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2014/04/29

松山のシンデレラ

 つことで、井上の眠り以来、2ヶ月ぶりのバレエです。新国の「カルミナ」も予定にはしてたんだけど、チケット買う前に松葉杖ライフに入ってしまったので、これはあきらめました。初診で「2週間程度のギプス」と言われていたので、ちょっとギリギリだし、リスク高いかな、と。実際、ギプスが取れたのが21日だったしね。

 で、ケガの前に取っていた松山の「シンデレラ」。ギプスが取れてよかったですよ。垰田さんの王子だからね( ̄▽ ̄)。実際、くるみと白鳥以外は、次がいつなのかわかったもんじゃないし。今回新しく改訂はしなかったようですが、初見なのでわかりません。

 まだあと3公演ありますが、ネタバレ的なものを含めて。主演は佐藤明美さんと垰田さん。

 曲の途中で幕が開いて、プロローグは森の場面。森の妖精たちっぽいのは四季の精で、中心の山川さんが「時の女王」。明るい群舞用の曲は、本来の序曲の前に挿入されたものだと思います。序曲ってちょっと不気味な曲調のアレだよねえ(←自信はない)。で、次にそのアレの曲で、森に幼いシンデレラ(佐藤さんとは別)と両親がピクニックにやってきて、シンデレラが母親からオルゴールをもらう、という幸せなエピソードが入ります。それを木の陰から四季の精たちが見ている。

 1幕はシンデレラの家から。キッチンの作りが細かい(・_・)! ハロウィンのようにでかいカボチャがごろごろしてるけど。お父さんは再婚後に病死してしまった設定で、本編には登場しません。大概、飲んだくれでろくな父親じゃないんで、これはこれですっきりとしてる気がします。

 義母は鄭さん。姉は刑部さんと本多さん。ベージュっぽい当時の下着的な衣装(ボトムはドレスの下に穿くもこもこしたズボンみたいなの)の上からドレスの下につけるカゴ(素材は柔らかい)をつけてるので、土偶みたくなってる( ̄▽ ̄)。姉たちはドラアグクイーンっぽいメイクだけど、鄭さんはちょっとチークが濃いくらい。でも、元々ごつい男顔の鄭さんの女装は結構な破壊力だったなー(←3幕で遺憾なく発揮)。本多さんは大健闘。「健闘」は失礼かな。すごく面白かったー! あんな面白い人なんだな。芝居がちゃんとキモをつかんでるというか。刑部さんは背が高くてスタイルもいいし、踊りもテクニック的は垰田さん抜いたかと思うし、いつも笑顔な好青年なんだけど、今ひとつ面白みというか味がないという……。で、今回はそれが妙に可笑しかったりして。芸達者な中でひとりだけ棒読みだとそれが逆にギャグになる、みたいな感じの。ぼんやりした長女のナチュラルなボケみたいな。それに本多さんがしたたかに絡むのがいかにも「第二子」っぽいくてオカシイんだな( ̄▽ ̄)。刑部さんと垰田さんのがっぷり四つみたいなのも見たかったけど、これはこれでいい組み合わせ。

 シンデレラは、母親からもらったオルゴールで「お母さんといるつもり」でおしゃべりしたりしているけれど、ある日姉たちにそれを見つかってしまい、義母に燃やされてしまう。そこに老婆が来て、シンデレラがやさしくしてあげると、その老婆は燃やされたはずのオルゴールを出してくれたりするわけです。で、老婆がいなくなると今度は宮廷からご一行がきて、舞踏会への招待状を配達する、とまあこういう段取りなんですが、続きはまた。

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