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2013/10/31

OFCカルミナ・ブラーナその1

 というわけで、休憩を挟んで「カルミナ・ブラーナ」。CD買おうかなー、と思ったのに、残業でお店に寄れんがな……。

 舞台はシンプルに、後ろの緞帳がU字に開いていて、そこに時折照明で色が差されるくらい。中央の、ダンサーの踊る場所が1段高くなっており、コロスはその上には乗らないようになっていたみたい。中が空洞なのか、ジャンプの時などに音が響くようになっちゃってたのがもったいなかったな。

 合唱団はやはりオケピの両脇だけど、男女混合配置になってたのかな? オケピの中がぎゅうぎゅうなのは休憩時間にのぞきにいったのだけど、合唱団があるから上に配置するわけにもいかないという。まあ、NHKで「ザ・カブキ」の生演をやったときは、上方のスポットライトを配置するとおぼしきでっぱりに和太鼓なんかがいて、あれもどうかと思ったけども。しかも金管はロビーで、木管はリハ室でやってたというのを放映の時に見たけど、そりゃあんだけ音がバラバラに聞こえるわけだと思いましたです。

 話がそれた。

 そんなぎゅうぎゅうオケはさすがの迫力。もう1音目から「グロリア」の時とは違う。その音の力もあるのかもしれないけど、舞台の空気がもう全然違うんだな。ぴりっときりっと、気持ちよく張り詰めて。何度も再演してきた作品だけのことはあるなあ。音の、身体への入り具合が違う感じ。

 ダンサーの、男性の芯は石井竜一さん。女性は多分島田衣子さん。多分ってなんだよ……orz。プログラムによれば、女性14人、男性7人。三木雄馬さんが、2曲目(だった?)を含めて、女性アンサンブル+男性ソロを2回くらい踊ったかな。自分の記憶よりも肉厚な感じがしたけど、考えたらケガ復帰から初めて見るのであったよ。以前見た時はキレキレなイメージだったけど、今回はむしろ力強い感じ。2曲目(だった?)は気合いが入ってたなー。

 頭の中で「ヨハネ受難曲」とところどころ混ざって覚えてたようなところも。ソプラノは引き続き山田さん。カウンターテノールが青木洋也さん、バリトンが駒田敏章さん。テノールのソロって、ローストスワンだけなんだな。バリトンはソロが結構多く、それに男性ダンサーのソロが重ねられるのが何カ所か。石井さんが2回かそれ以上、後半に後藤(和)さんが1回あったかと。後藤さんも久しぶりに観たな−。すっかり、佐多さんのところで見る人になってしまった。もう少しあちこち行ければいいんだけど。

 はんぱですが、次に。

 

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2013/10/30

OFCグロリア

 というわけで、OFC合唱舞踊劇、さくっといきましょう。

 まずはプーランク作曲の「グロリア」。新演出初演。ぢぶんはクラシックの素養がないので、プーランクも名前くらいは聞いたことあるなー、程度。幸い、開演が7時だったので、劇場についてから夕飯をもぐもぐしつつ、プログラムを読む時間がありました。ここのプログラムは白黒で、写真もそんなにないけど、「グロリア」も「カルミナ」もちゃんと歌詞の対訳があるので助かります。しかも無料配布。

 えーと。カルミナのためか、オケピの中はぎゅうぎゅう詰めだとシティフィルのTWで読んだのですが、「グロリア」は、オケピの縁とでもいえばいいのか、上手側に男声合唱、下手側に女声合唱、舞台上にコロス(パート混合?)の配置。
 そんなわけで耳慣れない曲なので、演奏が「正しい」のか「正しくない」のかよくわかりません。ぢぶん(やや前方の下手サブ)からですと、男声パートがかなり走ってたような気がします。特に1,2曲め。オケと男声が全然合ってない。3曲目くらいからなんとかなってきたのかなー。それとも「プーランク的」な崩しのうちなのだろうか(多分違う)。指揮者は当然オケピの中にいますので、コロスなんかは場所によっては見えないとかあるのかな。合唱隊、コロス含めて全員が全曲暗譜で、これは毎回感心するところ。ソプラノのソロは山田英津子さん(すてきな声でした〜♪)。

 ダンサーは女性が8人。何度も見てる割に、相変わらず顔と名前が一致しませんすみません(T_T)。全員が「アンサンブル」で役名がないからわからないんだよなあ。濃いめの水色のスリップドレス的な衣装に、上の縁と胸あたりに赤のあしらい。裸足です。8人全員が踊るところと、4人×2組が、それぞれソリスト的な1人+3人で踊る場面と。 

 プログラムには、佐多作品常連のダンサーの名前が並んでいますが(しかしそこからどの8人が「グロリア」に出たのかはよくわからず)、やはり同一カンパニーでないというのもあるのか、動きの性質がまちまちだったり、身体になじんでる人、そうでもない人の差があったなあ、と。佐多さんの作品にしては、あまり意外性がないというか、毒がないというか、単に音のズレみたいな気持ち悪さの方に頭がいっていたのかもなんだけど、ちょっとつかみそこねたような気がします。うーん、ドラマがない、という言い方もあるのかな。

 などと思いつつ休憩へ。

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2013/10/29

小休止。

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 そんなわけで、今日はOFCの「カルミナ・ブラーナ/グロリア」に行ってきました。OFCは久しぶりだな。
 いろいろ面白かったんだけど、今日はちょいと寝ます〜。ついったーの方に、ほんのちょっとだけ触れてます。カルミナはいいなあ。バリトンソロが多くてオレ得だよ。

 写真は清里の残り。

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2013/10/28

つづき。

 てことで。

 ラインダンスの後でヒラリオンが捌け、ペザントが入場して、アルブレヒトが帰ってきて、ジゼルのヴァリ、というのが通常の段取りなわけですが。
 ぢぶんのログを見るまですっかり忘れてたんですが(だから書いておくもんなんだな)、前回の友佳理さんとの時は、アルブレヒトが帰ってこなかったんですよ。よっぽど奥まで逃げちゃったのか、帰り道がわからなくなっちゃったのか、くまさんに出会っちゃったのかわかりませんが。ヴァリの最初の方で普通ならアルブレヒトと見交わすところで、友佳理さんが不安そうにアルブレヒトを探し、最後に二人で捌けるかわりに、しょんぼりさんで家に入っちゃったんでした。そして最後の最後のギャロップの場面で突然帰ってくるのが未練たらしくてよかったなあ……。

 ま、今回は普通に帰ってきて、普通に二人で捌けていきましたけども。このヴァリエーションの水香ちゃんはよかったな。過不足ない、という感じで。移籍当初の「からっぽ」な印象がなくなったと思ったら、いつのまにか一足飛びに「過剰」になっちゃってた感はあって、まあラシルとかドンジョとか、その過剰さが面白かったり新しかったりするような役柄もあったんだけど、「過不足ない」というのは珍しいかも。トゥのホップのところでも、向きを変えたときにちゃんとアルブレヒトとコンタクトをとってたと思うし、とても素直な感じのするヴァリエーションだったな。

 で、ペザントの辺りは前に書いたからいいとして。

 前回のログをざっと見た感じでは、木村さんのアルブレヒト像は3年前の横須賀とそれほど違ってはいなかった気がします。ヒラリオンの角笛が、夢の終わり。今回はウィルフリードが弾くんなので冷たいですけども(←それでも3年前の春日井ほどではなかったような)。「どうしよう、こんな格好で」「だーかーらー……あ、公爵きましたよ、ほら」みたいな( ̄▽ ̄)。でもちょっとだけ眉毛が困ってるんだ、そこは。

 そうしててきぱきと、自分の帰るべきところへ帰ろうとするアルブレヒト。最後にバチルドの手をとって、ジゼルを見る。予想以上に哀しい間があって、アルブレヒトにしてみればそれが「さよなら」だったんだろうなあ。そして驚くほど静かにバチルドの手にキスをして、元の世界に帰って行く……

 ……はずだったんですよ。身勝手だなあ。でも身勝手にかけちゃ女だって負けちゃいません。二人の間にぱあああん! と割って入ったジゼルが……ジゼルが……アルブレヒト、吹っ飛んでなかったか、おい(イメージ映像的に)。

 ほらあ、終わらなかったじゃないか( ̄▽ ̄)! でも明日は後藤弟と堀内さんを見るのだよ♪

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2013/10/27

話は戻って。

 いらっさった方の検索キーワードに「バレエ ポワント 枝毛」というのがあったんですが、ポワントに枝毛ができるってことですかいっΣ( ̄ロ ̄lll)! ぢぶんにははかりしれない何かがポワントにあるんだろうか。ポワント履くと枝毛ができるとか。どういう呪いだよ、それ。

 と、深まる謎はさておいて。

 ええと。キングカズがヒラリオンを追い払うところからでしたか。いや、キングカズじゃなくて。思わず剣を抜こうとして「ぬあいっ!」ってところですね。で、ぶどう娘が来て、今回はごきげんにベンチも運んで、いやもうそこから「うっとり( ̄▽ ̄)」とジゼルの踊りを見る、と。なんかこう、「うっとり( ̄▽ ̄)」具合があんまり微笑ましかったんで、ああ「オレの娘いちばん!」にならなくてよかったなあとか失礼なことを思いつつ眺めておりましたが、……ええ、あんまりジゼルの踊りは見てなかったっすけどね、ぢぶんは。
 ジゼル容態急変のところでは、水香ちゃんはベンチに座らずに立ったままだったような。で、これはもういつもなんだけど、もう少し上の辺り(胸より上)を押さえて欲しいんだよな……。そこは心臓じゃなくて腹、とつい毎回ツっ込んでしまうんだよ……ぶつぶつ。

 で、夏に逸見さんが踊ってくれなかった短いバリエーション。短いっていうかもう一瞬なんだけど、えーとあれは横へのバットマンでいいのだろうか、もうそこだけでこっちが「うっとり( ̄▽ ̄)」になってしまうという。ええもうなんとでもいえ、くそお。
 その後の、互いに自分の手にキスしながら相手に差し出しつつ上手から下手へ、というアレですね。途中でジゼルが手を引っ込めて「いやいや」をするんですが、ここの水香ちゃんがいつもよりもぐんとナチュラルというか、むしろ前週の美佳姫の方が「焦らしておねだり」だよΣ( ̄ロ ̄lll)という逆転現象が! うわあ。
 まあさすがにドナウの時みたいなバカップルにはならないけども、いちゃいちゃしつつもK村さんの脚捌きがきっちり正確で美しいんだなあ。
 
