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2014/12/11

とりあえずばや 2

 さて、ボリショイのバヤデール。もう軽く行っちゃいましょう。

 全体の演出は、そんなわけで、2006年に見たときと変わってなかったようなんですが、セットは変更があったらしい。自分でちゃんとわかるのは2幕だけなんですが、全体に品のいい色合いだったように思うな。1場の上手奥にある僧院の出入口に幕というかカーテンというかがなくて、素通しになっていて、金の仏像が置いてあるのが見える(←最初なんだかわからなかったよ)。まさか2幕の仏像はアレが踊ってることになってるんじゃろか( ̄▽ ̄)。しかし、あそこが素通しだと大僧正の「垣間見」が〜、と心配したとおり、やっぱあそこは幕を両手に「ばっ!」と開け「ばっ!」と閉め、「うぬぬううう」が欲しいところではあったな。あ、そういえば大僧正は冠をとってもスキンヘッドではなかったよ。

 婚約式の場の辺りでもそうなんだけど、坊さんたちや下っ端の兵士たちがいちいちステップを踏んで移動するのは、自分にはちょっとわずらわしかったです。この辺も前回との感じ方の違いかもな。
 感じ方の違いと言えば、1場から2場への転換の幕前芝居ですでにガムザッティが出て、その後もソロルが出てくるまで延々とラジャ一家の踊りやらなんやらが続くんですが、あれもなんだかなあ、と。どのみちソロルが出てくる前に、ラジャがソロルとの婚約を伝える場面は入るので、ニキヤのように「ヴェールを取っておおおおおっ!」とはならないまでも、それでももう少しガムザッティの出番は「後に取っておけ」よ……と思うんだよなあ。

 あとチェスがないんだよ、チェスが( ̄▽ ̄)! パパがいかさまをしないかどうか楽しみにしてたのに! チェス台はあるのに! 
 ……いや、パパの件はともかくですね、チェス(というよりジャンペ)があの場面にないと、ソロルがガムザッティを一目見て「おおっ! こっちに決めたっ!」ってなって、それっきりになっちゃうじゃないですか( ̄▽ ̄)。二人でチェスしたりジャンペ見たりしながらこう親交を深めるといいますか、そういうソロルにとっての「間」がなくなっちゃって、もうお前、顔と金で決めただろ、ていう。いや実際そうなのかもなんだけどさ。あといきなりニキヤが踊りが前にあるので、モジモジソロルもなかったな。ソロルにとってはありがたいことのような気もするけど。

 6人のうちわ持った子役さんたちも幕前のところから何曲も踊ってえらいなあ、と。何よりも「土人の小猿」みたいな塗りになってなくてよかったよ……。あれ、本当にイヤなんだよなあ。

 婚約式の場は、やっぱり象はなし(笑)。代わりにセットに象が2頭いたな。前回見たときは、上手側に天幕的なものがしつらえてあって、ラジャたち3人がその中で余興を見るようになっていて、上手バルコニーにいた自分には肝心の3人は何もみえなかったのでありましたが(なので今回は下手を取った)、今回は上手側に階段があって、その上に3人の席がしつらえてあったのでだいぶマシではないかと。それでも上手側だと見づらいだろうなあ。

 や、しかし久しぶりにオウムの踊りを見たよ! あれも、手首のところにオウムの人形(ってことはないな……ぬいぐるみでもないし)を固定してるんだけど、ちゃんとオウムが留まってるように立てて踊る人あり、そんなもん構わずにぶんぶん振り回して踊ってる人あり。
 太鼓・壺・仏像のフルコースだけど、仏像がなにかいつもとちがうような雰囲気だったな……。背が高いのかな? 太鼓は3人のソリストのうちの背の高い方の男性(ヴィクティミロフ?)が好みでした。壺は、毎回思うんだけどあの最後って、「本当はこの壺はからっぽなのよ〜」なのか、「あんたたちにあげるくらいなら、ぶちまけちゃうわ〜」のどっちなんだろう。普通に考えて前者ですかいね?

 パ・ダクションは前半に出た赤い衣装(だったかな)のグループはよかったな。後半に出た方(多分こっちの方が上なんだろうけど)はなんかまとまりのない感じだった。

 とりいそぎ。

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