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2013/06/22

鎌倉のジゼル

 と、いうわけで。鎌倉芸術館の「ジゼル」行ってきました−。

 いやー、久しぶりに木村vs高岸のガチンコ対決を見た! もうそれだけで満足だ。うんうん。木村さんのヒラリオンは、ここ何回か(アルブレヒト以降だから本当に何回かだな)、以前ほどの「熱さ」(「暑さ」でもいいのか)がなくて、本人的にはもう「卒業」した役なのかな、と思っていたので、これはちょっとびっくりするくらいに熱い対決だったなー。マジでアルブレヒトの首くらい絞めかねないような。狂乱の場でジゼルを抱き留めるところが2回あるけど、これが(水香ちゃんの勢いもあって)ちょいと乱暴な感じもあってよいのだー。

 おかげで、高岸さんの鷹揚な、というか、どこかぼんやりした坊ちゃんみたいなところも際だって見えたり( ̄▽ ̄)。ジゼルにメロメロなアルブレヒトでした。いくつかパを変えたかな、と思ったところもあったんですが、身体自体に力があるので、1幕では、ゆったりと伸びながら脚をスライドさせるだけでも、どこか宮廷舞踊風な見せ方になって、身分違いを出してました。リフトがちょっときつくなったかなー。2幕はアントルシャでなくてブリゼだけど、これが速い、速い。木村さんはアントルシャ派だけど、ブリゼも見たいな−。

 水香ちゃんのジゼルは、きらいじゃないんだよねー(特に1幕)。以前見た時とそんなに印象は変わらないかな。アルブレヒトを愛してるというよりも、恋に恋してる女の子。同級生の男の子よりも、ちょいと背伸びして先生に恋しちゃうような。みんなが自分のいうことを聞いてくれるのも日常だから怖い物知らずで。それがだまされていたことがわかって、アルブレヒトも自分もみんなも何もかも許せなくて壊れちゃう(←この壊れ方もきらいじゃないんだなー)。
 踊りのフォルムは相変わらず時々「(・_・)エッ....?」になるんですが(特にアチチュード系)、膝下の捌き方とかがよくなったかな? 勢いはあちこちありすぎるような気もしたし、まあ死んだら病気じゃなくなるから元気になりましたよ、というか、いやまておい。

 ジゼルはね−。何度見ても思うんですが、2幕のアダージョの中にどうしても「ここは友佳理さんのがいいの!絶対なの!」という振りが2つあって、どうしてもそこを抜けられないんだよなあ。「ここは美佳姫のが好き」というところもあるんですけどもね。

 女性群舞は「ラ・シル」に続き絶好調。鳥肌たつ場面が何度も。田中さんのミルタもすばらしく冷酷で「これが見たかったのーヽ(´▽`)/」だったけど、ペザントとか含めて、また。

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