 で、おっかさんが出てきてあれこれありまして。ええ、いちいち書かないけど、いちいち面白かったりしつつ。角笛の音に、いやそっちはダメ、こっちもダメで引き下がるってのに「ちっ!」って、今回もキタよ、伯爵様の「ちっ!」が。

 ……でも、まあおっかさんにたたき出されるのが関の山にしても、ジゼルの家に逃げ込んじまったらそれはそれで大変で。だらだらしてたら、いきなりバチルドが入ってきて「へーい!(* ̄0 ̄)ノ」から始まる阿鼻叫喚。というか、「婚約者ガー」のくだりでジゼルに引っ張り出されちゃうのか。で、やっぱり「へーい!(* ̄0 ̄)ノ」から始まる阿鼻叫喚。

 そういや、今年はヒラリオンがロイスの家の中に入る演出はなくて、みんなちゃんと窓から剣を取っていたような。森川ウィルなんて、最初に剣をしまったあとでカギかけてたしな。えらい細かい演出だなー、初めて見たような気がするよ、と思ったけど、1幕の最後でマント取りに行ったときはどうしたんだ、泣きながら全力でぶち開けたのか、ちゃんとカギあけたのか、さすがにそこまでぢぶんも見てなかったという。

 ……3年前の木村さんは、何を思って剣を取りに家に入っちゃったんだろうか。うっかり開けちゃったから入っちゃったような気もしないでもないけど(←6月に見た時はそんな話はすっかり忘れてたぢぶん)。

 というどうでもよい話が続きますが、次回は1幕終わらせますよ。♪くじーけーなあーーい(多分)。

 

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2013/10/26

ロイヤルボックスとか松山とか。

 雨に降込められる予定が寝てる間に台風がいっちゃったようで。でもまあ、予定通りにDVDの整理など。

 以前(かなり昔)にNHKでやっていたマリインスキーの「ロイヤルボックス」シリーズも全部はなくてもいいなあと、取っておく分だけHDに移したり。このインタビューシリーズ、マハリナの回が本当にひどくていまだに思い出してムカとかするんですが(ファンなのさー)、それをいうとヴィシニョーワの回も、当時は微笑ましかったけど、今見ると泣き笑いだなあ……。ああコワイ。

 VHSに録ってあったのをDVDに落として(それをさらにHDに落とした)るので、もうテープ劣化でかなり状態悪いんですけどね。特に、テープの最初の方のとこ。
 なので、新書館から出てたのは高かったよなあと思いつつ、確認がてらサイトで見てみたら、欲しい人のはマハリナくらいしかないんですな。要するに売れ筋が、というか。プリセツカヤだのコルパコワだのマカロワだのがラインアップにないんだよ……orz。話としてはあの辺りがいちばん面白いんだけどなあ。当時のソ連の政策が垣間見えたりして。まあ出てても高いんだけど。

 あらためて3人分ほどざっくり見たけど、コルパコワの「眠りの収録時49歳」はちょっと衝撃。プリセツカヤといい、森下さんといい、忘れちゃいけない川口さんといい、スゴイ人はスゴイよなあ。やっぱり若い頃に大きなケガとかがなかったんだろうか。
 プリセツカヤの「バフチサライ」をどこで見たのかさっぱり覚えてなかったんだけど、この番組だった。テープ劣化が悔やまれるなあ。もっと早くにDVDに落としておくべきだったよ……(ノ_-。)。というか、機械の方がもはやダメになってたのかと思わなくもないんだけど。

 それにしても「愛の伝説」はぜひマハリナで全幕を見たかったものですよ。しくしく。

 さておいて。

 しばらく振りに松山のサイトを見に行ったら、王子の方も配役が発表になっておりまして。ゆうぽうとは森下さんの相手役は2回とも鈴木さん(埼玉と府中は未発表)。中日は垰田さんと刑部さん。ついに刑部さんの王子デビューだ(多分)! これはどっちも見たいところだけど、松山のマチソワをすると視神経焼き切れますからねぃ……。そもそも今年は年末の旅行にお金がかかるので、松山とキエフとスタダンはあきらめたんですよ。休みが取れるようならアニハーノフの第九、ってところで保留かけてるし。そもそも冬のボーナスは夏より少ないし。むー。まあ、その二人なら来年も見られるだろうからなあ。ふみーん。

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2013/10/25

小休止

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 さすがに目にきた。

 来月はカルメン……って、葉巻と月とか、そんな画像どこに行けば落ちてるんだ。


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2013/10/24

つづき。

 でまあ続きですよ。

 水香ちゃんのジゼルはもう何度も観て、直近では6月に高岸さんとの舞台を観てますが、1幕の演技は基本的にくどめなんですよね(で、何度もいうように、それはそれで嫌いじゃないんですが)。しかし、今回はあまり「作った」感じがなく、うっかりすると控えめでもあったような。「ピュア」とまではいかないまでも、「コケティッシュ」とかなんとか言われてきたところがないというか、……

 ……いや、相手が濃すぎるからじゃないのか、それは。ある意味「毒をもって毒を制す」という……(ノ゚ο゚)ノミ(ノ _ _)ノ。

 えっと。いやそんなことはないんです、多分。濃いも薄いも数ある中に。大体例のベンチギャグですね。あれ、「さあ」ってんでジゼルを座らせておいてですね、ちょっとこう後ろを向いてちゃちゃっと身繕いなどして振り向くと、っていう。ちゃちゃっと。ちゃちゃっ……って、なんすかそのやる気満々っぷりは( ̄▽ ̄)! そこでそんなに張り切るヤツぁ初めて見たよ!
 そうそうベンチといえばですね、お嬢さんがたと踊る場面でジゼルに「オレは?」って聞くと、ジゼルに「あなたはそのベンチを向こうに」って言われたときに、前回は一瞬「なんでオレが」ってむっとしてたんですが(←貴族らしいといえば貴族らしいというか)、今回はそれはなしで、ちゃんとニコニコ運搬してましたな。何を言われても楽しいのかもしらん。

 いや、話がそれましたけども、ベンチから逃げた水香ちゃんが引き留められ、を繰り返す辺りでも、双方非常にソフトな感じで、これもまた6月とは別印象だったのでしたよ。で、その後の花占いも、前週の美佳さんが「最初の1枚」を引く時にうっかり花の頭ごといっちゃったんで(←縁起悪すぎ)ちょっと心配しましたが、そこいらはつつがなく。

 その後のヒラリオン乱入。ここのヒラリオンといえば、前述のごとく「笑顔が暑苦しい」と相場が決まって……ええ、決まってるんです、多分……わけですが、森川くんはあんまり笑わなかったような。どちらかというと必死な感じで(というか笑顔の記憶がない)。それはそれで好印象でありましたが、なにせ脇で立ってるお貴族さまの方が目が離せないもんで、ええ。

 つことで。

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2013/10/23

買ってみた。

 といっても、もう先週ですが。

 Ca3k0771_2 うわさのスープジャー、タイガーの型落ち品がバーゲンで4割引だかになってたので買ってみましたよ。新製品とは付属のスプーンが違うだけ。でも新製品のソラマメ色のがよかったなあと思いつつ。

 まだおかゆしかやってませんが、ちゃんとできててびっくりです。毎回、昼休みにふたを開けるときにはドキドキですよ……。うちからだと、お湯を入れてから食べるまで4時間半かかってしまうので、アッツアツ! というわけにはいかないですが、そこそこ熱い、くらいで食べるにはちょうどいい感じ。

 ちょうどいい巾着がなかったので、バンダナに包んでみたらちょっと骨壺っぽい(それで新製品は白はないのか……)。

 つことで中休み。なんとか続きもがんばりますよー。お昼ご飯もガンバルよ(笑)。


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2013/10/22

つづき(1幕の人々など)

 まぶたがすげぇけいれん中なんですが、髪が乾くまで寝られません。

 1幕の脇キャストは、主要なところ(ってどこ)を除いて、14日とほぼ同じでした。パ・ド・シスやぶどう娘(と呼ぶのが正しいのかどうか)は、14日よりもまとまりがあったように思います。そして中村くん、着替え早っ( ̄▽ ̄)。つか、ラインダンス前の出てくるところ、ちょっと早くないのかな? と毎回思ってるな。あるいはヒラリオンが遅い。

 今回は席が近かったこともあって(←オケピでつぶされる場所を忘れてた)、ラインダンスのところも割といろいろ見えて面白かったです。よっぽど近くないと、帽子で誰だかわからないんですよね。ええまあ、ヒラリオンしか観てないときってのもあるんですけどもさ。そういえば、森川くんのラインダンスの後、「剣をちゃんと隠さないと−」と走って退場ではなくて、「うんうん、よしよし」で普通に帰っていってたような(だったらお祭りに参加していってもいいような)。

 ええと、前回はしょったペザントですね。梅さん以外は総取っ替えの男子ですが、入戸野+岸本の緑組も、14日に比べるとだいぶ揃ってきたような。岸本くんは、青い鳥デビューの頃から舞台度胸よさそうだったけど、これからガンガンくるかもなあ。以前の古川さんのタイプ? 入戸野くんは、指の先の方まできちんと丁寧な踊り。
 といいつつ。杉山くんが入ってから、ペザントが短いのなんのって( ̄▽ ̄)、もういろんな意味でドキドキですよ。前回やらかしちゃったのはそこかー( ̄○ ̄;)!……とか。できてるんだからあとは心に余裕をだな……って、横内くんにずっと同じ事を思っていたような……(←ある意味東バ男子の作風というか)。

 女子の方は、乾さんがさすがの貫禄で、踊りもばっちり。なんとなく、背が高いとパ・ド・シス、小柄だとペザントのイメージだったので(中くらいの人は両方)、川島さんがペザントに入るのはちょっと意外。やっぱりお姉さんに見えるかな。河谷さんはやっぱり目が印象的。吉川さんがなんか影が薄くなってしまうのだな。まあユイットだから、特に突出して誰かが、というわけではないのでそれはそれでいいんだけど。

 高岸さんの公爵さまは、やっぱり「のっしのっし」で「がっつり」。狂乱の場で、ぶつかってきたジゼルからバチルドをかばったりはしてましたが、やっぱりなんとなく覚えてない。というか、ほかに観るところが多すぎるんだなw。
 バチルドは奈良さん。やっぱり美人さんだなあ。高木さんよりも、ちょっとジゼルに冷たい、とまではいかなくても、貴族と村人の一線はきっちり引いている感じ。狂乱の場でも、ジゼルに同情的だけど、高木さんの時ほどの怒りではないかなあ。

