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2014/12/29

くるみわりわり 6

 ええと。あと2日ですよ、今年は。10月のジゼルとか、どうすればいいんだよぅ。ちなみに今年見た物一覧は、こちらにありますです。

 さて、場面ごとに追えばきりがないんですが、とりあえず真夜中のドロさんにいきますですよ。

 以前はふくろう時計の下の扉からいきなり出てきたドロさんですが、大道具新調で扉がなくなっちゃったのは前述の通り。木村さんと弾くんは下手から走って出てきてましたが、森川くんは暗転のあとに時計の前に立っていて、前の演出を知っていると「時計から出てきた」っぽくやってました。

 ……なんかこういう場面はやっぱり「人の悪そうな」人が似合うっつうのはあるんだよな( ̄▽ ̄)。

 ツリーが大きくなる場面でのプロジェクトマッピング(的な?)は、自分は「いいな」と思いました。白紗幕への投影が主ですが、その後もツリーの上の方のきらきらとかはツリー自体に投影されていたんじゃないかな(全体に散らばる光点はツリーの電飾)。試演動画を見るとその後没になったもの(費用対効果が合わないとか、技術的に上手くいかなかったとか、案外つまんなかったとか)があるような気がする( ̄▽ ̄)。
 ええと、それはさておいて、この場面での映像の基盤といいますか、最初の幕(ネズミがかけまわったヤツ)の絵柄がモチーフになってたのも「そう来たかー」てな感じで面白かったですね。紗幕になってる分、ドロさんのブリゼはじめちょっと見づらい面もなくはないですが、夢の入口だからいいんじゃないかな。その間に通常サイズの時計や椅子を大きいのにとりかえて、人形引っ込めて、という転換もあるわけだし。ツリーが大きくなるのと大体シンクロした格好で紗幕があがり、ツリーを大きくしたドロさんの「ドヤ!」で締める、と。

 いい加減なもので、以前の演出をよう覚えてないんですが、今回はこの場面の舞台がすっきり広く見えたんですよね。それだけでなく、家具やツリーが大きくなった=クララたちが小さくなった、というのがすんなりわかりやすく見えたんですよ。以前の時計は多分、最初の場面から大きかったんだよな(ドロさんが出てくるくらいだから)。ツリーも変わったのかな。全体にシンプルになったというか。

 で、ドロさんだ。木村ドロは場面全体のプロデューサーというか、コンダクターなんですね。さあ、ネズミたちが来るよ、今度は兵隊だ、騎兵隊も出るぞ−、というのも全部木村ドロの指揮。それはまあクララを楽しませるためのものなんだけど(でも自分が楽しんでるよな)、調子に乗って「さあ、今度はこーんなに大きくて、こーんなに恐ろしいネズミの王さまが……」ってところで(で、出てくるのが「こーんなに大きくて重そうな」森川ネズキングだったりするわけですが)、クララが怖がって逃げちゃうというですね( ̄▽ ̄)。調子こいてやり過ぎてやんの( ̄▽ ̄)。そこで王子を繰り出したのに負けそうになっちゃうんで、クララにせがまれてスリッパ持ってくるっていう。そしてすべては王子とクララを会わせるためだったんだよ……てな顔をしてる。数年前だと内心「あいつにクララはもったいなかったよなあちえっ」とか思ってそうで可笑しかったですけどもね。花嫁の父はツライよねえ……。

 弾ドロ(何か変な言い回しだ)は、ネズミについてはあまり構ってなかったように思います。そこまでプロデュースしてるわけではなくて、クララの味方としてネズミ退治の兵隊を繰り出す、みたいなわりと普通のドロ展開だった印象。森川ドロは弾ドロと木村ドロの間くらいですね。二人とも「花嫁の父」には早いからねえ。後藤ドロは森川くんくらいだったかなあ。軽やかな森川くん、みたいな。

 東京の沖さんの「くるみ割りがやられちゃう! なんとかして!」ってドロさんに迫るところが、「もっと強いの出して!」って言ってるみたいでちょっと可笑しかった(横須賀ではそんなことなかったけどー)。で、その後にスリッパを投げつけられたネズキングがうろたえてる間に剣で刺す梅ちゃんの「どさくさまぎれ」感がよかったなあ( ̄▽ ̄)。沖さんが戦った方が早いんじゃ……って思ったけど、それだと松山版だな(←クララがネズキングに飛びかかったりするんですよ)。

 迫られてうろたえた挙げ句にスリッパなんか持ってきちゃう木村ドロのビミョーなオロオロがまた楽しかったです。うろたえるのがカワイイのは弾くんもだわねぃ。

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