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2014/09/06

祝祭ガラ(お)

 いやあどもども。ペトルーシュカの続きですね。メインキャストの方。

 マラーホフのタイトルロール。さすがに東バとなじんで……というか、1場はちょっとインパクトに欠けたかも(インパクトが必要かどうかは別にして)。なんといいますか。「哀れ」というのともちょっと違うんだよな。ものすごく「力ないもの」というか。弱々しい、といえるくらい。人形遣いの肖像への抗議でも、例えば首藤さんなんかはもっとがーっと怒るというか、抗議するんだけども。マラーホフの前回がどんなだったかもう覚えてないんだけど(笑)、それがもう本当に力ない。なにか空虚というか、からっぽで、すごく「人形くさい」んですよ。「心が有って無い」みたいで。
 それだけに、最後の最後、死んでからだけ「本当に心が入る」とでもいいますか。幽霊になって初めて人になるような、しかも、それがなんだか道化そのもののように見えるという、それはとても悲しい話だと思ったんですね。

 川島さんのバレリーナは、そこからちょっと現代風というか、「心がプログラミングされた」感じなんですね。小出さんの「心に蛇飼ってる女」とはかなり違う気も。ペトルーシュカを疎む、ムーア人といちゃつく、っていうのも、人形遣いによってプログラミングされたみたい。例の、頭に手を当てて横目で伺うようなポーズの時だけはちょっと「本音」が垣間見えるような。
 いやしかし、川島さんの、ぴっ! ぴっ! ぴたっ! というような人形振りはさすがでした。止めるところが流されないできちっと止まる。ペトルーシュカがムーア人に追われて部屋をぐるぐるするときの、ムーア人のベッドで両手両足を上に上げて転がってる姿なんて、むしろイーヨーとか(←ここでイーヨー……)四足動物のぬいぐるみが上向いてるみたい。なんか「物体」感がすごいというか。ラッパのソロは、2日ともちゃんと吹けてなかったけど、まあ人形の吹くラッパだもんな……(←納得しようとしている)。

 それに比べると、森川くんのムーア人は感情の起伏のある人だったなあ( ̄▽ ̄)。ちょっとほかの二人とずれてるような気はするんだけど、役柄が役柄だけに、それでもいいような気もする。目が大きいわけでもないんだけど(むしろ細い)、メリハリのある表情(ってどんなんだ)ができるので、ええと今回は塗りじゃなくてかぶりものなのかな?……でも、しっかり表情がわかるという。とにかくエラそうな感じがよかったですよ。

 ……って、予定通りだったら木村さんのツインテール(髪型じゃなくてこっちの方)が見られたんだなあ……と、どうでもいいことを思いながら見てましたですが( ̄▽ ̄)。考えたら、スプリング……では(かつて)やってたのかしらん……。

 いや、それはおいといて。

 カテコに出るときに、幕の間からそっとうかがうように顔をだすマラーホフが可愛かったなあ( ̄▽ ̄)。NBSのFacebookにその写真があがってます。嬉しい。

 

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