 とりあえず。

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2013/10/21

まとまりなく(5代目ヒラリオンとか)

 まあどうでもいい話なんですが、朝の通勤電車でよく見かけるリーゼントのお兄さんがいまして。学ランが長いし、もう2年くらい見てるから多分大学生なんじゃないかと思うんですけど、彼が座っている前に立つことがよくありまして。上から見ると、前への張り出しこそ派手ではないものの、非常に丁寧によくセットされたリーゼントなので、「うん、これがリーゼントってものだよな」とついついしげしげ眺めてしまうんだよな。

 でまあ、今回のアルブレヒトですが、久しぶりに横分けきっちりさんでちょい固めてたのかな。最近ずっと真ん中分けにしてたのが、これが時間とともに前髪がぴんこらはねて「サリーちゃんのパパ」化することが多かったので、よござんしたよ。さすがに2幕でガンガン踊ってる間に、最終的によくわかんなくなっちゃってましたけど、まあそりゃしょうがないな。死ぬほど踊るわけだし。

 ……話の枕については、覚えてる人だけどうぞ。思えば遠くにきたもんだ。これからどこまで行くのやら。
 あのころは今から思うとブログ全盛みたいな感じで、あっちこっち読みにいって楽しかったもんだが、なじみのところがだいぶ閉鎖されちゃったなあ……なんて。まあぢぶんも、うっかりするとツイッターの方が長く書いてあったりして本末転倒だな、なんて思うことも多かったりしますけども。

 それはそれとして。髪型だけで終わるわけにもゆくまいて。

 あ、そういえば5代目ヒラリオンの森川くんは帽子なしでした。4代目弾くんもかぶってなかったので、これで現役で帽子を使ってるのは木村さんだけか(あと3代目の平野くん)。……ロットバルトの例のカブトも木村さんしか使ってないけどな。

 その森川ヒラリオン、木村さんと後藤さん、それぞれの作風の「自分に合うところ」を上手い具合に混ぜ込んでいったら、上手い具合にオーソドックスなあたりに着地した、というような。つか、木村さんが独自路線で究極に進化させちゃった一方で、その裏をかいたような後藤さんのがあるわけで、そりゃそういう辺りに落ち着くよな、という気も。その辺がなんか素直だなーというか。

 あ、ジゼルに摘んで来た小花を、普通は窓辺に置きますが、鴨の上に差してたのが新しかったです。鴨にじゃなくて、鴨をかけた釘のとこね。1幕の最後のポーズは、木村さんと同じ片手上だけど、身体の向きがジゼルの方(客席から真横)ではなく、客席に斜めに向かう(45度くらい?)感じで。

 すいません、次はもう少しなんとかします。

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2013/10/20

幕開け。

 今日はもう出かけずに家の整理をしてたんですが、なんかもう果てしなき物語というよりはシジフォスに近いという。昼寝する場所もなかったんで、ちょっとねむねむ……。

 といいつつも、いつもそうやって出し惜しみ(か?)してる間に書けずに終わっちゃうからね。今回はもう、惜しまないぞー。ないぞー……ぞー……ぞっ(エコーというよりは曖昧な終結)。自分で書かないと読めないしさ……orz。

 とかなんとか言い訳しつつ。

 なんだっけ。デレの話からでいいのか?

 
 ええと。前回アルブレヒトをやったのは、オネーギン初演から半年弱の2010年で、まあここいらです。オネーギンの後とて、すっげぇエラソウですっげぇ不機嫌そうなイメージが残っちゃってるんだけど、あらためてざっと読むと、今回と枠組みはあんまり変わってないんだな。
 ええ、全然不機嫌そうじゃなくて、浮かれちゃってましたけどね( ̄▽ ̄)。まあ、大枠は一緒。

 なんといいますか。前回はもう自分では「終わらせないといけない恋」だとわかっていて、でももうちょっとだけ……ってずるずるしてる間に最悪な格好で破局になっちゃったというイメージでしたが、今回はまだ始まったばかりの恋で、一応正体ばれないように顔を隠そうとしてみたりとか気を遣いつつ、でも「この機におかーさんに挨拶しておこう」てなノリもあって、浮っついてる間に最悪な格好で破局になっちゃった、と。

 ……まあなにがどうでも「最悪な格好で破局」になるわけですけどね。

 いやしかし今年だってそれなりに観てたはずなんだけど、なんだこのドキがムネムネするヤツは、と思って冷静に辿ってみたら、こんなにむき出しの「デレ」を観たのは、去年の早川さんとこのデジレ以来かーっ? と思ってちょっとくらくらしたりして。

 ええ、くらくらドキドキしましたともさ( ̄▽ ̄)。こういうときって、いきなりぽーんと若くなっちゃったりするしさ。

 先に行きすぎそうな気がするので、ちょいと戻りまして。

 幕開けは東バデフォルトの、真っ黒なマントに身を包んだアルブレヒトの出から。この真っ黒さの不吉な感じがよく似合う……じゃなくて、不吉な感じがいいんじゃないでしょうか。アレね、マクミラン版R&Jのバルコニーのロミオとか、ロレンス神父のところにいくジュリエットとかのあのマントの不吉さと同じ。こないだのスカラ座のはどっちも黒くなかった気がしますが(あれ、結構気になったんだよなー)。
 
 ウィルフリードは弾くん。相変わらず眉毛がちょっと困ってます。人の気も知らんと、ご主人様の方は「似合うだろう、ふふん♪」とかご満悦だし、「このバ……」と思うのをぐっと飲み込んで「だめですよう、やめてくださいよう」と押しとどめてみれば、むっとしてけんもほろろだし、ああ本当に困っちゃうよ……、と坂を登っていく従者でありました。
 その後を坂の下まで追っていって、「行った? ホントに行った?」って確認してるアルブレヒトが可愛いなあ、と思いつつ、でもそれホントは可愛いって思うところじゃねぇよな、と。

 ちなみに「けんもほろろ」の「けん」も「ほろろ」も両方キジの鳴き声だそうですよ。鳴かずば撃たれまいのにね、とどうでもいいことを思いつつ、続くのでありました。

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2013/10/19

東バ「ジゼル」神奈川公演

 ふわあああ……。終わっちゃったなあ……。ふみいいい……。

 ほうけていてもしょうがないんですが(というか、今頃目が痛い)。

 水香ちゃんのジゼルと木村さんのヒラリオンという取り合わせは何度か観ましたし、カルメンの時も観たんですが、この二人でどういうことになるのか、キャスト発表時はかなり不安だったんですが、結果的にはいい舞台でした。相性がいいとはあまり思えないペアでここまでいくんだなーというか、二人が相当歩み寄って創り上げたんだなーというか、まあ言い方はいろいろなんですが、十分に満足も納得もいきましたよ。はあー……。

 特に2幕であそこまでいくとはなあ……(←失礼な)。何カ所か、ここのユニゾンは友佳理さんや田中さんとなら決まるだろうけど、水香ちゃんとはどうだろうなあと思っていたところが、ほとんど美しく決まっていて、なんかいろいろ杞憂だったなあ、と。ほかの作品も含めて、水香ちゃんのアダージョがこんなにきれいだったことは記憶にないよ! ……と思ったんだけど、木村さんが(ヴァリの前に)抜けてホップに入ったとたんに「おいまておいまておいおいおいおい……」になることはないじゃないか(ノ_-。)とも思ったり。ううむ。

 なんというか。水香ちゃんに関して言えば、相手が高岸さんではなく木村さんだというところで、ほどよい緊張感というか、刺激というか、そんなこともあったのかな、と。高岸さんなら黙っててもフォローしてくれたり、自分のペースに合わせてくれたり、見せ場を作ってくれたりするような場所でも、木村さんとだとちゃんと詰めないといけないとか、そういうような。いや実際どうなのかはわかりませんし、ホールバーグとの方を観てないから、まあなんとも言えませんが。

 逆に演技面でいうと、そんなに双方が作り込まずに、シチュエーションと振付の中でそれぞれの中から出てくるものを出てくるままに、という印象。もちろんバレエですから、決められたマイムがあり、段取りがあるわけだけど。結果として、水香ちゃんの「やり過ぎ」感が今回は感じられなかったのでは、と。狂乱の場の前までは、いつもよりもあっさりして、素直な「女の子」だったなあ。
 いや、いつもの1幕の「クラスのお姫さまでちょっとわがままだけどみんなの人気者」みたいなのも嫌いじゃないんですけどね(笑)。

 で、木村さんの方は、久しぶりに「デレ」炸裂( ̄▽ ̄)。こんだけデレデレしてくれればもう本望ですだよ(なんだよ、本望って)。それが狂乱の場を経て2幕を進めていくうちに変化していくのが面白かったですよ。いやしかし、美しかったなー。まだまだ現役だなー。
 ……つか、木村さんのデレが炸裂してたから、水香ちゃんがあっさり見えたのか……?

