宇宙からのメッセージその1
何からつぶしていけばいいのかわからない状態ですが、とにかく今回は「宇宙からのメッセージ」。「スターウォーズ(新たなる希望)」のパクリとよく言われてますが(で、確かにそういうものなんだが( ̄▽ ̄))、Wikipediaによれば、本作の公開が78年4月、SWの日本先行公開が同年6月で、当時の日本の観客は本作の方を先に見てることになるんですよ。当時ぢぶんは中1でしたが、確かにSWは夏休みに見た。本作→SWで見た人はどういう感じだったんだろうなあ。それにしても「英語タイトルが「Message from Space」と決まっている本作の日本語タイトルの一般公募を行っ」た挙げ句に決まったタイトルが「宇宙からのメッセージ」ってどうなんだよ( ̄▽ ̄)。
例によってキャストはこちらを。というか、もうあらすじもそっちで見てもらえばいいような気も。
ええと、かいつまめるかな。コミカライズは石森章太郎です。
ガバナス星人の侵略を受けてた惑星ジルーシアの長老が、伝説の「八人のリアベの勇士」を探すべく、八つのリアベの実を宇宙に投げ、その探索に孫娘のエメラリーダ(志穂美悦子)とウロッコ(佐藤充)を派遣する。
一方、地球連邦内の惑星ミラゼリアでは、暴走族のアロンとシロー(真田広之)、チンピラのジャックがギャングだかなんだかからの借金の返済に困っていた。そこへ地球の財閥の「お嬢さま」で彼らの「飛ばし屋」仲間のメイアがやってきて、借金の肩代わりの代わりにと、彼らにウチュウボタル探しの手伝いをさせる。ウチュウボタル(と言っても塵なんだけど)の漂う立入禁止区域に入った彼らは、ガバナスの攻撃を受けてぼろぼろになったエメラリーダの宇宙船を発見、エメラリーダとウロッコをかくまう。
ミラゼリアの家に戻った一行は、なぜか入り込んで眠っていた退役将軍のガルダ(ビック・モロー)とロボットのベバ2号も加え、エメラリーダたちの身の上話を聞く。と、アロンとシローとジャックとガルダがすでに、リアベの実を持ってたんですな(←そのいきさつもちゃんとあるけど省略)。
ところが若いモンたちは「戦争とかヤダ」と言ってやりたがらず、ガルダは「若いモンが動かないじゃなあ」といって、その場は解散。しかも借金で首が回らない3人は、カメササなる老婆にエメラリーダを売り飛ばしちゃうんですな。ひどいよー( ̄▽ ̄)。
しかし襲ってきたガバナスによって、カメササとエメラリーダは連行され、事の次第を知ったメイアはギャンギャンに怒って出て行ってしまうのだが、その途中、メイアにもリアベの実がやって来たことで、4人はもう一度エメラリーダを救出すべくメイアの宇宙船をメインに改造して出発、途中で不時着した星で、やはりリアベの実を持つハンス王子(千葉真一キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)と合流。ハンス王子は皇帝に両親を殺され、追放されていたのであった。そんなわけで即位できてないから、トウが立ってても「王子」なのよー( ̄▽ ̄)。
一方、ガバナスの皇帝(成田三樹夫!)とその母(天本英世!)とは、カメササの記憶の中の「地球」の映像に魅入られ、これを手にするべく、惑星ジルーシアそのものを地球へと向けて発進させるのであった(←惑星にエンジンみたいなのがついてて、星ごと好きな方へ進めるという、ある意味デススターよりも高度な感じ……なんだかなんなんだか)。
で。無事にだかなんだか、地球のそばまできたガバナスは、地球に降伏勧告。あっという間に連邦艦隊は壊滅、地球連邦議長のノグチ(丹波哲郎キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!)は、旧友のガルダに全権大使を委任。一同は長老の元で合流し、なぜかベバ2号にもリアベの実がやってくる。しかし、ガバナスの要塞を破壊するには内側の動力炉を破壊するしかなく、そうすると惑星ごとふっとんでしまうという結論に。長老たちは、それもやむを得ずとし、古い宇宙船での脱出を準備する。そして、ジルーシアの破壊は受け入れられないというウロッコの裏切りによって、メインの人々全員がガバナスに捉えられてしまうのだが、しかし最終的にはベバの説得によって(?)改心したウロッコによりその場は混乱、いまわの際のウロッコに八つ目のリアベの実が訪れる。
まああとはおきまりで。チバちゃんと成田三樹夫の一騎打ちでチバちゃんが勝ち、シローとアロンは戦闘機で動力炉を破壊し、ジルーシアの人たちは悦ちゃんの指揮の下、宇宙船を発進させ、追ってきたガバナスの巨大戦艦にメイアたちが特攻をかけて沈めたと思ったら、3人はちゃんとリアベがジルーシアの船にテレポートして助けてくれて、ジルーシア人を受け入れるという丹波議長に別れを告げて、新たな星を求めて旅立っていったのでありましたよ。ふう。
ちなみに、つべの東映公式チャンネルで全編が見られたりします( ̄▽ ̄)。でも映画館で見ないとつまんないかもよ、これ。
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