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2015/01/22

ミハイロフスキー白鳥 その2

 そんなわけでもうなにもかもが滞ってますが、詳しくは例に寄ってTWの方を(こちら)。

 白鳥でしたね。ええと。

 レベデフのジークフリートは非常ににこやかで邪気がなくて、なんというかアレだ、もう少し若い頃のフォーゲルがテクニシャンになったみたいな感じとでもいうか。フォーゲルはゴールデンレトリーバーだけど、もうちょっと細身のセッターの系列みたいな感じのワンワン(レトリーバーよりちょっと賢そうだな……いや、レトリーバーは賢いけどイメージとして)。憂いとかメランコリックとかは全然ないけども、まあそれは若いから、ってことで。花嫁候補の3人めか4人めのところでじっと立ち止まって見つめ合っていたので、「もうそこで決めちゃうのかよΣ( ̄ロ ̄lll)!」みたいなことに。あれは珍しいけども、相手のお嬢さんに失礼だな。

 ゴルスキーの舞踏会の場は「遅刻王子」が定番ですけども、片方の肩に引っかけたマントが、マトヴィだとやさぐれてやる気がないように見えるのに、レベデフがやると単にラフな感じに見えるのも、まあ若さといいますか、邪気のなさからくるんでしょうな。

 マルチナさんの王妃はもう何遍も見たけれども、相変わらずお美しい。レベデフとはリアル親子感が( ̄▽ ̄)。ペトホゥフさんの家庭教師も、特に目立つこともないけれども堅実に。1幕は、モロゾフとマスロボエフとペトホゥフさんの仲良しトリオの立ち話が多くて、うっかりそっちばっかり見てしまったな。モロゾフはコンスタントにポーカーフェイスで何かしらやってるんだけど、マスロボエフときたら、今日はやる気ないのかと思えば唐突にスイッチが入ってキれたりするので、見てる方があわあわだよ……。ワルツの中途で、4人の男性ソリストが四隅から中へのジャンプの時に、マスロボエフが外側にいるパートナーの女性に手を送ったりとか、まあ細かくやってはいました。で、見とがめたモロゾフが割って入ったりとか、なんかそういうパターンが多かったな。

 民族舞踊の方は、久しぶりに踊るマラーホフ氏を見られたのが何よりではあるんですが、マズルカなのになんかガマーシュに見えるというのは( ̄▽ ̄)。神奈川で、ワルツの時のニキータの頭が「寝癖……(・_・)?」と思ったら、ナポリのお帽子仕様だったらしい。ニキータもいつのまにか大きくなったよなあ……。

 シヴァコフは、貨車年湖じゃないよカシャネンコ(どういう返還だ)のピンチヒッターだったぽいですが(キャスト表から見るに)、一頃よりも下半身がすっきり。10日は明らかに調整不十分だったようですが、12日はだいぶいい感じになってきてました。ただ、ゴルスキーの「悪魔の手下」てのは、4人とも今ひとつと言いますか、あれは最後の演出も「ただ4人立ってるだけ」なんで、物足りないんだよなあ、ほれ見慣れてるのが悪魔そのもののスペインだったりするし……。振付もちょっと違って、スペインのカッコイイとこが削られちゃってるのも不満なんだよな……まあシヴァのせいではないにしても。つか、一生懸命「悪役っぽい顔」してるシヴァは、前髪ちょっと垂らしも含めて楽しかったけどな。

 道化のクズネツォフは、海賊でのアルジェ2連投のあとの道化3連投で、いくらなんでも5日連続でそれはムチャだと思うんですが、最後まで破綻なく。さすがに12日は疲れが見えましたが、顔はにこやかに、素晴らしい道化でしたです。根性だなあ。というか、あのポジションのダンサーが足りないんだろうか……。

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