 あとどれくらい続くかは、自分でもさっぱりわかりません(笑)。

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2013/10/18

さて。

 ……続きなんだけども。

 ( ̄▽ ̄) (←ホールバーグの記憶がほとんどない。なにしてたんだ、オレ……)

 「ジゼル」はですね、クラファンにとってはどーでもいい曲らしくて、ごちゃごちゃ言われているのを見ると、こちとら本当につまらん気持ちになるんですが。まあミンクスもそうなんですけど。

 「好きでたまらない」というよりも、なにか特別な気持ちになるような曲がいくつかあるんですね。ライトモチーフ的に繰り返される曲もあるし、それが明確なメロディでなく、音の引っ張り方だという時もあるんですが、いずれにせよ、劇伴曲として創られたものはその場面において最大の魅力を発揮するためにあるのであって。
 ああ、この曲はこんなに美しかったんだ、こんなに哀しかったんだ、と、むしろそう思わせる舞台というのもあるんですね。今となってはどの舞台がそうだったのか、判然としなくなってる方が多いんですけども。

 好きな曲はいくつもありますが、2幕のジゼルとアルブレヒトの再会のPDD。アルブレヒトにはまだジゼルが見えていない、夢の入り口のような場面。あとのよくガラでやるPDDよりもこの場面の透明な哀しさが好きで、二人がお互いを見ないままに横に交差して跳んでアンオーで着地する、あの哀しげに引っ張った音、ジゼルの降らせる百合を浴びるアルブレヒトの、ああした音の美しさは、もちろん演奏の善し悪しもあるんだけど、舞台の上の感情と直に結びつくんだなあ。

 あと最終曲。あれは、「ファンタジア」における「はげ山の一夜」のあとの「アベマリア」にも似て、複雑ではないけど、こんなにきれいな曲だったかな、と思うことが多いんですよ。むしろ、この曲が美しく感じられたときというのは、いい舞台だったという指標になるような。で、あの中に残されるはやっぱり一筋の「希望」だと思うんですね。ジゼルが帰って行き、アルブレヒトが一人残された後の音。

 ホールバーグのラストシーンは、まさに「希望へむかっての一歩」で、「いい舞台観たな−」という、じんわりとした満足感がありました。……ええまあ、帰ったところでバチルドは一生許してくれないだろうし、公爵はお城に入れてくれないだろうし、ウィルフリードは突っ伏して泣いてるだろうと思いますけども。

 以前、友佳理さんとのペアで観た木村さんのアルブレヒトは、まあやっぱり「北山に若紫囲ってた」的な話になってましたが、ジゼルによって身体のすみずみまで浄化されていく、そういう2幕とラストでありましたなー。今回は相手が水香ちゃんなので「浄化」はないように思いますが(←やっぱりこれは友佳理さんでないと!)、そういえば前回は「どこのオネーギンだ、おい」ちゅうアルブレヒトだったしなー。どんな具合になるんだかー。うう。

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2013/10/17

さらに

 気づいたら、もう二つ寝たらK村さんのジゼルだよ! いやジゼルは踊らないけど。大急ぎでさくっといかなくちゃ! アッサンブレのメルマガによると、ペザントとドゥは14日と同じ(わーい、まい&まみちゃんだ!)なので、そこはもう一度見てからにするとして。ひいひい。

 えーと。2幕。

 ミルタは奈良さんですから、クールに。出のソロは、もう少し強くてもよいかなーと思ったけど、全員揃ったときの一体感がすごい。群舞は今回も美しかった。6月と合わせて3回あったんだから、1回くらい2階席をとればよかったよー。川島さんはミルタもいけそうな気がする。

 弾くんのヒラリオンは活きがいいというか。「脚が勝手に踊っちまうんだよお、ほよーん」は後藤さんの専売特許らしい。どっちかというと「なんでオレが−!」ですかねえ。最後に下手奥まで行ったときに、「覚えとけよこのクソアマーー!」と聞こえたような、聞こえないような( ̄ー ̄)ニヤリ。そんでずらかろうとしたら端っこの二人に捕まって、およおよしている間に沼に落とされちゃった。あと2時間くらい踊らせても死にそうにないので、突き落として正解、と。
 そういえば、あそこでシェネで回らずに、ぐずぐず言いつつへたへた歩いて行ったのを、割に最近見たなあと思ったら、清里の正木さんだな、確か。それにしても、2幕の最初にしろ、ここにしろ、K村さんのはやたらと振りが多くないか。

 さてと、主役の話にいかんといかんな。

 美佳姫は誰とでも相性がいいんだけど、もちろんホールバーグとも全然オッケー。友佳理さんもパートナーから引き出す力が強い人だけど、美佳姫は、相手に合わせてるようにみせて、やっぱり相手を変えていく人なんだよなあ。きっとあの前髪に無敵の元が詰まっているにちがいない(ないない)。

 アルブレヒトへのあたりがいつもより柔らかいような気がしたなあ。ぶどう娘たちとの踊りの場面でアルブレヒトと踊るところ、美佳さんがあんなにデレなのは珍しくなかったろうか。今回は「踊っていて苦しくなる」の場面が妙に真に迫っていて(水香ちゃんは、胸ではなくお腹になってることが多いので、もう少し上をおさえた方がいいような)、えらくドキドキしてしまった。ヒラリオンには相変わらず冷たい。

 なんか半端に終わりそうだけど、とりあえずー。
 

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2013/10/16

小休止

Ca3k0764


 さすがに疲れた。まあぢぶんは台風は結局あまり影響なく通勤したんですが、始業時で半分くらいかな? いちばん遅かった、千葉方面の人が到着したのが、昼休み始まるぎりぎり手前くらいで。そんなわけで業務はそこそこ滞って、残業でしたよ。

 昨日が大雨、今日が大風で、雨と風がばらばらに来たみたいな台風だったな。東京北部では。せっかくゴアテックスの上下を引っ張り出して来て行ったのに、ただ暑いだけだったよ。

 いろいろ半端ですが、今日はおやすみなさい。写真は12日、上野公園。


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2013/10/15

つづき。

 さて1幕からまとめますか。順不同だけど。

 おっかさんの静子さんはもう不動だなあ。静子さん出てくるとほっとする。地方公演に行っても他の人で観たことがないんだけど、もしかしてすべての舞台に出てるのだろうか。ヒラリオンはここんとこで急速に5代目まで来たけど(来てくれないとアルブレヒトが観られん( ̄▽ ̄))。誰よりもたくさんのジゼルを知ってるんだなあ、と、ちょっと感慨。

 パ・ド・シスは、メンバーが6月と入れ替わったかどうか確認してないけど、いつもよりばらけてたような。タイミングがあわないというより、方向性が違うというか。なんだろう。

 貴族は、背の高い二人(誰だろう)が、終始細かい芝居。松野くんにはいっそ女性の衣装を着せた方が似合うんじゃないだろうか。村人の一番手は、高橋さんから中村くんに代替わり。真ん中は氷室ック。

 ペザントは、岸本くんと入戸野くんが初役。川島さんと河谷さんも初役かな? 梅さんと杉本くんが茶色で、岸本くんと入戸野くんが緑。相変わらず、茶色組はユニゾン、緑組はてんでん……というか、今回はそういう余裕があんまりなかったかな。年長さん(おおっ!)の梅さんが全体をリードする感じ。

 ようやく入戸野くんを個体識別したけど、次まで覚えてられるかどうか(T_T)。粗末な頭で申し訳ない。エチュードで川島さんと組むので、勝手に長身かと思っていたのですが、それほどでもなかったような。ちょっと岡崎くん似かと思ったけど、多分衣装が同じせいだ(笑)。……エチュード、中島さんと田中さんで見た時でも中島さんがサイズ的に苦闘してたから、その意味ではちょっと不安も残るけど、そこはまあがんばれーとしか。まあ、杉山くんだって最初の頃のイメージより長身だったし、案外大きいのかも知れない。

 っていうか、杉山くん、背のびてないか? 単にラインがきれいになったからそう見えるのかなあ。杉山くんの青い鳥のあとに岸本くんの青い鳥を見ると、「あ、青い鳥って男なんだ」と意味不明なことを思ったんですが、二人並べてみたら、岸本くんが思いの外ごつかった。ごついというか濃いというか。パドック……じゃなくてクラスレッスンでも、岸本くんはわりにアグレッシブな動きのような気がしたなあ。目力あるし。杉山くんも別の方向で目力はあるんだよなあ。個体識別のきっかけはそこだし。ラインがこれだけきれいになれば、あとは見せ方だよな、多分。良くも悪くも謙虚というか。

 半端ですが、続きます。
 

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2013/10/14

ジゼル、まずは脇から

 つことで、東バのジゼル。美佳姫のジゼルは久しぶり。全幕も久しぶりだし、もしかして今年はハルサイとラ・ペリと、これで3回目かな。ギエムプロにもカブキにも出ないから、今年最後になるの? 昨年からのケガがあったとはいえ、少なかったなあ。やっぱり美佳さんのジゼルは好きだなー、とあらためて。

 まあ、主役のお二人については、よそでも書かれると思うので、とりあえず脇からいきますか。

 バチルドの高木さんがすごくよかったです。6月にも観てるんだけど、そのときよりもずっとよかった。最初に出てきたときにはっとするほどきれいで、あの衣装は割と年上に見えるんだけど、そういうこともなかった。なんだかちょっとびっくり(←失礼な)。
 狂乱の場の出だし、ジゼルとの「この人は私の婚約者よ」「いいえ、私の婚約者です!」のやりとりの後の驚愕した表情、もうそれだけでアルブレヒトが何をしたかを悟ってしまったという。ジゼルが首飾りを投げ捨てる瞬間の表情とか、ひとつひとつ、目を離せなくなってしまって困った−(苦笑)。高木さんってこんなに演技派だったかなあ。ジゼルにかけよろうとしたアルブレヒトの前に立ちはだかって詰め寄るのがもう本当に迫力。「自分が何をしたかわかってるの?」という、それは自分にした仕打ちへというよりも、村娘を翻弄したことへの怒り、に思えた。その後、公爵と後ろの方へ下がって話しながら、何度も小さく首を振っていたけど、公爵のとりなしに「あんな人とは結婚できません」と言っているようだった。自分を裏切ったとか、恥をかかせたというのではなくて、人柄としての不誠実さを責める感じ。絶対許してもらえないよ、アルブレヒト。

 高岸さんの公爵は久しぶり。貫禄があって「のっしのっし」で、椅子の座り方が「がっつり」な感じだったよ( ̄▽ ̄)。高木さんに気を取られたせいか、あんまり印象に残らなかったな。

 森川くんのウィルフリードは初役? 最初から半泣きで、1幕の最後は自分が泣きながら走ってマントを取りにいっていたような( ̄▽ ̄)。苦労人だな。というか、苦労させられてるな。狂乱の場でも、アバレルアルブレヒトを必死に制止。その前のアルブレヒトがヒラリオンから剣を取り上げ、ヒラリオンが鴨……じゃなくて角笛を取りに行く場面で、一瞬、アルブレヒトに刺されたかと思いました。危ねぇ!

