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2013/08/05

つづき

 横須賀のつづき。

 吉川さんのオーロラは、登場の時から軽やかで、自然なはにかみ方が「大事に大事に育てられたおひいさま」のイメージにぴったり。初役だった正月公演の時よりも、テクニック的にも安定しているし、「ノってる」というか、少し余裕が出てきたのかな。
 2幕のGPDDは、もうひと押しあってもいいかなー、という気はしましたが、今回よかったのは意外にも(というのもナニだが)、ローズアダージョの後のタランテラのところ。今回のバージョンはローズアダージョの後のヴァリエーションがないんですが、4人の王子たちが踊った後に上手から対角線に出てくるステップが軽やかで気持ちよくて。花束に仕込まれた針で指を刺しちゃった後の演出は、初演のときから「よくできてるなー」と思ったんですが、カラボスの矢島さんの快演もあって、カラボスに操られつつ苦しんで倒れるまでの吉川さんもすごくよかったんです。

 ついでだから4人の王子の方も。梅さんがデジレに入って抜けまして、あれはイギリスの王子なんだろうな、ユニオンジャックカラーの衣装は安田さんに。安田さんの来てた赤の、フランス王子と思われる衣装は永田くんに。
 ローズアダージョの後に4人の王子の踊る場面があるのは東バの旧版と同じだったと思うんですが、やっぱ嬉しいですねー♪ 踊りの大きさというか、見せ方で言うと森川くんなんですが、杉山くんはていねいさというか、手の返しなんかもとてもきれいで、なぜか(あの衣装なのに)「格高」に見えるという。細かい始末がきれいなんですよね。安田さんは相変わらずマイペースに淡々としてますが、永田くんのキザっぷりがなかなか( ̄▽ ̄)! 2幕で貴族やってた時も妙にキザっぽかったので、もしかして顔立ちがキザなのか? と思ったり思わなかったり(顔立ちというよりメイクか)。いやしかし、自分的には「面白さ」でついに永田くんが森川くんを超えたよ! すげー。狼、楽しみだ。芝居が面白いんでついそっちに目が行きがちなんだけど、踊る役でもガンガン出てほしいなあ。

 さらについでっぽくなっちゃいますが、王妃役の政本さんもとてもよかったです。王と王妃は衣装新調かな(正月は旧版のだったようなおぼろな記憶……)。若い王妃さまなんだけど、カラボスとの渡り合いやリラとのやりとりなんかがとてもいい感じ。

 とりいそぎ。

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