« 日舞「ボレロ」 | トップページ | 興福寺仏頭展 »

2013/10/11

日舞×オケ最終回

 さて、やや総括めいたことを。

 肝心のオケの方ですが、指揮は渡邊一正氏。東フィルの演奏でしたが、東フィルうーーーー! そこは「日舞×オーケストラ」異種格闘技戦、こなた代表としてもう少しプライド持った演奏を頼むよ! 「フンパツした」のかどうかはともかく、金管がなあ。さすがにペットが裏返っちゃうようなことはなかったと思うけど、「ここでそれかよ!」は何度かあったよ(やっぱりホルンなのかなー)。

 プログラムの「演出ノート」(壽輔氏)によると、「ペトルーシュカ」の日本舞踊での振付は初めてなのだそうな(前回が、の意と思われ)。振付の五條珠實氏は、「洋楽にもバレエにも精通」とあり、なんか納得した。ペトにも「狂言・文楽そして民俗芸能の技法」が盛り込まれているそうだし、「清姫」もさまざまな洋式が駆使されてるということで、そういった方面の素養があれば、もっと面白いだろうなー(そういう知識が逆にアダになることもあるけども)。
 「清姫」の藤間恵津子さんのHPを読んだところ、やはり赤ウロコで鐘に登ったのは藤間さんだったようです(こちら)。どこいらが伝統的でどこいらがモダンなのか、さっぱりわからないのが申し訳ないんですが、やっぱりいつもとはだいぶ違う感じなんだろうか。

 オーケストラと日本舞踊の組み合わせというのは、もちろん演目や衣装にもよるのだろうけど、違和感は感じなかったなあ(前回のR&Jはちょっとあったかも)。
 今回もあらためて思ったけど、ぢぶんは「踊りで物語を観る」あるいは「ドラマ性のある踊りを観る」のが好きなんだな。これが芝居というか、台詞入りのものになると、情報が過剰すぎると感じる。それならいっそ、三島や寺山みたいに、レトリックそのものを楽しむようなものの方がいい感じ。

 まあ、コテコテの日本舞踊はまだちょっと敷居が高い気はするんだけど、新作公演でちょっとモダンな感じのとか、音楽が親しみやすそうなのとか、行ってみたいですねー。


 はあ、なんとか「ジゼル」が始まる前に終わった( ̄▽ ̄)。書き残しもちょこっとはあるんだけど、煮詰まってない気がするので、また何かの折に。
 

 あ。ややどうでもいい知識ですが、幻舟さんに刺されたのは先代(三世)の壽輔さんです。もうそんな事件を忘れた人も多かろう。

|

« 日舞「ボレロ」 | トップページ | 興福寺仏頭展 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 日舞「ボレロ」 | トップページ | 興福寺仏頭展 »