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2015/01/11

ミハイロフスキー海賊 に

 ええと、10日に見た「白鳥」がちょっと愕然とするくらい…………orz………な感じで、どれくらいかっていうとこんときレベルのぐったり感。こんときってまだ旧版だったんだなあ……。てっきり新版に変わった時だと思ってた。

 ま、それはさておいて、海賊の方ですね。ちなみに2階センターの前列でした。文化会館の中では好きだけど、あまり座らないところのひとつだな(←祭典枠では回ってこない場所なので)。

 以前のマールイのように興奮したりはしなかったですが、充分に楽しくはありました。ただその「楽しさ」のほとんどは、マラーホフ氏を中心とした、芝居の面白さの方にあったような気はするな……。まあマールイの面白さって、もともとそっちに負うところは大きいとは思うんで、むしろそれはそれでいいんですが。

 ……ううう、フィルのフォルバンが見たかったんだよう……(ノ_-。)。ばーかばーか。

 全体的に女性ダンサーの脚が「がばあ!」ってなるのが気になってしょうがなかったです。「大きく脚を振り上げる」とか「開脚する」というのはもちろんバレエの基本的な動きだし、高く上げるのもいいんですけど、その上げ方、開き方にいちいち「がばあ!」って音が聞こえてくるような感じなんですよ。いや、そういうのが「メリハリがある」とか「きもちいい」っていう人もいるんだろうと思うんですけど、「がばあ!」はねえだろう、っていう。少なくともマールイじゃねえだろう(もう「ミハイロフスキー」ですけどね)。ツイッターの方で「メソッドが変わった」と書いたいちばんはそのこと。ミリツェワまでそうだったんで、なんかねえこう、うわあああ、っていう。

 ……まあ、海賊だからね。うん。

 メインキャストの中ではオダリスクを踊ったコシェレワがいちばんよかった。コシェレワはコシェレワだった。もう本当に涙出そうになるくらいに嬉しかったです。ペレンもペレンらしかったですけども。ミリツェワは貫禄も出てきたし(ミリツェワに貫禄かー)、芝居の方は以前以上にノリノリで、その「がばあ」以外はよかったんですよ。奴隷のPDDで(ベールがなくなっちゃったのはちょっと、だけど)嫌がるのも、パシャのハーレムで楽しんじゃうのもすごくよかった。

 ペレンは相変わらずの華やかさと、ちょっとおっとりさんなところと。元々そんなに細やかなタイプではないと思うんですが、彼女の場合はちょっと遠目から見た方がいろいろ伝わりやすい、というのも変わってないかもなあ。顔の表情よりも身体の表情の方が雄弁なタイプだと思います。今回は、ちょっと世間知らずな若いお嬢さんだ。んだもんで、やや相対的にルジマトフが「いけないオジサン」化してたという( ̄▽ ̄)。マラトとの時のようなきらきらうっふんで幸せダダ漏れ、みたいなことにはなりませんですが、適度にラブな感じでありました。いやしかし、ペレンもどっちかといえば大柄な方で(自分基準)、いくらペレンがリフトされ上手とはいえ、50代になってちゃんとリフトできる(しかも1度は片手離してたような)ルジマトフはやっぱたいしたもんだな。

 レベデフは前回は新春ガラの白鳥2幕でしか観てなかったんですが、いやー、前回よりも全然好印象ですわー。いいダンサーだねえ。この取り合わせだとちょっとお小姓さんな気もするけども、ステージマナーもとてもいいし。1幕の最後にビルバントを止める時でしたか、「お待ちなさい」とかいうのがもうドメニコ会の修道士かなんかか、って神々しさで思わず大笑いしちゃいましたよ( ̄▽ ̄)。なんスか、内なる神の声ですかそれわ。

 しかしまあなんやかんやいって、ツァルのフリーダムな踊りは好きだなあ。アルジェリアの踊りはクズネツォフの一人勝ちで、いつの間にやらあの枠ではトップになってるんだなあとも(「あの枠」ってのは、要するに道化とかくるみわり人形とかサンチョとかその辺の)。

 「花園」の場面も楽しかった。ピチカートがなくなっちゃったのは残念だけど、ペレンとミリツェワ、それぞれのプリマっぷりを堪能しました。それだけにその後がしぼんじゃった、てのはあるんだけど。
 そういえば、チャンバラのシーンも減ってたような気がするな。奴隷市場の最後のとことか。

 ま、そんなとこで。
 
 

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