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2013/07/31

かくして宇宙人は東京に来ましたよ。

 というわけで、まだ「宇宙人東京に現る」の話なんですが、事前の情報が「宇宙人のデザインが岡本太郎」だけで行ってしまったので、非常に楽しく見ましたよ、と。

 映画の公開は56年1月。初代ゴジラ公開と第五福竜丸事件が54年です。同じ年に、第五福竜丸事件を受けて原水爆禁止署名運動全国協議会が発足、55年に第1回原水爆禁止世界大会。こうした情勢の中で映画が作られ、56年1月に公開、となったわけです。

 で、やっぱり「宇宙人東京に現る」と言われれば、すわ侵略! て思うじゃないですか( ̄▽ ̄)。しかしてこんこん、この宇宙人たちは「地球の表面に核爆発がどんどこ起きてる」のを観測し、こいつはいかん、ということで、「宇宙道徳」なるものに従って、「核兵器全廃」を勧告に来たんですよ。ええ、顔の真ん中が出っ張ってようがどうしようが、そりゃ宇宙道徳優先です。

 ……ごめんね、濡れ衣。

 でも博士たちも日光でのんびりしつつも「そりゃ侵略にきたんだ」なんて言い合ってるわけですからね。侵略戦争の記憶も生々しく残っているであろう56年。外からやってくるものは、とりあえず侵略者と疑え、と。まあ今も大差ない気がしますが。

 そして増田博士の家に入り込んだ銀子さんは、博士の机の上にあった一枚の紙を見て、即座にそれが「ウリリウム」(←放射性元素らしい)の方程式であることを見破り、確か紙をぐちゃぐちゃに破っちゃったような記憶(←すでにうろ覚え)。「こんな怖ろしい物、いけません!」とかなんとか。そりゃ増田博士は怒りますわな。ここで増田博士としばし、原子力の平和利用についての問答があります。平和利用だからいいんだ、という増田博士と、しかしこれは危険すぎるからダメだ、という銀子さん。そして銀子さんは言います。私たちは高い技術で、ついに「オリリウム」(だと思った)という安全なエネルギー元素を発見したのだ、と。

 ……(・_・)エッ....? 安全な核エネルギー? 放射線が出ないってこと? 「爆弾に転用できない」のはどういうエネルギー?

 化学はまだしも、物理は最低のお点だったぢぶんにはさっぱりこの「オリリウム」(確か)という物質がイメージできないのでありますよ。核じゃないエネルギーなんだろうか。

 そこでケンカ別れになった二人でありますが、天文台にまたしても三博士が集っているときに(←仲良しだなー)、銀子さんは今度はパイラ人としてやってきて、自分たちの来地球目的について話をするのでありました。人類は核兵器を全廃しなくてはならない、と。しかして、どの博士だかがツッコミを入れます。「だったら日本じゃなくて、核兵器持ってる国に行かないと」。そこで銀子さんは、ちょっとしょんぼりします。だって、核保有国に言っても聞いてくれないモン。日本ならわかってくれる、だって世界にただひとつ、核兵器の恐ろしさを身をもって知っている国だモン。

 ……ヾ(_ _*)。パイラ人のお気持ちはわかりますが、まあちょっと博士たちもばつが悪いというか。だって日本なんかが言ったってごにょごにょごにょ……。

 そこで銀子さんは新星「R」の話を持ち出します。これに向けて全部ぶっ込め、ほかに地球の助かる道はない……。

 ……(・_・)エッ....? 最初は黙殺してた世界会議も「R」が本当に近づいて、気温がどんどん上がるに至って、各国の核兵器を全部ぶっこむことにしたけども。なんか、パイラ人、準備よくないけ? 最初からパイラ人が用意してたんとちがうの?

 ま、結局地球の核兵器では破壊できずに、焦ったパイラ人たちは、監禁されてた増田博士を見つけ出し、ウリリウムの方程式を聞き出して大急ぎでミサイルを作り、なんとか「R」を破壊するんですけども。自分たちはウリリウムの方程式を永久廃棄しちゃったからね。オリリウムはこういうときには役に立たないっぽいし。
 ……やっぱりウリリウム、取っておこうか、ってことにならないですかねえ。「こんなこともあろうかとっ!」っていう時のために。平和利用ってことで。

 最後に「禁断の兵器」で辛くも勝利する、というのは、それこそ「ゴジラ」のオキシジェン・デストロイヤーと同じパターンなんだけど、ゴジラでは開発者の芹沢博士が自殺してその秘密を守ったのに対し、増田博士は助かってますからねえ……。映画自体がそりゃ脳天気にできてるし。しかも博士がウリリウム開発に成功したってのは、小村博士が記者会見でうっかりポロリしちゃって、それを聞きつけたジョージサイトーが博士を監禁してたわけで。いやもう、小村博士うっかりすぎ( ̄▽ ̄)。

 話の流れとしてはこうなんだろうなあと思いつつ、核兵器廃絶と、平和利用は是か非かで揺れ動く50年代をよく写し出した映画だなー、と同時に、どれだけ脅されても(兵器として使われるかもしれない)ウリリウムの秘密をサイトーらに頑として渡さず「恥を知れ!」とののしる増田博士や、全編に流れる楽天的かつ脳天気な空気も、時代の反映のような気がするのでありましたよ。

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2013/07/30

たろーの部屋。

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 岡本太郎記念館にて。パイラ人に便乗。

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2013/07/29

パイラ人てば

 というわけで、もう「おはなし」段階でどうすりゃいいんだヽ(´▽`)/−、という。前半は「ウルトラQ」的ホラー、一瞬青春ドラマ、中盤「ウルトラマン」的コメディ、続いて初期ディザスター/パニックものへと続く。一応,子ども向けではなく「一般映画」なんだろうなあ。

 スチール写真を見ると、赤い巨大ヒトデのようにみえるパイラ人(「パイラ星人」じゃないのがこだわりね)ですが、実際は黒っぽい身体に青く光る目で、等身大……てなんだ、要は人間大の大きさです(←ヒトデとしては十分巨大)。頭のてっぺんにアンテナが立ってまして、最初は吊りのときのワイヤーが写ってるのかと思いましたが……いや、ワイヤーのカモフラージュにアンテナ立ててんのか、という気もしないでもないんですけどね。いかにも「人入ってます」的な造形がたまらんなあ。中の人が一所懸命大の字に「ぴーん!」ってしてるのが丸わかり的な(しかもときどき弛緩してる個体いるし)。特にその後も巨大化はしないので、「ビルの街にガオー!」というあれがいつ出るか、いつ出るかと楽しみにしてたのに……orz。くひょうう、スチールめ。

