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2014/11/08

早川バレエジゼル(2)

 ちょっとずつで申し訳ないですが。

 ええと、木村さんのアルブレヒトはこれで4回目になるんでしょうか。友佳理さん相手の初役の時はオネーギンのすぐ後とて、結構尊大な(笑)、気持ちのどこかで「もうこういうことはやめないとなあ、でももうちょっと」みたいな逡巡のあるアルブレヒトでしたが、2シーズン目の水香ちゃんとのときはその辺りが薄まって、今回は(ゲストということもあるんでしょうが)、やたらとベタ甘でやさしいアルブレヒトでありました(本人比)。ああもう書くのもこっぱずかしいよ! 70年代の少女漫画かよ! 

 こっぱずかしいのはちょっとおいといてだな( ̄▽ ̄)。

 ヒラリオンは後藤弟。帽子なしのヒゲありだったかと。考えてみたら、佐多さんのところでばかり見ていて、このところクラシックではほとんど見てなかったのかもしれないなあ。東バで見たのは多分ペザントが最後だし。
 1場はそれなりに押しで来てたし、熱くもあったんだけど、全体に思ったよりも薄味な気がしたのはそりゃもう相手が相手なので自分の目がそうなってる、ってのはあるからなあ。アルブレヒトと並ぶとちゃんと「小者」に見える、のは正しい感じ。狂乱の場ではほとんど見てなかったけどもさ……。2幕の始めで墓掘り人夫たちに声をかけられて「いいからほっといてくれよぅ」という時のやさぐれ加減がよかったな。
 あまりにも東バの版を見すぎた結果ではあるんだけど、2幕のヒラリオンの振付が結構違っていて、頭の中で(あれ? あれ?)っていう補正をしながらになっちゃうという……(←後藤さんのせいではない)。

 ミルタは清水あゆみさん。自分の席からだと、ヒラリオンやアルブレヒトに対するときに背中から見るようになるんですが、それでも彼らに対する「きっ!」っという鋭いというか、冷たいというか、そうした視線が後ろ姿からでもわかるようでした。ソロでも、例えば下手側の前で、上体を前に伸ばすようなアラベスクなんかのときに鋭さがあって、いいミルタでした。

 ウィリの群舞は6×3でちょっと少なめ。最初の群舞以外では気にならないけども。抑制が効いた感じのウィリでよかったです。奥に向かって座って上体を前後にする例の振り(個人的には「いそぎんちゃく」と命名)では、アームを大きく使っていてとてもきれいでした。東バの振りですごく好きなところが別の振りになってたのがちょっと残念だな。ドゥのお二人はどちらがどちらかわからないですが、ちょっと持ち味の違う組み合わせだったみたい。

 そういえば2幕のジゼルのお墓は、下手の手前ではなく奥にあったな。

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