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2014/11/09

奇跡の第九(1)

 東バ+BBL+メータ+……の「第九」。最終回に行って参りました。
 ……twの方では愚痴ったけども、2回正面でベジャールの群舞物を見るのにはうってつけの席があたって小躍りしておったのですが、前のお父さんの頭がですね……orz。ちょうど、オケピをつぶして貼り出した分だけ上に出っ張っておりましてですね……orz。通常の舞台設営だったら、ちょっとつむじのとこのぴんぴん立ったとこだけかぶるかな、っていうくらいの。
 マナーの悪い人には怒りもできるけど、こればっかりは誰が悪いわけでもないからねぇ……。

 ま、そんなことで多少興が削がれた分もあるんでしょうが、正直ちょっと乗り切れないで終わった感じです。思い切り上体引き揚げっぱなしだったんで疲れたのもあるかな。

 プログラムにも書いてあるし、自分も映像でちょっとだけ観たことはあるんですが、やはりこれは野外で見るとすごく面白いだろうなあ、とも思いました。「正面」はもちろんあるんだけど、すり鉢状になってるような野外劇場ね。多分、全体の解放感が違うだろうな。音はよくないかもしれないけど(どうなんだろう)。

 プロローグはジルのニーチェの詩。ジルのメフィスト化が進んでるっぽい( ̄▽ ̄)。

 1楽章は「春の祭典」からの引用が多くて、なるほど東バに割り当てるわけだわな、とも。杉山くんが(本人比で)かなりアグレッシブな踊り方になっていて、やっぱりハルサイ観たかったですよ……。夏のボレロからの比較でも、ちょっとたくましくなってきた感があるな。型もきれいに取れてる。
 上瀧くんはやればできるじゃんよーヾ( ̄0 ̄;ノ! カテコで初めて笑った上瀧くんを観たよ。入戸野くんは上手いけど、やっぱりクラシックダンサーだなあという気はする。
 水香ちゃんの後ろの方で、いい表情の人がいるなーと思ったら美佳姫で、そりゃそうだわと思ったり。途中のトリオは美佳さん、奈良さん、高木さんだったかな。昼はここに三雲さんが入ったのか。

 梅さんがすごくよかった。音をいちばんきれいにつかんでたんじゃないかな。音をつかんで、音と振りからドラマを引き出してきてる。あれだけ華奢でも力強さがあるし。4楽章での嬉しそうなキラキラも、観ててこっちの頬が緩んじゃう。

 ただ水香ちゃんと相対するような「強さ」はやっぱり弾くんなんだな。梅さんの「強さ」はちょっと質が違う。弾くんは、ちょっと土俗的な強さがあるのかなあと、今回やハルサイを観た感じでは思うんだけども。

 弾くんはむしろ4楽章の方がよかったかもなあ。ちょっといっぱいいっぱい感がなかったわけではないけど、何を大切に踊ろうとしているかとか、ひとつひとつのニュアンスを伝えようとする感じは4楽章の方が伝わってきた。「伝えようとするのが伝わってきた」ってのは変な日本語だけど、そういう感じ。

 とりいそぎ。

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