 ええまあ、十分カワイイんですけどもね。だって、地球人に「核廃絶を! 新星「R」来るし!」ってお知らせに来てるのに、みんな逃げちゃうんだもの、そりゃもうしょんぼりですよ。いちばんカワイイのは小村博士の自宅に現れたとき。「こんばんわ〜、縁側からすみません〜、だれかいませんか〜」なんて覗いてたら、多恵子さんが大声あげてパニック起こして、火鉢に鉄瓶が落ちて灰がもわあああっっ!!……で、すごすご帰っていっちゃうんですよ。ほんで、円盤に戻って作戦会議。「話しかけようとするとみんな、醜悪なものでも見たかのように逃げていってしまうのだ……orz」。かわええええーーヽ(´▽`)/。

 いやもう、この作戦会議シーンがなんともほのぼのしてて、和むんだなー。地球人ってこんな形だよ、って持ってきたのが、レビューのスター青空ひかりのスチール。「うわああっ醜い、顔の真ん中出っ張ってるし!」「これに化けて潜入しましょう」「誰がやるんだこんなの」「言い出しっぺの自分がやります」「君の勇気は歴史に残るであろう!」てな具合で。この「変身機」に入ってメタモルフォーゼする場面は、原始的な手法なんですが、なかなかによくできておりましたよ。ちょっとグロかった気もするけど。

 Amazonで海洋堂製のパイラ人を売ってました。


 ちょっと欲しい。

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2013/07/28

宇宙人東京に現る(おはなし)

 神保町シネマで特撮シリーズをやってるんだけど、いろいろと見損ないまして、なんとかこれを見ましたよ、と。1956年公開の、日本初の特撮カラー映画。宇宙人のデザインを岡本太郎がやってるというのは聞いてましたが、映画のクレジットの方には「色彩指導」となっておりまして、確かにクレジットのバックのあの赤は「太郎レッド」とでもいうような赤でございましたですよ。ふぬー。

 こんなお話です。

 近頃頻発している円盤目撃騒ぎについて、城北天文台長の小村博士と助手の磯崎くんは、日夜解明に腐心しておりました。もちろん、父一人子一人、小村博士の娘で保母さんの多恵子さんと磯崎くんは恋仲ですよ、えへへ。やがて各地で、水中から現れる巨大ヒトデのような怪物が目撃され、磯崎くんの父親の磯崎博士(←生物学者と思われ)が残された痕跡の分析にあたりますが、これがさっぱりわからない。そうこうするうちにとりあえず騒ぎも落ち着いたので、小村父娘と磯崎一家、小村博士の従兄弟である物理学者の増田博士夫妻の仲良し3家族で、日光に骨休めに参ります。と、楽しげにボートをこぐ二人の若者は湖面に浮かぶ美女の水死体を発見。すわ横溝展開か! と思いきや、美女は死体ではなく記憶喪失の娘さんで、とりあえず「銀子」と名付け、子どものいない増田夫妻が面倒をみることになりましてん。

 しかしこの銀子さん、テニスをすれば番場蛮並の跳躍をするわ、ドアを開けずに出入りするわ、増田博士の新元素ウリリウム方程式を一目で見破るわ。不審に思った磯崎博士は彼女の指紋や汗を分析、例の巨大ヒトデと同一の宇宙人であることを見破るのであります。
 三人の博士に自分の正体を明かす銀子さん。銀子さんの星・パイラから、地球に核爆発が何度も起きるのを観測したパイラ人たちは、核廃絶を訴えるために遠路はるばるやってきたのです。そして、おりしも新星「R」が地球に衝突する軌道を進んでおり、世界中の核兵器をぶち込んでこれを破壊しないと地球が破滅してしまうと警告します。
 そら大変だ! 仲良し三博士は「世界会議」(国連的なもの)に書簡を送りますが、世界会議はこれを無視。しかしやがて「R」が地球からも観測できるようになり、人々は疎開し(どこへだ)、多恵子さんの保育園の子どもたちは天文台の地下室へと避難します。そんな騒動のさなか、増田博士がウリリウムを発見したという報道に、ジョージサイトーなる悪党がその方程式を入手すべく、増田博士を拉致って監禁したりして。

 「R」の接近に伴って、気温は上がり、洪水が(高潮か?)起こり、突風でビルは破壊され。世界会議もついに、各国に一斉に「R」への核攻撃を指示。しかし、すべての核兵器を突っ込んでも「R」はびくともしませんの。そこへ再びやってきた銀子さんたちが、完全放置プレイ中の増田博士を救出。ウリリウムによるミサイルを制作、ようやっと「R」は破壊され、あとには核兵器のないすがすがしい地球が残ったのでありました。めでたし、めでたし。

 というわけで、ツッコミはまた明日。

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2013/07/27

「戦火の中の……」ができるまで

 最近読んだ本から。

  「「戦火のなかの子どもたち」物語」 松本猛著

 先日、ちひろ美術館で買った本。著者の松本氏はちひろの息子さん。遺作となった「戦火のなかの子どもたち」ができるまでを、背景であるベトナム戦争や絵本作家たちの反戦運動、実際に使われた資料、ちひろの生活などを織り込みながら解説していく。

 「戦火のなかの子どもたち」はいわゆる「物語絵本」というよりも、「イメージ絵本」とでもいった方がいいのかな。ベトナム戦争のただなかにいる子どもたちに思いをはせて作られた絵本。その絵本がどのように作られたのか、残された2つのダミーと初校、完成品の4点を比較しながら、絵1枚1枚について、その意味や描かれた経緯、本の中での位置づけなどが検証される。当時、その作業を手伝った松本氏ならではのものだ。

