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2013/08/31

68年の黒蜥蜴

 紅白以来の美輪サマブームがまだ続いているようで、アップリンクと写真美術館とでドキュメンタリー映画の上映が始まったんだけど、(こちら)、関連企画で日に1度だけ、写真美術館で1968年版の「黒蜥蜴」の上映をするというので行って参りましたよ! いやー、まさかこれを映画館で見られる日がくるとは……。監督は深作欣二、音楽が冨田勲だったよ(・_・)!

 三島の戯曲を映画用に手直ししたので、ちょっとずつ設定は変わってた。冒頭が黒蜥蜴の経営する秘密クラブ(←手塚治虫が当時よく書いてた「ゴーゴークラブ」っぽい)で、雨宮と黒蜥蜴がそこで出会うようになってたり、「エジプトの星」の受け渡し場所が港だったり。
 早苗がバタくさい(←死語)美人さんやなー、と思ったら松岡きっこだった(!)。11PMのイメージしかなかったよ。そんで雨宮が、雨宮にしては年行きすぎてないかなー、も少し若いイケメンはおらんのかなー、と思ったら川津祐介だったという(゚ー゚;)。西村晃がどこに出てたか今ひとつわからなかったんだけど、Wikipediaをみると「的場刑事」とあるので、中盤で手首切られて殺されちゃう人がそうだったんかなー(あれ、刑事だったのか……)。丹波哲郎も「特別出演」って書いてあったけど、結局どこにいたかわからんかったし。「黒木」ってどれだ……。結局、丸山明宏(当時)と三島由紀夫しかわからんかったよ。三島由紀夫が出た瞬間に「くすっ」となったのはぢぶんだけじゃなかったような( ̄▽ ̄)。

 肝心の映画そのものですが、なんかいろいろと懐かしい匂いのする映画でしたねー。その「秘密クラブ」もそうだし(いや、行ったことはないですよ)、タイトルや字幕の入り方とか、色彩とか、乗用車とか、新幹線とか(笑)。なんとなくこう、予算のふんだんにある初期の土曜ワイド劇場のような。というか、あれか、土曜ワイドといえば明智小五郎シリーズだから(年が知れる……)そう思うのかな。
 いやしかし、新幹線といえば、人一人入ったトランクを新幹線の座席の前のちっこいテーブルに置くのはいくらなんでも無理がありすぎないか。さらに「美しいものだけを集めた」という恐怖美術館に、三島の剥製というのは、もっと無理がありすぎないか(ほんとにやりたかったんだなー)。

 えーと。美輪サマが、明智役の木村功が気に入らなくて一時ボイコットした話を以前読んだんですが(←「近代能楽集」のプログラムの対談に出てた)、それはわかるなー、と(大汗)。なんといいますか、大学教授あたりの役柄が似合いそうなタイプで、山本学あたりとキャラがかぶりそうな感じの。その対談では「容姿容貌が明智でなかっただけで、あとはよかった」というフォローが入ってるんですが、いやー、容姿容貌がさあ。悪くはないんだけど、探偵的なある種のうさんくささとか、黒蜥蜴が一目見て「ぴぴっ」とくるような、そういう魅力がないんだよなあ……。ダンディさとか危険さとか。三島が天知茂推しだったというのはわかるな。インテリっぽいのでも田宮二郎とかね。伊吹吾郎とか(それは黄金仮面だ)。うーむ。

 美輪サマは、当時33歳くらいのはずですが、いかにも「マダム」。いやー、確かに美しいが、何となく今と印象が同じと思ったら、声がほとんど同じなんだな。あのちょっと不思議な低音。しゃべり方もあまり変わってない。長煙管が似合うなー。衣装は黒ドレスがいちばんかっちょよかったかな。

 というわけで、たいそう面白かったです(ほんとだよー)。始まる前に、ロビーに貼ってある記事の切り抜きを読んでいたら、今年の「音楽会」の第一部は、すべて反戦歌でまとめるという話だったので、帰ってから急遽チケットを取りました。今年は行かないつもりだったんだけどなー。「祖国と女達(従軍慰安婦の唄)」が生で聞ける(かも)なら行くわいな! といいつつ「白呪」は持ってるのにまだ聞いちょらん……。



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2013/08/30

八ヶ岳くらぶとか

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 今年の清里行きは、もうあまり無理せずにということでゆったりめの電車を取ったら、時間が半端になって何をすればいいのかよくわからないという……( ̄▽ ̄)。

 というわけで、7日は甲斐大泉で降りて、ガイドブックで見た「八ヶ岳倶楽部」へ。雑木林の中の遊歩道があるということだったんですが、これは「庭」というくらいの感じだったな。帰ってきてからネットで知ったんですが、柳生真吾さんのお店というか……なんというんだ、こういうのは……だったんですね。


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 レストランは、フルーツをポットいっぱいに入れたフルーツティーが有名で、確かにすごくそそる感じなんですが、二人前1680円ですよ、あなた! そんなに飲めないし出せませんがな! というわけで、写真は630円のハーブティー「風の森」。アップルピース、ジャスミン、レモングラスでスースー系。


Ca3k0689_2 煎れた色はこんな感じ。

 ぢぶんは車がないので駅から歩きましたが、行きはずっと登りで30分くらいかなあ。コンセプトはともかくとして、近くの別荘地の人の憩いの場、という感じですね。良かろう高かろうという。雑貨や木製品、ガラスなどの店とギャラリー、ステージ、花屋などがあります。

 すぐ手前にいくつかお店や喫茶店があって、そこのグラスショップで時間調整しつつ、イヤリングを買いました。で、レジでお店の人と立ち話で、「東京は大雨で大変ですね!」と本気で心配され(←ちょうど前日世田谷で大雨・停電のニュースが……)、ここいらは逆に雨がなくて降ってもらわないと、とか。フィールドバレエに来たんですよ、というと、お店の人は「一度行ったけどすてきですねー」で、「自分なんか3回目ですよー」なんて具合で。周辺にも経済効果ありますよ、的に頼まれもしないのにちょっとアピールしてみたりして(笑)。

