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2016/05/04

シルフィード! 1

 さていろいろいろいろいろいろいろいろ……となってますが、東バのラシル。4月半ば過ぎても残業、GW過ぎても残業ぽいですよなんなの……(←業量が増えてるんじゃなくて人が減ってる)。

 初日は渡辺+宮川+吉川。渡辺さんは2度目のシルフですが、もう本当に美しい。例の「シルフィード結い」ですか、クラシカルな細かい編み込みをアップにしたような髪型もすごく似合ってるし、なによりも表情がすごく豊かになりました。ジェームズを翻弄するのも黒鳥やったのはすごくプラスだったな! という感じに。やっぱり経験って大事だね……。

 渡辺さんもピュアだけど、吉川さんのエフィもピュア。吉川さんのシルフも見たいな〜。渡辺さんよりも一回り小柄だから、よりいじらしくみえるかも。オンブルはピュアな2人の不安と悲しみが前面に出て、ここはこんなに悲しかったのか〜とあらためて。エフィのヴァリ、渡辺さんの腕の伸びやかさに比べるともう少し伸びが……と思わなくもないけど、それがまた「現世の少女」っぽくて、顔で笑って心で泣いてという健気さが切ない……。シルフのヴァリは照明が落ちてスポットになるけど、下手のところでシルフに向かおうとするジェームズの手をエフィが「だめー!」って引っ張って袖に捌ける、という芝居があるのね(これは両日)。

 宮川さんのジェームズは、さすがの足捌きとさすがの体力! 若いなあ……。技の正確さは群を抜いていたのでは。ただ、割と表情の伝わりにくいタイプなのかな。まだ24だから、そういう辺りはまだまだこれからなんだとも思うけど。若者というか、ジェームズの傲慢さは出ていて、それが最後につながっていく感じはあった。

 対をなす杉山くんのガーンは予想以上のはまりっぷりだったよヽ(´▽`)/! 踊る場面がないのは残念だけど、いろんな意味で一皮剥けた感が。どっちかというと芝居が課題みたいな時期もあったから、やっぱベンボーリオの抜擢は大きかったんだろうなあ。最初の「なんか飛んでた」っていうジェームズを馬鹿にするときの「ぴらぴら飛び」で大笑いだったんだけど、「エフィはジェームズと結婚するのよ」って言われたときの「Σ( ̄ロ ̄lll)!!!!」(←まさしく「ガーン!」)がですね、もう「この世の終わり」っていう。ここまでショックを受けたガーンは初めてというか、あんた聞かされてなかったんかいっヾ(_ _*)。後から後から友達がお祝いにくるのに、あんただけ教えてもらってなかったんかい……(しくしく)。ジェームズんちに泊まってたのは、ただ酔っ払って転がされてたんかい……。
 ううむ、切ない。
 しかしここから始まるガーンのダークオーラは1幕の間中まき散らされて、誰も相手にしてくれないしかまってくれる人には八つ当たりしちゃうしで、どんどん孤立していっちゃって、ここまで「絶望」しちゃったガーンも初めて見ましたよ……。そしてそんなガーンも気に掛けてくれる坂井お母さんはやさしいなあ( ̄▽ ̄)ほっこり。
 ……っていうか、むしろガーンの方が「農家のあととりなんかじゃなくて詩人になりたかった」ぽい気がしたりして( ̄▽ ̄)。

 木村さんのマッジは「大吟醸」。いろいろそぎ落とす段階に入ってきたのかなあ、と思いました。踊るのは2幕の冒頭ちょっとだけだけど、相変わらず美しい脚と脚捌きは何度見てもええわああああああ。はああああああ。どんどん貴重になっていくので、もう拝むしかない(*_ _)人。まだ見せてーー。
 

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