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2015/03/04

LACは白鳥の湖 2

 ええと、LACの続きですね。しかし「LAC」が何の略なのかも実はわかってないという。Cはシグナスなんですかね、スワンではなく。

 で。「相談役」という役名の人は家庭教師的な役というよりはベンノに近い感じだった。ダンサーも若い(多分)し、ほかの友人達と群舞も踊るし、テクニックもいる役。1幕は、王さま率いる男どもの踊りがあったりしつつ。総踊りのあとは「花嫁候補」たちのソロ(王子はじめ回りとのからみあり)が何本か。キャスト表にある「〜な女」てのがその候補たち。最初の女の子とは結構うまくいきそうだったけど、結局どれもノらない。パパは最後の赤い服の挑発的な女の子に鼻の下伸ばしてるし、ママンは「息子の嫁(候補)」ってだけで、どの子も気に入らないし。

 そこへ夜の女王が登場。「闇の大天使」って、要は女王の下働きのごつい男性二人なのね。なんかこう、役名と登場人物があんまり一致しないんだよなあ。夜の女王は衣装があまり好きじゃなかった。3幕の夜の舞踏会の方はスカートつきでいいんだけど、ほかの場面は7分レギンスなんだよね。タイツにしてしまうと背景が黒の時にみづらくなっちゃうのもわかるんだけど、どうもレギンスって好きになれない。あとかぶりもののせいで、頭が大きく見えすぎるんだよなあ。

 ま、それはともかくとして、夜の女王が二人の男性に両脇からサポートされて踊り、それにロイヤルファミリー3人が押されていくと言いますか。この場面は好きだったな。パパと王子が前に出て、王妃が後ろで二人の肩に手をかけてポワントで立ち、ずっと気圧されるように後退していくのがなにかとてもよかった。その後、黒鳥と王子、夜の女王とパパ(こら!)のカトルになるんだけど、これはPDDが二つユニゾンになってるもの。ほとんど同じ振りなのに、若い王子と、酸いも甘いも味わい尽くしたおっさんとではもう断然おっさんの方が派手ですな( ̄▽ ̄)。「わー、たっちゃったのかよ!」「わー、いっちゃったかよ!」とかもう抱腹絶倒でしたですよ。すんませんですな、お下劣で。でももう「すんません、抜かれちゃいました」で玉座にへたってるおっさんには大笑い( ̄▽ ̄)。そら、王妃も怒るがな。

 そして王子の方は、子ども時代のピュアな初恋に思いをいたし、汚れちまつた悲しみに泣き崩れて1幕が終わるのでありました。

 

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コメント

綾瀬川さん、

LAC、面白かったですね!
ダンサーの身体能力に、ただただ感嘆していました。

でも、綾瀬川さんの解説に、いつものことながら、ああそうだったのか、そんなとこあったっけ、と感心しきり。

私は、初日だったので、昨年ローザンヌ入賞者の加藤三希央さんが、王子の友人で出演、軽やかな良い踊りしていましたよ。

LACはフランス語で湖のことです。
まさに、文字通りの老婆(?)心です(笑)。

投稿: テス | 2015/03/09 01:00

テスさんもいらしてましたか〜。
LAC、思ってたよりもずっと面白かったです。
加藤さんは、最終日には男性群舞の中にはいっていたと思うのですが
(確かオレンジの衣装だったような)
さわやかな感じもあって、これからどんどんのびていきそうですね。

LACは湖でしたか〜。
そういえば、あまり湖のイメージのない2幕だったかも……。

光藍社が呼んでたころにほとんど見てなかったのがちょっと悔やまれます(笑)。

投稿: 綾瀬川 | 2015/03/09 02:26

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