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2013/11/20

カルメンつれづれ。2

 あそうか、「子どもの自由」じゃなくて「プリミティブな自由」って言葉を使えばいいのか! と、なるほどなるほどと思いつつ、でもそれだって何かわかったような気にはなってもわかったことにはならないよなあ、と思ったりしてるわけですが。なんというか、「ふるまいにおける自由」とかね。いろんなことを思うのですよ。

 ま、自分のイメージを言語化するってのはやっかいなもんで。

 エックのカルメンの話ですね。

 「ジプシー」という役名のついている男性は、岡崎くんと氷室くんのダブルキャスト。冒頭場面のザッキーの(おそらくはスペイン語の)罵倒がすごくてですね、いやー( ̄▽ ̄)。なんかザッキーの本領全開みたいな役だったなあ。踊りの方もすごくよかった。氷室ックの方がやっぱり「バレエ」っぽい動きになるなあ。なのにちょっと土臭さがあって、そこらに「ジプシー」っぽさというか、下層っぽさが出てる。ザッキーはやんちゃなチンピラだけどちょっとスマート。氷室ックがなぜかマネージャーっぽく見えるのは、衣装とオールバックのせいだと思うが(衣装はザッキーと同じなんだけど)。

 イメージ的には、カルメンの恋人あるいは元カレ的な関係ではなくて、幼なじみかつ同志みたいな感じ。同じ共同体というか、属性というか。それがいちばん出るのは、アダージョの最後にカルメンを呼びにくるところかな。ホセは違うんだよね。カルメンたちの共同体とは別の世界の出自で、結局そこは越えられなくて、最終的にジプシーを刺しちゃう(あれは「未遂」ってことでいいんですかねぃ?)のが、アロンソ版だと「カルタ占い」のところにあたるトロワかな、と。台詞の部分がわかればまたちょっと違うのかも知れないけど。

 男性アンサンブルは基本的に「兵士」なんだけど、真ん中のファランドールのとこ、あれはジプシー仲間というか、盗賊仲間なんだろうと思うんだよな。ザッキー+氷室ック(交代で「ジプシー」とアンサンブル)と、入戸野、岩村の4人。入戸野くんと岩村くんの2人もいい動きをしていて、ああいう声を出しながらはしゃぐような場面に強い人が選ばれてるのもあるのかなあ、と。肩車で「うおおおー!」って出てくるのとか、好きなんですよ。ええまあ、引きずられてる人はちゃんと見送りますけど。

 ……木村さんを引きずる高木さんよりも、ギエムを引きずる氷室ックの方が大変そうに見えるのは、あのギエムの衣装のせいだよな、うん(←いやもう「涙でぐしょぐしょでオレもう何がなんだかわけわかんねえけどぼろぼろでどろどろ」みたいなのが妙に後を引くというか)。1回ホセに刺されてるし。

 いやー、ザッキーの声が妙に耳に残るといいますか。例のアダージョを聞いても、最後に当分「カーメン!」(←「アダージョ」の最後のとこは違う台詞だった(汗))という彼の声が自動でインサートされちゃいますよ( ̄▽ ̄)。

 
 どうでもいいことですが、ホセたちの「竜騎兵」ってヤツね。Wikipediaに「「竜に騎乗する者」という意味は含んでいない」ってあって笑っちゃったよ( ̄▽ ̄)。そりゃそうだ。

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