 一応ぢぶんもかつてはその系統の編集者であったので、作業としてはよくわかる。月刊誌だったからサイズは決まっていて、専用の下絵用紙にラフを描いてもらうんだけど、上がったラフは必ずコピーを取って原寸大のダミーを作るんです。でないと、絵を断ち切ったときや、ページをめくったときの画面転換の感覚がちゃんとつかめないから。一度で上手くいかないときは、画面を入れ替えたり、拡大/縮小コピーを取って大小や配置を変えて見せたりして、作家に提案するのも編集者の仕事。ま、ぢぶんの頃はDTPどころか、カラーコピーも専門店に預けて1時間待ち、とかの時代ですからなー。あはは。

 しかしラフはともかく、初校から最終校の間に、順番どころか絵まるまる差し替わったりしてるのはびっくりした。予算なかったら絶対無理。4色でスキャンからやり直しって、どんだけーーーΣ( ̄ロ ̄lll)。それだけで、版元の岩崎書店さんの本気度がわかるというものですよ。すげぇ。

 1枚1枚の絵のエピソードもそれぞれ面白いのですが、こうして見ていくと、ちひろの絵本自体が至光社の名編集長・武市さんの影響をすごく受けている、というのもわかって面白い。「戦火……」は岩崎書店から出たけど、いわれてみれば武市さん的だ。ちひろ的なものと武市さん的なものがすごく近い。やっぱり育ててくれた人/育てた雑誌・版元のカラーって出るもんなんだなあ(と、いろいろ思い当たる)。至光社のカラーは結構独特だもんな。

 えーと。ぢぶんは元々、そんなにちひろの絵が好きではないんですよ。あの塗りつぶした瞳や、赤ちゃんのぷくぷくした質感みたいなもの、要は「魅力」といわれてる部分にあまり共鳴しなかったというか、むしろ不気味で怖かったんですね、そういうものが。それは最初の記憶が、家にあった「わたしのちいさかったときに」という、「原爆の子」から選り抜いた文章に絵をつけた本だったためもあるかもしれない。しかし「戦火の……」は、割に例外的に好きだったんですね。そのわけが、絵の分析を読みながら、なんとなく腑に落ちていったような、そんな面白さもありました。

 完成品を含めた4種類のものが対照されて載っていますし、中の絵もかなり載っているので、手元に絵本現品がなくてもよくわかります。絵本作家たちがやった反戦野外展の話が面白かったなー。


 

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2013/07/26

小休止

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 ぼちぼち新刊の冊数は下がり始めたようですが、夏期休暇を取る人も出始めてるので(←期間中に任意に4日取れる)、忙しいことに余り変わりはないなー、と。なんでやせないかなー。

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2013/07/25

「EDEN」アップしました。

 そういえば、インパに書いた「EDEN」の記事をアップしてなかったなと思い出して、格納庫にあげておきました(こちら)。山本太郎と高橋和也と高岡早紀がすごくいい映画だった。

 これを見た時に思い至ったのは、ビントレーとマーフィーのちがいというか。マーフィー版の「白鳥」は、ダイアナとチャールズに想を得た(イギリス)王室ものに翻案されてるんだけど、王室の中に「伯爵とその侍従」というゲイ・カップルが出てきて、なんか律儀だなー、と思ったんですな。で、ビントレー版の「シルヴィア」の方は、これも現代の夫婦の倦怠期みたいな話に翻案されてるんですが、どういう位置づけかよくわからないなりに、いかにも業界のゲイですっていうスキンヘッドの男性二人がくねくねしながらトリックスター的な役割を果たすという。そのあまりにもステレオタイプな(笑わせるための)描き方と、それを笑う観客に正直、ほとんど生理的に、嫌悪感を持ったわけです。

 で。「EDEN」を見た後に、マーフィー版の方のゲイ・カップルというのは、非常にあっさりと、自然に描かれていたんだな、と。確かに女王は彼らについて、困ったような風にしてることが多いんだけど(そりゃ教会の手前もあるしね)、公爵の婚約者(という役名の若い女性)は、彼らと自然に仲良くしてたりしてね。ゲイであることに特殊な意味づけもされずに、普通に「そこにいる」のが、ぢぶんにとっては好ましかったんだなー、とあらためて気づいたわけですよ。

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2013/07/24

生け垣

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 先だって、ちひろ美術館に行ったときに、近くの街道の街路樹というか生け垣というか、で咲いていた花。なんでしょ。

 こんな更新ばっかですみません。もうちょっとでなんとか……なるような気もしないんだけど。ええまあ、こんなことばっかりでは意味はないようにぢぶんでも思うんですが、一回切っちゃうと本当に切っちゃいそうなんで、まあある種の杖っちゅーかなんちゅーか(意味がわからん)。
 

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2013/07/23

夏のおたのしみ

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 東バ公式の方がひっそりと更新されていて、奈良さんがこの夏の「こどものための……」でカラボスに加わるそうでヽ(´▽`)/。矢島さん、川島さん、伝田さんも健在。三人三様で好きだけど、奈良さんが加わるとは鬼に金棒(なんかちがう)。主役4組(水香ちゃんを含む)をコンプリートすれば、ほかの脇役もコンプリートできるんだろうか。前回はソリストはあまり出てなかったけど、今回は出るのかなあ。リラは二階堂さんと渡辺さんで追加はないみたいだ。先週からツアーは始まってるので、公式がさくさく更新されますようにーーー(*_ _)人。

 フィールドバレエの方も今週末からだったかな。もう客席もできてます(こちら)。手前のベンチみたいなのが、クッション付きの特別シート、緑色の椅子が指定席。フラットに見えますが、会場自体が自然傾斜になっていたと記憶。グラウンドシート席は、自分でレジャーシート持ってきて座る区画。最初に行った2004年の時は仕切ってなくて、場所取りしてたような(笑)。
 ぢぶんは今年で3回目。8月に入ってからだけど、お天気いいといいなー。

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2013/07/22

たろー。

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 暑いので6月に行った岡本太郎など。記念館の応接室の端っこにちんまりと、ぢぶんの好きなこの子もいましたよ。

 なんで夏なのに忙しいのか。仕事があるのは助かるけどなー。

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2013/07/21

なつのくも。

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 土曜日の夕暮れ。見ていたときはキレイだったのに、写真に撮るとビミョーにコワイ。

 例によって、選挙速報見てたら遅くなってしまったという。選挙速報と台風情報って、だらだら見続けちゃうよな。

 