 ダンススクウェアさんに、ジゼルの写真が載りました(こちら)。写真は10日、評は7日の舞台。7日は自分が見た日ですが、川口さんは脚の故障があったようです。不安定だったのはそのせいだったみたい。夜の野外公演なので、ちょっと粗い写真もあるけど、野外の雰囲気がよくわかると思います。花火、すげー( ̄▽ ̄)。

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2013/08/29

コスモス

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 コスモスは好きな花のひとつ。やっぱりこの色がいちばんかな。素材集などでは秋に分類されがちですが、ぢぶんのイメージでは8月の花。写真は7日、甲斐大泉で。

 ♪ぼくらもほしい〜こすもす〜(←つい歌う)

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2013/08/28

ヴィシガラ最後まで

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 格納庫のヴィシガラを、最後までアップしました。メモ書き程度になっちゃったけど。

 カテコと言えば、「レダと白鳥」のカテコで、水香ちゃんを前に押し出して自分はすっすっと後ろに下がっていくコルプに、そこまで下がらんでもよいのにと思いつつ、やっぱり「マリインカの王子さま」なんだなー、と思いましたですよ。

 写真はキープ協会のトレイルで。

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2013/08/27

カルメン追加。

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 格納庫のヴィシガラにカルメン追記。すいません、ゴメスツボがありません。

 コルプはエスカミリオもいいんだけど、ホセでも面白そうだし、ツニガもいけそうだし、いっそ全部盛りで……と相変わらず「巴里のアメリカ人」みたいなことを考えるという。

 そういや後藤さんもツニガとエスカミリオと両方レパートリーにしてたんだったな。いつか川島さんのカルメンも見たいなあ。奈良さんも似合いそうだし。
 ……しかし、あの話を最後で「罪と罰」にもってっちゃった木村さんの力業というかなんというか。力業か、やっぱり。あれはもう見られんのかのう。生きてるうちにもう一度くらい見たいんじゃがのう。

 写真はキープ協会のトレイルで。

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2013/08/26

駅。

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 8月7日、甲斐大泉駅。駅好きーの線路好きーヽ(´▽`)/。いろいろぢぶんで調べるほどのことはないけど、軽く鉄道スキーなのだ。

 いろんなことが半端ですが、今日はちょっくらお休み。

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2013/08/25

ヴィシB前半アップ

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 せんだってのヴィシニョーワのガラ(B)の前半だけを格納庫にアップしました(こちら)。

 なんかもういろいろとね。浮き世のことは気が滅入るばっかりでね。家にいるあいだは寝てばっかりだなー。
 少しずつ、身の回りを縮小しようとしてるんだけど、物欲というよりも貧乏性が邪魔をするという( ̄▽ ̄)。本当はいらないものばっかりなんだろうけどなあ。

 写真は甲斐大泉で。

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2013/08/24

眠りの子役さん

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 甲斐大泉の駅で。最近こういう真ん中が盛り上がったのが流行りなのかな。

 さて、東バのこどものための「ねむり」のツアーもいよいよ終盤ですが、春日井のホールのフリーペーパーにこびとさんたちの紹介が出てましたです(こちら。pdfです)。
 結婚式におよばれする白雪姫のこびとさんと、幕前芝居の3人の子どものオーロラ姫は、地元のバレエ教室から出演しているそうです。ぢぶんは子役さんの年齢って、見ただけでは全然わからないんですが、春日井の場合は、こびとさんは小3〜5、オーロラは小2、小4、中1なんですね。小4のオーロラさんが「リラの精と踊れて嬉しい」って応えてるけど、考えたらほかの二人はリラじゃなくてカタラビュットが相手だ( ̄▽ ̄)。リラと踊れたのは君だけだぜ! 
 こびとさんは1曲踊るけど、オーロラの出番はほんとにちょっと。でもカテコ後の「登場人物紹介コーナー」では、こびとさんたちと一緒にオーロラたちも紹介されてたのはよかったな(なぜか目黒ではひとりしか出てこなかったけど……)。

 目黒は東バの学校の生徒さんだからか、「協力東京バレエ学校」とあるだけだったけど、横須賀はキャスト表にちゃんと子役さんの名前も載っていました。それによると、名前で判断する限りだけど、横須賀ではこびとさん5〜7人を男の子で揃えたみたい(2人は男女どちらかわからない名前)。すごいなあ。

 あ、そういえば今回から、幕前芝居の最後が、オーロラの16歳の誕生日当日、説明するカタラビュットの前を王妃さまが通りかかるという演出に変わった(というか増えた)んだけど、そのおつきにお小姓さんが2人ついてくるんだな。横須賀のお小姓さんは、こびとさんが兼任。王妃は台詞はないんだけど、政本さんのマイムがきれいだったよ〜♪ あそこの幕前芝居のカラボスがいいんだよなー(^▽^)。

 26日の浜松は完売、当日券なしですと。すごいな。江戸川と越谷はまだあるみたい。刈谷もまだあるけど、ワークショップとバックステージツアーは受け付け終了。バックステージツアー、いいなあ……。

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2013/08/23

高原のお店

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 甲斐大泉にて。街道沿いの、別荘関係のお店のディスプレイ。なんのお店だか忘れちゃった。リフォームだったかな。


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 こちらは清里。野菜の無人販売店の裏っかわです。


 やっぱりちょっとでも横になると、すこんと寝てしまうんだなー。というわけで、いろいろもうたまりまくってるんですが、どうしやう……。しかも明日は松山ですよ(笑)。今月何本見てるんだ、ぢぶん。

