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2015/08/22

ドンキホーテの夢

 つことで、バレエまつり公式で「子ドンキ」と略されておりました、子どものためのバレエ第2弾「ドンキホーテの夢」マチネ2回分(+朝のレッスン見学会)に行って参りました。本公演用のドンキの流れを踏襲しつつ、あちこち違う話に。キャストは東バ公式に上がってますが、メインの男性は本公演とほぼ同じ、女性は若手登用で、全体に(おそらく地方公演用に)群舞の数を減らしてる感じ。あとメルセデスとドリアードの女王あたりが役ごとばっさりなくなってたという( ̄▽ ̄)。これは大胆な。あ、松野くんが闘牛士&ジプシーで復帰しておりましたよ。初演だけあって、もう少しそこは……なところもあったけど、「子ねむり」の方もちょこちょこと直しながらの再演なので(宝石の踊り→お小姓さんとカタラビュットのお掃除の踊りとか)、そこいらはまた手を加えていってほしいなー、と。午前と午後とで多少改善された部分もあったし。

 まあ、ヒムロックがよくしゃべるわー(笑)。「子眠り」以来、意外な方向に才能が開花したような。今回はマイムの説明とかはなくて、プロローグの人物紹介と、場の間の状況説明的なしゃべり。それを馬(!)との会話+モノローグですすめる感じ。プロローグはよく出来てたと思うけど、木村さんがいきなりヅラなしでびっくりしたΣ( ̄ロ ̄lll)! キホーテのアレ、ヅラだったんだ……いやヅラなんだけど、作中でもヅラ扱いだったよ……。キホーテ回りで地味にツボったのが、人形芝居のベンチの「槍を刺しとく穴」(←傘立てみたいの)。そ、そこに刺すんだーー( ̄▽ ̄)。あと、サンチョが水ぶっかける場面はやっぱり「ざばーん」の効果音が欲しかったな……(音楽が入らない場所だし)。

 ……いや、でもまだキホーテを極めなくてもいいんじゃ……という気はするんだ、今日のエスパーダとか観てると(←森川くんのアレはちょっと酷いよ……)。ご本人がすっごい楽しそうなんで、まあいいんですけど(というか観られるだけで嬉しい)。最後にモンキーダンスまでしてくれたことだし。

 ガマーシュのザッキーは、岩国のときよりもずっとずっとよかったです! キトリの友人2組は2組ともよかったなあ。ガマーシュの腰に黒い布を巻いて二人で引き留めるところ、午前の組は小柄なのもあって、完全にガマーシュに振り回される感じになってたのもすごくイイし、午後の長身組が逆に振り回す感じになってたのもイイ。レッスンから抜群の安定感だった政本さんが芝居もすごくいい味出してて、これから「来る」なあ、という感じ。
 主役は2組ともそれぞれによかった! 水香ちゃんはのびのびして楽しそうだし、弾くんは1舞台ごとに工夫してよくなってくるし、梅カナのペアはフレッシュなままで伸びてる感じ。ジプシー(←人形劇団になっていた)はみんなキレキレで勢いがあった。闘牛士達の出番がもう少しあればなあ。

 でも確かに特筆すべきは「馬」だ( ̄▽ ̄)。噂の馬。キホーテの美しい夢を一瞬で悪夢に変えやがった馬( ̄▽ ̄)。ただでさえ「酒はないし、ねーちゃんは少なめ」なところへ持ってきて、馬。えらい破壊力だわー、腹抱えたわー。

 舞台のつくりはまた〜。

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