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2013/09/22

ティボルト萌え

 つことで、スカラ座のロミオとジュリエット、フォーゲル&コジョカルの回を見ました。楽しかったー!! 

 フォーゲルとコジョカルは、まんまでロミオとジュリエットだなあ。考えてみれば、フォーゲルを最初に見たのもロミオだよ(クランコ版だけど)。そのせいも多分にあると思うんだけど、フォーゲルはロミオのイメージだし、ロミオはフォーゲルのイメージなんだよなあ。育ちが良くて、悪気がなくて、一本気なんだけど、ちょっと思慮に欠けるという(笑)。

 コジョカルのジュリエットは、ロイヤルの時に見なかったので初めて見た。フォーゲル共々、ティーンエイジャーに見える。深窓のお嬢さんには、ちょっと活発というかハツラツというか、生命感あふれるジュリエットだな(ラテンっぽいのだろうか)。パリスとの最初の出会いやPDDでも、はにかんではいるんだけど、引っ込んじゃうよりは好奇心が勝ってるような。

 ……パリスっていえば、ほんとにやっぱり気の毒だよなあ……。ほとんど出会い頭みたいに刺されちゃうし。時々、ああこいつはいいや刺しちゃっても、みたいなパリスもいるんだけどね(あれだ、マールイの新版のヤツ)。今日のパリスは普通にジェントルマンだし、最後の墓地の場面でも「自分が無理強いしちゃったせいだ……」みたいなニュアンスがあって、この人も両家の抗争にまきこまれちゃった被害者だよなあ、と。

 いやー、ゼーニのティボルトはよかったなあ! 前回の来日公演でバジルを見て、結構好きだったので、今回も見られるといいなあと思ってはいたんですが(前回の自分のエントリみたら「顔は好みじゃない」って書いてたよ……orz)。ぢぶんの「ティボルト萌え」を十二分に満たしてくれるティボルトだったよ( ̄▽ ̄)。かっちょえー。もう少し威圧感があってもいいけど、そこはむしろグリッロだろうな。ロミオが見つかった後の宮廷舞踊のところ、ジュリエットのリフトがビミョーにそっけないのがよかったりするのだ( ̄ー ̄)ニヤリ。

 しかし、マキューシオの殺害は事故っぽくて、マクミランでもちょっと解釈ちがうのかな? と。ロミオと立ち話していたマキューシオの後ろに、剣(二刀流)を構えて走って行ったところに、マキューシオがいきなり下がってきたから刺さっちゃった、みたいな。刺しちゃった本人も「こんなはずでは……」というか、「やっちゃった」感がありありで、真ん中で断末魔になってるマキューシオを横目に上手で側近とやりとりしてるさまは……ええなんというか、アルブレヒトとウィルフリードかと(笑)。そこから2幕の最後まで、入れ替わり立ち替わりで狂乱の場になっていて、ああそういう作りなのか−、と、マクミランの思いも寄らなかったことを考えてみるのでありました。いや、無駄だからそういう考察は。

 思いつつ、多分続く。ほかの諸々もまだ続いてるんですよー。多分。

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