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2013/08/22

ヴィシガラちょろっと

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 ヴィシニョーワのガラの最終日。面白かったけど、平日ソワレで見るにはボリューミーだったなあ。帰って11時すぎてたのに、寝オチしちゃったよ……。まあ観てる間に落ちなかったからいいんだけども。

 えーと。何はともあれ、「タランテラ」がすごく面白かったです! ホアキンいいなあ。ああいう芝居っけのある人が好きだな(←逆に「王子さまタイプ」にはあまり興味がない)。アシュレイもかわいい。「パリの炎」の方は特に……というか。テクニック的にはすごいんだけど、演目としてそんなに好きじゃないからなあ。

 エイマンが、やっぱりテクニック的にはものすごく上手いんだけど、なんでいつも困り顔してるような印象なんだろう、と思いつつ、途中で「もしやあのビミョーに半開きの口元のせいでは」と思ったら、そればっかり気になってしまった。ユレルはどこか悪かったのかな。

 いやしかし、ボリューミーといえば、後藤さんを見て「細っ!Σ( ̄ロ ̄lll)」と思ったのは初めてかも知らん……。というか、ゴメスを見るといつも「朝からステーキ喰ってる民族は違うなー」と思ってしまうからなあ。いや実際には喰ってないだろうけどさ。なんか海兵隊のようなホセであった。
 そのゴメスが振り付けたという、オープニングとエンディングはよかったねえ。先だっての、ヴァイオリニストとのデュエットもそうだけど、ゴメスはそういう方面での才があるのだな。

 カルメンの群舞で、顔半分塗りにしたのは初めてのような気がする。おかげでわからない人も何人か。手拍子の音出しがザッキーだったかな?
 いやもう、川島さんがきれいでさー(^▽^)。おかげで男衆を見ている暇がなかったではないか。今のびざかりかもしんないですよ。エチュード、すごい楽しみ。

 そして、なんやかんや言いつつも結構に、後藤さん愛してるなあ、と、今更思ってみるのであった。

 とりいそぎ。

 写真は清里の萩。後ろっかわにピントがあっちゃってるけど、まあそんなもんだから。

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2013/08/21

フィールドバレエちょこっと追加

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 格納庫にフィールドバレエのつづきをちょっとだけ足しました(こちら)。ちょっとだけですみません。

 写真は、フィールドバレエの特設会場の裏側。薪の積んである向こう側が少し低くなっていて、墓地になっています。このロケーションでジゼル……(lll゚Д゚)。絶好すぎる。白い花は紫陽花です。


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2013/08/20

「広島爆心地中島」(建物疎開)

 つづきです。

 さて、この「広島爆心地中島」ですが、自費で出版された「爆心地中島」と「慟哭の悲劇はなぜ起こったのか」の2冊をまとめたものになっています。後者の方は「建物疎開動員学徒の原爆被災を記録する会」によるもので、30ページほどのもの。爆心地近くでの死者に建物疎開に動員されていた生徒が多く、しかも引率の教師を含めて全滅のケースが多かったことに注目し、動員がどのように決定され、実施されたのか、当日建物疎開を行っていた学校、動員された人数、死亡者数などをまとめ、かつ「当日出動しなかった学校」についての証言を集めています。これも、45年7月の建物疎開の進捗状況の航空写真にそれぞれの学校のいた位置を重ねることで、イメージしやすくなっています。

 私事ですが(私事以外の何があるのか)、ぢぶんの父親というのは終戦時16歳で渋谷区の生まれ育ちですが、戦時中の話というのはほとんど「建物疎開は、壊すのは楽しかったけどほこりがすごくて大変だった」みたいな話でしたねぃ。
 なので、建物疎開は男子中学生の仕事、のように思っていたんですが、この本によると「中・高等女学校、国民学校高等科の一・二年生」とあって、女子もかなり動員されていたようです。考えてみれば、「原爆の図」の「少年少女」は建物疎開の生徒たちの絵だもんなあ……(←なんとなくつながってなかった)。

 建物疎開は、日中に、空襲があった場合に逃げ場のない場所で行うために、当初より生徒に当たらせるのは学校関係者の反対が多かったそうです。それを広島地区〔陸軍〕司令部の強い要請により、「中国地方総監及び広島県知事は八月三日から連日義勇隊三万人、学徒隊一万五〇〇〇人の出動を命令した」(「広島県史」より)とあります。
 で、多くはこの命令によって出動したわけですが、命令を拒否した学校もいくつかあります。郊外への援農に出している、学校が現場から遠いために作業効率が悪いなどの理由で。校長が前夜の警戒警報時より、翌朝空襲があるのではと感じ、一晩悩んだ末に、朝の警戒警報の時点で生徒を教室待機にさせ、叱責の問い合わせに対応している間に原爆が投下されたという、比治山高女のような例もあります。どこの学校も、原爆どころか、空襲があるとわかっていれば生徒なんか出さないでしょうが、それでもこの時点で命令拒否を貫いた教師たちがいた、ということはすごいな、とも思うわけです。

 長崎では建物疎開での原爆死をきかない、とは、この本で読んで「そういえば……」と思ったのですが、それは投下地点が長崎市街ではなくて浦上だったこともあるのかな、とも。だだっぴろいデルタが複数ある広島と、長崎とでは地形も違うしなあ。

 広島での動員学徒の原爆死が約7200人、うち建物疎開による動員が約5900人(長崎における動員学徒の原爆死が約1300人)というのは、いかにターゲットになる場所に生徒が動員されていたか、ということだよなあ。学校関係者の反対は理にかなっていたわけで。

