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2014/06/02

八つ墓村

 つことで、シネマヴェーラで開催中の野村芳太郎特集も後半。「八つ墓村」に行ってきましたよ−ヽ(´▽`)/。テレビでは見たことがあるけど、映画館で見るのは初めて。すっかり忘れてた場面ばっかりだったけど、151分もあったのではテレビではノーカットでなかったろうなあ。同時期に古谷一行がやっていたテレビシリーズの方と記憶が混ざってたところもあったような。

 こちらにキャスト表など。便利な世の中だなあ。

 77年の映画だから、みんな「若い」んだけどもさ。いちばん「若っΣ( ̄ロ ̄lll)!」って思ったのが下條アトムってのはどうなんだろねぃ。加藤嘉は若いけどジジイだし、大滝秀治も若いけどジジイ。

 で、話の最初に大滝秀治と加藤嘉と並んでね。もうそれだけでワクワクしてるといきなり加藤嘉が血ぃ吹いて死んじゃうっていう。いやさ、そういう映画でしたよ、思い出したよ……。

 当時、渥美清の金田一はないだろうと思っていたけど、今見るとそんなことはないなあ。これはこれで十分アリというか。あの頃はどうしても石坂浩二/古谷一行のイメージが強くて、今もこの二人にかなう金田一はいないと思うけれども(鹿賀丈史は許容範囲)、ショーケンの辰弥をメインに据えて金田一の出番が少ないつうこともあって、当時感じたような違和感はないな。これはこれで十分金田一ではある。まあ謎解きの場面で、殺人方法よりも怨念の方に話を持って行っちゃうのはあまり金田一っぽくない気もするけど(むしろ「〜の冒険」の古谷一行だよな、そりゃ)、映画全体が「謎解き」よりも「祟り」に傾いてるからしょうがない。

 すごく優しい金田一なんですよねえ。ぢぶんが見たのは鹿賀丈史の「悪霊島」が最後じゃないかと思うんだけど、歴代金田一の中でも図抜けて優しいんじゃないだろうか。古谷一行だともうひとつ、ワルな感じというか、含みがありすぎるというか。話がどろどろどろどろ……だから(大量殺人が3つだからねえ)、これくらいあっさりと、さっぱり味の金田一の方がいいのかもわからないなあ。金田一でなくても、この路線で刑事ものが続けて作れていれば(藤田まことにおける「はぐれ刑事」的な)、渥美清の印象もだいぶ違ったものになったんだろうな。

 磯川警部がもうひとつ存在感がない。やっぱ長門勇(磯川さんじゃなくて日和さんだけど)のイメージが強すぎるのかな。最後の場面で、いっそ大滝秀治が磯川さんでもいいじゃん、というか、そういうシリーズがあったら面白かったろうけど、逆に金田一さんが叱られてばっかりになりそうな( ̄▽ ̄)。弁護士とか神主とかあたりでちょうどいいのか。いやー、いいよ大滝秀治。当たり前だけど。

 

 

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