« リュープリンてば | トップページ | いよいよっす。 »

2016/09/01

王子さまってば!

 ということで、十日のアヤメは承知の助で、王子ガラのつづき。

『タンゴ』よりソロ
 ピアソラのタンゴに合わせたシクリャローフのソロ。ここまで5本ソロのみってのも珍しいガラだねえ( ̄▽ ̄)。黒タイツに黒のふんわり袖のシャツ。どうしてもいつまでも「ネタ王子」だった頃のイメージが忘れられないので、何度見ても「大人になったなー」とか思ってしまうのですが、いや本当に脚がきれいになって! 短かったのがもったいなかったなー。倍くらいあってもよかった。

『同じ大きさ?』
 今回はこれがいちばん面白かった! シュツットのガラに行けなかったので初見。シムキン、サラファーノフ、カマルゴの3人がばたばたとコミカルに踊るんだけど、3人の個性がバラバラなのがいい。特にサラファーノフの生真面目なコミックが楽しすぎ。特に好きでもキライでもなかったサラファーノフ株が一気に上昇しました。特に3人でその場駆け足みたくするときの、生徒会長が無理無理コントやってる感じがたまらん( ̄▽ ̄)。シムキンはもう「変顔王子」だな。

『マノン 沼地のPDD』
 コントのあとにこれ? と思ったけど、そこはワトソンとサラ・ラム。ありゃ、と思う間にすっとマノンの世界に連れていかれてしまいました。実はこのPDDってそんなに好きじゃなかったんだけど、演じる人によってこんなに違うんだなー、と。ワトソンが意外にも(でもないのか)「育ちの良い、しかしいざというときに頼りにならない」感を振りまいていて、いつもなら「瀕死のマノンをそんなに踊らせてーー」みたいに思うところが、「どうしていいかわからなくて右往左往するデグリュー」と、「そんなデグリューを求めて追いかけてしまうマノン」(←ダイブのとこ)に見えて、自分にしては珍しくうるうるしてました。沼地で泣く事ってなかったんですよ。そんで、最後に倒れたマノンのまくれたスカートをさりげなく直してあげるワトソンは王子さまだわー、というか実際自分の頭の中では「メイドと駆け落ちしてきた王子さま」の話になっておりました。マノンなのか、それは。

『エチュード』
 男性プリンシパルが3人の変則体制……だったんですが、シクリャローフはシルフの場面だけの登場でした。でもまあそれだけでもいいか( ̄▽ ̄)。コチェトコワが可愛かったなあ。
 東バの方は竹組の体制。しかしその分、黒の方に小川さんや伝田さんがいて妙に豪華だったり( ̄▽ ̄)。女子はやっぱり政本さん、崔さんに目が行くなあ(ふたりとも大好き)。男子も以前プリンシパルを踊った松野くん・入戸野くんが何気にコールドにいたりしましたが。高橋くん、中村(え)くんはやっぱり上手いな。うう、松組も見たかったよう。

白の舞踊手(ソリスト):吉川留衣、河谷まりあ
白の舞踊手:金子仁美、中川美雪、秋山瑛、高浦由美子
二瓶加奈子、三雲友里加、政本絵美、崔美実
男性:宮川新大、岡崎隼也、松野乃知、吉田蓮、入戸野伊織、
和田康佑、宮崎大樹、河上知輝、海田一成、高橋慈生、中村瑛人、古道貴大

 さて余談ながら、「王子さま」のタイトル。TWの方だったかで、「テニスの王子様」のもじりという説を見て「ぽん!」と膝を叩きました。自分としては「王子」というのは単に「旬のイケメン」くらいの意味にしか考えてなかったので(なので「旬のイケメンが出るガラ公演」くらいに思ってた)、文字通りというかクラシックバレエ的な「王子」にこだわる人が多かったのが実はかなり意外でありましたのん。それだけバレエにおける「王子」のイメージが固まってるってことなんでしょうが。というか、クラシックバレエの王子って、むしろダメンズばっかじゃん……( ̄ー ̄)ニヤリ。気品溢れるダメンズの群れ(上の句を誰か)。
 

|

« リュープリンてば | トップページ | いよいよっす。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« リュープリンてば | トップページ | いよいよっす。 »