 手記の中には、それこそ正田篠枝の「大き骨は先生ならむそのそばに小さきあたまの骨あつまれり」の歌を彷彿とさせる情景があって、なんともいえんようになるわけです。

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2013/08/19

広島爆心地中島

 前の本を読み終わってないんだけど、図書館に返す都合で先に読了。

 レビューあげてませんが、先だって、

 を読み終わりまして、これがまあすごい力作で、ぐいぐいあっという間に読んじゃったんですけど、核弾頭の中でウランの分裂が始まってから(つまり爆弾炸裂前)10秒間に何が起きたか、という検証もので。本の元になったNHKスペシャルも見たんですが、もう目からウロコがおちるような、すごいインパクトだったんですよね。
 で、本を読んだところで、たまたま別件で図書館をうろついていたらこれが目に入って、改めて爆心地の状況を読んだら、今まで気づかなかったことが見えるかもしれない、と思って借りてみました。

 中島、というのは、現在は平和公園になっている、大きな中州です。表紙写真を拡大すると手っ取り早いですが、表紙左のやや上、T字型のコンクリートの橋が、投下目標になった相生橋。2本下の左右にまっすぐ島と川とを貫く道路より上(北)が平和公園。ちょうど「中」の字の下っかわが引っかかってるのが史料館ですね。原爆ドームは相生橋の近く、川を挟んだ対岸にあります。実際の爆心地(島病院)は、ドームからさらに右(東)になります。

 で、「10秒」の本で読んだ、衝撃波の流れや火事の発生具合などを念頭に置いて読むと、やはり「なるほど」と思うところもいろいろあったんですが、それはそれとして。

 むしろ両者の本に共通するのは、「そこに人が住んでいた」ことへの喚起なんですね。「10秒」で、原爆ドーム近辺の街の再現を担った映像作家の田邊雅章氏は、ご自身が産業奨励館(のちの原爆ドーム)の隣に住んでらしたのですが、平和公園を案内していて「(原爆が落ちたのが)人の住んでいないところでよかった」と言われたことにショックを受けて、CGによる被爆前の町並みの復元を始めたとのこと。で、本(というか番組というか)は、その再現された町並みを元に、爆心から何メートル先は何によってどう破壊されたか、を検証していく。この「中島」の方は、中島を舞台に時間を追って出入りした人の証言で、その状況を裏付けていく。両者とも、被爆前の詳細な地図(住宅地図的な)を重ねていくことで、被爆前後の光景(平和公園ではない状態の)をリアルに想起させる。特に、「中島」についている地図は、中の字の多くが手書きで小さくて読みづらいのは難点ですが、現在の建物(資料館や原爆の子の像など)を重ね合わせることで、位置関係がわかりやすいですし、証言者の動きもイメージしやすくできています。

 そこで行き着くのはやはり、「土地の記憶」という問題なわけです。

 田邊氏であれ、この本の編者である「原爆遺跡保存運動懇談会」であれ、そこにあるのは、かつて自分(や親)の住んでいた場所に対する、深い愛情であったり、亡くなった人に対する想いなんですね。「平和公園でなかった街」に対する想い。それは長崎での、例えば浦上天主堂の保存運動とも重なってくるんです。残すにしろ、残さないにしろ、その土地に深く関わった者ほど、その想いは複雑で、一概に「どちらがよかった」とは言い切らない。

 ちょこっと続きます。

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2013/08/18

ジゼル、途中まで

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 フィールドバレエの「ジゼル」、1幕途中まで格納庫の方にアップしました(こちら)。なんやかんやで、ヒラリオンが出てくるところは覚えてる、ような気がせんでもない(ただし正木さんはあんまり褒めてないです)。

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2013/08/17

フィールドバレエのイメージ動画とか

 全然レポを書けてないんですが、とりいそぎ、横須賀/目黒の眠りと、清里の「ジゼル」のキャストだけ、「格納庫」の方にアップしておきました。

 フィールドバレエの方は、今年の総括的なというか(笑)、昼のリハや舞台裏、終演後なども交えた4分足らずの動画が、萌木の村の方にあがっています(こちら)。舞台の動画がほとんどスローなのがちょっと残念ですが(きれいだけど)、ロケーションの絶妙さがわかるかと思います。特に2幕のウィリの場面は、どんな立派な背景でも本物の夜の森にはかなわんなー、と。

 で、映像を見てもわかると思うんですが、2幕で使われるスモーク、下から上へ噴き上がってるでしょ? 普通、劇場では舞台袖から中央にしか出さないけど(奈落から上げる方法もあるんだろうけど)、フィールドバレエだと後ろの壁がないから真上に上げられて、しかも天井がないから自然に上へ拡散していくのが、効果抜群なんですね。これはちょっと気づかなかったな−。

 映像の中に子どもたちがカードを書いてる場面があるんだけど、これは会場で売ってる花束にメッセージを書いてダンサーに贈ると、後日ダンサーからお礼のカードが自宅宛に届くというサービス。終演後のサイン会(サインはグッズ限定)も毎回有るし、いろいろ大変だなー。

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 ←言いながら、ちゃっかりもらっており。カテコ終了後10分かそこらじゃないかな。もちろん衣装+メイクのままですが、さすがに逸見氏はお疲れな感じで(当たり前だ)、川口さんの方が元気そうな(笑)。
 カテコの最後に「撮影タイム」もあって、名場面っぽいポーズをダンサーさんたちが取ってくれて、好きに写真が撮れるんですが、今年もまた「カメラを探してる間にタイムが終わる」という、前回と同じ失敗を( ̄▽ ̄)。2幕はカメラを膝に乗せて見ないとあかんかー。

 動画の方は追加アップもあるようなので楽しみですー。

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2013/08/16

甲斐大泉

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 今日こそ何か少し書かんとー、書いて送るとこもあるんとー、と思いつつ、うっかりハリー・ポッター見て寝ちゃいましたよ。「炎のゴブレット」は初めて見た。というか、「秘密の部屋」ばっかり5回くらい見てるような気がする。テレビでだけど。そして、アラン・リックマンは、というよりもスネイプ先生は、高校の時の美術の先生に似てるよ( ̄▽ ̄)。

