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2016/01/06

浮世絵忠臣蔵

Ca3k1924

 つことで、ツレを見送ってから自分の新幹線までの空き時間にひろしま美術館の「浮世絵忠臣蔵と新春を彩る日本画」展(こちら)に行ってきました。ちょっと駆け足だったけど。

 メインは歌川国芳の《誠忠義士伝》。四十七士+勘平+内匠頭+高師直+大尾の51枚構成のうち、大尾を除く50枚の一気展示(大尾だけ所有してないそうな)。上のリンク先に実物がいくつか出ているけど(師直もあるよん)、一人一人のポーズに工夫が凝らしてあって、今更ながらに「国芳すげー(・_・)!」ってなりました。後ろの文章までは読み切れなかったけど、各人の簡単な説明やエピソードは解説文に。勘平はちゃんと(死人なので)青い肌をして討ち入っているというな( ̄▽ ̄)。力弥は立ち姿と座っているのと2バージョンあるのだそうですが、ここで所蔵しているのは立っている方。座っているのは図録(立ち読み)に参考図版として載っていました。広島は浅野本家とあって、赤穂事件関係の資料がいろいろと残されているそうで、事件勃発当初の慌ただしい中で記された「話は聞いた」的な書状がいくつか展示されてました。そうか、浅野本家なんだよな……。
 多色刷りの技法なども解説があって、成る程なあ、と。絵師が下絵を描いて彫り師が彫る、となると、どれくらい絵師の筆づかいが再現されてるんだろうと思うけど、そこは職人技ってヤツなのかしらん。

 「新春を彩る日本画」の方は、展示室を使った割にはあまりどうという感じでもなかったかも。数枚あった、村上華岳の水墨画がよかったなー。最近、日本画でも狩野派的なキラキラしたヤツにあんまり興味がなくなっちゃって(←年齢と共に枯れてきたらしい)。こちらも、日本画と洋画の顔料の違いなどの解説が面白かったです。確かにお正月らしい企画だわな……。
 
 ひろしま美術館は割と印象派とかユトリロとかの展示が多くて、日頃あまり行かないというか実は初めて行きました。
 ここは公立ではなくて、広島銀行が戦後「“愛とやすらぎのために”をテーマに」「原爆犠牲者の方々への鎮魂の祈りと平和への願い」を込めて設立したものだそう(こちら)。今回は本館の常設展(フランス絵画が中心)は寄れなかったけど、またゆっくり来れるといいな、と。


Ca3k1925

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