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2013/07/20

はす

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 そんなに暑くないようでも、窓閉めて寝落ちしてたら結構大汗かいて、熱中症っぽくなったー。気をつけないとー。


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2013/07/19

さるすべり

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 白の百日紅。夏の夕暮れ(しかも逆光)。

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2013/07/18

斎藤隆介童話集

 このところで読んだ本。


 「斎藤隆介童話集 (ハルキ文庫) 」

 ぢぶんが小学生の頃に斎藤隆介はブーム的に取り上げられていたような気もするんですが、もう少し前からコンスタントに読まれてはいたのかな。この種のことって、特に小学生の場合には、担任の先生の興味がどこいらにあるかで大きく印象が違うからなあ。ぢぶんは、2年の時の担任が学級文庫活動とかに熱心な人で、毎日「終わりの会」の時に読み聞かせをしてくれていたので(←しかも生徒が持ってきた本を順番に読んでくれた)、それは後々の自分にもかなり影響を与えてくれていたと思います。学級文庫も持ち寄りでね。それぞれ、ほかの人にも読んで欲しいと思った本を持ってきて、先生に申告して教室に置いておく、という(で、もう引き上げようと思ったら、先生に申告して持って帰る)。

 まあ詳しくは覚えてないんですけど、斎藤隆介も、この頃に読み聞かせてもらったように思うんですよ。「八郎」とか「三コ」とか「花咲き山」とか。
 あらためて読んでみたけど、覚えてないもんですなー(笑)。「ひさの星」とか、てっきり犬にかまれて死んだように記憶してたけど、それは前半の話であったよ。「三コ」とか、絵は覚えてるのに話は全然覚えてなかった。「ベロ出しチョンマ」は思っていたより短かったし。

 小川未明が「町」を舞台にしたプロレタリア文学なら、斎藤隆介は「農民文学」(あるいは「農村文学」)なんだな。カムイ伝連載の時期と重なっているのがなんとなくわかるような。宮沢賢治とは、重なるようで重ならない。もっとパワフルで、骨が太い。手の節のごつさを感じさせるような。

 絵本で読むのもいいし、そもそも絵本として書かれたものは絵本で読むのがいいにしても、こうしてヴィジュアルを捨象して読むと、逆にその文体の、あるいは作家本来の持ち味みたいなものが見えてきておもしろいなー、と。このシリーズのよさはそこにあるんだけど、いかんせん挿絵がどれもよくないんだよな……。いっそなくていいのに、と思ったり。

 
 

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2013/07/17

オピネルと孔雀

 このところで読んだ本。


 「オピネルと孔雀の日」吉川洋一郎

 山海塾の音楽担当・元ヤプーズの吉川洋一郎による、山海塾の初のヨーロッパツアードキュメント。

 まあ、今頃読んでるわけですが。

 オピネルはフランスの折り畳みナイフ(メーカー名)、孔雀はツアー演目であった「金柑少年」で使われる生きた孔雀(←もちろんツアーに帯同)。ツアーの象徴としてタイトルに……なんだけど、そんなに登場回数は多くない。とはいえ、孔雀、大変(笑)。連れてく方も連れてかれる方も。

 起死回生をかけて敢行したパリ進出と、埋まらないツアー日程、足りない資金、壊れる車。「処理場」の成功からナンシーへ……。いうなれば「無名時代のへっぽこ道中記」ですが、こうした「へっぽこ道中」というか、「若い頃の無茶」が人を強くするんだよなあ、とも。

 なんというか、ストッパードの戯曲に「一発逆転」というのがあって、はるか昔にテアトル・エコーで見ましたが(熊倉一雄・小松政夫)。細かいディテールは忘れちゃったんですけど、オーナーの熊倉から「明日から共同経営者にしてやる」といわれた雇われ店長(確か食料品店だったような)の小松政夫が、「オレには経営者の集まりとかで話すべき「若い頃のやんちゃな思い出」がない! 今から作りに行かなきゃ!」てんで、店の小僧を道連れに夜のウイーン(確か)に繰り出す、見たいな話で。まあそういうことを思い出したり。

 ……それにしても無茶するよなあ、と思いますけども(笑)。無茶だから読み物として面白い、というのはあるにせよ。本文中の吉川氏のイラストがいいなー。最近は描いてないのかな。

 ツアーが行われたのが80年というとぢぶんは高校生ですが、大学に入る84年あたりでも、山海塾は(ビンボー学生の多い学校だったので実際に公演を見た人は少ないなりに)話題になっていて、しかしイメージは逆さづり、というのは「処理場」あたりのイメージなんだろうな、とか。

 東バでも山海塾でも、海外公演での反応と日本での反応との違い、みたいなことはよく言われますが、それもなんかあらためて思ったな。この本だと、同じ「ヨーロッパ」ではくくれないくらいに土地土地での観客の違い(うける/うけない、ではなく)もあってなかなか面白い。
 (ほんとーにどうでもいいですけど、森田氏(蝉丸さん)の若い頃の写真が、一瞬森田(雅)さんに煮てるような気がしたんだよな。よく見ると、それほどでもないんだけど。森田(雅)さんのプロフ写真って、かわぐちかいじの絵に似てるような気もするし。←事ほどさようにいい加減な判断)。

 しかし、持って行く演目が「金柑少年」。本のタイトルが「オピネル」なのはまだしもで、「マグロの尻尾と孔雀の日」だったら、いよいよわからんことになりそうな。「金柑少年」また見たくなっちゃいましたがな。

 山海塾を見てなくても、興業物というか、ツアー物が好きな人には面白い……かも。

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2013/07/16

蓮池

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 水上音楽堂側から弁天堂を。具合によっては、蓮の間を弁天堂まで一直線に水路が開けていることがあって、「この世の浄土」ということを思います。
 上野に行くのは、主に文化会館のためですが(笑)、それだけに、不忍に寄る時間があるときには弁天堂に寄って線香をあげるのがなかば習慣です。芸事の神様だしな。7/7撮影。
 


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2013/07/15

「爆心 長崎の空」

 そんなわけで、いろいろ滞ってますが、岩波で「爆心 長崎の空」のプレミア上映を1週間だけやるというので、行ってきました。公式サイトはこちら

 いい映画でした。ぢぶんが思っていたのとはだいぶちがったけど、しみじみとよい映画でしたよ。画面の質感とかも、ほどよくノスタルジックな感じもあり。

 タイトルからすると、コテコテの原爆映画っぽいですが、現代の家族の物語です。しかし舞台が長崎であるということで、そこに必然的に原爆の話、キリシタンの話が入ってくるという。