 写真は甲斐大泉にて。清里は一応観光地だけど、甲斐大泉(隣駅)は完全に別荘地なんだねえ。道々、不動産屋と各種メンテのための工務店(ログハウスの施工とか)が結構ありましてん。


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2013/08/15

ひまわり

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 さいきんこうした、小型の枝分かれするタイプが流行っているような。それにしてもやかましそうやな。
 甲斐大泉で。


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2013/08/14

一枝紅葉

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 清泉寮の向かいにある八ヶ岳自然ふれあいセンターの前庭。1本の木なのに、一枝だけ紅葉してるんですよ。中でちゃんと調べれば何なのかわかったのかな。

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2013/08/13

清里喰ったもの日記その2

 今回泊まったのはいわゆる「オーベルジュ」で、夕飯はフランス料理でリッチに、朝はおかゆ+煮物でおなかにやさしく、というコンセプトのペンション。1泊朝食も素泊まりもありなので、今回は朝食のみいただきました。

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 とうもろこし入りのおかゆともろもろ。おかゆが美味しかった! 豆の乗った野菜はドレッシングがかかってたけど、ぎりぎりオッケーな感じで(←ドレッシングの類いがダメ)。右手前の漬け物っぽいものは、黒ししとうの炒め物。生のを見せてもらいましたが、本当に黒いシシトウ。味もシシトウ。あまり辛くならないらしいです。

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 お昼は清泉寮パン工房のパン。3つ写ってますが、食べたのは丸いカレーパンだけ。清泉寮のパンは結構密度が濃いので、がっつりきます。カレールーがゆるめなので、食べ始めたら食べたところを上に向けて、ひたすら喰う(でないとこぼれる)。平たいのは五穀入りのチーズピタなんですが、これが固い! 暖めないととても無理だ、家で食べよう……と思ったら、前回も同じこと書いてたという( ̄▽ ̄)。

 自然ふれあいセンターのベンチでパンを食べてから、清泉寮に飲み物を仕入れに行きましたら、こっちで焼きもろこしを売っていてだな! わー、それにすればよかったよもうはいらないよトレイルひとまわりしてから喰う! と思ったものの、トレイルひとまわりくらいじゃおなかすきませんよ……orz。うっかりトマト1袋買っちゃったよ。

 まあいろいろと大小トラブルもありつつも、18時すぎ小淵沢発のあずさになんとか乗りまして。この時間にあずさなら駅弁だよね♪


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 電車が揺れてるので写真もブレブレです。ええ、電車が揺れてるからですよ。
 「甲州とりめし」ええと、850円だったかな。900円はしなかった。茶飯の上に鶏そぼろ、鶏照り、錦糸卵、グリンピース。脇に鶏モツ煮2つと漬け物、巨峰餡の入った餅的なもの(寒天餅と書いてあった)。モツが大きく、意外にあっさりとして美味しかった! そぼろの味つけもよかったし、鶏好きなので満足。鶏ものの駅弁にはずれなし、だなー。
 そして清泉寮で買ったトマト(中5個300円)も、中の種が緑のタイプで美味しい。さすがに電車だととうもろこしまでは買えないのが残念。

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2013/08/12

清里喰ったもの日記その1

 さすがにいろいろ疲れが……( ̄▽ ̄)。若くないのう。

 というわけで、清里喰ったもの日記です。

 出発は7日。ここで無理してもしょうがないよね、ということで、11時発のあずさでゆっくり出発。えきねっとで安い指定券を取りましたが、さすがに夏休み、往復とも指定席は完売とのアナウンスでしたよ。
 お昼ご飯はデパ地下で買ったおにぎりを車内でいただきまして。

 夕飯は、清里駅のほど近く。グラタン専門店の「アミ」で。

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 前回もこちらでいただきましたが、ここのお店好きなんですよ。今回は季節限定ジャガイモとコーンのグラタン(サラダ付き1000円)。ジャガイモ入りなので、マカロニなどは入ってません。緑色のはモロッコいんげんかと。コーンと高原牛乳の甘みで美味い(^▽^)!  これにロールパン(2個200円)とシトラスシャワー(330ml 550円)をつけて、ちょっと贅沢に(ささやかな贅沢だなー)。シトラスシャワーは白ワインビネガーを使ったノンアルコール炭酸飲料で、とても美味しかったですが、330は多すぎたな。200mlくらいだと美味しいまま飲みきったような。

 頼んでから、「ああっ、今年はフィールドバレエの会場で買い食いしようと思ったのに、パン頼んじゃったよ!」と思ったんですが、ええやっぱり買い食いもしましたとも。

Ca3k0700 焼ソーセージ300円。ハーブ系(?)。ケチャップつけない方が美味しかったな、これ……orz。つける前に味見すべきだな。1房200円のぶどうも購入。品種はわかりませんが、もちろん地元産。紫系と緑系と、並んでる中から好きな房を選べます。幕間に半分ほど食べて、あとは帰ってから宿でいただきました。1カップ300円の「朝摘みイチゴ」も美味しそうだったけど、「ジゼル」はぶどう祭りの日の話だからね(^▽^)。


 フィールドバレエの方は、10日に無事終了したようです。舩木=スーパーマン=上次実行委員長のメッセージが上がってました(こちら)。

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2013/08/11

キープファーム。

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 脳みそをもらいに行くためヒッチハイク中。

 ……なーんて。わらくずじゃなくて、編んだかごでできてましたよ。清里のキープファームショップ入り口にて。

 この向かいにある清泉寮のパン工房でお昼ご飯を買っていったんですが、以前の自分の記事をみたら、同じ物で同じ失敗をしているという……orz。脳みそいるの、ぢぶんの方だよ。


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 この日も暑くて気持ちがよいキープ協会のトレイルコースでした。


