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2015/05/04

松山眠り

 4日の森下・鈴木組に行ってきました。しばらく森下さんを見てないような気がしてたけど、調べてみたら去年の正月の白鳥以来だった( ̄▽ ̄)。奇しくも、プリセツカヤの訃報を聞いたばかりのところ……。森下さんがご健在なのは、何よりであるなあと思ったり。

 松山の「眠り」といえばヌレエフ版! ヌレエフ版といえば、ずいぶん昔にTVでやったルグリ&オーレリ以来だな……と思いつつ、でありましたが、いやまてかすかな記憶にあるアレと違うぞ、どう見てもこのモブの動かし方は清水さんだろ? というところもあり。プログラムを確認したところ、ヌレエフ版なんだけど諸事情あってまるまるそっくりってわけにもいかなくて、今回は「松山バレエ団2015年オーチャードシーズン版」として意義深く絢爛豪華に監修させていただきました、てな旨のことがありました。要はヌレエフ版を元にした清水改訂版、くらいのとこですね。しかし、男性ヴァリのほとんどいじめかと思うような脚捌き、無駄な程多用される方向転換、そもそも王子のソロ長すぎやろーーー( ̄▽ ̄)! という振付はまさしくヌレエフのDNA。構成そのものは、DVD見たのがだいぶ前なので、そんなに覚えてないしね。今度暇を見て確認しよう。

 森下さんは、正直、もう無理かなと思った時もないではなかったんですが、今日のオーロラ(松山式には「オーロール姫」)はなんといいますか、普通にすいすいと踊ってるような。もちろん、アラベスクは90度までは脚をあげませんし、アチチュードも45〜60度くらいのところから、膝下を水平に保つくらいのところです。でも、軸がぶれないのと、毎回必ずその角度になること、フォルム自体がきれいなことで、姫らしいつつましさとかわいらしさを感じられて、「低いから不満」っていうことはないんですよね。まあ、森下さんを見に来る人は、脚を見に来るってことはないだろうしな……。ローズアダージョの後のソロで、回転から降りるときにちょっと向きが違ったかな、と思ったところはありますが、あとはミスらしいミスというのもなかったんじゃないでしょうか。GPDDのコーダで、スタンダードだとアテールのホップで下がるところがステップで下がるようになっていたほかは、特に何か違った、という気もしませんでした。

 ローズアダージョは、最初の4人の手を取るところは、手を離すのに時間がかかりましたが、瞬間的にでも4回ともアンオーに。最後のプロムナードは、もう少し余裕を持ってアンオーに。どちらもぐらつきがないのがさすがです。3階から見たせいもあるかもだけど、脚と比べても腕が長い気がしたなあ(そして意外と肩幅があるような)。以前ほど「圧倒的」という感じはないですが、とにかくかわいらしい(「かわいい」ではない)んですよね。時々それを通り越して「いたいけない」というか。まだ結婚は早いよ、お父さーん!
 ……そういえば、四人の王子に紹介するときの、鄭さん(王様)の「どんどん大きくなって」のマイムが、最後ちゃんと森下さんの背の辺りの高さで止まってたのにちょっと感心( ̄▽ ̄)。たいがい、「あんたそりゃ大きくなりすぎだろΣ( ̄ロ ̄lll)!」ってとこまで高くしちゃうからねえ。

 そして鈴木氏ですよ。こんなに鮮やかな三連続フィッシュのサポートは初めて見たかも。森下さんが回った、と思ったらすでに魚です。あまりにも早いので、何か間違ったかと思うくらいにポーズの時間が長いw。最初はマジで「今何が?!」と思いましたがな。もちろん、軽くて小さい森下さんだからできるんだろうけど、伊達じゃないなあ。相変わらず有無をも言わさぬ王子っぷりですし。あ、そういえば久しぶりに「えこひいきダーツ」を見た( ̄▽ ̄)。ちょっと「(笑)」が来てた。

 あらゆるところが「フルコース」になっていて、2・3幕が通し上演の休憩1回なのに、カテコ入れて3時間半かかりましたよΣ( ̄ロ ̄lll)! いろいろ面白かった演出についてはまた。

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