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2013/06/15

ラ・シル初日

 東バラシル初日。初日なのでざっくりと。

 渡辺さんのシルフはとにかくもう、想像や期待以上のものでした! 割と大人っぽい、おとなしめの印象があったので、最初に聞いたときは「シルフの無邪気さみたいなものはどうかなー」と思ってたのですが、そこいらは全くの杞憂だった。ジェイムズのヴェールが欲しくて、鳥の巣と交換して、っていうときの「これ、とっておきのとっておきなんだけど−」っていう、その「とっておき感」とでもいいますか、なんかすごく可愛かったなあ。
 1幕から「恋」というよりも「大好き」の伝わってくる踊りで、ステップの一つ一つがちゃんと意味を持ってることがよくわかる。なによりも存在感の大きさというか、本当に大きくなったな−、と。終盤はむしろ弾くんをリードしてたように思えた。オンブルで吉川さんのエフィと踊った時に、格違いに見えたのがびっくりしたよ(・_・)! 最後、抱き留めようとしたジェイムズの手をするりと抜けて崩れ落ちていくところが絶妙に切なかったなあ。

 弾くんはいろんな意味で優等生だな(^▽^)。無邪気で悪気のないジェイムズ。オンブルのヴァリエーションが、「今、恋を知った」みたいな爛漫な踊りだったのが印象的で(というか普通はそうか)。ヴェールをシルフに巻いて、羽根が取れた時の嬉しそうな顔とか。本当にただの普通の「青年」が、浮かれて後先忘れちゃった、みたいな感じで。

 いやしかし、1幕は永田くんのガーンが面白くって、もうジェイムズ見てる暇がない( ̄▽ ̄)。いいよ、永田くんの芝居が面白いのはわかってたけどさ、もうホントにいいんだよこれが! 最初の「ぱたぱた」から寝床のお掃除まで、いきなりツボ。そして、シルフ目撃事件の後の、「なによー、あんたはー」と糾弾する田中さん(多分)とそれに追い詰められるガーンがまたツボで。はずさないなあ。
 そして1幕の最後に、出て行ったジェイムズに気づき、ガーンの後押しをする杉山、安田、永田の見事な連携プレーもビミョーにツボだーヽ(´▽`)/。

 エフィの吉川さんは、吉川さん比ではずいぶん感情が前に出るようになったと思うけど、もう一押し欲しいところかなあ。PDDの梅さんは、前半ちょっと固かったけど(緊張しいだなあ)、ソロはよかった。

 しかし今回のお楽しみはなんといっても木村さんのマッジ! なんですが、ご本人もずいぶんお楽しみであったよ( ̄▽ ̄)。本当に楽しそうだな−。最近はいつ見ても楽しそうな気もしないでもない。以前は結構てんぱっちゃってたのになあ、と、しみじみ思い出してみたりして。
 いや、今回はちゃんとセクハラ手相にならずにすんでたし。基本がおすましつんつんだし。なんかもう、出てくるたんびにいちいち楽しそうなんで、何度か噴いちゃいましたよ。
 そんで、あんなメイクでも端正で、どこか身分もよさげだよなあ、と思ったら、卒塔婆小町に見えてきたという……おいおいおいおい! 踊る場面はほんのちょっとだけど、あんな衣装でも中の人が美しい……(ノ_-。)。反則だろ−。

 群舞もすごくよかったです。シルフたちは自分たちの「はかなさ」「命の短さ」を知ってるんだなあ。だからラ・シルフには一瞬の幸せがすべてで、シルフたちはジェイムズの「仕打ち」を責めることなく、淡々と彼女を葬るんだろうなあと、そんなことを思ったりしました。

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コメント

綾瀬川さんおはようございます。

昨日のしるふ素晴らしかったですね!
こういうの創ってほしい!こういうふうに指導してほしい!!と思いました。

理恵さんのあの「とっておき感」の所、笑うところではないのに、何か天然感が笑えました。

そして指輪を返したときの愛が溢れた表情。帰って幸せになってね・・・
雪が溶けるように崩れた最期は涙腺崩壊でした(T ^ T)

あんなに悲しい最期、観たことない・・・

理恵さんの妖精度、浮遊感は彼女の力と存在の賜物なんだけど、弾くんのサポートは安定感抜群ですね!
踊りそのものは危なっかしいところもあったけど、でも23歳の若い彼が観られたのはそれはそれで良かったです。

実は昨日はそれほど期待していなかったのに(そもそもシルフィードあんまり好きじゃなかったし)
心が震えてどうにかなってしまいそうでした。3列目だったのにスタンディングオベーションしたくなり、グッと堪えました。

ガーンてあんなに存在感あったっけ?
友人たちの間でも永田ガーンは話題でした(笑)


今回は本当にゆかりさんに感謝だなと思っています。
今日のお二人も楽しみですね!

それでは~(^O^)/

投稿: Nc | 2013/06/16 08:59

弾くん、サポートもずいぶんうまくなりましたよね。
踊れる男性でも、サポートは今ひとつだったりしがちなので
その辺りも頼もしいと思います。
舞台度胸のよさもあるんでしょうねえ(←大事)。
自分のいいところがちゃんと出せてるなあ、と。

渡辺さん、もう堂々としたプリマですね。
自分も、スタオベで応えてあげたくなりました。
本当に幸せな舞台でしたよね。
こういう瞬間に立ち会えるのは本当に嬉しいです。

投稿: 綾瀬川 | 2013/06/17 01:25

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