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2013/08/10

オーロラズ。

 さて、吉川さんのオーロラについては前述の通り。

 二階堂さんのオーロラは相変わらずニコニコ顔で、吉川さんと比べると押し出しが強い。4人の王子なんて、「従えてる」って感じだし(笑)。真ん中を踊るにはこういうキラキラも必要なんだろうなあ。
 ただ、今回はあまり調子はよくなかったようです。バランスなんかも前の方がよかったかな? オーロラなので、素材のキラキラで行けちゃうところもあるんだけど、これから何をプラスしていくかが役の幅につながるのかもなー。

 しかし、二階堂さんも若いが、沖さんの追い上げがすごいよ! サイズ的にも沖さんぐらいの方が、自分のコントロールも、パートナーのコントロールもいいのかもしれないなあ。すぱっ、すぱっ、とポーズが決まっていく感じ。特にフィッシュの時の形がすごくきれいで、3連続は、松野くんは沖さんに助けられたな−、と正直思った。脚の角度とかが絶妙というか、教科書通りというか。

 というわけで、目黒の午前の部までをみた感じでは、こりゃ沖・松野組が総合でいちばん「眠り」らしいかなーと思ったのですが、ところがどっこい。午後の部、ぢぶんの中では勘定に入ってなかった水香ちゃんが出てきたとたんに、やっぱり沖さんよりもいろんな意味で一回り上だわー、と半ばびっくりしながら思いましたよ。経験値って伊達じゃないなあ……。

 日によって、(ぢぶん的には)いい悪いの幅が極端な水香ちゃんですが、この日はかなりよかったと思います。GPDDのアダージョは「ちょいまて!」もなくはないんですが、あんまりあれこれせずに、シンプルにオーロラをやっていたのがよかったのではないかな。ローズアダージョの間の、王妃様とのやりとりなんかも適度な甘えというか恥じらいという感じでよかったです(←これは政本さんもよかった!)。あと、これはいつ頃からかわからないんだけど、以前の「トゥの中に何を?」みたいな、妙な詰め具合がなくなって、つま先がすっきり見えるようになった気がする。つま先にせよ指先にせよ、そういう細かい始末をきちんとていねいにすると、それだけでぐっとよくなったように見えるという、なんかそんな感じでしたよ。

 とりあえず。

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2013/08/09

デジレズ。

 さて、話があっちこっちですが、東バの「子ども版眠り」、目黒2公演を観まして。しかしまだまだキャストコンプリートへの道は遠いのだが、いやもう計4公演使っちゃってますからね……。川島さんのカラボスは観たいんだけどなあ。今日のキャストはNBSの方に上がってます。本公演扱いなのだな。

 弾くんは、GPDDまでは横須賀よりも今日の方がよかった感じです。GPDDは同じくらいかな。ちょっとツアー疲れとか、暑さ負けとか出てるのかな? という気もしたけど、単に自分が弾くんに対してはハードルがあげてあるのかなー、という気も。なんか、何でもできそうな気がするからさー(笑)。横須賀で、サポートが珍しく(?)守りの体制だったから、二階堂さんの腰かどこかがまだ不調なのかな? と思ったけど、目黒でもそうだったから、弾くんがやりやすいようになのかなー、とか。デジレらしいといえばデジレらしいというか、ディズニーなんかの竜と戦う王子はこういうイメージだよね、という。でもまだもうちょっとやんちゃでもいいんだよ! と思わなくもない。

 松野くんは、いわゆる「王子さま」的な。を、ちょっと通り越して、沖さんと並ぶと「ヅカの男役」に見えるのは髪型のせいなんだろうか……(それより体型か?)。フィッシュはまだ沖さんの巧さに助けられてるなー、という感もありましたし、GPDDのソロはちょっとスタミナ切れ? ちう気もしましたが、まあしかし、真ん中が似合うようになったよねえ。カラボスとの対決シーンで、ちょっとカラボスに操られちゃう辺りはいちばん上手かったかも。「ああああ、引っ張られるうううう」みたいなとこ。

 そしていちばん年上のはずの梅さんが、いちばん初々しかったという……。まあ初役だしな。カラボスの蜘蛛の糸を真っ向から浴びちゃって、からまったまんまオーロラにキスをしに行き、そこでも全部は外しきらずに、からまったまんまプロポーズして、糸をなびかせて捌けていく梅さんに、デジレといえどもオーロラを勝ち取るにはそのくらいは苦労しないとね、と思ってみたりだな(笑)。なんとなく、そういう梅さんを愛してしまうんだよなあ。

 ……今回はデジレに関しては点が辛めか? >ぢぶん

 そして永田くんが着実に、クリギンへの道を歩んでいるような……(それはそれでいいけども)。彼のロレンツォは絶品だけど、ガマーシュも面白そうだよねえ。

 

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2013/08/08

ちらっと清里

 また会えたね。

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 前回清里に行ったのは一昨年だと思ったんですが、ブログをさかのぼったら一昨昨年(2010年)でしたよ。あははー。月日の経つのははやいやねー。この歳になるとねー( ̄▽ ̄)。

 今回もいろんな小さな失敗をしつつ、無事にフィールドバレエを観て帰ってくることができました。すでに腿からすねからふくらはぎから筋肉痛なんですがっ( ̄▽ ̄)。早いよ……。なまりすぎだよ……。

 フィールドバレエ、今年は「ジゼル」1演目ということもあって、会場はドイツを意識した演出も(こちらとか)。切符のもぎりの人はフィールドバレエのブルゾンでしたが、手前のチケット確認(もぎらずに、通行するための関所みたいな)の担当の男女各1名は、ドイツ風の衣装に、手回しオルガンでお迎えです。会場のフードもソーセージが充実(笑)。そこはかとなく漂うビールの匂いがドイツっぽいのだ……のだ……のだろうか。

