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2017/06/20

GWの子ドンキ 4

 さて、最後にしましょ……というか、3に入ってたはずだったのに、途中でSafariが飛んだおかげで力尽きたのさ……。

 初日のエスパーダは気合いたっぷり岸本くん。ときどき目がイっちゃってたような気もするんだけど、キレもよいし、なにより「花形」感増し増しなのがよい。ぼちぼちバジルも来てもいいのになあ。
 初役のブラウ。見せ方はさすがに上手いし、見栄えもするんだけど、踊りの詰めはちょこちょこ甘いところが。まあ初役だからね。ただ端々が東バスタンダードと違うのが気になる。例えば1場のソロ(本来なら酒場のソロ)で、掌を下に向けて大の字でフィニッシュなのが、掌も手も「ドヤ」な上向きで終わるとか。レジェンドが見てるからそれはそれでいいってことなんだろうけど、ゲストじゃなくて団員なんだからそこはスタンダードで勝負して欲しいなあ、と。

 中村(え)くんのラストサンチョ。くるくると大活躍でしたーヽ(´▽`)/! 本当にもったいないなあ……。馬とのコンビは例によって大人気。馬、本当に人気者だな……。どんどんフリーダムになっていくよ……。嵐の場面で、幕にからまっちゃったガマーシュとロレンツォを後ろ脚で蹴り上げるの、どんどん派手になっていくような……( ̄▽ ̄)。カテコでは恒例馬の脚4人の技合戦。去年の公開ゲネプロの時に友佳理監督が、馬の中の人がみんなすごく踊れるダンサーだということを見せたい、と言っていた通りですね。最終日はこれも恒例(?)、非番のプリンシパル2人による馬の脚増量に加えて、川島さんが人形芝居の衣装で乱入( ̄▽ ̄)。これもまた恒例のキホーテ・エグザイルとともに狂乱のうちに終わったのでありました。はー、楽しかった。

 で、お余所の舞台をみてあれこれ言うのもあまり好ましくはないのはわかっているのだけど、松山の「子ども版ロミジュリ」の後で、やっぱり東バの「子ドンキ」「子眠り」はよくできるな、と思ったわけです。何がよいかというと、進行役の「しゃべる人」が特定の1人だということ(今回雄叫びあげた人がいたけど)、踊りにセリフが(ほぼ)かぶらない、という二点。あとは子ども用というと光藍社の「親子祭シリーズ」くらいしか観ていないので、さらに余所ではどうしているのかはわからないし、松山の夏のガラなんかは光藍社のに近い感じなのだけど。「しゃべる場面」と「踊り/マイムの場面」の領域の区分けとバランスというのは、存外大切なのだなあと思ったことでした。

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2017/06/16

GWの子ドンキ 3

 なんかもう今更なんだけど、書かないと先に進めないし、覚えてるところだけちょっとだけ。

 秋元&川島ペア。秋元さんも川島さんも、それぞれに誰と組んでもOKだし(サイズ的な制限はあるにせよ)、このペアでももちろんOK(ただ個人的には川島さんなら弾くんが割と好きかなー)。なぜか、バヤもこのペアだと思ってたんですね。で、秋元くんは踊りは素晴らしいけど全体に大味、という印象があって、川島さんは相手の演技をぐいぐい引き出していくタイプなので(その意味では友佳理さんと美佳さんの間くらい。友佳理さんは観てる方が「すげー( ̄0 ̄)!」っていうくらい相手を変えるけど、美佳さんはそうと見えないくらいに無色のままで相手を変えてしまう魔性型)、これで否応なしにドラマチックなバヤをやったら秋元さんも一皮剥けるのではと思ったのに残念な……と思ったら、なんと4月のシュツットガルトではこのペアでバヤをやったそうで。要領を得ない話になってますけど、要するに期待通りに秋元さんの芝居に「一皮剥けた」感がありましたよ、と。もちろんレジェンドの熱血指導のおかげもあったのだと思うけど。

 宮川&沖ペア。宮川くんもなんとなく使いどころがわかりにくいというか。当てられた役は「まあ期待通り」にはなってるんだけども、「これは適役!」って感じにはなりにくいというか。これはこれで特にどうこう文句言う程でもないんだけど、だったら(任意の誰か)でもよかったかなというかそっちが見たいかな、というか。悪くないだけに難しいねぃ。好みの問題なのかなあ。

 川島さんと沖さんについてはもう言うことなしなので。個性が全然違うだけにそれぞれ楽しい。川島さんがしっかり者で、沖さんがちゃっかり者かな( ̄▽ ̄)。ガマーシュ&ロレンツォとの組み合わせもそれぞれによい。

 木村キホーテは、ザッキーとはまた別の方向で極めたような。あんまり老人芝居が上手くなるとそれはそれで不安がくるのじゃ……( ̄▽ ̄)。キッチンボーイやキューピッドの子役さんたちへのまなざしが、孫を見る目になってるよ……。1幕のキホーテは、広場に来た辺りのところと、テーブルのセッティングを待ってる間、宙を飛ぶミルタが見えてたりするんだけど( ̄▽ ̄)、前は入戸野くん、後はガマーシュがちゃんと「何? 何が見えてんの?」って付き合ってくれるのがいいんだよなー(ザッキーのマジっぷりが最高)。1幕のバジルのソロの間に「ワシは見んぞ!」ってそっぽ向いて拗ねて、でもやっぱり見ちゃって「うおおー!(こりゃなかなか)」ってなるのも可愛い。

 でも可愛いといえばやっぱり夢の場のトロワ(ドルシネアのソロにキホーテとキューピッドが参加)で、ドルシネアの手を取った後に移動しながら自分の手をじっと見つめてるのが、「オレもう絶対手は洗わないんだ……」って感じですごく可愛いんですけどね。ここでキホーテの夢を叶えてあげるのは、脚本の立川技術監督のやさしさだよな……(やはりそこは自らもおっさん……いやいや)。でも、夢の中でキホーテが姫と踊って満足したので、キトリをバジルに譲ってあげたというか、キトリを姫じゃなくてキトリとして認識できたというか、酒場の場面が納得感があるものになっていて、遡って夢の場に(単なるクラシックシーンではない)必然が生まれてるという上手い構成になったなあ、と思ったりして。

 で、最後、サンチョの「もう家に帰れるんですよね?」という問いかけにいきなし「NOおおっ!」の雄叫びですよ( ̄0 ̄)! ゲネプロでぶっ飛びましたがな。
 

 

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