 弾くんの4代目ヒラリオンは、出だしは「陽気な山番」でしたが、1幕中盤の三つどもえの辺りの笑顔がビミョーにコワイというか暑苦しいというか、スカートにキスのくだりは完璧フライングといった感じで、ああそうか、あの衣装でヒゲをつけると笑顔がキモ暑苦しくなるんだ、あれは衣装のせいなんだ、とちょっとだけ思いました。ええ、いつもの誰かさんのせいじゃなかったんですね。多分違いますけど。
 
 えーと。さすがに動作の端々が若くて、若者が後先考えずにやっちまったよ、みたいな。狂乱の場でも、最初は何が起こっているのか理解できずに、徐々にわかってくるというような。最後のジゼルを追っていく場面はよかったなあ。いつもとコースが違ってかなり手前で自分の方へ引き寄せる感じだった? そこで一瞬ジゼルが覚醒して、ああこれで自分のところに戻ってくると思ったら、最後にアルブレヒトにもってかれちゃった。だからか、ジゼルが死んでしまった悲しみは深いけど、悪いのは最後までアルブレヒトだったんじゃないかなあ。ラストのポーズは、両手を胸の前に。片手を突き上げる例のポーズはK村さんの専売特許になったらしい(後藤さんは片手をジゼルの方へ差し出すポーズ。平野くんの記憶がない)。5代目の森川くんはどれで来ますかなっ( ̄▽ ̄)。

 もちろんつづきます。

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2013/10/13

セブンの日。

 今日は完オフ。で、このところぼちぼちやってたDVDの整理など。

 うちには古いVHS/DVD兼用機と09年に買った(もうそんなんなるのか……)DVD/BD兼用機があるだけど、このVHS兼用機が4倍速までしか対応してなくて、ぶっちゃけもうお皿(DVDーR)がないんですよ(T^T)。VHSはまだ使うこともあるので捨てやしないんですが、日頃使わないVHS機の方といちいち切り替えるのもめんどくさいので、捨てる物は捨て、捨てない物はファイナライズをかけるという、コツコツ作業。

 で、昔のVHSからDVDに落としてあった「ウルトラセブン」の後半がありまして。これをファイナライズしようと思ったら、お皿の容量が足らなくてできない。それではと、VHS機→BD機で、DVD同士ダイレクトにコピーしましたら……チャプターが全部とんだ( ̄▽ ̄)。そんな仕組みになっていようとは……。ウルトラ警備隊のばかーーー!(←ノンマルトの少年)

 しようがないので、VHS機のDVD→BD機のHD→チャプターづけ→BD機のDVD、というわけで、同じ物を計3回ずつ観るハメにヽ(´▽`)/ヤケクソ。まあ実際にそんなにちゃんとは観てないですけどね。かけっぱなしにして風呂入ったりとかしてつつながら。しかしおかげで「ダンが来ないと手術受けないモン!」というクソガキと、アンナの金切り声と、フルハシの「だーん、だーん!!」という雄叫びを4回観ましたよ。フルハシって年中ダンを探してないか(←ダンがすぐ行方不明になるからなんだが)。

 まあまだ全部は作業してないんですが、ウルトラセブンの後半戦といえば、名作「ノンマルトの使者」「第四惑星の悪夢」を含む粒ぞろいのラインナップ。カプセル怪獣の出番がないのがちょいと物寂しいですが。Wikipediaでみたら、キル星人って、野島昭夫お父さんなのな。びっくり。顔ほとんど見えないけど。

 全体にホラー色が強いですねえ。ホラーというかスリラー(死語か)というか。相手が基本的に「宇宙人」だというのもあるんでしょうが、画面の作り方がいかにも怪奇物っぽい陰影。「第四惑星」とか「あなたはだぁれ?」とか、団地の場面なのにコワイよ……。

 まあ話についてはいろいろあるんですが。今回見直した範囲だと「超兵器R1号」がよかったな。あとやっぱ「第四惑星」コワイ。あの廊下の真ん中に机みたいな部屋とか、もう異様にコワイ。
 しかしまあ、キリヤマ隊長の無茶振りときたら、南部博士に負けてませんよ。さすがに重傷の部下を遠心分離器にかけたりはしないけどな。そのかわり、ダンがあんだけ放射能浴びても「消毒して休ませてあります」ってあんた……Σ( ̄ロ ̄lll) 。

 それにしても。ぢぶんが小学生の頃(というのは70年代前半だ)に放送室に「効果音集」のレコードがあったんですけど、それに「宇宙っぽい音楽」というのが何曲かありまして。で、それと同じような劇伴がやっぱりセブンにもでてくるんですけど、あれ、どっから湧いたイメージなんですかねぃ。曰く言いがたいんだけど、宇宙遊泳ぽいとでもいうか。「ぽ………ぴ……ふうぃんぃんぃん……ぽ……」みたいな。
 んで、コンピュータから出てくる、穴のあいた紙テープが懐かしいわあヽ(´▽`)/。あれがスラスラ読めるのが憧れでしたよ。今でもどういう仕組みなのか、さっぱりわからんですけども。

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2013/10/12

興福寺仏頭展

 えーと。今日は、アッサンブレの企画で、クラスレッスン見学会がありまして。それはそれでたいそうおいしゅう……じゃなかった、面白うございましたけども、今回の「ジゼル」は月曜と、来週の神奈川に行く予定にしてたので、せっかく上野まで出るついでに、芸大でやっている「興福寺仏頭展」に行って参りました。ええまあ、木村公爵と奈良バチルドに思いっきり未練はあったりしたんですが(月曜は奈良さんはミルタだしな)、それに杉山くんのペザントも気にはなるんだけど、まあそれは月曜に観られるし、とかなんとか、してつつながら。そんなわけでパドックの中はおいといて。

Ca3k0763_2 おいとくと、おいときっぱになりそうだけどな。で、芸大です。いつもうっかり上島珈琲の方に渡りそうになるんだけど、芸大です。

 仏頭フィーチャーということで、いつだかの興福寺展で観たし、どうしようかなあと思っていたのですが、とにかく木彫十二神将が全部揃う (・_・)エッ....?! というわけで。
 いやー、行って大正解でした。すごくよかったです。混み具合もほどほどちうか、もう少しすいてる方がいいなーと思いつつ、主催の心配をしないですむ程度には混んでるという(笑)。遠征先で平日の昼間に美術館に入ったりすると、警備のお姉さんと2人きりになってお互い気まずい感じになったりしますしねえ。

 えーと。東博やBunkamuraあたりのメジャーな大展覧会に比べると、人も展示物も少ないように思いますが、展示物については少数精鋭。むしろこれくらいの方が疲れなくていいし、ビデオ(2本あり)も含めてゆっくり観られる。総数約70点のうち、国宝25点、重要文化財31点とか。さすが興福寺ですが、それがきちんとした企画に沿ったセレクトになっています。

 呼び物のひとつ、板彫十二神将も全部揃い。普通に並べた状態では何枚かずつ何度か観てますが、全部揃は今回が初めて。しかも、こうした板彫で十二神将なら台座4面貼り付けだったんじゃ? というのはぢぶん程度でも思うことですが、今回は十二神将それぞれの向きを元に、4面貼り付けの状態で観られます。すげぇぞ、芸大! これが4面貼り付けなら、上の像はすごい大きかったんだろうなあ、と、そんなリアリティも感じたり。

 もう一つの呼び物、木造十二神将は、仏頭とともに剥き身での展示。最近、破損の少ない像に関しては、ケースなしで、像の配置もなるべく本来の形で展示することが増えているようで、これは大変嬉しい限り。学芸員さんは大変だろうけどな。
 まあ、本来だと仏頭(というか仏像)中心に背を向けた配置になるんだろうけども、それはおいといて。

 仏像の、特に如来像じゃないものというのは、「目が合う場所」というのがあるんですね。そう創られてると思うんですよ。ビカラくんみたいに遠くを観てる像も有るんですが、拝むというか、相対する場所ってのがあるんです。そこにすっと立つと像の声が聞こえてくるような場所ってのがある。もちろん本当に聞こえるわけじゃないんですけども、でも聞こえる、っていうような。人の流れに余裕があるときは、そうした「聞こえる」場所で一通り挨拶をして、それから解説板を読みながらもう一回りするのがいいんですが、今日は4回回れた( ̄▽ ̄)。ショートラくんがいちばん饒舌だったような気がするし、クビラ兄さんはむしろ上のイノシシの方と目が合っちゃったりしたけど。まあ、ぜひそういう場所をみつけてください。ガイド聞きながらじゃもったいないよ!

 仏頭の方は、もう本当に普通に合掌してしまうというか。「拝む」というよりも、「挨拶」に近いんですけども。「ありがたい」とかなんとかいう以前に、自然にすっと手が合わさるような気持ち。それだけの、なんていいますかねえ、「力」とでもいうか。なんのどういう「力」なのかわからないけど。最初と最後に「どうもです」「おじゃましました」とでもいうような、そういう挨拶としての合掌が自然に出ちゃう。
 もう随分前に、原宿ラフォーレの美術館で宇宙観展やったときに、リンガムヨニの像の前にお賽銭が貯まっててびっくりしたけど、まあそこまではなあ。

 でもねえ、どの仏教美術展に行っても、やっぱりこれだけ仏さんが来てるんだから、アートだ芸術だなんちゃらだあそこの彫りが、なんていうだけでなくて、「出会って」欲しいなあと思うんですけどね。図版で見て好きな像と、実際にそばにいて居心地のいい像って、実は違ったりしますしね。

 今回は1時間半くらいで観ましたけども、あの仏頭と十二神将の部屋は、見通せるところに座る場所さえあれば、そこだけで2時間はいられそうなくらい、いい場所だったなあ。

 いやしかし、ちょいと愛想悪げなアンチラ兄さんが、実際に見たらやたらと男前だったんで、ついペーパーウェイトなんか買っちゃったよ! 今日は散財しないはずだったのになあ。iPhoneのケースもちょっとよかったけど、うちガラケーだし。

 ビデオ展示は2本。興福寺の中金堂再建についてと仏頭のCG復元。どちらも短いのですぐみられます。仏頭って、なんとなく丸顔っぽいイメージだったけど、上の肉髻の部分を復元するとやっぱり面長なんだなあ(だいぶイメージちがった)。

 公式はこちら。神将像24体も全部出てます。あと応援サイトがエライことなってました(これ)。なんかそれはどうよ、みたいなものもありますが、僧職男子(こちら)はオススメです。獅子もカワイイけど、ザイレさんが大事なこと言ってるよ。

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2013/10/11

日舞×オケ最終回

 さて、やや総括めいたことを。

 肝心のオケの方ですが、指揮は渡邊一正氏。東フィルの演奏でしたが、東フィルうーーーー! そこは「日舞×オーケストラ」異種格闘技戦、こなた代表としてもう少しプライド持った演奏を頼むよ! 「フンパツした」のかどうかはともかく、金管がなあ。さすがにペットが裏返っちゃうようなことはなかったと思うけど、「ここでそれかよ!」は何度かあったよ(やっぱりホルンなのかなー)。

