熱海梅園(ほかの巻)
正月3日に行った熱海梅園のうち、梅でないものいろいろ。
河津桜は有名ですが、こちらは熱海桜。ちょっと検索したら「カンヒザクラとヤマザクラとの雑種と推定」されてるそうで。まだぽちぽちでしたが、駅前でも咲いてました。
ソメイヨシノよりもちょっと色の濃い寒桜系の桜が好きですね〜。
熱海梅園の中にある韓国庭園。
こんなんあったかな? と思ったら、2000年の熱海での日韓首脳会談のあとに作ったんですな。熱海市のHPによると2002年に「日韓の友好と世界の平和が永久に続くことを願い、朝鮮時代の伝統様式と手法を取り入れた庭園を整備」とある。
「韓国庭園は日本の庭園のように限定された空間で完結するスタイルを取らず、自然景観の結びつきを大事につくられ、庭園空間を「内庭」とし、それを支える外部の空間を「外庭」として空間構成されています」とのこと。なかなか興味深い。
こういう取り合わせ。金大中の名が出たとたんにツレアイのテンションがあっぷあっぷ( ̄▽ ̄)。森総理(当時)が「友好」、金大統領(当時)が「平和」を揮毫したもの。2人で庭園内を散策して歓談したとか。何の話してたんだろう。
こちらは朝鮮人女性飛行家(民間)、朴敬元氏の記念碑。1933年に日本海横断飛行に挑んだ途中、熱海山中に墜落死したのを悼んだもの。こうした地元の人々による救難・追悼というのは、人としての素朴な気持ちの発露だと思うのですが、昨今それが「日本人スゴイ」に回収されがちなことに大きな不安を持っています。ここの碑は、2002年に建立されたこともあってかそういう傾向がなくてほっとしました。そんなことでほっとしなくちゃなんないってのも、本当にどうかと思うんですが。
山吹にしては時期が、と思ったら黄花亜麻というのだそうで。中山晋平記念館の前に咲き乱れておりました。
臘梅もシーズン。
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