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2013/07/25

「EDEN」アップしました。

 そういえば、インパに書いた「EDEN」の記事をアップしてなかったなと思い出して、格納庫にあげておきました(こちら)。山本太郎と高橋和也と高岡早紀がすごくいい映画だった。

 これを見た時に思い至ったのは、ビントレーとマーフィーのちがいというか。マーフィー版の「白鳥」は、ダイアナとチャールズに想を得た(イギリス)王室ものに翻案されてるんだけど、王室の中に「伯爵とその侍従」というゲイ・カップルが出てきて、なんか律儀だなー、と思ったんですな。で、ビントレー版の「シルヴィア」の方は、これも現代の夫婦の倦怠期みたいな話に翻案されてるんですが、どういう位置づけかよくわからないなりに、いかにも業界のゲイですっていうスキンヘッドの男性二人がくねくねしながらトリックスター的な役割を果たすという。そのあまりにもステレオタイプな(笑わせるための)描き方と、それを笑う観客に正直、ほとんど生理的に、嫌悪感を持ったわけです。

 で。「EDEN」を見た後に、マーフィー版の方のゲイ・カップルというのは、非常にあっさりと、自然に描かれていたんだな、と。確かに女王は彼らについて、困ったような風にしてることが多いんだけど(そりゃ教会の手前もあるしね)、公爵の婚約者(という役名の若い女性)は、彼らと自然に仲良くしてたりしてね。ゲイであることに特殊な意味づけもされずに、普通に「そこにいる」のが、ぢぶんにとっては好ましかったんだなー、とあらためて気づいたわけですよ。

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