« 時雨西行 | トップページ | 王子さまってば。 »

2016/07/04

シャンブルのライモンダ

 シャンブルのトリプルビルの最後はライモンダの3幕。日本におけるライモンダの全幕初演は牧(1979年)なのだそうですが、その時のライモンダが川口さんだったそうな。今回は川口さんはライモンダは踊りませんでしたが、まだ踊ろうと思えば踊れるんだろうからなんかすごい(プログラムの写真は川口さん)。

 今回はライモンダは松村里沙さん、ジャンは橋本直樹さん。確か牧の衣装もそうだったと思うけど(NHKでやりましたね〜)、男性がぱっと見キルトみたいに見える格子柄なのは謂われがあるのかな(ハンガリー風とか)。チャルダッシュが男女ペア+女性群舞、マズルカは女性6人。チャルダッシュは普通に面白かったけど、マズルカの方は曲が長くてちょっとゆっくりめだったのかな……(あまりライモンダを見る機会がないのでよくわからない)、ちょいとばかり眠かったりもしました。

 松村さん、橋本さんは、松村さんの方が堂々としてて、橋本さんの方がちょっと軽めのキャラの印象。演目のせいもあるんだろうな。ライモンダのヴァリは、手を叩いたときに「ぱあん!」と大きく音を出すタイプ。自分はこっちの方が(音を出さないより)好きです。でもこれ、曲調による部分もあるけど、結婚式の新婦のヴァリというには貫禄が過ぎるというか、その意味では難しい踊りだよねえ。松村さんもちょっと怖かったけど、でもそれくらいじゃないとつまらないし(好みではありました)。松村さんは主演だったので特に、ということもあるのかもしれませんが、顔を残して首筋からボディを白く塗るのが松山の塗り方と似ていて、川口さんと森下さんは同世代同門だし、あの塗りも様式というか、ガイドライン的なものがあるのかな。

 グランパクラシックの要員として、宮本くんが再登場してました。カトルを踊る方の要員ですね。技術的には落ちてない、というよりも前よりも上手くなっていたようにも思いますが、団にいた頃の「宮本くんらしい」感じはあんまりしなかたな……。よそのカンパニーの群舞のお仕事(ソリストではなく)だから、そういうものなんだろうなあ、と。オーダーされたことはきちんと(上手に)こなしているけど、それ以上のものは求められないというか、むしろ邪魔になるのかもしれないな、という。ソリストならまた別でしょうけども。カトルは正木さん、染谷さん、土方さんとで、団員・外部半々でしたが、違和感なく、ユニゾンもきれいでした。そういうことの方が求められてるんだろうな、とも思いました。

|

« 時雨西行 | トップページ | 王子さまってば。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 時雨西行 | トップページ | 王子さまってば。 »