(ような気がする)し、30枚入り(1050円)で間に合うかな? と思ったら全然足りませんでした……(・_・)。自分の口に入らなかったので、味のほどはわかりません。仕事の流れとしてよく組んでいる同僚が(←自分より一工程前の部署)「南部せんべいより甘いものは食わない」人なので、甘いものをはずして組むのは意外と大変です。箱に40枚って書いてあっても、よく確認しないと20袋(2枚入り)だったりすると配れないしね。

 ダンナみやげは「博多和牛カレー」。「佐賀牛カレー」と並んで売られてまして、どっちにすりゃいいんだよーヽ(`Д´)ノウワァァァン と。佐賀の方はレトルト丸出しだったので、紙パックに入ってた博多の方を買ってみた。しかし、ダンナみやげって毎回、カレーかラーメンか漬け物だな……(コンセプトは「ご飯に役立つ」)。

 東京モンとしては、博多に行ったら「ひよ子」も買わないとね! と、わけのわからんことをいいつつ。「ひよ子」、好きなんですよ。昔あったロバ製菓の「ぽんぽこ」も好きでしたねー。いわゆる「地元の銘菓」ってヤツ。
 ウィキペディアによりますと、元々は筑豊地帯のお菓子で、炭鉱労働のあとの「甘いもの、うめぇ」なお菓子として定着していったそうで。そんな過去があったのだな。てか、二代目の「自らがヒヨコで埋め立てられる夢を見たのがきっかけ」ってコワイのかシアワセなのか……。
 というわけで、ちょうど期間限定で出ていた「桜ひよ子」なるものを入手。中身がほんのり桜あんで、美味しゅうございました。

 さ、地ビールもお土産用に見ますかね、と思いましたら、ちょうどくまもんビールが。おおっ、熊本でビールとはこりゃあヽ(´▽`)/と思いきや、ビールじゃなくて「ビールテイスト飲料」(ノンアル)ってヤツでしたよ。これはビール飲みには叱られそうだなあ。しかも「FREE」ってただでさえ甘くて不味いのにそもそもキリンだしなあ……と思わさせておいて、実は「浜田醤油」という会社の製品でしたよ。卵かけご飯用の醤油を作ってるところですな。醤油屋さんのノンアルビール。まあようわからんけど、暑くなったら飲むことにするかいね。

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2013/02/04

紅梅

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 土曜日が暖かだったせいか、ご近所の紅梅も最初の1本が花盛りに(写真は3日)。ここのお宅は、庭は広くはないですが、さまざまな種類の紅梅に埋め尽くされてまして、もう月影先生でも住んでるんじゃないかというくらい( ̄▽ ̄)。毎年楽しみなのだー。

 いろいろたまってますが、またー。いつまで残業続くんだ……。

 

 

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2013/02/03

鎌倉のジゼル

 ということで、横須賀まで行ってきましたよー。

 先週末は博多ー佐世保、土曜は岸和田と移動しながらの連続公演で、各自ちょっと疲れも見えたように思いましたが、ちょこちょこと改善されたり詰められたりした部分もあったようにも思って、なかなか楽しかったです。今まで「若手」だった人たちが「中堅」になり、そのことの自覚というか、気合いみたいなものも感じられてきたりして。
 しかし、テーマ→スプリング→ボレロと続けて出る男子は大変だあ。仙台のマチソワがギリシャでよかったよ。

 会場でもらったチラシの中に、鎌倉芸術館での「ジゼル」の公演がありました。芸術館のHPにもアップされてましたよー(こちら)。
 水香ちゃんのジゼルに高岸さんのアルブレヒト、まではチラシに出てましたが、サイトの方には木村ヒラリオンと田中ミルタまで出てましたーヽ(´▽`)/。

 ……ま、本音いうと、アルブレヒトで見たいですけどね。本公演でやってくれるといいんだけどなあ。田中ミルタと川島バチルドに包囲網をしかれる木村さんが見たいなー(ジゼルは誰だよ……)。

 鎌倉は水香ちゃんのトークも別の日にあるみたいです。ていうか、本ビラできてるんじゃん。鎌倉芸術館って、鎌倉っていっても大船なんだよなー。

 まあ何はともあれ、来シーズンも踊ってくれるのは確かで、少なくとも次は6月には見られるようなので、ちょっと安心。去年の半年放置はきつかったよぅ……。

 

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2013/02/02

「最後」の「火の鳥」

 忙しさにかまけてぐずぐずしてましたが、2週間(早いなあ)も経ってしまったベジャールガラから、火の鳥について。

 いうまでもなく、K村さんの「最後の火の鳥」と打たれてたわけなんだけど、「火の鳥」ってなかなか日本では上演してくれなくて、この8年で自分が見たのはこれが2公演目(計3回)になるんですよ。しくしく(ノ_-。)。ひどいわー。恨みは七里ヶ浜くらい深いのよー(←わかりづらいネタ)。前回見たのは2008年だよー(コンセプトが異なる「ミラー」での引用は除く)。

