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2013/03/10

千秋楽。

 というわけで、BBLの最終日は「ライト」。「ライト」といえば森下さん、ではあるんだけど、プログラムによると元々はハンブルグ・バレエに委嘱されて(79年)作ったものらしい。それがベジャールのケガで2年遅れて完成し、20世紀バレエ団用に手直しして発表されたのが81年。つことはですね、初演がハンブルグだったのか、それともハンブルグ側では一度も上演されなかったのか、そもそも森下さんへの「当て振り」だったのか、この解説だとなんか今ひとつわからないなーと。森下さんの自伝に当時のことが書いてあったような気もするけど、今ちょっと調べる根性がない(笑)。本棚のあの辺にはあるはずー。

 それはさておき、よい千秋楽でしたー。カテコはすっかりおなじみになった「SAYONARA」の電光掲示板と「see you agein!」の看板が下りて、今日は紙テープではなくキラキラの吹雪(大量!)でした。ジルは一瞬だけ真ん中に加わってたな。

 話は例によってわかったよーなわからないよーな、でしたし、正直どういう役回りか今ひとつわからない役も(主にメレンダだよ!)あったりしましたが、まあそれはそれとして、面白かったです。「トルコ旋回舞踊、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とか「鏡キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とか。

 シャルキナが(ダンサーとして)成長したので再演を企画した、と、ジルが何かに書いていたかと思うですが、それは「なるほどなー」と思いました。ほかに今のBBLでこの役ができるダンサーがいるとは思わないな。クラシックダンサーのための振付だというのがよくわかる役。クラシック的なダンサーといえばイワノワだったと思うけど、彼女だと大きすぎるし(もういないし……orz)。とてもチャーミングで魅力的な「ライト」。

 しかしですね、もちろん自分は森下さんのライトは見てないんですが、振付がことごとく「森下さん」というか。シャルキナが踊っても、森下さんの踊りがかぶって見えるような振付なんですね。森下さんがどのように「ライト」を踊ったかが脳裏にあって二重写しになるような。それは、このかん自分が松山によく行っていたせいであるとは思うんですが。おかしなもので、松山の別のダンサーが森下さんとダブルキャストになってるのを見ても、ここまで強くは感じないんですよ。それは振付家(清水さん)がその場にいて、それぞれのダンサーを指導してるからだといえばそうなんだろうけど。それだけベジャールが「森下さんに」振り付けたんだろうなあ……。
 そして、そう思うと、シャルキナでも「女っぽい」あるいは「大人っぽい」ないし「デカイ」ように思ってしまうのがオソロシイ。さらに「今の」森下さんが踊ってもきっとシャルキナよりも「子ども」だろうなー、と思ってしまうのはもっとオソロシイよ。なんなんだ。

 そこいらはシャルキナのせいじゃないよなー、実際。あとはほんとに「子役」使うしかなくなっちゃうし、子役じゃ踊れないんだから。

 なんといいますか、シャルキナだと「光」のこども、森下さんだと光の「こども」という感じ。でもまあそれは悪くないんですよ。だってシャルキナの「ライト」なんだからさ。十分にチャーミングだったし、いい舞台でしたよ、ほんとに。

 というわけで、続くんだけど、来週も残業で、しかもシヴァコフが来るという。ふえーん。

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