 プログラムの「演出ノート」(壽輔氏)によると、「ペトルーシュカ」の日本舞踊での振付は初めてなのだそうな(前回が、の意と思われ)。振付の五條珠實氏は、「洋楽にもバレエにも精通」とあり、なんか納得した。ペトにも「狂言・文楽そして民俗芸能の技法」が盛り込まれているそうだし、「清姫」もさまざまな洋式が駆使されてるということで、そういった方面の素養があれば、もっと面白いだろうなー(そういう知識が逆にアダになることもあるけども)。
 「清姫」の藤間恵津子さんのHPを読んだところ、やはり赤ウロコで鐘に登ったのは藤間さんだったようです(こちら)。どこいらが伝統的でどこいらがモダンなのか、さっぱりわからないのが申し訳ないんですが、やっぱりいつもとはだいぶ違う感じなんだろうか。

 オーケストラと日本舞踊の組み合わせというのは、もちろん演目や衣装にもよるのだろうけど、違和感は感じなかったなあ(前回のR&Jはちょっとあったかも)。
 今回もあらためて思ったけど、ぢぶんは「踊りで物語を観る」あるいは「ドラマ性のある踊りを観る」のが好きなんだな。これが芝居というか、台詞入りのものになると、情報が過剰すぎると感じる。それならいっそ、三島や寺山みたいに、レトリックそのものを楽しむようなものの方がいい感じ。

 まあ、コテコテの日本舞踊はまだちょっと敷居が高い気はするんだけど、新作公演でちょっとモダンな感じのとか、音楽が親しみやすそうなのとか、行ってみたいですねー。


 はあ、なんとか「ジゼル」が始まる前に終わった( ̄▽ ̄)。書き残しもちょこっとはあるんだけど、煮詰まってない気がするので、また何かの折に。
 

 あ。ややどうでもいい知識ですが、幻舟さんに刺されたのは先代(三世)の壽輔さんです。もうそんな事件を忘れた人も多かろう。

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2013/10/10

日舞「ボレロ」

 というわけで、最後の演目は「ボレロ」。やっぱ「ボレロ」は最後だよねえ。前回、野村萬斎さんがソリストをやったのはテレビで放映されたときにチラ見しましたが(←録画はしてあるが見ていない)、やっぱり萬斎さん中心に映っていたような気がしたり。NHKのカメラワークって、よそのやたらと「映像作品として独自に仕上げてみせるんだ、えへんぷい!」みたいなヤツよりは余程いいんですが、それでも「そ、そこかΣ( ̄ロ ̄lll)? 」って、要はユニゾンなのに片方しか映ってないとか、ここの振りがかっこいいのになんでそっちーー、みたいなことがままあるんで、ええまあ恨みは深し七里ヶ浜。

 それはそれとして、今回は群舞のみ、ソリストなしという、ある意味むしろ画期的な。ソリストだけのボレロってのはままあるけど(アイスダンスみたいに)、逆に40人で押し切っちゃおう、という。こちらも寿太一郎さんは休演なので(そして昌克さんは初めからメンバーなので)、誰かトラが入ったのか、39人で押し切ったのかはよくわかりません。

 振付は花柳輔太郎さん。前回とは違い、中央の四角い舞台は二段になっていて、四方のどこからでも舞台に上がれるようになっています。後ろの太陽だか月だかは全然覚えがない。あったかもしれないけど、覚えてないよう。衣装は同じ(多分)、揃の袴。

 幕開けから全員が舞台を中央に均等に散らばって跪き(多分)、音に合わせて何人かずつ立って舞い、また別の組が立って舞い……というところで、「あ、今日は「ハルサイ」だー(^▽^)」と。それで、クレシェンドに合わせて人数が増えていくかというとそういうわけでもなく、音の強さと人の強さというのは、あまり相関されてなかったような気がします(その意味でベジャールはわかりやすすぎ、ともいえるかと)。人数の大部分が後ろに寄って、前方で少数(といっても10人よりは多かったような)が踊ったり、きれいに隊列を組んだりとフォーメーションを変えつつ、中央の舞台に、まずは二人が上がって踊ったあたりで、「あ、「ギリシャ」なんだなー(^▽^)」と思い、その後、舞台上は二人〜四人が入れ替わり立ち替わり、上がっては降り、上がっては降りで、その踊りも群舞とユニゾンのときもあれば違う時もあったかと(←最初に「改訂」と書いたのはこの部分があったから。プログラムには「改訂」とは書いてなかったですが)。時々また「ハルサイ」になったり、「討ち入り」になったり「涅槃」になったり、そこそういうリズム取りしたら「リズム」になっちゃうよ、とかしながら、主なイメージは「ギリシャ」、みたいな感じで。でもクライマックスで舞台の周りをぐるぐる走っちゃったら、そりゃハルサイで(^▽^)。
 そういえば、クライマックスの手前辺りで、全員が台に乗る場面があるんだけど、ぢぶんの見たところからだと1人乗り損なっちゃったみたいだったのは、上がぎゅうぎゅうで乗り切らなかったのか、そもそもそういう段取りだったのか。

 元々、ベジャールは早くから(「ザ・カブキ」以前から)日本風の振り(というべきなのか)を入れてたし、むしろベジャールの方が影響を受けていた、というべきなんだろうと思いつつ、彼の持つ「円環」や「祝祭性」が、輔太郎さんの考える「宇宙」と通じるところがあるのかもなあ、と。

 今回は「ボレロ」のために、1階前方ブロックの後方を取ったんですが(というか、そこと6列目くらいしか選択肢がなかった)、これは席としては大当たり(環境としては大外れ(ノ_-。))。
 なんだけど、いやー、やっぱりユニゾンってわけにはいかなかったなあ。「ボレロ」といえば鉄のユニゾンを見慣れてるってのもあるけど、むしろ日バ協的な寄り合い所帯で、音取りやら間合いやらが均一でないってことかも。台の上に3人乗って、音の取り方がばらんばらんという。群舞はあれだけいればバラバラでもそんなに問題ではないんだけど、最後の最後で「ばっ!」と全員で扇を開くところとか、というかその後くらいはがっつり合うと迫力が違うような気が。

 でもまあ、男40人の舞、そりゃやっぱ「スゲエ」わけで。文化会館が狭いわー( ̄▽ ̄)。この密度がいいんだろうなあ。来年もあるようだったら、ぜひ2階から見たいもんだな。

 カテコは、舞台幅いっぱいいっぱい(笑)に2列で並んで、前列の人が横を向いて後列の人を前に出すBBL型(そんな型が……)。しかし、ソリストがいないので、誰が主導権をとるわけでもなく、なんとなく「どうしようどうしよう」な感じになったところで壽輔さん登場(笑)。あとから玉三郎さんも出て(もちろん指揮者も)、盛大なカテコとなりました。だったら女性7人(清姫+バレリーナ)も出ればよかったのになあ。

 あとちょっとだけ続きます。
 

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2013/10/09

小休止

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 目に来たっ 。・゚・(ノд`)・゚・。。大事ならないうちに寝ます。それにしても暑いな−。


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2013/10/08

日舞「プレリュード」

 日舞×オケ、3演目めは「プレリュード」。ドビュッシーの前奏曲集より、「亜麻色の髪の乙女」「雪の上の足跡」「沈める寺」の3曲を使い、花柳壽輔さんが振り付けたもの。メインになる「沈める寺」以外は1曲まるまるではなかったような気がします。「亜麻色」の前に前奏的に短くついたのは「沈める寺」からだったのかな。「雪の上の足跡」といえば、ぢぶんとしてはもうまずもって「時節の色」のアレですが、今回はブレイナーのオーケストラ版ですので、まあ別物っぽく。

 美術は千住博氏。大きさの違う5枚のスクリーンに、千住氏の描いた森の風景と水の中のイメージがゆらめきながら投影されるのは美しいんですが、何分にも後ろのご年配の方々が、画面が動くたびに「あらー揺れたわ揺れたわ!」とおおはしゃぎなさるので、個人的には逆効果といいますか、凡庸な美術で後ろの人が黙っててくれた方がなんぼか(何度か後ろを振り返って「しー!」ってしたんですけど、そんなことにも気づきゃしないレベルだったんですよ……orz)。

 まあそんなことも、ぢぶんがノれなかった要因としてはあるというのは否定しませんけども。

 金茶(かな)の着物に袴、笠をつけた壽輔さんの「旅人」が森深く迷い込み、玉三郎さん演ずる水の精に惑わされ、湖深く沈んでいくというもの。筋としてはわかりやすく、まあむしろイメージ的な作品。ただもう少し練れてればなー、という印象も。

 ひとつには、曲のひとつひとつのつなぎが今ひとつうまくないんですね。「展覧会の絵」がよどみなく、6曲が1曲かのように流れていった後だったので、たとえとして適当かはアレですが、フィギュアのフリーで「曲のつなぎが悪いなー」と思うような、ああいうふうにぶつっと感じる。

 もうひとつは、黒子さん4人が壽輔さんをリフトする場面が何度も出てくるんですが、これがどうもうまくない。波に浮いたり、翻弄されたり、水の精に手を伸ばそうとして届かなかったり、という演出なのはわかるんだけど、どうもスムーズでないというか、こう、もっさりした感じが。リフトする方もされる方も慣れてないのかもしれないし、袴を穿いた状態で上げ下げするのは、レオタードやタイツでやるのとは違うだろうからなあ、と。イメージ的には、「ザ・カブキ」の雪の別れの場で、由良之助が黒子に担がれて退場し、顔世が波に飲まれていくことで、運命に翻弄される2人を描く、ああいう感じなんですけども。日舞ではああいう振りというのはあまりないのかな。ここいらが「革新的だ!」というのがわかると、さらに面白いだろうと思うんですけど、そういう素養がないからなあ……。

 えーと。玉三郎さんは、水色の着物。玉三郎さんの背が高いのか、壽輔さんが小柄なのか(両方だけど)、身長差がすごいな。
 お二人とも、舞はもうさすがなんですが。玉三郎さんの「異界感」とでもいいますか。「物の怪感」かな。すっと出てくるだけで、この世のものではない何か、なんですね。振りは、腕の動きに白鳥っぽいのが入ったりして。壽輔さんの、「旅人」といっても分別のありそうな、ええとまあ、武士の中でも比較的身分の高そうな辺りのおっさん……じゃなくてなんだ、ええええっっっっとお、とにかく「旅人」ですね、それが分別を失って翻弄されるさまというのもなかなかによろしくて。それだけにもう少し集中して見られるとよかったのかもなあ。

