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2013/12/24

くるみ最終回

 さて、続き。早く終わらせてカブキに戻らないと。

 2幕冒頭は映像処理。クララやクリストフは出てこずに、観客がクララたちになって空を飛んでいるようなイメージ。雲の間を急降下していく感じはよかったなあ。

 降りた先は人形の国で、人形たちがお出迎え……ではなくて、止まったままで、ドロッセルマイヤーがいる辺りになんとなくボヤルチコフの匂いがあったり。1幕の戦争場面の背景も、ちょっとマールイの新版の方だったかな、あんなイメージがあったな。

 そこでネズミの王さまの再登場で、クリストフとの再戦があります。……が、クリストフが弱っちいんだよ( ̄▽ ̄)。マジで弱い。パワーアップしなかったのかっ! と思いきや、よろよろよろ……となったクリストフに「危ない!」と思ったクララがネズミの王さまにしがみついて「とりゃっ!」と突き飛ばし(というかなんというか)、クリストフの差し出した剣にぶすっと。

 ……クララ、ひどいΣ( ̄ロ ̄lll)! アロンソの牛か、あんたは。

 まあ、ひどいのはクリストフだという気もせんでもない。

 そんなわけでめでたくネズミ退治も終わり、舞台下手後方にしつらえられた観覧席にクララとクリストフが座り、人形たちの踊りとなります。

 スペインは女性4男性2だったかな。スペインの男性がぬるいのは減点多め(こだわるよ、そこのポジションは)。アラブはソリストペア+女性4人。男性の衣装がビミョーな(形はそれほど変わってないけど、色が変)なことしか覚えてないな。

 中国は男性のソロ。長い棒を持って、棒高跳びっぽく地面に突いては伸び上がるような繰り返しで、途中から中華獅子舞(3人)がそれに絡む(←これもなんとなくボヤリー版を思い出したり)。キャスト表に「脚」って書いてあったのがこの獅子の脚だったのね〜( ̄▽ ̄)。良太くんは別の日これを踊ったようです(お教室のブログに出てた)。獅子がとっても可愛いかったけど、もう少しテンポがよいとよかったな。特に棒だけのところは、仕方ないのかも知れないけど、ちょっと遅い感じ。最後はソリストが獅子の背中に乗ってフィニッシュ。

 あし笛はトロワ。二人のおしゃまさんと、それに引っ張り回されるイケメンなんだけど、ちょっと年齢低めみたいに演出してあるのかな。コミカルな恋のさやあて、というよりは人形の精の逆バージョンみたいな感じだけど、その辺もちょっとボヤリーっぽいというか。男性ソリストの高橋さんが技をきちんきちんと決めていて気持ちいい。

 ロシアは女性1人、男性4人の群舞。さすがに酔っ払いオヤジが娘っこの尻を触るというアレではない( ̄▽ ̄)。この日の良太くんはここに出てました。トレパックといえば……! という感じの豪快な振りですが、全体にぬるめだなあ……。音が遅いのかな。もうちょっとがっつり行けるんじゃないかなあ。

 キャンディ・ボンボンは、水色の衣装を着た子役さんたち。さすがに松山を見慣れていると人数が少なく感じますが(アレを超えるボンボンはないよなー)、子役さんたちの踊りはこちらも一息つけるというか、肩の力が抜ける気がしていいですよね(←親御さんたちは一息どころじゃないんだろうな)。

 花ワルはソリストペア+女性群舞。群舞はピンク系の長いスカートのチュチュ。もうあまり覚えてないのだけど、雪同様に、「揃ってるけどがさついた」感じが。なんていえばいいのかな。振付が踊れてないとかじゃなくて、なんか手触りがなめらかでないというか(でも踊りがなめらかでない、というのとも違うんだよなー)。

 GPDDは金平糖とカヴァリエが。前述したようにカヴァリエのジョセフ・ガッディが大変にテクニシャンでしたが、サポートで息が合ってるとはいいがたいかも、という。まあゲストだからなあ。女性の長崎さんは、とても正確な踊り。なんだけど、なにかこうひと味足りないような……。うーん。特に「どこが悪い」ってこう、ぱっと見てわかるようなことはないんですよねえ。カンパニー全体にそういう感じがあるなあ。

 最後はふつうに、広間で眠ってしまったクララが目覚めて終わりですが、お別れに金平糖がくれたティアラがクララの手元に残されていて、「夢じゃなかったんだわ!」になります。そこへクリストフからクララ宛に「くるみ割り人形、受け取ったかな?」ってな手紙が届き、幸せいっぱいなクララで幕引き。クリストフからの手紙が、幕に映像で描かれていくのがちょっとディズニーっぽくもあり、新しい感じもするんですが、いかんせん英語で書かれていくからわからないのさ( ̄▽ ̄)。

 カテコの最後にはお菓子投げがありました。自分は16列めにいたんですが、12列目くらいまでは届いてたんじゃないかな。ホワイエで、キャッチしたお菓子を開いている人のをちょこっと覗いたら(こらこら)、薄紙に3〜4種類のお菓子が包んであったようです。

 全体に、面白くなくはないんだけど、それほど目新しいという感じでもなく、ややぬるめな印象。どこがどう悪いというわけではなくて、芝居なんかはみんな面白かったしなあ。音楽も含めて、テンポがちょっと遅いのかなあ。フレンドリーな雰囲気はあるので、慣れると結構愛着の湧くタイプのカンパニーかもしれません。

Ca3k0847_2 ホワイエのクリスマスツリー。根元にくるみ割り人形がおいてあって、記念撮影する人多数でした。


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