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2013/11/12

2幕つづき。

 いい加減終わらせないと、カルメンが始まってしまうがなー。

 2幕のアルブレヒトの出のあたりからですか。

 2幕の出といえば、ヒラリオンのいかにもうちひしがれちゃったとぼとぼふらふらな出ではありますが、同じ後悔とはいえ、アルブレヒトになるとエラソー度が格段にアップするなあ、と。堂々としたうちひしがれっぷりというか。ジゼルの気配を感じて右往左往して、最後に片膝をついて顔を片手でおおいますが、もうその指だけでもうっかり満足してしまいそうなですよ。なんであんなに指長いんだろうな。

 で、先ほど蘇生した水香ちゃんですが。前後しますが、あの蘇生した直後のぐるぐる回り
ですね。あれ、ぢぶんは友佳理さんの壊れっぷりがすごく好きなんですが、今回の水香ちゃんの壊れっぷりもすごくよかったんですよ。ぐるぐる回りから軽いジャンプへと、死後硬直から抜けきれない感じのぎくしゃくっとしたニュアンスというか。

 その水香ちゃんとのPDD。今回は水香ちゃんもすごくよかったなーというのはやや意外だったんですが、以前のレポをちょちょっと読み返してみてなんとなくわかりましたよ。つまり、水香ちゃんがやりがちな、腕を含んだ上半身の装飾音がほとんどなかったんじゃないかな、と。それはもちろん相手が日頃組んでない木村さんなので、ということはあったかと思うんですけど、やっぱりジゼルにはそういうプレーンな踊り方の方が合うんじゃないかと思うんですね。2幕全体に、ピュアというよりもプレーンという印象だったような気がする。上半身でいえば、水香ちゃんは割とトリルになりがちで、木村さんはテヌートからフェルマータでとるような……あくまでイメージですよ……そういう使い方。なので、ハウるかなーと思わなくもなかったんですが、今回は杞憂でした。よかったー。

 とりわけ、誰のジゼルでもそうですが、2人で交差して跳ぶ、あそこですね。あれがぴたっとユニゾンで決まったときはホッとしたというかカンドーしたというか。そんなにそこにこだわるか、っていわれると困るんですけど、こだわるんですよ(笑)。このPDDのここがいちばん好きなんだよぅ。
 なんといいますか。ただもう透明な悲しみだけが漂ってあふれてくるような。まじりけのない、静かな悲しみ。

 ミルタに引き出されてきた後も、おしなべるとそんな感じでしたねぃ。といいつつ、また明日。明日で終わらせないと!

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