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2013/11/19

カルメンつれづれ。

 いやあ、マラーホフがくるとはおもわなかったなあ、ぽりぽり。ま、言われてみれば「思いついてもよかった」ような気はしますが。

 さて、カルメンですな。鹿児島と愛知がまだ残ってるけど、ネタバレ的なものを読まずに観たい、という人はそもそもこんなところは見ないだろうという感じでいいのかしらん……。

 とはいえ、そこはぢぶんの書くことですから、多分おおかたの人はあんまし同意しないだろうな、といういつもの辺りで。ぢぶんは見識もないですし、ダンマガとかプログラムとか東バの公式資料に載ってる程度のものも全部は目を通してないですし、でもまあそこから多少は引っ張りながら、くらいのところで。

 えええと。どういう順に書けばいいんだ。

 基本的にはホセの回想という形式を取っているとおり、ホセの話になっていると思います。といいつつ、最初の一列に並んだ兵士が銃殺隊だというのは2日めに上から見てやっとわかったという……(←初日は下手の端の方だったんだよ……orz)。

 なんといいますか。かつてロホで「マノン」を見た時に、「相手を愛することはできても理解することはできない男の悲劇」とかなんとか書いたような記憶があるんですが(これだ)、それに非常に近いイメージを持ちました。ちなみにギエムのマノンは見てません(ノ_-。)。この頃はまだそんなに収入がなかったんだよ(←まだ今の部署にいなかった=残業長者でない)。

 これはギエム個人の個性によるもので、エックやギエム自身をももしかしたら裏切っているのかも? と思えたのですが、ギエムのカルメンが非常にかわいくて、むしろ子供っぽさを残しているように感じるんですよね。あの最初の方の、ごろごろ奥の方に転がっていって、セットの扇に「ばたん!」ってぶつかって貼り付く辺りなんか、もうどこのガキだよ、っていう。オフィサーに留置所に入れられた場面でも、ホセを誘惑して脱走するというよりも、どこか子どもの暇つぶし的な感じがする。子どもというか、ティーンエイジャーくらいかな。それはホセとのアダージョの場面でもそうで、それはエスカミリオとのPDDとは全く違う方向での「こども」というか、ちょっとよく言葉がみつからないんだけど、まあそれは後ほど。

 断片的にいろんなことが頭の中にあるんだけど、それを順序づけてアウトプットしがたいんだよな……。

 ただそういう状態でいろんなことを転がしてるのはすごく面白いんですけどね。舞台の後のいちばんの楽しみというか。

 誤解されそうというか、わかられづらいだろうなあと思いつつも言ってみれば、ギエムのカルメンの「自由」って、「子どもの自由」に近いイメージだったんですよ。それは「義務を伴わない」とかそういう意味ではなくて、もっと無垢性を持ったというか、天賦的なというか。エスカミリオやジプシーはそちらに属し、その対極の「大人」としてオフィサーがいる。そしてオフィサーのようになろうとして落ちこぼれたホセ、という配置がひとつできるだろうと。
 そう思うと、弾くんーザッキー/氷室ックー木村さんという人選はさすがだな、と思うとともに、あるいはこの人選のおかげでそういう配置図ができあがったのかも、とも思ったりするわけですよ。

 とりあえず。

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