 メインとなるのは二つの家族。女子大生清水(きよみ・北乃きい)は、母が突然心臓発作で死んでしまう。砂織(稲森いずみ)は、急性肺炎で5歳の娘を亡くして、まもなく一周忌を迎える。二人とも母/娘の死を受け入れることができず、心がさまよっている。清水の幼なじみの勇一(柳楽優弥)は、父を亡くして母と二人、五島から出てきたものの、やはり居場所を見いだせずにいる。清水と砂織、そして勇一と砂織の妹・美穂子(池脇千鶴)は、偶然出会い、ほんのわずかな時間をともに過ごして共感し合う。砂織が、「娘が死んだのは自分が被爆二世だからだ」と言ったことをきっかけに、それまで被爆体験を語ったことのなかった両親(石橋蓮司・宮下順子)が、自分たちの想いを口にする。

 風景にさりげなく、何度も何度も浦上天主堂が映り込むけれど、天主堂の建物を知らなければ、あるいは天主堂が何を象徴するかがわからなければ、ごく普通の風景ですんでしまうんだな。そのくらいあっさりと描かれている。けれど「土地の記憶」は生きていて、時折呼び覚まされる。

 いやしかし、石橋蓮司は年をとってもいいよー( ̄▽ ̄)。宮下とのツーカーな掛け合いがいいんだ。北乃の健康さと柳楽のエキセントリックさ(←何かすごいことに)もいいけど、池脇千鶴がむかしの美保純っぽくて面白かったな。

 というわけで、タイトルで「なんか敬遠ーーー」と思ってる人は、ぜひぜひ。岩波ホールのあとは、東京では東劇とヒューマントラスト渋谷で、全国随時公開になります。

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2013/07/14

てっぺん、てっぺん!

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 遠くで動いてる物なので、画像悪いですが。

 いやしかし、カモメのたぐいが「てっぺん好き」なのはわかってるけど、そこかよ。そこが気に入っちゃったのかよΣ( ̄ロ ̄lll)!

 これがなにかっつーと、不忍のボート池。足こぎ式のスワンボートのてっぺんです。動いてるんよ。ちゃんと、中にアベック(死語)が乗ってて、ぐるぐる池の中を回ってるの。そのてっぺんに止まって、労せずして池の中をご遊覧あそばすウミネコさま。


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 こちらは別のボート。ふと見回せば、そんな「てっぺん野郎」が3羽も4羽もいるじゃあーりませんか。なんだなんだ、ウミネコ的に流行りつつあるのか、それ。


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 ……いや、モンクはないですけどね。昨今、鳥類も何かを踏み外しつつあるんじゃないかとそんな気もせんでもないのよ。撮影は7/7不忍。


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2013/07/13

ほんのちょこっとだけうつし

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 てなわけで、ルネ小平で山海塾の「うつし」。ルネ小平って、むかしまだマールイの夏ガラが全国で行われた頃に行ったなーと思ったら、なんと2006年であったよΣ( ̄ロ ̄lll)。7年ぶり……。

 公演はすごくよくて、もう冒頭の場面から圧倒される美しさだし、天児さんが出ない分だけ長谷川さん満喫しちゃったよおい、みたいなとこなんですが、ちょっと自分が電池切れなんで。

 カテコに天児さんがいないとなんとなく寂しいというか、引っ張っていく人がいないなー、と思いながら見てたら、市原さんのこっそりバイバイがいきなりウケたみたいでびっくりした(←まさかあそこでウケるとわ……(・_・)!)。

 市原さんといえば、ドレス似合うよなあ、というのも毎回思っているような。山海塾定番の詰め襟長袖やビスチェ紐つきのドレスは、ガタイがいい人の方が似合う気がする。白塗り剃髪でアレが似合うというのは、なにか変な気はするんだけど、似合うんだよねえ。しかもドラアグ・クイーン風にではなく似合う。服の似合う/似合わないって、性別よりもむしろ「着慣れてる」方が重要なのかもなあ。ほかの舞踏手さんも違和感なく着てるもんな。今回の「しじま」の衣装は、裾にフープが入っていて、それがまた面白い効果になってるんだよなあ。

 いや、ホントに電池切れたんで、この辺で。なんの話してたやら。はー、新潟の「とばり」も見たいよねえ……(や、マジで無理ですけども)。

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2013/07/12

ロイヤル白鳥ちょろっと

 帰ってきてうっかり寝オチしちゃったんで、ちょっとだけ。

 ダウエル版の白鳥は初めてなので、いろいろ面白かったです。主役は二転して、サラ・ラムとマックレー。マックレーが悪いはずはなく、3幕では笑っちゃうくらいの高速回転も存分に。1幕のワルツの後半にも参加するし、ジークフリートとしては割と踊る方かな? 誠実でさわやかな青年士官というか、士官候補生というか、そういう感じの。ラムは、可憐というよりも、いたいけな感じのオデット。

 いやさー。ロットバルトのギャリーが強烈すぎて(笑)。「強烈」というのもちょっと違うのかな。2幕は冒頭のソロがなくて残念だったんだけど、3幕・4幕でその分たっぷり堪能したーヽ(´▽`)/。何気ない手の仕草が本当に美しくて、一挙手一投足をうっとりと眺めちゃいましたよー。はあー、満足。結構前の方の上手サイドに近いところだったんですが、3幕の民族舞踊の途中あたりからもうがっつり視線はギャリーに( ̄▽ ̄)。こびとさんが2人(子役だけど仮面をかぶっていて、なかなか「乱歩」っぽいというか)、ロットバルトについてるんだけど、これがまたうねり具合がなんとも禍々しくてよろしいんですが、王妃の隣に座ったロットバルトがずっと片側のこびとさんの頭をなでたりして可愛がって(笑)おりまして、ええ反対側はほったらかしかい、てなのがまた楽しくてさー( ̄▽ ̄)。

