« 初代ゴジラリマスター版 | トップページ | ぼくのもり »

2014/06/11

初代ゴジラ(モブ)

 さて、初代「ゴジラ」の人間ドラマの方を。
 筋立てとしてはまあ、貨物船の謎の沈没→救助に行った船が次々と同海域で謎の沈没→ゴジラ、大戸島に上陸・被害甚大→古生物学者山根博士(志村喬)ら調査に→海底に生き延びていた古代生物が水爆実験ですみかを荒らされて出てきたのでは→ゴジラ、品川近辺に上陸、撤退→ゴジラ再上陸、銀座近辺崩壊、被害甚大→主人公たる尾形(宝田明)と恵美子(河内桃子)、芹沢博士(平田昭彦)に開発中のオキシジェン・デストロイヤーの使用を説得→芹沢博士、ゴジラと無理心中。

 と、こうなるわけですが。

 国会のシーンが意外と多く、その割に総理は出てこなかったような気がするなあ。対策本部と公聴会が主で、大臣クラスが出てこない。女性代議士の役を菅井きんがやってるんだけど、さすがに菅井きんには若い頃があったよ( ̄▽ ̄)(当たり前だ)。イメージ的には社会党なんだろか? 与党(多分)の男性代議士が「大変だから公表はやめよう」と発言すると「真実を公表しろー!」とヤジを飛ばす係。で、後ろにいる同僚の男性代議士が「そうだそうだ」っていう( ̄▽ ̄)。カリカチュアされた図ではあるけど、この頃(54年)から変わっちゃないなあ、とも思うわけで。で、ノボリをもった陳情団がバスでぞろぞろ来る、ってのが妙なリアリティでね。どこかで「白黒映像なのが逆に当時の記録映像っぽくてリアル」という趣旨のものを読んだけど、成る程ねえ、と納得しましたです。

 実際、ゴジラ本体も不気味ではあるんだけど、初代ゴジラが「恐怖映画」たりえているのは、群衆のリアリティのような気もするんですよね。京浜地区に高圧線を引くために人々を大量に避難させるんだけど、その際の保安隊の「手際」とかね。軍用トラックにどんどん人を乗せていく、人々は風呂敷を背負い、子どもの手を引き、大八車を引きながら逃げていく。

 ……まあこれはぢぶんの主観でしかないかもだけど、今風に高速が車で渋滞とか、カート引いて新幹線みたいな避難光景だったら、そんなに「来ない」ように思うんですよね。逆に日常的な感じに映るというか。「モブ」な感じというかなんだろう、「群衆」としての切迫感とでもいうのかな。それは、つい10年前に同じように逃げ惑った記憶を持つ人々による「再現」だからだという気もするし。

 大八車、お約束だよなあ( ̄▽ ̄)。

 半端ですが、ちょっとここまで。

|

« 初代ゴジラリマスター版 | トップページ | ぼくのもり »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 初代ゴジラリマスター版 | トップページ | ぼくのもり »