 そんなわけでそれなりに感傷的に見たことは否めませんが。

 踊りそのものはアレですね、以前だったらよくやらかしてた「気持ちに脚がついてってない」っていう。「M…」までがずっと「絶好調」な感じだったんでうっかり忘れてましたが、久しぶりの初日やらかし、と。周期が年単位になってくるともう見てる方もしばらくしてから「あ!」と思ったりして。それを最後にやっちゃうあたりがらしいなあ、とか……。

 ま、それはそれとして。

 すごく、あたたかかったんですね。前回も、「王女たちのロンド」を使った中間部はあたたかくて、アタックの方は熱かったと思うけど、今回は全体を通してすごくあたたかくて。アタックの場面でも、先頭で戦うとか、パルチザンを率いるとかいうよりもむしろ、見守るような視線の方を強く感じまして。で、それは、3.11以降に触れて「再生」を踊りたい(不正確ですが)、といった木村さんの事前インタビューでの想いにそうはずれてはいないだろう、と。

 なんというか、ぢぶんがその場で感じたことはふたつあって、ひとつは「火の鳥」がアタックで向き合っていたのは「眼前の敵」ではなかったのではないか、ということ。二度繰り返される、上手奥からの対角線上のステップの始めの前傾姿勢では、いつも通りに「獲物を狙う」目ではあったので、そういうわけでもなかったんだろうなと思いつつ、しかし「眼前の敵」よりもむしろ仲間のーーというか後輩の、彼を継ぐべきーーパルチザンたちの方へ想いが注がれていたような気がしたんですね。

 もうひとつは「火の鳥」となる「革命のリーダー」が、同時にパーソナルな存在だったということ。女性パルチザンのリーダー(今回は奈良さん)が彼の恋人だというのは(ポジショニングとしても)見りゃわかる話なんですが、結構ストレートだったなあ、と。前回は確か小出さんだったのでそう見えないというのもあり、今回は奈良さんがあらゆる場面で情熱的であったというのもあり、前回よりも木村さんの包容力が(これもあらゆる意味で)増していた、とかまあいろんな要素はあると思いつつも、思想的な支柱とか同志的なナントカとかを超えた、パーソナルな感情がその一瞬にぱあっとふりまかれて、実際は木村さんはずっと舞台の上にいたにもかかわらず、奈良さんが飛びついたその瞬間に、「あ、帰ってきたんだ」と思ってしまったんですよ。

 ということを、帰る道々つらつらと頭の中で転がしてまして。

 これは木村さん自身が、そういう風には踊ってないという確信を持ちつつも書いてしまうのですが。

 ぢぶんはなにか、「革命のリーダー」という男が、「火の鳥」になった時にはもう死んでいたんじゃないかと、そんな気がしたんですね。冒頭の戦闘で死んだリーダーの魂が(肉体がではなく)「火の鳥」となって、援軍が来るまでパルチザンたちを守り続けたのではないか。そしてフェニックスに後を託して飛んで行く、と。「鳥」って「死者の魂」でもあるわけで。
 
 ……中間部がお盆だな。

 フェニックスの弾くんと向き合って、木村さんが弾くんに笑いかけたときに、ああもう木村さんの中で「火の鳥」は終わったんだな、と思ってたいそう切なくなったりもしましたが。「次はお前らだからな」という。……ええまあ、身体の厚みが弾くんの2/3だよ! どこに内臓入ってるんだよ!ヾ( ̄0 ̄;ノ! と思ったりもしましたけども。

 印象に残るのは、やはり中間部にある、パルチザンたちが火の鳥を囲んで立ち、火の鳥が中央で膝立ちになって手をあげ、つかみ取る場面で、木村さんの掌から本当になにかあたたかいものが出て、パルチザンがそれをつかんだように思えたこと。遠くをみつめるときの切ないような表情。やっぱり「ロンド」の場面、いちばん好きだな−。

 初役がいくつあるんだ、の弾くんのフェニックスは、まだ詰め切れてはいなかったけど、次代のリーダーとしてここに登場するのは、やはり後藤さんではなくて弾くんでないと、と思わせる力強さ。
 パルチザンのヴァリ1は宮本さん、ヴァリ2は梅さん。梅さんも初役ラッシュだな。宮本さんはもうバリバリですが(←シャレてるわけではなく)、対角線上に木村さんと梅さんが両手を挙げて立ったときの相似形が、なんとも味わい深いというか。「見守る存在」と「継ぐ者」を、そんなところでも感じたりして。梅さん、あの衣装似合うなあ。すごくいい顔で踊っていたし。

 ……ええ、「卒業」したのは「火の鳥」と「役人」だけで、別にそれ以上のことじゃないんですけどね。やっぱり感傷的にはなるじゃないですか、そこは。

 で、終了後にちゃんと、奈良さんと乾さんと二人抱えて「両手に花」を満喫してる辺りも木村さんらしいな、と思ったり思わなかったり(思ってるだろー( ̄▽ ̄))。
 

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2013/02/01

ロウバイ

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 こちらは25日、太宰府のロウバイ。天気のよいのはこの日だけで、26日は降ったりやんだり、27日と来た日にゃ「時々吹雪」でしたよ。積もりはしませんでしたけども。

 帰ってくるなり連日の残業でへばってます。新刊点数が増えたわけではなくて、あちこちのオーダー品のデータが重なってるだけなんですが。どこも予算執行時期に入ったんだなあ。

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