 オディールのアダージョなんかももうオペグラがギャリー固定ですわよ。オディールは、娘というよりも「駒」って感じだったなー。中央の鏡を使った演出がすごくよかった。で、最後の哄笑なんかももうほんとうにすばらしくてですね(笑)、うっかりオペグラで堪能して、いやまてだいぶ長くないか? と気づいた時にはもうマックレーはかきけすようにいなくなっていたのであった。いつのまに……orz。ロットバルトが幕が降りるまでいるとは思わなかったんだよう。

 えーと。家庭教師が英国紳士だっ! と思っていたら、途中で酔っ払いの中尾彬に。こちらも脇にいながら目が離せなくて困ったなー( ̄▽ ̄)と。ポケットウイスキーはまずいよ! 王子のお友達に加藤保憲がいたような(平野さん?)。いやいや、平野さんの酔っ払いぶりもすばらしかったですよ。トロワの三人は、ふんわり具合がよかったなあ。崔さんと高田さん、それぞれに持ち味が全然違うんだけど、ヴァリエーションもそれぞれによかった。高田さんのふんわりしたホップや、男性ヴァリの、ほとんど地面に足ついてないんじゃ? っていう振付はダウエルなのかな。

 群舞はとにかくめまぐるしいというか。全体に、群舞アップテンポ、オデットスローみたいな感じでしたが、とにかく人数が多い上に舞台がセットで狭くなっていると思われるところに、やたらステップがつめこまれた難易度が高いと思われる振付で、なんかもうあわただしいというかせわしないというか。白鳥も、オデット同様のちょっと短めのクラシックチュチュ(←カワイイ)だったら、もう少しばさばさ感がなかったかもなあ。

 いや、とにかく初めての版で楽しかったし、コボーのいない胸の穴は、ギャリーとマックレーが埋めてもらっておつりが来るくらいでしたが、それだけにコボーvsギャリーのベテラン対決がどんなんなっちゃったのか(というか自分がどんなんなっちゃうのか)、見たかったな−という気持ちは、せんないけれどもあったりするのでありました。

 とりあえず。

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2013/07/11

キンクロ……? (追記)

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 キンクロハジロっすか? このクソ暑いのに?

 昨年も初夏に1羽見かけたけど、あれはケガか何かで渡れなかったんだと思ってたんですが。もしかして居つくヤツが現れたとか?


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 つがいなのか、別のカモ類なのか今ひとつわからないですが(←メスの識別苦手)。7月7日不忍にて撮影。


【追記】ダンナに確認してもらいました。やっぱり右側はキンクロのメスだそうです。東京で繁殖する気か。できるのか。普通、日本では北海道あたりが繁殖地のはず……と思っていたら、菊名(横浜)で繁殖例があるみたいで、いくつかのブログがヒットしました。あと米子にも渡らないで居つく例があるみたいです。

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2013/07/10

ロイヤルのガラ、軽く。

 昼休みに、12日の白鳥の、コボー&コジョカルの降板を知りまして、まあよくもガラを買っておいたものだと思いつつ、そんならもっといい席を取ればよかったよー、という、3階サイドの後ろでございましたよ。

 えーと。前半はやたらレオタード物が多かったような。中でもよかったのは、ソアレスとヌニェスの「雨の後に」かな。ペルトの「鏡」が大好きなのもあると思うんですが、なんやかんや言って、ソアレスは結構好きなんだな( ̄▽ ̄)。いいとこも悪いとこも含めて。包容力が増したんでないでしょうか。すごくやさしい踊りだった。

 団体戦では、幕開けの「ラ・ヴァルス」がよかったですねー。最初のけぶるような感じとか。舞踏会風の衣装も、色使いがいい。平野さんって、木村ショーゴくんとちょっと似てるな。顔が、というよりも、プロポーションとか雰囲気なんだろうけど。
 「白鳥」のカトルは、パ・ド・シスの曲からの抜き。本編ではどこに入るんだろう。アシュトンの振付っていうことは、ダニエル版にはないのかな。ポワント捌きがやたら難しそうな割に、見栄えが今ひとつというか。
 「ジュビリー」はいわゆる技巧系擬古典なんだと思うけど、(ドニゼッティとかドリーブみたいな)、楽しかったです。割と好きだな、これ。

 
 で、やっぱりコボー&コジョカルの「うたかた」と、アコスタ&ベンジャミンの「マノン」、この2つが圧巻。「マノン」は寝室のPDDだけど、ベッドなし(笑)。何をやっても受け止めてくれそうなアコスタのデ・グリュー(←道を踏み外しそうもない)、身のこなしがナチュラルに美しいなー。そして何をやっても破滅しそうなコボーのルドルフ( ̄▽ ̄)。はあー、見られてよかった。ロイヤルの退団公演で、最後の全幕を降板しないとならないのは、本人たちがいちばん辛いよな……。ガラだけでも出られたのは、観客にも本人にもよかったのだと思うけど、悪化させてないといいな、とも。

 とりいそぎ。

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2013/07/09

不忍の蓮

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 7日の不忍。ぼちぼち蓮も咲き始めました。おっちゃんが「あと1週間だよ、1週間! 朝がいいんだ、朝が!」と観光客相手に吠えてましたんで、ちょうど今週末あたりからいい感じになるのかな、と。つぼみがつくしみたいでカワイイ。

 明日の10日がガラで、その後すぐ白鳥と、ロイヤルも後半戦に入るので、上野まで行かれる方はちょこっと脚をのばしてはーーー。動物園側と弁天堂裏あたりがつぼみが多かったです。水上音楽堂の方はまだもう少し。


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2013/07/08

続き

 ちょこっと続き。

 アリスのお話は、最後に読んでから随分経つし、ディズニーの映画とごちゃ混ぜになっちゃってるばかりか、ぢぶんが小さい頃読んでいた本が「不思議」と「鏡」を1冊にまとめてあったので、もうどれがどの話だったか、わかんなくなっちゃってるんですよね。どっちに出てくるキャラクターだったっけな、とか。

 なので、やや間違い含みになりつつ、ですが。

 冒頭の設定が、リデル家(アリスの家)でのパーティになっています。そこにやってくる人々が、のちにアリスの夢の中で、不思議なキャラクターとして登場するって趣向。帽子屋がマジシャンになってるのは、帽子からの連想なのかな。白ウサギはキャロルだし、ハートの王と女王はアリスのパパとママ。侯爵夫人らしき、乳母車を押した女性も来るし……。ちょっと、映画版の「オズの魔法使い」っぽいよね(原作はどうだったか忘れたー)。オズも西の魔女も、案山子・ブリキ・ライオンもみんな、ドロシーの知ってる人たちが姿を変えて現れてたというアレ。まあ「夢落ち」なので、ここはセオリー通りに手堅く。

