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2014/03/16

ロザリンデのハンケチ

 もうぢぶんでも何を書いて何を書いてないのかわからなくなりつつありますが、読む方だってきっとそう( ̄ー ̄)ニヤリ! ということでいきましょう、そうしましょう。

 えーと。ロザリンデでしたな、ロザリンデ。ロザリンドじゃなくて。

 ノイマイヤー版も、定石通りにロミオがロザリンデを待ち伏せしようとするところから始まりますが……まあその後いきなり神父ねじ伏せちゃったりして定石外しちゃいますけども。で、ようやく現れたロザリンデがバルコニーへの階段を上がろうとする際に、自分の上着を敷いてその上を歩かせたり(←特に雨上がりではないのだが)、そのご褒美にハンケチーフを落としていただいたりしまして。

 ロザリンデはファーストが渡辺さん、最終日が川島さん。それぞれの個性を考えれば当たり前っちゃ当たり前ですが、渡辺さんは初日がかなり控えめで、日を追うごとにわかりやすい演技になっていき、川島さんはいきなり直球(まあ1日しかないし)とでもいいますか。渡辺さんが「深窓の令嬢」なら、川島さんは親衛隊がゾロゾロついてくるような「憧れの姫君」。ここの場面でも、川島さんのロザリンデは「憧れの姫君」っぽく、ちょっとすましてロミオに気をもたせつつ、ロザリンデの方も実はアプローチしてくるロミオを憎からず思ってるというくだりをさらりと見せていて、なかなか( ̄▽ ̄)。そして階段を上ったところでジュリエットとハグし、お風呂へと向かうわけですな。ロミオの方はまだジュリエットに気づいてもいませんが。

 お風呂場三人娘……じゃなかった、ジュリエットの従姉妹たち。ロザリンデのほかに、ヘレナ(村上/吉川)とエミーリア(仁瓶)。もうそのまんま、シャンプーでもボディソープでもCM撮れますよう。
 ここでは、川島さんがびしっと決めた「完璧な長姉」っぽく、渡辺さんの方が少しくだけてた印象。ママが入ってきたときのふるまいとかね。「おばさまの前だから」というよりも、TPOをわきまえた、というような。個人的には、まるで場を読んでない村上ヘレナに大笑いでしたけども( ̄▽ ̄)。エミーリアはちょっと気の小さい末っ子というか。まあ「従姉妹たち」なので、三人のどれが姉妹なのかはわかりませんが。

 で、この三人娘の性格のちがいが、夜会の場面でちょっと面白かったりしたんだよな。

 夜会といえば、その招待状をジュリエットの乳母の息子(だったよな)というちびちゃんが落とし、例によって三バカトリオがそれを取り合い、よっしゃいくでー、となりまして。

 ……例によって調子に乗ったいらんことしぃの人がいらんことをして高岸さんにどつかれるのが、この夜会の前の門前の場面、と。三バカ踊り、K村の両手水平うっふんが妙に可愛かったりしましたけども。杉山くんがよく跳んでたなあ。ジュテの形はいつもきれいだけど、ちょっと変則なポーズになってもちゃんときれいだったし。
 浮かれ小僧のロミオが音が終わってるのに踊り続けて、二人から「いつまで踊ってんだ、おい」とつっこまれるのもここですね。そんで「行くぞ−」っていうのに「マントと仮面!」と、抜け目のないマキューシオが思い出させる、と。「しょうがねえなあ」と兄貴風をふかせてますが、かっちょいいからいいのよーヽ(´▽`)/。
 そして階段を駆け上がっていく一行ですが、ロミオはあんなに大事にしてたロザリンドのハンケチを落としちゃうんだ。ハンケチの切れ目は縁の切れ目。気づいたベンヴォーリオが拾って、さていよいよ潜入です。

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コメント

綾瀬川さん、

ほんとうに、細かいところまでよく覚えていらして感心してしまいます。
もう一度舞台を脳内体験できるのがうれしいです。
3バカトリオの踊りは今でも目に浮かびます。
村上さんの上半身の優雅さ、今回初認識しました。

ロミジュリの3日間、あまりに楽しくて、ずっと続いて欲しいと思いました。
書いたところでも、何でも構わない(?)から、もっと続けて下さいね!

投稿: テス | 2014/03/20 11:23

いや〜、ありがとうございます。
1箇所思い出すと、あとは芋づる式に出てくるところが結構あって。
でもちょっと自信のないところもあったりします。
3バカの踊りをあんなに真剣にみたのは
多分生まれて初めてです(笑)。
村上さん、ソリストになったときは
「コツコツタイプだけど地味な気が」とか思ったのですが、
どんどんきれいになってますよね。

ちょっと調子が悪かったので中断してましたが、
そろそろ復調してきたので、また書きます〜♪

投稿: 綾瀬川 | 2014/03/21 02:15

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