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2015/01/18

ミハイロフスキー白鳥 その1

 さて、ミハイロフスキーの「白鳥」は、10日のボルチェンコ+マトヴィエンコと、12日のペレン+レベデフの日に行って参りました。12日はちょっと別件があったので、3幕(舞踏会)まで見て離脱、であったのですが。

 で。

 ミハイロフスキーのゴルスキー版は、東バのゴルスキー版と大体従姉妹くらいの関係にあると言う話はだいぶ前に書いたのですが(ここいら)、4幕まで行き着いてなかったよ( ̄▽ ̄)。ちなみに、ゴルスキー版の変遷をまとめたのがこちらにありますんで、興味のある方はどうぞ。豆だったな、自分。

 ボルチェンコは以前プハチョフとの白鳥を見たんですが(まだボヤルチコフ版の頃)、今回はもう少しドラマになったかな……と思いつつも、結局自分にはどこがいいダンサーなのかよくわからんかったです。多分、真ん中でなくて、トロワとか三羽とか辺りだったらそんなに文句もないんだと思うんですが(でも文句言いそう)。むー。なんだろうなあ。大味であるのは確かなんだけど、なにかこう「違う」感が大きいというか。

 10日は、1幕と3幕(舞踏会)はまあよかったんですが、2幕(湖畔)と4幕がかなりの惨状で……orz。こんなに大崩壊してるのを見たのは久しぶり。フォーラムAは奥行きがゆうぽうとよりも狭いということもあって、群舞がぐちょぐちょに見えるのは仕方ない面もあるんですが(たとえば文化会館の2階から見たらもう少し何とかなるような)、もう少し群舞の数を間引くとかなんとかできないのかなあ。手も脚も顔もばらんばらんなので、人数が多いとえらいことになるという。4羽でひとり脚浮いちゃったりとか、相当な崩落もあったんですけど(←これは12日には復旧)。
 ……まあすべったり転んだりというのは、舞台である以上しょうがないんだけど、全体の統一感のなさがいちばん辛いんだな、こういう演目だと。海賊やドンキだったらそうでもないんだろうけども。チャイコフスキーの悲劇的な音楽も相まって、見終わった後にぐったりと、何の意欲もなくなるような感じでありました。考えてみれば海賊の景気のいい音楽って、確かにいい気分になったりするからなあ。ミンクスって、ちょっとハリウッドっぽいよな。

 12日はかなりよかったです。神奈川だったので、舞台も使いやすかっただろうし、こちらの眼も慣れたしな( ̄▽ ̄)。あとやっぱり、主役二人がきちんと息の合ったパートナーシップを作っていたということも大きいんじゃないかな。群舞はやっぱり手も脚も顔もばらんばらんだけど、それほど気にならない程度に、真ん中の吸引力があったというか。

 

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