 で、庭師のジャックと、令嬢アリスはお互いに意識し合ってるんですが(←アリスの年齢が上がってる( ̄▽ ̄))、パーティの準備中に、アリスのママが捨てた赤いバラをジャックがアリスにあげて(よく考えるとそれもどーかと思わんでもない)、アリスがお礼に、メイドからくすねたタルトをジャックにあげたところ、ジャックがタルトを盗んだ! と誤解したママにジャックがクビになるという……。
 ……タルトなんですけどね。ダイヤの首飾りとかじゃなくて。
 まあ、アリスの夢の中でも、ハートのジャックはタルトを盗んだ容疑でハートのクイーンに追っかけられ、裁判にかけられるわけで、その発端話を持ってきているのですな。バラは、白と赤が夢と現実では取り替えられているんだけど、しかし「後から作った伏線」なので、冒頭で「あ、それをここに持ってきたのかー」っていう、まあそれはそれで楽しいからいいんですけども。

 それにしてもウサギとキャロルの二役、メイクしたり落としたりが大変だろうなー。初めは耳をつけた程度だけど、後から白塗りになり、それを最後に落としてもう一度出なくちゃならないんだもんなあ。

 雑駁ですが、とりあえず。

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2013/07/07

アリス、ちょこっと。

 っちゅーことで。ロイヤルの「アリス」、マチネの回を見ました。で、ガラについては「がまんするー、コボーの「うたかた」見たいけど−」と言ってきたわけですが、ええうっかり幕間に買っちゃいましたよ( ̄▽ ̄)。いや、PDDだけならあきらめるつもりだったんですけどね、始まる前に未練たらしくプログラムを見てたら「3幕よりPDDを含む抜粋での上演」になってるじゃないっすかΣ( ̄ロ ̄lll)! ひーん。
 ま、そんなわけでゲネ見学会は多分無理だけど、まあそっちはいいやー(←ゲネよりクラスレッスンの見学の方が好き)。

 さて、今日の「アリス」ですが。キャストはあれこれ迷いましたが、結局決めたのは「ワトソンの出る日!」だったので、大変満足です。
 カスバートソンの代役のベアトリスは、可愛いんだけど気が強くて、何にでも首を突っ込みたがるアリスにうってつけ。ペネファーザーは、王子よりは庭師が似合う感じだけど、それはそれで話に合ってる。二人の裁判でのPDDは、最初はちょっと情緒が足りないかな? とも思ったけど、二人が愛し合っていることを訴えるというよりも、ベアトリスの、ジャックと踊ることの純粋な喜びがどんどん迸っていって、ペネファーザーもどんどん騎士らしくというか(笑)、しみじみ人を感動させるというよりも二人の喜びが回りを圧倒したような、それはそれとしてドラマチックというか感動的でありましたよ。なんかすごく、ティーンエイジャーっぽいというかね(笑)。ラストなんかも、いかにもハイスクールっぽい二人なんだけど、それがいいんだな。

 白ウサギはじめ、ソリストの各面々は、そんなに踊る感じではないのかなーと思っていたんですが、意外にそれぞれの見せ場があって(ということはそれぞれの場面が長い、のでもあるけど)、結構がっつり楽しみました。強烈だったのは「料理女」のマクナリー。完全にダークホースだったよ! 
 やっぱりエイヴィスの侯爵夫人も見たかったなあ、モレーラ(←結構好き)のハートの女王も見たかったし、マックレーのジャックも見たかったし、マックレーなら白ウサギもいけそうだし、とまあいろいろあるけど、欲をいえばキリがないしね。今日のキャストもとってもよかったから、やっぱり満足。ワトソンのきれいな脚も、きれいな脚捌きも堪能したしさー。カテコで延々と繰り広げられるマックレーVSヤノウスキー対決も大笑い。

 ま、とりいそぎ。

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2013/07/06

手から手へ展inちひろ美術館

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 暑いのと疲れ目がひどいのとで散々ぐずったんですが、行ってきました。いわさきちひろ美術館の「手から手へ展 -絵本作家から子どもたちへ 3.11後のメッセージ-」(こちら。巡回展サイトはこちら)。行ってよかったです。すごくよかった! ぐずぐずしてたんで、駆け足で見るようになっちゃったから、もう一回行ってもいいな。  

 絵本作家降矢奈々氏のよびかけで、7カ国110名の絵本作家が出品。降矢氏がスロバキア在住なのもあってか、海外ではスロバキアの作家さんが多いですね。すでに昨年の3月からボローニャを皮切りにヨーロッパを巡回して、日本での開催となりました。絵は(全部ではないのかな)、オークションにかけられてその収益を被災した子どもたちを支援する団体に寄付されるそうです。関連グッズ収益は巡回展の運営費と、「南相馬こどものつばさ」「あしたの本プロジェクト」などへ寄付されるとのこと。

 とにかく降矢氏の2枚のがすごくいい! それほど大きい絵ではないけど、「圧巻」といいたいくらいにいい。絵本で見る分にはそんなに好きな画家さんじゃなかったんだけどなあ……。やっぱり気魄かな。田中清代の青の深みとか、西村繁男の馬(というか馬頭?)とか。小林敏也、垂石真子、山福朱実といったベテラン勢がベテランの重みを存分に出していたようにも。海外からの作品は、(・_・)エッ....? というのもなくはないんだけど、ルカーチはそれこそ「圧巻!」でしたよ(←ほかがグラフィック系が多いから、というのはあるにしても)。アーサー・ビナードが詩を寄せていて、それが彼らしいシニカルさでいいなあ、と。うんまあ、シャレじゃなくなっちゃってるけどね。

