« くるみの衣装変え? | トップページ | カルメンつれづれ。7 »

2013/12/06

反アのころ

Ca3k0822

 twの方ではいくつか、マンデラ氏の訃報に関するツイートをしましたが。そこでも触れた爆風スランプの(というかサンプとパッパラーの)「The 7th heaven」については、ぢぶんが過去にちょこっと記事を書いてたよ、という(こちら)。

 Now,We have Mandela
 Yes, He's on our side
 We must be together to be happy forever
 to go to the 7th heaven

 歌詞はこれで全部です。簡単なメロディに乗せた3行の歌詞を何度も繰り返し、最後に「to go to 〜」と「アマンドラ!」で締めるという、ある意味典型的な「運動で歌われる歌」の作りですが、多分2人にはそんなつもりはなくて、確かライナーノーツ(みつからないよ……)によれば、マンデラ釈放集会で飛び入りで歌うのに、みんながすぐに覚えて一緒に歌えるようにその場で即興的に作った、という話だったような(うろ覚え〜)。
 ここでいう「We have」とか「He's on our side」というのは、釈放を受けて、取り返した、帰ってきたというような意味合いが強いんでないかと思うけど、でもすごく好きなんですよね、これ。

 日本で反アパルトヘイト運動が盛んだったころ、ぢぶんは大学生〜なりたて社会人くらいだったと思う。もうあまり記憶が定かでないんだけど、会社の先輩がミュージカル「アマンドラ!」を見に行った話をしていたので、それは多分89〜90年くらい。ぢぶんは行けなかったんだけど、映画の「アマンドラ」とは別に、そういうミュージカルの全国キャラバンがあったんですよね。上演運動的な感じの。

 そしてぢぶんがいちばん思い出すのは、藤本義一さんのことです。サントリー広告部に長く勤め、ソムリエ協会の何かエライ人だったんだけど、有名な11PMの作家とは同姓同名の別の人(両方本名だからねえ……)。88年の秋、最初に事務局を勤めた市民運動の事務所で知り合って、ガンでなくなるまでずいぶん可愛がって(というのも変だな)もらいました。
 神戸出身だったかな。本当におもろいおっさんでね。「ワインは注ぎ足したらあかんけど、ビールはええんや」とかいって、人のグラスにワンコビールみたいにガンガンついでくるし、事務所で忘年会とかやるのにいろんなワインを持ってきて、ちょっとずつ瓶に残ったのを「赤は赤でまとめたらええんや」とか全部1瓶に注いで「持って帰り」って、あんたソムリエちがうんかあああΣ( ̄ロ ̄lll)!いうのを「ええんや、ええんや」って。
 
 その藤本さんが、ソムリエという立場をおそらくは元にして、言い続けていたのが「南アフリカのワインを飲むな」ということでした。何度も集会などで発言し、原稿も書いて。「南アフリカのワインを飲むのをやめよう、アパルトヘイトがなくなったらそのときに飲もう」と。
 敗戦の時に、確か鹿屋だったか、特攻隊の基地の軍属だった人で。何かの時にちらっと聞いたことはあったんだけど、一度だけ集会でその話をしたことがありました。「僕はこの話は人前ではしないようにしてきたけど、今回だけは話さなならん」って。それがいつの、何の集会だったかは覚えてないのだけど。

 まあそんなことなども思い出しつつ。
 ともあれ、「oragayo」は爆風のひとつの頂点であると思うのだよな。サウンド的には「Jungle」辺りも好きなんだけど。いや、いいアルバムですよ、両方。

|

« くるみの衣装変え? | トップページ | カルメンつれづれ。7 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« くるみの衣装変え? | トップページ | カルメンつれづれ。7 »