 背景は高原と山が借景になるわけですが、「後ろの壁がない」ことを最大限に活かした演出で、劇場だとあり得ないような(花火は別にしても)ウィリたちの出現/撤収にぞくぞくでした。
 せっかくの借景なので、1幕は日のあるうち、2幕は日が落ちてからだと面白いのになー、とか無茶なことを考えたりして(笑)。日のあるうちだと、照明もともかく(暗転ができない)、周囲の音や人や車なんかで、落ち着いた上演は無理ですよねえ……。ベイサイドの時みたいに隔離されてればなんとかなるだろうけど。

 「真夏の夜の夢」なんかも面白いだろうなあ。舞台設定がリアルというか。

 つことで、とりいそぎ。面白かった舞台についてはおいおいに。
 

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2013/08/07

清里です。

そんなわけで清里に来ています。

フィールドバレエはやっぱり楽しいーo(^-^)o。野外で見るジゼルは格別。演出もいろいろ面白かった。

Twitterの方でぶつぶつ言ってますので、とりあえずはそちらを。帰ってからまたいろいろと。

自分、逸見氏のファンだったのかな……(無自覚)。

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2013/08/06

原点

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 200枚を越す原爆ドームの写真(無駄に多いな……)も、昨年、PCと一緒にクラッシュしまして、これはフォトアルバムにアップロードしてあったものから引っ張ってきました。2006年の8月6日の夕暮。

 何度か書いてますが、ぢぶんにとっては「原爆ドーム」が原点。反戦運動の、というよりも、もっと何か根源的な「原点」がここにあると感じることが多いんです。

 初めてドームを訪れたのは3歳か4歳のとき。これも何度か書いているように、祖父母が山口は防府の在だったので(出身は香川なんだけどね)、小さい頃は毎年夏休みの2週間程度を防府で過ごしておりまして(あらかじめ柳行李で荷物送っておくんですよ。鉄道便ですよ)。そのかん、広島へも何度か行ったんですね。伯母(母の兄の連れ合い)が広島の出の人だったりして、広島というのは心理的にとても近い場所だったわけです。

 その後、95年あたりから「平和へのつどい」(こちら)や長崎のピースウィークとのつながりができて、2000年代は、毎年8.6の広島か8.9の長崎か、どちらかへ参加するような感じであったわけですが。
 それでもそれだけ足繁く通う、という背景にはやはり、原爆ドームの前で「原爆が落ちてくるから帰る」と泣きわめいた、あの3歳だか4歳だかの夏の日がある。それは一昨年の8月、一人で長崎の街を歩き続けた時にも強く思ったことです。あそこから、今の自分が始まったような気がする。あのとき自分が何を感じ取ったのかなんてわかるはずもないんですが。

 6日の夕暮。この時間の平和公園が自分はいちばん好き、です。その日のその時間にその場所がどれほどの惨状だったか、「好き」ということばがそれは外からしか発せられようものないものだとわかっていても、ほかにいいようがない、それは「特別な時間」。思えば、一度だけ沼田鈴子さんがアオギリの前で話されていたのを聞いたのも、この時間帯であったような(←中学生に話していたのに行き当たって、便乗して後ろで聞いてました)。

 こちらに、この時の平和公園のアルバムがあります。翌日のクルーズはこちら

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2013/08/05

つづき

 横須賀のつづき。

 吉川さんのオーロラは、登場の時から軽やかで、自然なはにかみ方が「大事に大事に育てられたおひいさま」のイメージにぴったり。初役だった正月公演の時よりも、テクニック的にも安定しているし、「ノってる」というか、少し余裕が出てきたのかな。
 2幕のGPDDは、もうひと押しあってもいいかなー、という気はしましたが、今回よかったのは意外にも(というのもナニだが)、ローズアダージョの後のタランテラのところ。今回のバージョンはローズアダージョの後のヴァリエーションがないんですが、4人の王子たちが踊った後に上手から対角線に出てくるステップが軽やかで気持ちよくて。花束に仕込まれた針で指を刺しちゃった後の演出は、初演のときから「よくできてるなー」と思ったんですが、カラボスの矢島さんの快演もあって、カラボスに操られつつ苦しんで倒れるまでの吉川さんもすごくよかったんです。

 ついでだから4人の王子の方も。梅さんがデジレに入って抜けまして、あれはイギリスの王子なんだろうな、ユニオンジャックカラーの衣装は安田さんに。安田さんの来てた赤の、フランス王子と思われる衣装は永田くんに。
 ローズアダージョの後に4人の王子の踊る場面があるのは東バの旧版と同じだったと思うんですが、やっぱ嬉しいですねー♪ 踊りの大きさというか、見せ方で言うと森川くんなんですが、杉山くんはていねいさというか、手の返しなんかもとてもきれいで、なぜか(あの衣装なのに)「格高」に見えるという。細かい始末がきれいなんですよね。安田さんは相変わらずマイペースに淡々としてますが、永田くんのキザっぷりがなかなか( ̄▽ ̄)! 2幕で貴族やってた時も妙にキザっぽかったので、もしかして顔立ちがキザなのか? と思ったり思わなかったり(顔立ちというよりメイクか)。いやしかし、自分的には「面白さ」でついに永田くんが森川くんを超えたよ! すげー。狼、楽しみだ。芝居が面白いんでついそっちに目が行きがちなんだけど、踊る役でもガンガン出てほしいなあ。

 さらについでっぽくなっちゃいますが、王妃役の政本さんもとてもよかったです。王と王妃は衣装新調かな(正月は旧版のだったようなおぼろな記憶……)。若い王妃さまなんだけど、カラボスとの渡り合いやリラとのやりとりなんかがとてもいい感じ。

 とりいそぎ。

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2013/08/04

横須賀ねむり

 てなことで、横須賀の「眠り」2回、行ってきました。1日2公演でキャストを効率よく制覇するつもりだったんですが、主役とカタラビュット以外はほとんど変わらなかったよ( ̄▽ ̄)。とはいえ、レギュラーメンバー勢揃いの今日は中堅/若手松組ってところで、楽しかった−。席も昼は2階、午後は1階の前の方だったんで、昼によく見てなかったところを午後に見直す、って感じで。

