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2015/06/01

横浜「子眠り」マチネあんどマチネ 1

 目黒のバレエまつりのアカウントによると、例の「子どものための……」シリーズは「子眠り」と「子ドンキ」と略されてるみたいなんで( ̄▽ ̄)、もうそういうことで。子ドンキって、キホーテの小っちゃいのみたいだね。

 今回は神奈川県民ホールのオープンシアターという催しの一環で、生オケつきで2000円均一Σ( ̄ロ ̄lll)! という驚愕のお値段。わざわざ横浜まで行くなら2回観ますよ、そりゃ……(←ついでにクラスレッスン見学と終演後の舞台見学もしました。フルコース( ̄▽ ̄))。午前午後で、ソリスト役のかぶりはなしでした。

 午前の部は三雲×岸本主演の相対若手組。三雲さんのオーロラは今まで観る機会がなかった(そりゃギリシャとかじゃ……)ので初見。岸本くんはマラーホフ版でのデジレデビューは果たしたものの、「子眠り」のデジレは初役。
 三雲さんはどちらかというと井脇さん系のタイプなのかな。ふんわりというよりもシャキシャキッという感じ。それはそれで小気味いいんだけども。岸本くんは「ふんわり」ではないんだけども……なんというか。ロレンスがそのまま王子になったというか。二人とも、ちゃんと踊れていて、息も合ってないわけじゃないのに、なんかちぐはぐな感じが最後まで残ったなあ、と。二人の踊りのタイプが合わないような気がする。

 岸本くんは「夢の中の王子さま」にこだわったのか、「青い鳥で鮮烈デビュー!」の頃のアグレッシブさというか、「ガンガン行くぜ!」みたいなところがすっかりなくなっちゃって、個人的には「上手くなったけど、つまんなくなった」なあ、と。まだ落ち着く年齢じゃないので、いろんな役でいろんなことを試してみながら、ってところなんだと思うんですけども。

 午後は沖×梅主演の中堅組。梅さんもすっかり落ち着いたなあ( ̄▽ ̄)、と、もうあわあわだった頃を懐かしく思い出したりもするんですが(失礼な)、梅さんのデジレを見ながら、岸本くんが物足りなかったのは「逡巡」とか「迷い」とかいうものがなかったからかな、と思ったりもして。リラに「あなたがオーロラ姫を救うんですよ」って言われて、「そんな大役が僕に……いやしかしここは一発!」みたいな、そういう気持ちの「揺れ」みたいなのは、「子眠り」とはいえ何度も踊ってきた梅さんの一日の長、てな感じで。「子眠り」はその辺が時間的にすごく短いので、結構大変な気もするんですが。デジレに限らず、短くなってる分だけ「人物描写」みたいなのは難しくなってるよね。

 沖さんはもう「子眠り」に関してはベテランだし、梅さんとももう何度か組んでるので安心感が。1幕はちょっとナニかな? とも思ったけど、GPDDはキラッキラで華やかでした〜。

 脇についてはまた。

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