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2013/09/20

音楽会、つづき(大事なことは二度)。

 さて、美輪サマの「音楽会」の続きを。

 銀座ル・テアトルですと、開演前にことこまかな注意事項がアナウンスされ(しかも結構強い口調で)、その中には「咳をするときにはハンカチかタオルを口に当てて」とまであるんですが、しかし咳の件は騒音というよりも、むしろ前の席に座ってる人にとっては「口に何も当てずに真後ろで咳き込んでるヤツ」は、頭にソイツのツバがかかるとかいう以前に場合によってはウイルスもろ浴びになるので、そりゃトラブルになるだろうよ、と思うんですけども。避けられないからね。膝とかポケットとか、ちょっと出しやすいところにハンカチを持っときゃすむのに、と思うんですが。
 パルコ劇場ではそこまでの細かい話はありませんでしたが、通常のアナウンスの後に、前方で係の女性が「携帯とスマホは電源から切れ」とのアナウンスをし、次いで真ん中通路でもう一人の女性が「重ねてお願い……」とまるっきり同じアナウンスをし、おやまあ大事なことだから二回言われちゃったわい、と思ったところ、第一部の最後の曲前のトークの最中に携帯を鳴らしたヤツがおりましてね、しかも相当前方で。ええ……。

 「携帯は切っておいてくださいます?」

 ……携帯止めるまでトーク中断。ふみいーー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

 そんなわけで、第一部は反戦歌(+ヨイトマケ)。昨今の情勢が戦前を彷彿とさせるということで今回の構成になったということは、曲間のトークでさまざまな形で話されまして、その危機感といいますか、危惧といいますか、それはかなり明確であったかと。まあ、話の中身はそれはそれなりに「いやちょっと待てーー」なことはもちろんあるんですが、そこはもうそれとして。プログラムの恒例対談も、今回は佐高信で、そうした問題意識の上に立っているのはよくわかる。わかるところで佐高信だっていうところで「ちょっと待てーー」とは思うんですが、まあそこはもう。

 それにしても、ひとつの曲ごとにエピソードがあるわけですが、例の「祖国と女達」、あれは実際に満州から帰ってきた慰安婦たちの話を聞いて作った歌なんですね。美輪サマのご実家が丸山遊郭から近いカフェですから、そこから慰安婦募集に応じて満州に行って、敗戦で帰国して、家に帰ったものの「身内の恥」扱いされてまた丸山に戻ってきた女性達の体験談を直に聞かされてる。最後に「大日本帝国バンザイ」が三唱されますが、小さくつぶやく最初の2回、特に2回目は怨嗟であり呪詛であり、こういうのはやっぱり生で聞かないとーー!

 女性達が話しやすかったのは何となくわかるなあ。同性ではないけどまるっきり異性っていうわけでもない(年齢的にも)というのは、意外と話しやすいし話されやすい、というのはぢぶんの経験からもそれなりに。

 とりあえず。

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