 そうそう、お二人のカテコはさすがに長かったのですが。確か「ペト」では、幕前のカテコはなかったような気がしまして。「清姫」の方は、6人が幕前に順番に出ては、それぞれがそれぞれにキメポーズなどを作ってくださいまして(ちょっと戦隊っぽい……というか戦隊がそれっぽいのか)、それもすごく楽しうございましたです。

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2013/10/07

日舞「展覧会の絵」

 さて、日舞×オケ、2演目目は新作「展覧会の絵(清姫)」。

 中村梅彌、西川扇千代、花柳喜代人、花柳せいら、藤間恵都子、水木佑歌 
 振付:藤蔭静枝 

 音楽はラヴェル編曲版から「古い城」「ビドロ」「サミュエル・ゴールデンベルクとシュムイレ」「リモージュの市場」「カタコンブ」「バーバ・ヤーガ」「キエフの大門」。
 プログラム掲載順ですが、多分この通りだったんじゃないかなーーーーといいつつ、ぢぶんがちゃっと聞いてちゃっとわかるのって「キエフの大門」くらいですよ( ̄▽ ̄)。というか、もう「ビドロ」なんて手塚治虫版の大工場でしか思い出せない( ̄▽ ̄)。あれは名作だよなー。
 てことはおいておいて。

 「清姫」というので、てっきりあの道成寺のお話をまるっとやるのかと思ったのですが、プログラムによると6人の踊り手がすべて清姫で、能から歌舞伎舞踊、日本舞踊新作まで様々な清姫の姿を描くという趣向だそうで。なのでこれまたてっきり、ひとり一曲的な感じで順番に踊り手が出てきて、それぞれの流派の踊りを踊るのかなーと思ったのですが、これまた軽やかに裏切られまして。個人的には、この日いちばん面白かったです。

 有賀二郎氏による美術は、背後にやや背の低い(といっても人の背よりはだいぶ高い)白(薄いグレー?)を基調に下方に炎を描いた壁を作り、真ん中に引き戸式(とはいわないか)の出入口。背の高いのとやや低いのの、2本の柱にはやはり下方に炎が描かれ、これらの後ろが踊り手の待機場所であり、衣装換えの場所にもなっているという趣向。そして上手上方には、シンプルながら大きな釣鐘。

 申し訳ないことに、誰が誰だか結局わからないんですが、幕開けは上手に笛をはじめとした3人の囃子がついて、能(なのかなー)の清姫。
 後方の出入口から、姫姿の次の踊り手が現れて、最初の踊り手交代しつつ、囃子方は座った台ごと上手に捌け、「古い城」が始まります。この2人がソロで、あとは2人になり、3人になり、またソロになったりしながら、清姫たちが入れ替わり立ち替わり。姫姿が3人でしたか。「喜」「怒」「泣」の3つの面をそれぞれつけてそれぞれの踊りを踊る場面もあれば、姫たちが手を取り合って踊る場面もあり。2本の柱が実に効果的に使われていて、いつの間にか1人増え、1人減り、違う清姫になり、と目が離せないんですねー。6人全部で1人の清姫なんだけど、それが何か役割分担的に振り分けられているというわけでもないのが逆に面白いというか、ちょっとスリリングだったりもします。

 姫姿の3人から、白い着物で、あれなんていうんだろう、ちょっと武家っぽい、髪を一筋細く後ろに垂らして、結った付け根のええと水引なのかなあれも、ぴんと立った感じの。それが初めは2人、後には全員その姿になるんですが、最終的にはその片方の肩を脱ぐと、下は△のウロコを模した銀の衣装になっているという。中の1人だけは銀ではなく赤のウロコ。で、その赤のウロコの人(プログラムの写真を見る感じでは、藤間恵都子さんではないかと思うのだけど自信がない)が、蛇の頭といいますか。この人がスゴイ迫力なんですよー。

 そしてついに「キエフの大門」のあの壮麗な音楽とともに、釣鐘が下がってくるんです。おおっっーーーー(←すでに興奮している)。そして黒子さんが釣鐘の後ろに用意したはしごで、赤ウロコの人が釣鐘に昇り(黒子さんがちゃんと尻尾部分を釣鐘の前に垂らし)、片手に持った、ええとあれはなんだ、細い棒の先になんか四角っぽいのがついてるヤツ、アレを振り回しつつ辺りを睨めつけ、白ウロコの人々はその胴体のように並んで踊り、いやもうなんかよくわかんないけどえらい興奮しちゃって半泣きでした。かっちょええーーーーΣ( ̄ロ ̄lll)!

 ぢぶん、基本的に洋舞でも邦舞でも男性の踊りが好きで、あんまし女性の舞って興味なかったんですが、もうぢぶんを恥じましたよ。振付もよかったんだろうけどなあ。日舞の素養が全然ないんで、あればもう少しわかりやすく書けたような気もするんですが、まあコーフンしたことだけ伝わればいいや。

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2013/10/06

ちょい休み

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 えーとすみません。引っ越しの手伝いで電池切れです。また明日〜。


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2013/10/05

日舞「ペトルーシュカ」続き

 こちらのブログで、前回の日舞×オケについての記事が読めます。月刊「日本舞踊」の記事がそのまま出ていますが、そもそもの企画は例の、ギエムや花柳寿輔さんの出た「HOPE JAPAN」の成功を受けて、東京文化会館からオファーがあったということのようです。あのときの花柳さんたちの舞台、よかったものなあ。こちらはおけぴの記事ですが、この中で、カブキの初演の時にベジャールに「ボレロを日本舞踊でやりたい」と言った話などが出てきて、なかなか面白い。カブキからここまでが続いてるようなもんなんだな。

 さて、昨日は筋を書いたら終わっちゃったんで、続きです。

 元になっているフォーキン版(にも原作はあるのだろうか)では、人形遣いは老人で、ムーア人の部屋にバレリーナを送り込んだり、2人がいちゃついてるところにさらにペトルーシュカを放り込んだりはするんですが、いってみれば「その程度」でもあるんですよ。

 今回の日舞版では、おそらく花柳輔蔵さんのキャラクターと怪演によるところが大きいのだろうとは思いますが、もっと悪辣な(笑)感じがします。スキンヘッドに黒の着物、青のアイメイクで、女形の仕草はサディスティックで、人形たちはただのなぐさみもの。

 フォーキン版でも、ペトルーシュカのソロは、彼の部屋に掲げられた人形遣いの肖像画が彼をにらみつけ、ペトルーシュカは恨み言をいいながらも威圧され、ひれ伏す、いわば絶対的な支配=隷属関係があるんですが、日舞版の人形遣いは人形小屋の中からペトルーシュカに長い黒髪のかつら、あるいはモヒカンのかつらをつけた姿を見せて彼を脅し、その怯えるさまを楽しむという。階級というよりは性癖だなあ、ペトルーシュカたちが翻弄されるのは。
 それだけに、ラストに人形遣いが受けるショックも大きく、フォーキン版ではペトルーシュカの幽霊に腰を抜かす程度のことですが、今回は絶命しちゃいますからねえ。そんだけ恨まれてたんだなあ。屋根の上の幽霊に驚くんじゃなくて、本人が上に昇ろうとするのが面白いな。

 ペトルーシュカの南蛮襟を見た時は、やられたなあと思いましたよ。天草四郎的なアレ。その手があったか−。バレリーナはおてもやん風というか。いや、多分何か呼び名がきちんとあるんですよ。その装束についての。そういうのがわかればさらに面白いんだろうなあ。

 ムーア人は、あれはなんていうんですか、南京玉すだれ的で豪華な衣装。テレビで見たのは多分、寿太一郎さんだと思うんですが、恰幅のいいお大尽風で(でも顔は「ムーア人」の黒塗り)、金も力もありそうな感じ。今回は前述したとおり、昌克さんが代役でしたが、前回と比べると特に顔立ちがほっそりしていて(若い頃のさだまさし的な)、貫禄には欠けるんですが、その分コミカルさがアップ。ペトルーシュカとの掛け合いも互角よりちょっと上、くらいで、ケンカの場面の前半はむしろ笑えたくらい。
 しかし、暴力的になって以降は怖さも増して。恰幅のいいお大尽の暴力よりも逆にコワイ。まあ、テレビで見たのとナマで見るのとではやっぱり違うので、そういう要因もあるんだろうと思うけれど。
 フォーキン版のムーア人が、見てくれは豪華だけど頭はからっぽという(ヤシの実を礼拝しちゃうような)、まあ当時の差別意識もあるんだろうなあという造形を考えると、その暴力性というのもある意味では納得感があるというか。
 しかし、キレたムーア人にいきなり殴られ、その後にペトルーシュカをフクロにする光景に怯えていたバレリーナが、最終的にムーア人についていくというのは、(観念して)DV男の元に戻るツマのようで、後味はあまりよろしくない。

 人形自体は「糸操り」になっていて、人形遣いの(実際にはない)糸を遣う指の動きの繊細さに見惚れてしまいますが、その糸に合わせて動く人形振りも面白く、特にムーア人の(サンダーバード風の)歩き方とか笑っちゃったなあ。ツーステップがかわいいんだよ( ̄▽ ̄)。

 久しぶりにごとやんのムーア人が見たくなっちゃったなあ、というところで、次の演目へと参ります。

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2013/10/04

日舞「ペトルーシュカ」

 えー、そういうわけで日舞×オーケストラ、肝心の舞台の方。

 1演目目は「ペトルーシュカ」。これは昨年の再演で、ぢぶんもTV放映をながら観したんですが、ムーア人を演ずる予定の花柳寿太一郎さんが急病で降板、花柳昌克さんが代役となりました。他の人は同じですかいね?