 気になる方もいらっさると思うので、一応主要キャストを。ダブルのところは昼/午後で。

オーロラ:吉川/二階堂 デジレ:梅沢/弾
リラ:渡辺 カラボス:矢島 カタラビュット:岡崎/氷室
四人の王子:森川、安田、杉山、永田 王:佐藤 王妃:政本
青い鳥:河谷、杉山 猫:中川、野尻/岡崎 白雪姫:小川
シンデレラ:村上、安田 赤頭巾:古閑、森川

 プログラムによると、2幕はトリプルキャストになっているものが多いですね。リラに高木さん、カラボスに奈良さん、フロリナに乾さんが入っていますが、目黒の水香ちゃんの回が高木・奈良・乾でくるのかなーと、これは推測。
 今日は安田くんのフォーチュンと猫の野尻くんと中川さんが初役かと思いますが、ほかに四人の王子に、原田、和田、宮崎、青い鳥に原田、フォーチュンに和田、狼に永田、佐藤が敬称略でキャストされてます。いやもう踊ってるからとかこれも初役なのにーとかあったらすみませんm(__)m。正月の時のキャストをよく覚えてないんだ……。
 ダブルの表記のしかたからすると、原田さんがカレーの王子さまかな(似合いそうな……)。乾さんの相手も気になりますが、青い鳥が杉山/原田/岸本だから、杉山くんのような気もするし、杉山くんは河谷さんと固定で原田さんと乾さん、のような気もする。ふむー。

 ワルツの男性もキャスト表にあげて欲しいんですけど、今回もないんですよ……orz。女子は出てるのになあ。
 今日は吉田、上滝/野尻、竹下、中村だったと思うけど、上滝くんがいまいち自信がない。4人のサイズがそろってるので、前回よりもまとまりよく見えました。中村くんはもちろんだけど、吉田くんがすっかり中堅ぽい安定感を身につけていて、ついこの間まで「こんな若い子に力弥やらせてー」(←初演はどんだけ「若い子」だったと……)なんて言ってたのになあ、としみじみしたり。いやしかし、竹下くんのにっこり笑顔が可愛すぎて、一瞬理性が飛ぶかと思ったよ! って、ほかの人だったらどうしよう(笑)。彼も前回から比べると、腕とかすごく柔らかくなったなー、とか。

 えーと、もろもろはまた。パイラ人のツッコミも本当はもう1回分あったの……orz。

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2013/08/03

sugamon

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 すがもんに肖像権はあるのだろうか。お仕事中だけど「公務」じゃないよなあ。

 


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2013/08/02

もうじきなつやすみ

 清里のフィールドバレエも始まりました。こちらからリハの様子などが見られます。雨合羽に身を包んだウィリの群れ(だよな)すげぇ……Σ( ̄ロ ̄lll)。

 ぢぶんは来週行くのですが、今日の会社帰りにえきねっとで取ったあずさの切符を引き取ってきました。新宿・小淵沢の金券屋店頭価格(回数券バラ売り)が4500円。えきねっとだと正規購入で3730円ですよ(片道・指定席+乗車券)。はー。いろんな割引があるんだねえ。

 そんなわけで、いろいろ会社の方もいない間の手配とか面倒なんですが、まだあんまし実感わかないなー。今年は逸見さんにサインしてもらおうかな(←グッズを買わないとサイン会に出られない)。
 ほかに何をして遊ぶかもそろそろ決めないと……。久しぶりに東くんぺいでも見に行こうかな。

 東バの眠りのツアーも始まってるし。そういえば、江戸川のホールのサイトに、主演の梅さんと吉川さんのインタビューが出てました(こちら)。
 横須賀では、劇場裏側探検ツアーとかあったんですね。参加対象が6年生までなのでどのみち見られないんですが、大人だって見たいよぅ(笑)。
 もう終わったけど、富山もクラスレッスン見学などもあったようです(こちら)。画面上でルビふりって、結構難しいな。しかしバレエおじさんって……バレエおじさんって……バレ…(エコーしつつフェードアウト)。
 

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2013/08/01

馬語手帖

 最近読んだ本から。

 カディブックスさんという版元さんがあります。所在地は与那国島。「馬語手帖」という本を出しています。

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 ちょっと光っちゃったけど、こんな本。だいぶ前に図書館預かり品かなにかでデータ作って、ちょっと気になってたんですよね。このところ、ダンナが与那国の撮影に何度か行ってるので、こんな版元さんがこんな本出してるよ、ちょっといい感じの本だし、馬の撮影の時に役に立つかも? なんて話をしてましたら、この間行った時に「買ってきたよー、見る?」というので、「くれ ( ̄▽ ̄)」と(お金は払いましたです)。

 文字通り、馬語の本です。馬はおしゃべりです。耳、目、口、尻尾、相手との間合いなどでたくさんしゃべります。この本は、その「馬語」を、イラストを交えて教えてくれます。
 版元さんのサイトに内容見本(こちら)があるので見ていただければ早いんですが、イラストがとってもいいんですよー。

 ぢぶんは特に馬と接点があるわけではないので、「役に立つ」かどうかといえばそこはそれ、なんですが、読んでる間はゆっくりとした空気に浸って、ぼんやりのんびりした気持ちになります。不思議なもんだねえ。馬のセラピーみたいなものかしらん(ちがう)。

 直販中心ですが、青山の246はじめ、いくつか置いている書店さんもあります(こちら。地方小の扱いはなかったような……)。直販で購入すると、馬のメッセージカードがついてきます(こちら)。実はカードほしさに通販で買おうかと思ったんですが、いろいろ取り紛れまして。えへへ。

 というわけで、ゆるくオススメ。

 

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