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2013/09/08

とばりのつづき

 長谷川さん関連の検索でいらっさるかたが飛躍的に伸びてますが(「山海塾 長谷川」とかそういう感じの)、長谷川さんの同姓同名の多さといったら、K村さんに匹敵するんじゃないかとーー (-_-;)。もう関係ない人がなんぼでも出る。ヒットしたら公式とプレイガイドのキャスト表。誰を恨むでもないけれどーおー。そんでもK村さんの方が同姓同名が多そうですけどね。いや、そこで張り合ってどーする。

 つことで。とばりの続きを。

 ほかのメンバーが景によって衣装変えがあるのに対して、天児さんはほとんどの近作で、白の裳という気がします。多分、それにだいぶ引きずられてのように思いますが、ぢぶんの中での天児さんは阿闍梨のイメージなんですね。うんまあ、羅漢でもなんでも、そこいらの感じでいいんだけど(←いい加減)。地にあって天を求めるというか、天に求めるというか。

 特に「とばり」は、後方に星空の緞帳(照明次第で星になったり闇になったり、一部が星になったりする)、床に楕円の星空(LED仕掛けで、これも星空になったり、やみになったり、白っぽい面になったりする)があるので、「天」の位置を意識します。4人の腰巻き組(途中では3人)は「地」にいる者、3人の貫頭衣は「天」の者に見える。というのは、4人の背景が星空であり、3人の床には星空が口を開けている。3景め、たいへん美しい場面ですが、3人がその縁に立って指をさす星空は、まるで宇宙船の床に空いた窓から眺める宇宙のようでもあり、また、釈尊が蜘蛛の糸を垂らす天上の池のようにも思えます(そんな感じで蝉丸さんが無着っぽいんだけど、単に頭の形が法隆寺の無着に似てるような気がするというのもあるんだよー)。
 ……「景」の勘定の仕方、あってるよな……(←不安)。

 で、今回の天児さんのソロ。4人の腰巻組に囲まれた中央で、踊りながら下手後方から対角線に進んでいく最初のソロ(というか)と、後半は普通にソロ。「うむすな」や「から・み」なんかだと、やや超然としたイメージもあるんですが、今回はもっと「地」に近いというか。常にーーというのはぢぶんのイメージに引きずられすぎの気もするけど、地上の「苦」を天に問う、あるいは訴えるような、そういう媒介者的なイメージになることが多くて。今回も大枠そうなんだけど、もっと本人が「苦」やおののきの中にある、そういう感じなんですね。
 それはやっぱり、天児さんの年齢だから出てくるイメージなんだろうなあ。

 場面はよく覚えてないんだけど、時折中央の楕円の床が、星ではなく黒くなり、周囲に白くライトが当たっていることがあって、それは皆既日食時のコロナのようでもあるなあ、と。

 「とばり」は3.11の後、当日の夜も含めて、気持ちが熾っていたときによく聞いていたんですよ。「とばり」とペルトの「鏡の中の鏡」を交代でずっとかけていて、そこから脱出しはじめて小室等(特に武満徹を歌ったアルバム)などのフォーク系のものに、そして徐々に普通のサイクルに戻っていったという。いわばリハビリの最初の曲だったりしたので、そんなこともちょっと思い出したり。


 

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