 第2と第4と二つの展示室に分けて展示してあるんですが、多分、第2がそもそもの巡回展、第4が日本で追加された分、ではないかと(推測)。というのも、海外用のプログラムに第4の作品が載ってないから。第4の方の展示をうっかり見損なうとこだったがな……。ただ、やっぱり第2の作品の方が迫力がある、気がします。
 プログラムは海外用が2000円、国内用が2500円で、海外用は第2展示室のものがおそらく全部(ないしほとんど)、国内用は第4展示室のも含めて全作家だけど全作品ではない、と立ち読みした範囲では思います。自分は海外用のを買いましたが、スロバキア語に日英両文併記なので、概ねオッケー( ̄▽ ̄)。国内版の方が判型は大きいです。

 ちひろ美術館は、西武新宿線の上井草から10分足らず。込み入った場所ですが、電柱の案内板の「次を右に」とかいう指示に従えば、迷わずに行けます。8/4までやってるので、ぜひー。

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2013/07/05

バテた。

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 暑いので蓮など。6月16日の不忍です。

 昨日あんなことを書いていたのですが、今日は会社で夏バテというか、もはや保冷剤でも熱が下がらないという。困ったもんだな。なんとか7時前には会社を出られるくらいまで、仕事は落ち着いてきてるんですが。

 ロイヤルのアリス、日曜のマチネに行きますが、同じキャストで行われたらしいゲネプロも評判がよいようなので楽しみです。白鳥のゲネは行けるかどうかビミョー。ゲネ見学会で休みを取ったら、本番仕事で行かれないとかシャレにならないもんなあ。


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2013/07/04

暑いので

Ca3k0641 きれいな写真じゃなくて申し訳ないっすm(__)m。

 週末は東京でも35度なんて予報が出てまして。35度っつったら、ぢぶんの平熱と1度と違いませんよ……。まだ梅雨明け前だっつうのに。

 というわけで、こんなもんです。会社の大事なパートナー。保冷剤ポケット付きタオルマフラー(なの?)です。タオル地の裏側にガーゼのポケットがついていて、凍らした保冷剤を入れるようになってます。
 昨年は、例の「水につけると冷たくなる」ヤツを使ってたんですが、これが首回りは濡れるし、洗濯機で洗えないし、台所用液体石けんで洗ってみたら臭くなるしで、どうにも使い勝手がよくありませんで。で、これはぢつは山海塾の公演で三軒茶屋のキャロットタワーに行ったときにですね、1階の和物雑貨の店の「父の日ギフトコーナー」で発見しまして( ̄▽ ̄)。これと、和風ストライプ(アレだな、「縞の財布」ってヤツの柄だな)と2本購入。保冷剤はついてなくて、1本1050円。

 いや、これがなかなか具合がいいですよ。とにかくタオルとガーゼですから、洗濯機でがらがら洗えますし(←重要)、襟元も濡れない。。6月2日に購入して、翌日からヘビロテです。写真はわかりやすいように、水色の保冷剤(3個100円)を入れてますが、ちょっと細すぎてポケットから滑り落ちてしまうので、イタトマかなんかでケーキ買った時にもらった保冷剤(←あつらえたようにぴったり)を使ってます。それ1個で、6月初めは2時間くらいもちましたが、今は1時間半くらい。会社の冷蔵庫(の冷凍室)にいくつか放り込んでおいて、1日3〜4個とりかえながら使ってます。本来は、切れ込みが入ってるところにもう片方の端っこを通して首に巻くんですが、面倒なので垂らしっぱなしです。しかも、保冷剤がカンカン凍ってるうちは(固くなるタイプなので)襟足のところががっつり立ったりして、はなはだおっさんくさい。しかも暑くなると、両端持って首筋に押しつけて「ふへー」とか言って、なにかい、風呂上がりのおっさんかい。ま、会社でシロクマだのペンギンだのを首に巻くわけにいかんしな。

 つことで。これと同じのはネットでは見つからなかったんですが、「タオル 保冷剤」くらいで検索すると、それなりにヒットします。保冷剤はついててもついてなくてもいいんですが、専用のでないと使えないのは不便かな、と。
 今からこんなんで、8月とかどうなるんですかねぃ。
 

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2013/07/03

風雲児たち最新刊

 ここのところで読んだ本。最新刊といっても、出たのは5月か。

 「風雲児たち 幕末編 22」みなもと 太郎 (著)

 前半は桜田門外の変の後始末、後半からは咸臨丸(というか遣米使節)の航海とアメリカ到着まで。

 歴史の授業は、といいますか、授業に限らず「桜田門外の変」って、井伊直弼が暗殺されたそこだけは覚えてるけど、前後の脈絡というか、特にこの事件がどれだけ重いかというのはあんまり意識したりされたりしてなかったなあ、と。そんで、ここへ来てなお、武家の動向(あるいは倫理規範)が、「忠臣蔵」(「赤穂事件」というべきか)に囚われているのか、というのは驚くばかり。

 そんで、ようやく勝海舟が全面に出てきたよ(^▽^)。咸臨丸は寄らなかったけど、正使の乗った艦の寄ったハワイについても、割にきっちりと触れられていて面白い。

 正直、「ギャグ漫画」としての面白さは江戸初〜中期のころには及ばないんだけど(個人的には前野良沢〜最上徳内くらいまでがいちばん面白い)、多分もう著者の方でそれは半ば捨ててるんだろうな、と。それよりも「歴史」としての面白さの方を優先するというか。時代が殺伐としちゃって、ギャグにしづらいのもあるのかもだけど。

 実際、今の「風雲児」の面白さは、個々の(と思われる)事件がどのように連なり合って「時代」を作っていくか、という面白さだよな。歴史物を「大河」と呼ぶわけだけど、いくつもの源流が集まって大きな流れとなり、またいくつもの支流に分かれていく、「歴史」ままさに「大河」なんだなあ、と、ちょっくら実感しながら、本巻を読んだりしたのでありましたよ。

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2013/07/02

北鎌倉の空

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 ちょっとクールダウン中。

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2013/07/01

いくひとに。

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 田中さんに、たくさんのありがとうを。幸せだったたくさんの舞台は消えることはないから。ほんとうにほんとうに、たくさんの幸せをありがとう。できることなら、またどこかで、と。

 麻美さんにも、ありがとう。まだまだこれからだと思っていたけど、それでも応援できて楽しかったです。


 ぼんやりと考えながら安藤選手のインタビューを見ていて、いろいろまた思ったりして。「アメリカに行ったら、向こうの選手には「LIFE」があった」って。結局はそういうことなのかなあ、とも。

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