« ザ・カブキ4連戦 プレミア | トップページ | 手術当日(術後) »

2016/10/23

法村友井バレエ「バヤデルカ」

 大阪の老舗、法村友井バレエ団。一度観たいと思ってはいましたが、シヴァコフがゲストでソロルを踊るというので、重い腰を上げて行ってきました。
 いやー、まるまる3時間越え、久しぶりにフルサイズのバヤデルカ。自分がわかった範囲では、「なかった」のは、3幕冒頭の阿片を吸うソロルを慰めるために踊るマグダヴェーヤの踊り(マールイだとヘビ踊り)くらいでした。あとは全部盛り! 婚約式の入場でのソロルの象までちゃんとありました! 

 ニキヤはもちろん法村珠里さん。小柄で古典的な雰囲気の人ですが、やはりプリマだな〜と思うことたびたび。ガムザッティは今井沙耶さん。若手ホープとのことですが、1幕のニキヤとの対決では珠里さんに全然負けない気迫でした。ちょっと幼い感じもするガムザッティ(エフセーエワの時みたいな)でしたが、本当に若かったんだな。

 折角法村を観るんだから圭緒さんも観たかったなあ、と思いながら行ったのですが、ラジャで観ることができました。踊る役ではないけれど(そしてちょっと若作りのラジャになっちゃったけど)、お得な気分。ここのラジャも娘ラブで、「国中の若者がうちの娘と結婚したがってる」と信じて疑わないタイプですなー。まあもう、娘のためなら一服盛るくらいなんつうことはないですよ。しかし、セットを作る時に例の「ソロルの肖像画」をその時のソロルだった法村さんで描いちゃったらしく、こいつがまた法村さんそっくりで( ̄▽ ̄)。「さあ、あれがお前の婚約者だよ」「お父さま!」って( ̄▽ ̄)。なにそのパパの見果てぬ夢は。その後もニキヤが「だってこの人は私に愛を……!」とか、なんかもう妙な感じになっちゃってましてね。あれ、ソロルに似てなくて「おいおいw」ってなることが多いんですけど、なんかいいアレはないんですかね。
 そういえば、2場のテーブルの上、上手側はチェスだけど、ガムザッティやラジャが座ってジャンベを観る下手側は果物が置いてあって、果物ならナイフがあっても自然だなーと思ったのに、ニキヤが上手側のチェス台の方からナイフを持ちだしてきて「ありゃー?」ってなったり。

 大僧正は井口雅之さん。線の細い、女性的な感じのする僧正でした。女性的というより女形的かな。公家の系統というか。「復讐してやる〜」といいつつ、「ラジャに女癖をチクる」止まりという小者感がよく似合ってました。

 セットも衣装もなかなかに豪華。婚約式も女性群舞が扇とオウムの両方ありでした。男性ダンサーがゲストが多かったので、男性の入る群舞になると、ちょっと合わせきらない感じがありました。壺は子役さんが4人に増量。影の最初の群舞はやっぱり大変なんだなあ、と。
 最後の寺院崩壊の場面は、ペトゥホフ(父)が今回新しく演出したとのこと。ニキヤ、ガムザッティ、ソロルで、ラコット版「ラシル」のオンブルのようなトロワがあって、その途中でソロルが「こんな結婚は受け入れられない」となったところで(特に大僧正との対決とかはなく)、崩壊となりました。岩石の書き割り(?)のついた紗幕が途中まで降りて振り落とし、それともう1枚振り落としの幕があって、なかなか豪快。最後はマールイのラストシーンと同じ、飛んでいくニキヤのヴェールを大僧正が追いかけて終わり。

 シヴァコフは、やはり以前に比べるとジャンプが重いなー、とは思いましたが、日バ協で白鳥を踊ったときと比べると、だいぶいい感じでした。影の王国のヴァリはよかったなあ。全体に、相変わらずエラソウでしたけども。上司が話してるときに腕組んじゃだめだよ( ̄▽ ̄)。腕づかいはきれいでした〜。1場で最初に呼ばれて出てきたマグダヴェーヤが佐助みたいだったよ( ̄▽ ̄)。

 

|

« ザ・カブキ4連戦 プレミア | トップページ | 手術当日(術後) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ザ・カブキ4連戦 プレミア | トップページ | 手術当日(術後) »