 ペトルーシュカ:若柳里次朗 バレリーナ:花柳大日翆 ムーア人:花柳昌克 人形遣い:花柳輔蔵
 振付:五條珠實 美術:金子國義

 まあ、テレビで観た方もいらっさるとは思いますが。筋書きは概ねフォーキン版と同じですが、群舞はなく、1場仕立てです。曲のかなり長くを「序曲」としてとって、どの辺りだったかな、ストリートダンサーのケンカよりは後だったと思うけど、幕の間から人形遣いの手がぬっと出て怪しげに動くところから始まります。

 ……なんだけどね。幕の開く場所を手に持って待機してるときに、身体の線が幕越しに丸見えなんですよ。幕と幕の間が開いちゃってるから、舞台中からの照明が下手側に流れっぱなしだし。「序曲」の間中、あそこに人が待機してるってのが気になっちゃって。こういう始末が今ひとつだとちょっとなあ。

 ま、そこをすぎてしまえば後はすごく面白かった。幕が開いて、フォーキン版で使うのとちょうど同じような、前にカーテンのついた人形芝居の小屋(というか箱というか)。フォーキン版だと一つの小屋に3体の人形が入ってますが、こちらは下手からペトルーシュカ、バレリーナ、ムーア人用の3つの小屋が並んでます。祭りの日のできごとというよりも、オフの日、あるいは仕事のはねた後の、人形遣いの手慰みのようなもの。バレリーナ、ムーア人、ペトルーシュカと人形を出して踊らせ、バレリーナとムーア人は恋仲になり、ペトルーシュカは、嫉妬というよりは 。・゚・(ノд`)・゚・。ウワァァァンな感じで。

 やがてバレリーナとムーア人は小屋に戻され、ペトルーシュカのソロ。それを人形遣いがいたぶり、小屋に戻すと、今度はムーア人が出されてソロ。それにバレリーナが出されて2人で踊り、ペトルーシュカが出てきてそれを人形遣いがいたぶり……と、まあそんなこんなで。しかし、そんなことにも飽きちゃったらしい人形遣いが人形達を小屋に戻そうとするんだけど、ムーア人もバレリーナも壊れちゃう。いろいろ糸を引っ張ってみても動かないムーア人に人形遣いがかかってるうちに、ペトルーシュカはバレリーナをなんとか動かすと、2人で逐電です。ええっΣ( ̄ロ ̄lll)! 気づいた人形遣いがムーア人を小屋に突っ込み、後を追う。

 ここの場面転換(的な)は、黒子さん(といっても黒ジャージだ)が小屋をぐるぐる動かして、えーと「ムーア人の入った小屋はどれだ!」的な具合に。それでもなんとなく逐電先になるから面白いよな。
 その逐電先で、ペトルーシュカはようやく、バレリーナと仲良しで踊るのだ。ええっΣ( ̄ロ ̄lll)! 誰でもいいのかよ、バレリーナ。
 さて追ってきた人形遣いは2人の間に割り込み、バレリーナを折檻。っつってもそこは「日舞」ですんで、お約束通り「ぱあん!ぱあん!」と繰り出される袂に合わせてバレリーナが首を振るわけですが、これが「ぱぱぱぱぱぱぱ!」になるとギャグにしか見えなかったりして(ギャグなのか?)。その間、ペトルーシュカはといえば「おそろしや〜、おそろしや〜」と完全にビビリーなのですが。

 えーと、細かい所は忘れました。2人はもちろん連れ戻されますが、ムーア人はまだどっか壊れてたのか、いきなりキレてバレリーナを殴ったり。最終的にはペトルーシュカに馬乗りになって殴り殺してしまい、バレリーナもムーア人と元サヤに。一部始終を見ていた人形遣いは、ペトルーシュカが本当に「死んで」しまったことに驚愕して逃げ惑いますが、空から降りてきた縄ばしごを数段昇ったところで息絶えるという。

 続きます。

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2013/10/03

日本舞踊×オケ

 つことで、昨年チケットを取りそびれて気になっていた、「日本舞踊とオーケストラ」の第2弾へ行って参りました。会場の掲示によると、日程は未定ながら、前回と同じ枠(「にっぽんの芸能」だっけ?)で放映されるようです。いい席の辺りにカメラがばーん、ばーん! と。

 まあ最初に愚痴っちゃいますけど、前の列の「その業界」的なお年を召した方々は、上演中にひとつのオペラグラスを「まあこれをお使いください」「いえそんな」「いえいえどうぞどうぞ」「ありがとうございます」「ありがとうございました」「いえお気兼ねなく」「ちょっと貸していただけますか」「どうぞどうぞ」と丁寧に繰り返し、後列はまるまる1列近くが同じお教室かなにかのおばさま方で、「あらー、(背景が)揺れてるわ」「あら出てきた出てきた」「立った立った」「座った」と事細かに実況なさっていたんですが、日舞の公演ってそういうもんなんですかねえ。ええ、下手サブセンターの前ブロックやや後ろ寄り、カメラと同じくらいの列ですよ。

 てなことはおいておいてですね。

 公演自体はとても面白かったです。前回のはTVで観ましたが、やっぱりナマで観るとさらに面白いなあ。前回はすべてバレエ曲でしたが、今回は「ペトルーシュカ」(再演)、「展覧会の絵」、「プレリュード」、「ボレロ」(改訂)。1演目ごとに15分の休憩が入りました。

 ……というところで、ちょっと眠い……。あとは明日にでも。

 そうそう。今日は上野の文化会館で、チケットは完売かそれに近かったと思うんですが、ホワイエもトイレもすいているという不思議( ̄▽ ̄)。トイレはともかくホワイエは、チラシ置きの台があるだけで(プログラムは配布)、店売もオペグラのレンタル屋さんもないし、次回公演のプロモビデオもないので、スペースも広々。お花はひとつだけ、出てましたですよ。

Ca3k0754_3 ガルニエにまでご一緒した花柳さんちの若い衆もボレロには出てたのかな。


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2013/10/02

R&Jといえば。

 だんだん、何を書いて何を書いてないんだかわかんなくなってきた。

 えーと。清里のジゼルが1幕で終わってて、「夏休み」は手つかずで゜゜(´□`。)°゜。。「子ども眠り」は掘り起こせばもっといろんな局面があるんだけど、まああれくらいでもいいような気もしてて、山海塾と美輪サマについては一通り書いたような気がしてて、……あー、丸木の山本作兵衛展については書いてないな。本や漫画についてもあんまり書いてない。書くとなると結構大変だからだけど、本当はそゆことほどちゃんと書いた方がいいんだけどな。

 そうそう。スカラ座のR&J。

 個人的にいちばんツボったのが実は2幕の冒頭で。1幕の最後、バルコニーの場面の翌朝ですが、フォーゲルのロミオが「もうオレ、ニヤニヤが止まんないよ、ふへー( ̄▽ ̄)」、って終始ニヤニヤしてるのが大笑いっちゅうか、微笑ましいちゅうか、うんうんわかるわかる、てな感じで。
 ……そういえば、「三人の娼婦」の衣装がなんかポリネシアンダンスとかそんな色味だったな(さすがに腰蓑じゃないけど)。

 舞踏会の前の門前の場面だと、ティボルトがかなりいい感じにロザラインをエスコートしてて、そういえば冒頭でもティボルトといるロザラインにロミオがちょっかい出してた?(ティボルトじゃなかったかな……)と思い、最初からそういう因縁にしてるのかなーと思いつつ、舞踏会ではパートナーは別なんだよな、とかいろいろと思いつつ。マクミラン版はクッションのない宮廷舞踊(宮廷じゃないけど)ですが、あれを思い切りエラソウに踊るK村さんが観たいわーヽ(´▽`)/などと、時節柄そんなことばっか考えてみたりもしましたが。

 ゼーニのティボルトはもう断末魔っぷりもよかったですけど、その後のジュリエットママも派手なら派手なほど好みなので(笑)、今回は楽しかったな。

 ノイマイヤー版を観たのはずいぶん前なので、宮廷ダンスがどんなだったかよく覚えてないんですが、レポはこちらこちらにあります。ママはポワントで踊りまくりなんだな。奈良さんあたり、来ないだろうか。ロザラインに川島さんとか。夢と言うよりも妄想が膨らむ( ̄ー ̄)ニヤリ。

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2013/10/01

NBAキャストとか昨日の続きとか

 さて10月になったし、今月はやっぱ百合やろ! と季節感とはまったく無関係に素材を探したんだけど、百合って意外といいのがないんですよ……orz。ちょっとホラーっぽくなっちゃうっていうか。月との組み合わせはさらにホラー。まあホラーだけどさ……。
 まあカラーでやる舞台もあるからそこはもう勘弁してもらうか……ということで。むーん。

 とかなんとか言っている間に、NBAのくるみのキャストが出ましたよー。よかった、よかった。良太くんは、14日ソワレのトレパックですね(こちら)。この日のをとればいいのだな。ほかの日は花ワルの群舞に出たりするんだろうか。中野ゼロは、小ホールは上映会や講演会では時々使うんだけど、バレエを観たことはないな。あそこ行くとつい、向かいのシマチュウで遊んじゃうんだよなあ(←ホームセンター好き)。
 そういえば10月5日の公演、ソワレが中止になってるけど何かのトラブルかな(マチネは上演)。

 年末にはアニハーノフの第九を聞きに行こうかと思ってたんだけど、28日が出勤日でさ……orz。土曜なのに出勤日。本来の仕事納めが29日だからそういうことになるんだけど、どうしようかなあ。今年は年末年始の旅行にいつもよりかなりかかることがわかってるしなあ……。冬のボーナスは期待できないし(←そもそも夏より安い)。まあ残業代は期待できるというか、今月の目標件数を朝礼で聞いて、うっかり貧血おこしかけたんですが。

 とまあ、そんな話はさておいて。R&Jのキャストについてはですね、ぢぶんの中の妄想が肥大しすぎて収拾がつかなくなってるんで( ̄▽ ̄)。

 えーと。昨日の続きといきますか。「子どもの眠り」。

 今回、オオカミは森川/永田/佐藤のトリプルだったんですが、佐藤くんのは見逃しました(←結局王さましか見てない)。安田くんはオオカミからフォーチュンに異動。森川くんのオオカミは普通に力押し(で、安田くんは控えめな力押し)、というかほかにあんまり考えてなかったんですが。

 ……永田オオカミは優男のナンパ野郎でした。

 その手があったか……。男はオオカミだったのか。赤頭巾ちゃん、気をつけて!(←話が違う)。おんなじ衣装、おんなじかぶり物なのになあ。
 
 最終日はカテコ代わりの会場巡りで、後ろの手すりで猫が2匹くつろいでたり、永田オオカミが空いてる席に座り込んで赤頭巾にどつかれてたり、解放感からか結構やりたい放題に。お子さんたちと、握手ではなくてタッチになったのは、時間対策なのかな。一列に並んでの登場人物紹介で、トップの岡崎猫がいきなりザンレールを決めて会場をわかしてました。で、オオカミと赤頭巾は毎回軽くコントというか(オオカミがガオーってやって、赤頭巾に逆襲されるとか)を入れるので、隣にいたフォーチュン杉山が一瞬、何かやんないといけないのかっ? て思いかけた風だったり(←こういうところが好きなんですけどねー)、って君は今日は王子さまだからしなくていいんだってば( ̄▽ ̄)って心内で突っ込んだり、まあ大変に楽しうございました。

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